自宅の地デジ対応のハードディスクレコーダが、動かなくなってしまいました。2年の寿命でした。
バッファローのDTV-H500Rという機種で、「とにかく地デジの録画ができれば、それだけで良い」というポリシーのもと、最小限の機能で安価、というのが気にいって購入しておりました。
私は、実際に送信機の開発にも係わったことがあるエンジニアですから、製品コストとその故障期間に関する、微妙な関係を理解できている方だと思います。
―― 安物は、早く壊れる
当然の話です。
しかし、このような現実を、なかなか認容できない人も多いようですけど。
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この製品の購入価格が約1万2000円、24ヶ月間稼動てくれたから、原価償却コストが一月500円。
私の感覚では「ま、仕方がないかな」という感じです。
この手の製品は、製品コストと合わせて、保証期間ギリギリまで動くように設計します。
「コスト意識」とは、そういうことです。
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製造国を見てみると、普通に"Made in China"と記されていました。
日本製の製品であれば、保証は1年間、交換部品は7年間持っていて、多くの場合、5年は壊れません。
このような家電製品に係わらず、日本製の製品は、原則として「壊れない」。
しかし、この「壊れない」日本製品が、保守サービス事業の発展を妨げてきた、という事実があります
(このあたりの詳しい事情については、私の口からは言えないネタが多数ありますが、勿論、墓場まで持っていく予定です)
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ただ、今回の想定外は、「故障しても自分で直せるだろう」という範囲を越えて、壊れたということです。
最悪でも、チューナ部だけ救出すれば、寝室のテレビに使える、という計算がありました。
しかし、HDD周辺が壊れるという予想に反して、「地デジチューナ部」の基盤がやられるとは、結構驚きです。
さすがに、これは、私でも手を出せない。
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それにしても、「2年で壊れる基盤を作る」というのは、逆に、「かなり難しい」と思うのです(基盤の故障は、初期故障(一週間以内)が多い)
さすが、3000年の歴史を有する隣国の技術は、侮れません。
このような、「正確かつ緻密な故障発生技術」こそが、新しい技術開発への動機付けとなり、次世代製品への需要の拡大を牽引(けんいん)していることは、事実です。
It is a continuation from yesterday.
今回、「1億人シミュレータ」を作っているのは、「数式モデル」を作るのが面倒になったからです。
Now, the reason why I am making the 100,000,000 person's simulator is to want to avoid make a mathematical formula.
簡単に言いますと、世の中には、未婚→結婚→離婚→再婚→離婚→再婚→・・・というサイクルを、繰り返す方が一定数います。
In short, there are some persons who repeat a cycle of unmarried ->married -> divorce -> remarriage -> divorce -> remarriage.
で、調べてみると、こういう方の人口は、「無視できるほどには小さくない」のですよ。
On investigation, the population of this pattern is not small vanishingly.
とすると、「1億人シミュレータ」に、この挙動を組み込む必要があるのですが、その為には統計値が必要になります。
We have to embed the behavior as a formula to my simulator, and I need to know statistic values before.
例えば、
For example,
I have to make the followings,
■既婚者のN年目の離婚確率 divorce(N)という関数
- A function "divorce (N)" that means the divorce possibility, marriage N years ago.
■離婚した人がN年目に再婚する確率、remarriage(N)という関数
- A function "remarriage (N)" that means the divorce possibility, divorce N years ago.
を作る必要があるのですが、
―― そんな基礎データは、どこにもない。
"There is no basic data nowhere."
そもそも、この divorce(N)、remarriage(N)を、平均値や標準偏差という概念で数式化できると問われれば、「そりゃ無理だろう」と自分でも思います。
However, if someone asks me whether I can make such functions by myself, I should answer "it is impossible for me"
離婚時の子どもの数や、出会いの場所、地域、年齢、持っているお金によって、この値がコロコロと変わるのは、簡単にイメージできます。
It is easier for us to understand that the divorce rate is going to change easily against numbers of children, address, area, age, property.
つまり、「数式モデル」を作るのは、面倒という理由だけでなく、そもそも現実的ではないのです。
In short, making such formulas is not only complicated but also unrealistic.
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だから「力ずく」です。
Therefore "it is force".
