私の経験上、
(1)全ての幼児に対して、最低1セットの幼児向けの英語教材セットが購入されている
(2)その10~20冊(または カセット、CD、DVD)の膨大な教材は、最初の2ページだけが開かれ、または最初のカセット等が、1回だけ試される。
(3)その後は、その教材が自宅のどこかに陳列されるだけである。
となっていることに自信があります。
私は別に、これらの状況を嘲笑している訳ではないのです。
子どもの将来を考えた、親の心からの想いであり、教育投資なのだとは思うのです。
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でもね。
先ず、大人でも習慣つけることができないような語学学習を、なぜ
『子どもならできるだろう』
と思えるのか。先ずは、一度その思考体系を見直すことは必要でしょう。
大人が嫌な勉強なら、子どもなら当然、幼児なら絶対に嫌いだ、となぜ思えない?
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『子どものうちであれば、発音が良くなるはずだ』
―― ならないって。
それ、嘘だから。
まずそんなデータ見たことないし、そもそも国内で、英語取得できた幼児自身がいないよ。
逆に発音を良くしたければ、いくつからだって可能です。ロジカルに実施できる分、大人の方が習得は早い。
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それと、そもそも発音なんか、問題とならない時代なのです。
我々のこれからの主戦場は、アジアです。
経済的に我が国同様、ボロボロの米国や欧州にビジネスチャンスなんぞある訳がない。
中国とその周辺国で、共通に使える言語としての英語が必要になるのです。
我々は臨機応変に、中国英語の、インド英語の、タイ英語の、ベトナム英語の発音を、オンラインで覚えるのです。
もう、"L"だの"R"だのというアホらしいことを気にせず、とにかく、どこでもなんでも「喋り倒す奴が勝ち」という時代なのです。
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と、言う訳で、
「1500語で通じる非ネイティブ英語 グロービッシュ」
が正解だと思います。