昨夜、深夜の帰宅途中のことです。
駅から家までの通路は、小山に挟まれた集落の間の細い一本道ですが、人気がなく、ひっそりしたところです。
以前は、嫁さんは、昼間でも通らなかったくらいです。
逆に、私はこのような人気が少ない所が大好きです。
四季の樹々の香りを楽しめるし、また、民家が少ないから夜は星も良く見えるし、空気もきれい(タバコを歩き吸いする奴もいない)。
歩きながらアイデアを案出するのに凄く適していて、私は「発明ロード」と呼んでいます(勝手に)。
それはさておき。
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昨夜の深夜、この道を通って一人で帰宅してきたのですが、人の笑い声が聞こえてくるのです。
私が記憶している限り、その方向は雑木林の削られた場所で、民家はなく、深夜に人が入り込めるような場所でありません。
その闇の中から、笑い声が聞こえてくるのです。
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ウフフフフ・・・、アハハ・・・
というような、消え入るような、仄かな笑い声
―― ではなく、
「ぐわっはっは! がっはっはっはー!」
という、酷く迫力のある、まあ、なんといったら良いのか、品のない中年のおっさんの、ダミ声。
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あの方向の雑木林に人間がいるハズはないので、これは、超常現象の何か、たぶん「幽霊」と言われているモノであると思うのですが、
しかし、闇の中からなり響く「がっはっはっはー!」という声を、間違いなく3回は聞きましたから、さすがに、今回は「幻聴」ではないと思うのですよ。
(まあ、「酔っ払い」が誰もいない深夜の雑木林で錯乱している、という解釈も成りたつとは思いますが、ここは「幽霊」で押し通します)
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皆さんは体験はないと思いますが、「大爆笑する幽霊」というのは、
全く「怖くない」です。
今度、酒瓶抱えて、あの雑木林の中に入ってみてもいいな、と思うくらい。
今、子どもにかかる経費の計算をしています。具体的には、子どもを一人育てる為に必要な金額を算出しています。
Now I calculate the cost of children. In detail, I try to show you the total money of life and education cost for one child.
ネット上の基礎データを色々調べてみたのですが、これが我が家のケースに全然当て嵌らないのです。
However I have investigated many data on web sites, I could not match the data with my daughter's cases.
ある保険会社のデータでは、子どもに、一月に1万7千円(それも22年間)のこずかいを与え続けているというデータがあったのですが、
As for the data of an insurance company, one child monthly allowance is more than 17,000 yen for 22 years.
―― それって本当か?
"Is that really?"
って思いますよね。
I think you will agree with me.
2週間に1回だけ行くことに決めている、1000円のサウナ付きの大衆浴場が、家長である私の唯一の娯楽の日々なのに、子どもに1万7千円も渡せる訳がない。
Though my only entertainment is to go public bathhouse with sauna twice a month, why can I pay for the allowances to my daughters?
さらに、学費保険のWebサイトに掲載されている学費データは、東京都が発表しているデータの2倍から3倍も高い。
Moreover, the data of education cost on an insurance company's web site is twice and third higher than Tokyo Metropolitan Government.
たくみに、食費、遊興費などを含ませていますが、それは学費ではありません。
I could find out that they added money for food and debauchery into the school fees in secret. But it is not the education cost.
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困るんですよ、保険会社の広報の皆さん。
I am annoyed with you, press officers of the insurance company.
保険加入の勧誘に、これらの数値を使うことが有効であることは認めますけど、論理付けのできない、あるいは、故意の錯誤を起こさせるような数字を生成して、素人を騙すのは、信義則違反ですよ。
I could understand that you use such numeric for your invitation, but it is faithless to use non-logic or intentionally par praxis numbers.
私は、正確な値がないとシミュレーションできないし、正しい数値がないと、正しいコラムが執筆できないのですが、このゴールデンウィーク中に、あなたがたの虚偽のデータで試算した私のコラムは、全部パーですよ。
I could not simulate the cost without accurate values, and not write my column with accurate information.
My column I wrote during this Golden week was all in vain.
一体どうしてくれるんですか。
How do you compensate this damage of mine?