1億人の挙動を、国勢調査などのデータに「無理やり嵌め込む」。
Apply 100 million people's behavior to national censuses by force.
■なんの関連もない、結婚の意志を表明していない男女(のオブジェクト)を「強制的に結婚」させて、
- Let make one couple marry enforcedly even if they have no intention of marriage.
■ポインタリンクされた男女のペア(のオブジェクト)を、有配偶者離婚率で「無理矢理、離婚」させます。
- Let make one couple divorce enforcedly without their hope.
加えて、100歳以上のオブジェクトは、全部 "free"します(つまり『抹殺』)。計算が面倒だからです。
In addition, I make the object free (delete), whose age is more than 100 years. The calculation is troublesome.
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問題は、このシミュレータが本当に上手く動いているかどうか、分からないということです。
The problem is that I cannot know whether the simulator works well or not.
コンパイルエラーなら構いませんが、計算自体が間違っていた場合(バグの場合)は、計算結果から、間違いを見つけ出さなければなりません。
If it is just a compile error, it is O.K. But if the algorism is wrong (it is bug), I have to find the mistake from the output numeric.
―― 1億行の計算結果
More than 100 million data.
読めるか。そんなもん。
Who can read them?
(続く)
(To be continued)
最近、小学生向けのプログラミング教室が流行っているそうです。
I heard that programming class for junior school children, becomes popular recently.
とても良いことだと思います。
I think that it is good.
同じコンピュータに向うにしても、少なくともゲームなんぞで時間を「消費」しているだけのガキに比べれば、プログラミングは「創作」することなので、比較にならないほど価値があります。
According to using computer, "game" just consume their idle time however, "programming" is worth trying because it is a real creative action.
特に、学校で学んだ無味感想な数学の方程式による計算結果が、コンピュータの力づくの計算結果と同じ値になることを知ることは —— 大変な感動を与えると思うんですよね。
Especially, calculation results, from a bored formula in their school, becomes equal to the result from computer's enforced procedures. I think this will give them a great impression.
ただ、ちょっと危惧しているのが、 『子どものころから、英語教室に通わせれば、英語が使えるようになる』という幻想に捕われている保護者と同じレベルで、訳も分からず、 自分の子どもをプログラミング教室に突っ込むことですね。
But I am afraid that some guardians try to it from the same viewpoint of "English conversation school for children", with a illusion of "Attending English class make them use native English"
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この夏、次女(中学1年生)に、プログラムを教えてみようと思っています。
This summer, I am going to teach programming to my daughter(the seventh grade).
プログラミングに才覚があると認められるのであれば、プログラムのバイトさせよう、と考えています。
If I can confirm that she has a natural gift, I will ask her to work as a programmer.
金が絡まないとなかなか真剣になれないし、自宅でプログラミングするのであれば、学校とかにもバレやしませんしね(法律違反です)。
People becomes serious with money, and nobody knows who makes the program in my house.
プログラムの勉強できる上に、家計も助かる。
She can study programming, and save money for my family.
私はケチくさく貧乏くさいので、飲み会で、会費「8000円」を取られると、
I am poor and stingy, so whenever I am collected "8000 Yen" as a party fee, I think that
―― ああ、北極ラーメン、8回分が・・・
I prefer to go to Hokkyoku-ramen eight times.
と思ってしまいます。
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私、かねがね、飲み会のコストって、凄く高いと思っているんですよ ―― という話は、これまで何度も展開したので、今日は止めます。
I always think that a drinking cost in Japan is too high, however this topic is frequently in my diary, I will stop it today.
発想を逆転してみようかな、と。
This time, let me reverse my idea.
■「はなまるうどん」で忘年会
- Year-end party in "Hanamaru Udon"
■「吉野家」で新年会
- New Year 's party in "Yoshinoya"
■「蒙古タンメン中本」で新人歓迎会
- Rookie's welcome party in "Mukotanmmen Nakamoto"
というのはどうでしょうか。
are nice ideas are they?
もちろん、これも「パーティ」の一態様ですので、飲み会のはっちゃけたノリは大切にしなければなりません。
Of courser, the above events are also a sort of "drinking party", I think "hyper" and "cheerful" are important even at the event.
