今度のNHK大河ドラマは「坂本竜馬」だそうです。
正直、もう飽きました。
正月のドラマでは、この4人以外のドラマを見つけるが難しいのではないでしょうか。
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私は、「竜馬が行く」で作られた坂本竜馬の英雄像は、大部分が、後発的に創作されたものと思っております。
色々理由があるんですが、何よりダブルチェックしうる歴史的な資料が、非常に少ないことです。
最近、そういう検証番組も見られるようになってきました。
私の憶測も、あながち的外れではないのかもしれません。
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私には、個人のカリスマと行動だけで、国家の方針が決定したかのような英雄崇拝は、どうも頂けないのです。
「NHKスペシャル 十月の悪夢―1962年キューバ危機・戦慄の記録 (NHKスペシャル)」注文してしまいました。
ですから、私は今年は、飲み会に出ません。
年齢傾斜配分を使った支払いであれば、100%出席しません。
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私が飲み会に出席するモチベーションは、「エッセイのネタを拾えるかどうか」です。
上司の悪口、会社の体制批判、誰ぞの結婚話などという陳腐な話題で構成される、退屈で愚劣な飲み会などには興味はありません。
最近、参加して、『元を取ったな』と思われるネタ提供には、以下のようなものがありました。
○我が社を宗教法人化して、現在の研究所を「宗教研究所」とする構想。
『技術で社会に貢献するH社』から、『宗教で社会に貢献するH社』への定款の変更。
研究所のそれぞれの部は、例えば、「第1部 人工知能研究ユニット」は、「イスラム教部、シーア派ユニット」、「第6部 ユビキタス端末ユニット」は、「仏教部 祭典仏具部開発ユニット」と、研究内容を変更。
それぞれのユニットが原理主義を掲げて、他のユニットに宗教戦争をしかけないように、現在の「総務部 管理部門」が、政教分離を規範とした「思想自衛団」を担当。
と、まあ、この程度のネタを提供してくれる飲み会であるなら、傾斜配分の支払いを認容する準備があります。
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という訳で、私は静かに刺身を摘みながら、課全員の、「ネタ提供力」を、きっちり見ています。
「ネタ」に新規性や進歩性がない若い研究員の査定は、相当下ります。
# ボーナスや昇進には何の影響もありませんが。
閑話休題
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Amazonってやっぱり凄いと思うんですよ。
私がこのDVDの予約を完了した段階で、お勧めリストに出てきたDVDが、
『ニュールンベルグ裁判 [DVD]』
うーん、なんでここまで判ってしまうのか。
衝動買いの衝動抑えるのに、どんだけ大変か。
しかも、あの『東京裁判(DVD)』を私が所有しているのかを、まるで知っているかのように、その広告は打ってこない。
おそるべし、Amazonのピンポイントターゲティング広告能力。
この分野の研究は『撤収』が正しいと思いますが、いかがでしょうか。弊社の方々。