あんまり腹が立ったので、参考にした保険会社のデータが表示されているURL全部開示してやろうかと思いました。
I am about to open these URLs of insurance companies seriously.
喧嘩するなら、受けて立ちますよ。
I will accept your challenge anytime.
こっちは、公的なデータの他に、多くの学校のWebサイトから情報収集していますからね。負けません。
I have already got many data from pubic government to each school web sites.
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私はエンジニアとして、数字を悪意で加工する奴を許せません ―― 論文の写真の加工よりも許せません。
As an engineer, I never allow anyone who tries to process numbers, even if I can allow the person who tries to process pictures.
そういう私も、数字を使って、色々なミーティングや稟議を突破してきましたが、
You know, I also have broken through many meeting and round robin with many kinds of numbers.
しかし、少なくとも、私は、「私が私自身を騙せる程度」にまで論理付けはしています。
However, I have made up logical story that I made me deceive, at least.
ゴールデンウィーク明けの初日、会社からのメールでそれを知った。
ゴールデンウィークの2日目のことだったらしい。
そして、今日、初めて、彼が入退院を繰り返していたことを知った。
これまで、何度か大きな手術を繰り返していたらしいことも。
かつては同じグループのメンバだったのに、
私は何にも知らなかった。
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「江端さん。今、遺品を整理しているのですが」
と、後輩から言われた時、ボーッとしていた頭を、いきなり床にぶつけたような衝撃を受けた。
『遺品』 ―― 聞きなれない単語。
「これは、どうしましょうか」
彼が見せたのは、特許発明者のみに授与される米国特許証。
私は、
「御遺族に差し上げるように」
と言った後で、
「『とても素晴しい成果で、大変名誉なものです』とメッセージを添えて」
と彼に頼んだ。
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まだあんなに若かったのに、
優しくていい奴だったのに、
お子さんと奥さんを残して、
どんなに心配だっただろうか、
どんなに悲しかっただろうか、
どんなに苦しかっただろうか、
どんなにこの世の不条理に憤りを感じたことだろうか、
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帰宅の途、誰もいない深夜の雑木林の小道で、
私は泣いた。
先日、電車の中で、
The other days in my communte train, there was a man who looked like a college student, and said
「おれ、シュタゲ(シュタインズゲート Steins;Gate)、好きなんだよな」
""Steins;Gate" is my favorite"
と友人と語っている、学生らしき男性がいました。
with his friend.
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私は、本を読みながら、
Reading a book, I thought in my mind,
―― 君と私は、もう親友だ
"You have already been my best friend"
と、心の中で呟いていました。
ここ2~3年くらい、GW、夏期休暇、年末年始休暇は、実家で、ひたすら家事(修理と食事作り)をやっています。
In a few years, I do housekeeping(maintenance and cooking) entirely for Golden week, summer and winter holidays
食卓にパソコンを設置して(ディスプレイ2枚)、動画番組を見ながら、雑然と料理を作ることは、結構楽しいです。
Setting up two displays of my personal computer at the kitchen table and watching a video program, I can enjoy making dishes.
そんな訳で、GW期間中は、ずっと動画ニュースを見ていたのですが ―― 私が記憶している限り、高齢者の誤運転による事故が3件ありました。
I was watching movie news for the whole GW period. However, there were three accidents due to erroneous driving by elderly people, as long as I remember.
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「高齢者の運転免許更新の基準を引き上げる」という動きがありますが、今一つ、この動きは芳しくないように見られます。
There is a movement to "raise the rule for renewing driver's licenses for the elderly", but this movement doesn't work well at the moment.
私には、その理由が、とてもよく分かります。
I can understand the reasons very well.
自動車は、水や電気と同様に、ライフラインそのものだからです。
Because cars are definitely life-lines, as well as water and electricity.
「自由に移動できない」ということは、生死に直結します。なにしろ、食料を購入することすらできなくなるのですから。
"To not move freely" means directly to death. Because they cannot even purchase food.