■「はなまるうどん」で、温泉タマゴを2個もいれちゃう、とか
More than two two hot spring eggs in Udon-Donburi in "Hanamaru Udon"
■「吉野家」で、特大、つゆだくに、豚汁の大も付けちゃう、とか、
Big bowl, full of soup with adding a miso soup with pork and vegetables, in "Yoshinoya"
■「蒙古タンメン中本」で、北極ラーメンの辛さの倍数の逆比例で、参加費を決定するとか、
The cost of party fee is going to decided in inverse proportion of spicy rank of Hokkyoku-ramen
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このように書いてみると、つくづく、私は、本当に、ケチくさく、貧乏くさい奴だと、実感できます。
Writing above, I can realize that I am really stingy and poor.
(Continuation from yesterday)
弁護士をやっていた人であれば、どうやったって、
If she is a lawyer, it is Incredibly difficult to making the phrase in her mind,
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてお願いしたい」
"I as "Ministry of Defense", "SDF", "Defense Minister", LDP" would like to ask you"
などというような、というフレーズを自分の頭の中で作り出すことは、
滅茶苦茶に難しい ―― というか、「不可能に近い」ハズなのです。
I can assert that it is almost impossible"
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しかるに、このこの人、「弁護士」までやっていながら、法治主義の精神を「全く分かっていないんじゃないか」と思うと ――
However she had worked as "lawyer", I am afraid that she cannot understand the spirit of legalism, at all
体が震えるほど「腹が立つ」のですよ、私は。
I am furious about her ignorance.
と同時に、この程度のリーガルマインドしか持たない人が、我が国の防衛大臣かと思うと、
At the same time, whenever I think the person who cannot understand "legal mind" work as Japan's defense minister,
(別の意味で)体が震えるほどの「怖さ」感じるんですよ、私は。
(In another sense) I feel "scary" enough to tremble the body.
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私は、「一生懸命な人間の間違った努力」によって殺されることは、ギリギリ受けいれることができると思うのですが、
I think that it might be acceptable to be being killed by a person who makes a wrong effort.
「勉強不足の無知な権力者に殺される」
I can never put up with
ことだけは、どうにも我慢できないんです。
"to be killed by an powerful person whose intelligence is extremely poor"
昨日の、「国際学会」の話の続きてです。
It is continuation of the story of "International Society" of yesterday.
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私は、プレゼンテーションには、人一倍、強いこだわりがあります。
I am very particular about a presentation.
■学会のプレゼンテーションの資料は、現地に入ってからも、最低5回は修正します。
- my presentation materials of the conference will be revised at least five times even after entering the site.
■文字での説明が無理と判断すれば、発表前日であっても、図から作り直します。
- If I judge that it is impossible to explain with characters, even if it is the day before the presentation, I will rebuild from the figure.
■レセプションなどのイベントがあっても、そっと会場を抜け出して、ホテルに戻ります。
- Even if there is an event such as reception, I quit the venue silently and return to the hotel.
■そして、完全に暗記できるレベルになるまでは、ホテルで、最低20回、数時間から10数時間は練習を続けます。
- And I will continue practicing at least twenty times, from several hours to ten hours, at the hotel until we can completely memorize it.
■特に英語に関しては、仮に自分の頭の真っ白な状態になっても、自動的に口からセリフが出てくる状態にまでにします。
Especially for English presentation, I will make me a automatical voice machine, even if my mind become a complete blank.
Because, I think that "any presentation is a love letter".
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だから、今、私は怒りで燃えています。
So, now I am burning with anger.
■文字だけの資料を、プロジェクタに投影して、それを読み上げるだけの発表者
- Presenters who only project only texts to the screen, and just read it up
―― 未曾有の大豪雨の中にあって、この会場に辿りついた参加者に対して、「失礼」とは思わんのか?
"Do you think "impoliteness" to participants who came to this venue in the unprecedented heavy downpour ?"
■セリフを書いた紙を読み上げるだけの発表者
- Presenters who just reads the paper on which the dialogue was written
―― お前は、この場で、一体、誰に対して、何を分かって貰おうとしているんだ?
"To whom would you like to tell what, on earth here ?"
■私の質問に対して、沈黙を続ける発表者
- Presenters who keep on silencing my question
―― プレゼンテーションにおいて「沈黙」は「暴力」だぞ。分っているのか?
""Silence" is "violence" in any presentation . Do you understand?"
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メチャクチャでもナンセンスな英語でいい。単語を並べるだけで十分。
Unreasonable and nonsense English is good. Just putting words together is enough.
とにかく何か喋れ。
Talk something.
黙り続けるな。
Do not keep silent.
質問者に対して、最低限の礼儀として、「語りたい」という気持ちを「態度」で示せ。
Show the feeling of "wanting to talk" as an attitude to the questioner as a minimum courtesy.
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はっきりいって、日本人の学生のプレゼンテーションのいくつかは、目も当てられないくらい酷いものが多かったと思います。(もちろん、良い発表もありましたが)。
To tell you the truth, I think that some of the presentations of Japanese students were terrible. (Of course, there were some good presentation).
(To be continued)
私の勤務している会社は、3ヶ月に1回、パスワードを変更しなければなりません。
In my company, we have to change "passwords" every three months.
それに従わない場合は、会社の全システムが利用不可能になります。
If not, we will not use any company computer systems.
結構なジャイアンな方式のように思えますが、これでも会社としては「ギリギリの譲歩」であることは分かります。
This management method seems to be tyrannous, however I know that the administrators of the company system hold on by their fingernails.
会社は、本当は、もっと短い期間(2週間)でのパスワード変更や、あるいは、物理トークンを使った認証(社外からの利用では、トークン必須ですが)を使わせたいところでしょう。
I think that they have wanted to ask us to use more shorter period password(e.g. for two weeks) or, physical tokens.
しかし、それを強行すれば、業務が大混乱に陥いることは、明らかです。
However if the do it, it is natural that the services are going to dissolve into chaos.
例えば、長期出張の最中にシステムにアクセスできなくなれば、もはや出張中は、電子メールすら使えなくなります。
For example, if a coworker cannot use the system service during the business trip, she/he will not use even e-mails system.
そのようなシステムを採用している以上、『システム管理者に、直接電話をして助けて貰う』などというような例外が、簡単に認められることはありません。
Using this security system in the company, they cannot admit "to ask the system administrator to help by phone".
「なりすまし」を簡単に許すことになるからです。
The exceptions will forgive "spoofing" easily.
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一方、社員から見ても、パスワードの変更というのは面倒ですし、「変更した後の違和感」が、結構なストレスになります。
On the other hand, even from the perspective of employees, changing a password is a bother and "uncomfortable after changing" is quite stressful.
パスワードは、毎日使用するものですから、体が覚えているからです。
Passwords are used daily, so our body remembers.
それを無理矢理変えることは、それなりの訓練が必要で、それに慣れるには、一定の期間が必要になります。
It needs some training to change it, and it takes a certain period of time to get used to it.
さらに、大抵の場合、会社では複数のシステムが運用されていますので、複数のパスワードを忘れずに覚える必要があります。
Furthermore, in most cases, there are multiple systems in operation at the company, so you need to remember multiple passwords.
言うまでもありませんが、新しいパスワードを忘れたら、業務が止まります。
Needless to say, if you forget your new password, your work will stop.
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ところが、ひとたび、新しいパスワードに慣れてしまったら ―― 私達は、古いパスワードは完全に忘れてしまいます。
But once we get used to the new password, we completely forget the old password.
古いパスワードの前に使っていたパスワードは、確実に覚えていないでしょう。
You may not remember the password you used before the old password.
使われないパスワードが覚えられ続ける場合があるとすれば、『新しいパスワードを設定しない』時だけです。
If you keep remembering passwords that have not used, it is a case that you "do not set a new password".
もっとも、それは「パスワードの変更」とは言えません。
However, that can not be called "change password".
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で、私が何を言いたいかというと――
So what I want to say is
『カンチ、私、あなたのこと絶対忘れない!』(*)
"Kanchi, I will never forget you! (*)
と、屋外で大声で叫んでいたあの女性は、
The woman who yelled out outdoors,
果たして、「今でも、ちゃんと、その『カンチ』を覚えているだろうか?」ということです。
I wonder if she remember that "Kanchi" now.