特に体が自由に動かし難くなった高齢者にとって、車を奪われることは「その場でうずまって死ぬのを待て」と言われているようなものです。
Especially for elderly people who have difficulty moving body freely, if they enforce to lose their car, they are likely to be ordered "wait for it to crawl on the spot and die."
さらに、未だ事故を起こしていない国民に対して、予防措置的に免許を失効させることは、国家と言えども、なかなか切れない権力の行使でしょう。
Furthermore, to the citizens who have not yet caused an accident, Even though a nation has power, it is probably the exercise of power which is hard to break to make a license expire as a precautionary measure.
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「近親者が免許を返納させれば良い」と簡単に言う人も多いようですが、これがどれほど難しいことか、経験のない人には分からないでしょう。
Some people say easily "It is good for relatives to return their license", however, I am afraid that they don't know how difficult this is, because they don't encounter the scene.
我が家の場合は ―― レッドラインを超えた ―― という判断が下せたからこそ、親に対して暴力的な強行措置を発動することができたのです。
In my case, I was able to activate violent enforcement measures against my parents. "beyond the red line" made me the decision.
(この「レッドライン」の話は、父の名誉に影響が出なくなったと判断したときにさせて頂きます)
(The story of this "Red Line" will be opened, when judging that my father's honor has not been affected)
(Continuation from yesterday)
町内会のホームページを運用しているプロバイダは、管理者変更の書類を提出しても、全く対応してくれません。
The present Internet provider who has managed our neighborhood association(NA) server, could not accept my claim, thought I had to change the administrator and submit papers.
契約満了時が迫って、入金手続もできなくなるのに、それを放置し続けるとは、『こんなプロバイダには、未来はない』と判断しました。
For the Internet provide, they should have been in trouble because they could not send a credit letter to me. Finally I concluded "this provider doesn't have a future".
そして、『ドメイン名も含めて、現在のホームーページを丸ごと捨てる』ことを決断し、1からホームページを作り直すことにしました。
I made up my mind that I discarded this HP with the domain name and rebuilt a new HP from scratch.
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ホームページ作成用の商用パッケージソフトなども購入してみたのですが、無駄に華美で、機能が多彩すぎて、使いやすいとは言えませんでした。
After that I bought commercial software package for making HP, however it had many functions and luxury wastefully. I was afraid it was not user-friendly.
私のつくりたいホームページのコンセプトは、「連絡用の大き目のホワイトボード」であって、「用が済んだら、とっとと消す」ということを実現する、テキストベースの単純なもので、一言で言えば、
The concept of the HP I want to build, is a simple text-based "big" and "erasable" white board for an agenda, in short
―― Web回覧版
"Web bulletin board"
です。
(To be continued)
During the holidays, I was able to run a simple program of machine-learning, "Q-learning" (a type of reinforcement learning).
学習が進んでいくのを見るのは楽しいですが、
It is fun to see the learning progress, but
―― この学習方法、そんなに良いか?
"Is this learning method so good?"
という疑念が払えません。
I can not answer the question.
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Q学習の特徴は、ルールが全く分からん対象に対して、「状態」の鎖を繋げるだけで、もっとも効率の良い「状態の連鎖」を自動的に発見できるこにあります。
The characteristic of Q-learning is to connect the chain of "states" to an object whose rules are completely unknown. The merit of Q-learning is that it can automatically find the most efficient "chain of states".
これは「放っておいても、勝手に解法(×解答)を見つけ出す」ということです。
This means "even if I leave it alone, the method can find the solution (x answer) by itself."
忘れてはならないことは、『私がラクできる』という点にあります。
What we should not forget is that "it can make us easier".
しかし、実際のところ、強化学習は、「状態が恐しく単純」である対象(ゲーム等)でなければ、簡単には適用できないのです。
However, in fact, reinforcement-learning can not be easily applied unless it is an object (such as a game) whose state is terribly simple.
ありのままの状態を、何の工夫もなくそのまま表現すれば、解空間が大きすぎて、学習の効果が全然出てこないし、状態リストが長くなってメモリ喰い潰されるし、長くなった状態リストでは、報酬計算に時間が取られすぎて、学習が進みません。
If I express the state "as is" without any ingenuity, the solution space becomes too big, and no learning effect can be obtained at all. As a result of it, the state list gets too long and memory is smashed. In addition, it takes too much time for reward calculation, and the learning does not progress.