これについては、著名なコラムニストの方が、
For this, a well-known columnist left a quotation,
「はっはっは。俺なら『お前のことを忘れていた』ことすら、忘れてやる」
"Hahahaha. I will forget the fact of "I forgot you""
という名言を残しています。
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また、別の著書では、
Also, in another book, the hero's lines come out.
『俺のよく知っている女はな、今している恋が、常に初恋だって感じだぜ』(*)
"My well-known woman is, her behave is "my current love is always my first love." (*)
という主人公のセリフがでてきます。
『そしてそれでいい。それが正しい』
"And that's fine. That's right. "
とも言っています。
He also said it.
(*)ググると、すぐ出てきます。
(*)You may find them by Google search.
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私たちは、業務上で使っていた大切なパスワードを、「新しいパスワードの上書き」程度で、簡単に忘れてしまいます。
We can easily forget the important password we used on business, just like "overwrite new password".
そのような私たちは、
Such we, will not use the phrase of
『あなたのこと絶対忘れない!』
"I will never forget you!"
などというフレーズを、あんまり安易に使うべきではない ―― と、思います。
so easily , I think.
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(ここから業務連絡です)
(It is business communication from here)
これが、特許明細書における、審査官を説得させる「強い実施例」の考え方です。
This is an concept of a "strong embodiment" in the patent specification that convinces the examiner.
次の発明検討会では、このような、「強い実施例」を持ってきて貰えることを、期待しています。
At the next research group on inventions, we hope to take such a "strong example" to us.
先日、家族グループに、LINEの"スタンプ"なるものを送ってみようと試みて、失敗しました。
The other day I tried to send a LINE "stamp" to a family group and it failed.
別のもの(スタンプのあるWebサイトのURL)を、家族に送ってしまいました。
I sent another one (the URL of a website with a stamp) to my family.
そんな私の失態に対して、私が自分からその話題を出すまで、家族はその話をスルーし続けました。
My family kept going through the story until I mentioned it for my fault.
その優しさが、私を傷付けました。
Their kindness hurt me.
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顔文字も、スタンプも、テキストメッセージの中で、自分の感情を示す道具として、優れていると思います。
I think both emoticons and stamps are excellent tools for expressing our feelings in text messages.
自分の感情をスペックアウト(書き出す)のは、面倒な作業ですから。
Specifying out your emotions is a tedious task.
ただ、私が「顔文字もスタンプも、しょせんはラクするための道具」と思ってきたのも、事実です。
However, it is also true that I thought "emoticons and stamps as tools to help them easy".
しかし、先日、娘からこんな話を聞いて、認識を改めています。
However, the other day, when I heard such a story from my daughter, I am re-recognizing.
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娘(長女):「高校のころ、送られてきたスタンプを見て、激怒している友達がいてね」
Daughter (oldest daughter): "When I was in high school, I had a friend who was furious when she saw the stamps she got sent.
江端:「うん」
Ebata: "Well"
娘:「後輩から送られてきたスタンプには『おはよう!』という文字が入っていたんだって」
Daughter: "The stamp sent by her junior contained the words "Good morning!"
江端:「ん?・・・それで?」
Ebata: "Hmm... so?"
娘:「彼女が言うのは、"先輩に対して『おはよう!』のスタンプは無礼だ。『おはようございます』というスタンプを送るべきだろう"って」
Daughter: " "Good morning" to her senior is terrible rude. She should send me a stamp saying "Good morning. How is everything?""
その話を聞いて、私はびっくりしました。
I was surprised to hear that story.
「LINEのスタンプの有無」どころか、「LINEのスタンプの内容」に"プロトコル"があるとは思わなかったからです。
I didn't think there was a "protocol" in the "line stamp content", not before using "line stamp" or not.
そう言えば、以前、嫁さんも「顔文字を使用する"数"には気を使っている」と言っていました。
Speaking of which, I used to write that my wife is also careful about the "number" of emoticons.
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「顔文字もスタンプも、しょせんはラクするための道具」という私の認識は、完全に改めなければならない、と実感しました。
I realized that my recognition that "emoticons and stamps as tools to help them easy" must be completely changed.
本日、Zoom Webinerを使った学会発表を終えてきました。
Today, I finished my conference presentation using Zoom Webiner.