つまり、「時間連続体世界」の情報量がお話にならないくらい大きくなるのは当然としても、世界を時間平面で切り取っただけの「単なる状態」であっても、コンピュータで扱えるような量にはなりません。
In other words, it goes without saying that the amount of information in the time continuum world is too large. However even just a state, that is cut as the time plane of the world, is not enough to handle on a computer.
例えば、「私の現実世界の10秒間を、1秒単位の状態としてコンピュータに理解させる」 ―― たった、これだけのことでも、世界中の全部のスーパーコンピュータを使っても無理だと思います。
For example, I am afraid that that even if we can use all super-computers in the world, it will be impossible to make them understand only ten seconds of my real world as a ten time planes
となれば、世界の断面、つまり状態を圧縮するしかありません ―― 「状態のモデル化」ができなければ、お話になりません。
Therefore, we have to compress the time plane of the world, that is "modeling of the state".
そして、コンピュータには、自動的に「状態のモデル化」するなどという芸当はできません。
In addition, no computer in the world has capabilities to realize "modeling of the state" automatically.
なにより、「状態のモデル化」をモデル化できるくらいなら、強化学習をするまでもなく、そのモデルは、既存の推論方式(ファジィ推論等)で利用可能です。
Above all, if we can realize "modeling of the state" by ourselves, we don't have to use the method of reinforcement-learning. We can use the model for the existing method(e.g. fuzzy reasoning).
つまり、状態をモデル化できるくらいなら、そもそも、学習する必要はないのです。
If we can succeed at the modeling, we don't have to need reinforcement-learning.
この「状態のモデル化」を回避する為に、ニューラルネットを使って、状態の空間を圧縮させる方法もあるようです。
In order to avoid this "modeling of the state", it seems that there is a way to compress the time plane, using "neural network".
しかし、強化学習をやる為に、ニューラルネットの構築までやらなければならないとなると、もう、何をやっているのか、訳分からないです。
However, in order to use reinforcement learning, if I have to build up a neural network, I will shout "What is what?"
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と、まあ、珍しく漢字沢山の文章を記載しましたが、私がこういう文章を書くときは、たいていの場合「腹を立ている」のです。
Well, whenever I wrote a lot of kanji sentences like above, I am usually in a passion.
私は、このQ学習のコーディングを繰り返している最中、ずっと自問し続けていたのです。
I have been asking myself all the time while writing this Q-learning code
『強化学習の強みは、ラクできる(手を抜く)ことにあるんだよね?』 ―― と。
"The merit of reinforcement-learning is to make me easier, isn't it? Am I right?"
I told my daughter (senior daughter) that the animation "PSYCHO-PASS" is worth watching.
が、私がアドバイスしても視聴しなかった娘が、大学の友人と話を合わせる為に、視聴を始めました。
However, my daughter, who I advised and did not watch, started watching in order to talk with a friend at the university.
「PSYCHO-PASS サイコパス」は視聴の価値がある、と嫁さんに話をしました。
I told my wife that "PSYCHO-PASS" is worth watching.
滅多にアニメを見ない嫁さんが、娘のアドバイスを受けて、Amazon PRIMEで、今日一日で、「PSYCHO-PASS サイコパス」の第1クール22話を、もうすぐ全部見終えそうです。
My wife, who rarely sees anime, seems to finish watching total 22 episodes of the first cool episode of "PSYCHO-PASS psychopath" on Amazon PRIME today in one day, by daughter's advice.
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仕方がないかもしれないですが、私の評価は、家族にはあまり受け入れられてないようです。
It may be unavoidable, but my evaluation doesn't seem to be accepted by my family.
(Continuation from yesterday)
ところで ――
By the way--
今回の新型コロナワクチン接種って、一回分がいくらだと思いますか?
How much do you think this new corona vaccination costs per dose?