―― 心底、疲れた
"I'm really, really tired"
44枚のプレゼンテーション資料を作って、英語タイトル付きのビデオクリップを3つを作って、
I made 44 presentation materials, 3 video clips with English titles.
加えて、社外発表用のデモシステムの稟議とファイアウォールを突破通すために、どれだけの人を巻き込み、どれだけの時間を費させてしまったことか。
In addition, how many people I've involved and how much time I've wasted, to approve a demo system for an external presentation and to get it through the firewall.
GWを使って英文書きまくって、ここ2回の週末の全日を発表練習に突っ込み、
I spent GW writing a lot of English, and I spent the last two weekends practicing my presentation.
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そして、今日、デタラメな英語を、25分間ぶっつづけでしゃべり倒してきました。
And today, I have been speaking bullshit English for 25 minutes straight.
質疑応答も、今思えば、的外れな回答を、大声で自信タップリに答えてきました。
During the question and answer session, I answered loudly and confidently with answers that, in hindsight, were way off the mark.
(Well, this is what the IETF taught me)
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でね、プレゼンテーション画面に、翻訳エンジンの画面を表示してしまって ―― 聴講者に『ズルしていること』が、全部バレました。
So, I displayed the translation engine screen on the presentation screen, and The audience found out that I was cheating.
で、この私のプレゼンテーションは、全て記録されていて、学会開催中、ビデオクリップで、ずっと晒され続けるようです。
All of my presentations are being recorded and will be shown in video clips throughout the conference period.
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まあ、でも、これで良いのですよ。
Well, but this is good.
『英語に愛されないエンジニアの、国際学会プレゼンテーションのリアル』
"The Reality of International Conference Presentations for Engineers Who Don't Love English"
というのは、こうでなければならない、と思います。
It should be that, I think.
あの、元首相殺害事件以降、「統一教会」 ―― 今は『世界平和統一家庭連合』と改称しているようですが ―― が話題に出ています。
Since the murder of the former prime minister, the "Unification Church", which now seems to have changed the name to "Family Federation for World Peace and Unification", has been in the news.
GoogleMAPで調べたら、自宅の回りに3つの教会が見つかり、真っ青になっていたのですが、もう一度、改称後の名称で入れたら、1つでした。
Checking the church by the Google map, I found the three churches --- I looked pale. After rechecking, I found that there was one church around my house.
だからといって、安心した訳ではありませんが。
However, I could not feel a relief.
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私が、大学入学時に、大学、サークル、教授から、徹底的に言われ続けたことは、
When I started my college life, I was thoroughly told by the university authorities, circle activities and teachers was,
『妙な勧誘を受けたら、一言もしゃべらずに、直ぐに逃げろ』
"If you are approached by a strange solicitor, don't say a word, just run away"
でした。
You can find many information using a search engine, so I don't have to explain about it. In my case, my friend was about to victims against the cult religions.
二人の娘たちの大学入学時には、最高レベルの警戒体制を敷いていました。
When my two daughters started their college life, I was on the highest lever of alert.
彼女らには、『勧誘を受けたり、どこかに連れていかれそうになったら、直ぐに私に連絡するように』と、再三言い含めていました。
I told them again and again "if you are solicited or are about to be taken to somewhere, call me immediately at any cost"
当時、『統一教会』は、左翼の過激派よりも、恐しい「洗脳カルト団体」として認定されていたのです。
At that time, "Unification Church" is recognized as "brainwashing cult organization" that was more scared than Left-wing extremists
(Incidentally, I was the head of a self-governing dormitory, so the Unification Church might say "You don't say that", But I was a lazy head who had never tried the organizing, moreover I hated people in the dormitory.)
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万一、娘たちが、大学のキャンパスで、右翼系または左翼系の団体に取り込まれたとしても、私は、単身で組織に乗り込んで、論破して、場合によっては力づくで奪還する計画もありました。
Even if my daughters were taken in by a right/left-wing organization, I had a plan to go a hideout, argue and recapture them by force.
暴力受けたら、その場で「私の勝ち」が確定する(刑事事件になる)、という見積りもありました。
I had an estimation that I got to confirm my win (on the spot) as a crime case, if I received violence.
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ところが、カルト宗教団体には、基本的に「必勝法がない」のです。
However, frustratingly there is no winning strategy against cult groups basically.