ちょっと調べてみたら、ワクチンの原価そのものであれば、200円、400円、1600円など、各種の値段が出てきました。
I did a little research and found various prices such as 200 yen, 400 yen, 1600 yen, etc. for the cost of the vaccine itself.
研究開発、製造コストを抜いて、本当の原材料だけを考えれば、多分「タダ同然」になってしまうでしょう。RNAは、ただの核酸ですから。
If you take out the R&D and manufacturing costs and just consider the real raw material, it would probably be "free" because RNA is just a nucleic acid.
ですが、そういう「原価」の話には、あまり意味ありません。
However, there is not much point in talking about such "costs".
なぜなら、それは、プログラムの原材料は、0/1のビット列からなる無体物だから「タダ」である、と語るくらい、バカバカしい話だからです。
I did a little research and found various prices such as 200 yen, 400 yen, 1600 yen, etc. for the cost of the vaccine itself.
The price of vaccines in Japan is 2,070 yen per dose, which includes the cost of medical interview, vaccination site, labor cost of the medical personnel who administer the vaccine, transportation (at very low temperature), anaphylaxis, and insurance for adverse reactions.
インフルエンザより若干安いです。
It is slightly cheaper than the flu.
なお、新型コロナウイルスのワクチンの接種は、全額、国の負担です(私達の血税ですが)。
The vaccination for the new coronavirus is fully paid for by the government (with our blood tax).
2回の接種を、1億2600万人にするとして、521,640,000,000円 = 5216.4億円 ―― これは、大金ではありますが、国家予算全体から考えれば、驚くほどの大金ではありません。
If two vaccinations are given to 126 million people, that's 521,640,000,000 yen. A lot of money, but not a surprising amount of money when I consider the entire national budget.
(I still remember Dr. Shibata's calculation of the cost of PCR testing for the entire population -- "The cost of PCR testing for the entire population: 432 billion yen per test only (less than 2 trillion yen for four tests per year).
我が国は、ファイザー社からワクチンを売ってもらう方が、多分、コストパフォーマンスが良いのでしょう。
It would probably be more cost-effective for our country to have Pfizer sell us the vaccine.
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もちろん、リスクはあります ―― 巨大なリスクです。
Of course, there is a risk -- a huge risk.
これから現われる変異株などの対応に、サクっと対応できない国家は、正直、かなりヤバいです。
To be honest, a nation that is unable to respond quickly to the "mutant strains" that are about to emerge is in serious trouble.
そう考えると、特許権の使用許諾料を支払っても、日本国内でのワクチン製造体制を作っておかなければ、やはり「怖い」です。
When I think about it, it is still "scary" if we don't have a system for manufacturing vaccines in Japan, even if we have to pay a license fee for the patent rights.
In this column, I am writing a column exposing my ignorance and inexperience.
I once wrote about a time when I was scammed.
―― 「自分(江端)の無知や無能や無力をさらして書いている」と、これほど念入りに言っているのに、それでも『傷口に塩ふってくる人』は、一定数いるなぁ
"Even though I have been very careful to say, "I am writing to expose my (Ebata's) ignorance, incompetence, and inability," there are still a certain number of people who "sprinkle salt on the wound"
と、しみじみと実感しております。
I am deeply aware of this.
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まあ、『池に落ちた犬を叩く』というのは、誰にとっても(私も)、『相当、楽しい』です。
Well, 'beating the dog that fell in the pond' is 'quite fun' for everyone (even me).
なにしろ、犬(私)は、現在進行形で、池に落ちて溺れていますので、反撃することもできません。
After all, the dog (me) is currently drowning in the pond, so I can't fight back.
加えて、私の場合、『これまで、叩かれるだけのことをやってきた』という自覚もあります。
In addition, I am also aware that, in my case, 'I have reasons to be beaten'.
そして、これらの批判コメンをすることが ―― たとえ『池に落ちた犬を叩く』のであったとしても ―― 担保されている社会は、やはり『良い』のだと思います。
I believe that a society that guarantees the ability to make these critical comments is a good one -- even if it is "beating the dog that fell into the pond".