洗脳された人間は、ロジックでは洗脳を解くことができないからです。
This is because brainwashed people cannot be unbrainwashed by logic.
それどころか、私ですら、教団に拉致されたら、簡単に洗脳される自信があります。
On the contrary, I am confident that even I would be easily brainwashed if I were kidnapped by the cult.
そもそも、私は、自分の実験によって、自分の脳のロバスト性が、驚くほど低いことを知っています。
Above all, I know well that the robustness of my brain is extremely low.
This is clear that the fact that I could not make normal decisions during my diet.
ともあれ『一度、拉致されたら、終わり』 ―― これが「統一教会」に対する、当時の認識でした。
"Once kidnapped, that's the end". This was my understanding of the Unification Church at the time.
Incidentally, the content is well depicted in the anime "Golden Time" episode 3, "Night Escape" (jump to YouTube, which is also available on Amazon Prime).
(To be continued)
今回参加している国際学会では、自分に「1発表-1質問」という無茶な課題を課しました。
At the international conference, I set myself the absurd task of "1 presentation - 1 question."
ですので、今回の学会全体を通じて、ざっくり30~40の質問をしたことになります。
So, I have asked roughly 30-40 questions throughout this conference.
なぜ、このような無茶な課題を課したかというと ―― 今、自分の研究が行き詰まっているからです。
The reason why I have assigned myself such a crazy task is -- I am at a standstill in my research.
ですので、
Therefore,
―― 盗めるものがあれば、なんだって盗む
"If there's anything I can steal, I'll steal it."
という、ドス黒く意地汚い思惑で、質問を繰り返していました。
My questions were repeatedly asked with the dusky and nasty intention of it.
私には、会場を盛り上げる意図はなく、ましてや、カンファレンスのチェアを助けよう、などという殊勝な気持ちは1mmもありませんでした。
I did not intend to enliven the venue, much less the auspicious desire to help the conference chairs.
『見苦しい英語であろうが、そんなこと構っていられるか』と振り切れるくらい、正直、今の私は追い込まれているのです。
I'm in a corner right now, so much so that I can't afford to be bothered with 'unsightly my English.
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今回の学会では、「江端さんは、次のセッションもご出席されますよね?」とチェアの方から、確認されることが多かったように思います。
At this year's conference, the chair repeatedly confirmed, "Ebata-san, you will attend the next session, right?"
チェアの方からは、私は『質問製造機』として期待されていたのだと思います。
I think the chair expected me to be a 'question maker."
お役に立てていたかどうかは、分かりませんが。
I am not sure if I was helpful or not.
それはさておき。
Aside from that.
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今回、私、ウェルカムパーティ兼アワードプレゼンテーション(表彰式)で、食事を食べた後、速攻で離席して、宿泊先のホテルに戻りました。
This time, I left the Welcome Party and Awards Presentation as soon as I ate my meal and returned to the hotel where I was staying.
次の日に予定されていた、私の講演の資料の修正と、発表練習をしたかったからです。
Because I wanted to revise my presentation material and practice my presentation, which was scheduled for the next day.
ところが、翌日の朝、レセプションデスクの所に張り出されていたボードで、私の論文の受賞を知り ―― 真っ青になりました。
However, the next morning, I saw a board posted at the reception desk and knew that my paper had won an award -- so I turned pale.
『アワードプレゼンテーション(表彰式)で、私の名前が呼ばれた時、私はその場にいなかった』からです。
That means I was not there at the awards presentation ceremony when my name was called.
本当に申し訳なくて、運営を担当されている方に平謝りして、その表彰状を頂いてきました。
I was sorry and apologized flatly to the person in charge of the operation and received that certificate of commendation.
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嫁さんとの会話です。
This was a conversation with my wife.
江端:「事前に、メールで授賞の連絡してくれれば、このような失態を晒さなくて済んだんだけどなぁ」
Ebata: "If they had informed me of the award in advance by e-mail, I wouldn't have had to make this blunder."
嫁さん:「いや、それ以前に、人として、表彰式を途中離席するな」
Wife: "No, before that, as a human being, don't leave the awards ceremony halfway through."
と、嫁さんに嗜められました。
My wife chid me.