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ただ、覚えておいて欲しいのは、「私"が"叩いた人」のことは、数分間で忘れますが、
Just remember, I forget about the "person I "have beaten" in a few minutes. however,
「私"を"叩いた人」のことは、10年単位でも忘れません ―― というか忘れることができません。
I will not -- or rather, cannot -- forget the person who "beat" me, even if it takes me 10 years to do so.
『一生忘れないんじゃないかな』と思えるほど、自分でも信じられないほどの鮮明な記憶を保持し続けます。
I'll continue to retain vivid memories, and I think I'll remember it for the rest of my life.
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I have received the title of "Permanent Institution of Love" from my seniors at the laboratory.
むしろ、『憎悪の高速増殖炉』の方が、相応わしいんじゃないかな、と、思っています。
Rather, I think "Fast Breeder Reactor of Hatred" would be more appropriate for me.
Today, I faced the "Dead Lock" I wrote yesterday.
だいたいヤバいことは、システムをいじった直後に発生するというのは「お約束」です。
Almost all of the troubles will happen just after the system modification. This is so typical.
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で、このデッドロック対策について、教えを乞い、100ページのマニュアルを送ってもらったのですが、「もうダメだ」と諦めました。
In order to avoid the deadlock, I asked workers in my company. A guy gave me a manual book with more than 100 pages. After reading it, I gave up easily.
しかし、その人から『簡単ですよ』と言われて、実際に試してみたら、ざっくり1分で設定が完了しました。
However, the guy give a reply, "It was a piece of cake", I could complete the set in a minute
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ここから導かれる事実は2つ。
The facts lead to the following.
■マニュアルは、本当に欲しいことを、分からないように記載される傾向がある
- Manual books are apt to be written difficult, so too hard to get us what we want.
■人間(というか、私)は、マニュアルより、人間の言葉を信じる傾向にある
- A human being (like me) is apt to believe human words more than manuals.
ということです。
私も今回のメモを纏めましたが、「10行の文章 + 図面のハードコーピー2枚」になりました。
I made a memorandum about what I did, and the volumes are only 10 line-document and two hardcopy sheets.
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マニュアルがあんなに長く、分かりにくいのは、問題が発生した時に「問題」になるからです。
The reason why manuals are so long and hard to read is to become a problem if the problem happens.
一方、私のメモは私の為のものなので、他の人がそれを読んでシステムを壊すなどの被害が起ったところで ―― 私の、知ったことではありません。
On the other hand, my memorandum is just for me, so even if someone tries some actions by reading my memorandum, it is not my business.
私だって、他の人のメモで、色々酷い目にあったこともあります ―― これは『お互い様』です。
Even I also got in terrible trouble by reading another's memorandum. So It is "mutual"
まあ、普通の企業には、恐しくてとてもできないことだとは思いますが。
Well, I think it is something that ordinary companies are too afraid to do.
The other day, my wife and I watched a recording of "Choic" of Heroes Special: Murasaki Shikibu: A Thousand Years of Solitude, The Truth of The Tale of Genji."
番組の"で、和歌が登場しているのですが、その和歌の後に、必ず現代口語の解説がされます。
Waka poems appeared in the program, and a commentary on modern colloquialisms also came after the Waka poem.
私:「これって、基本的に、私たちの国の言葉なんだから、日本人なら『"現代口語"の解説なし』で理解できるのが望ましいよね」
Me: "This is our country's language, so Japanese people should be able to understand it without 'modern' colloquial' explanations.
嫁さん:「そう言えば、そうかもしれない」
Wife: "You could say that."
といいつ、私、古語は全然分かりませんので、そのような番組は困るのですが。
However, I don't understand any archaic language, so I cannot watch such a program.
それに、ちょっとロジックが苦しすぎるかな、とも思います。
Besides, I think the logic is a bit too painful.
なぜなら、私、学生の頃、国内旅行で、会話の9割が理解できない方言というものに出会ったこともあります ―― つまり、古語の履修以前の問題です。
As a student, I once traveled to Japan and encountered a dialect I could not understand in 90% of the conversations. In other words, this is a problem before learning ancient languages.
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以前、私は、数学不要論のコラムで、三角関数の「必要/不用」について論じました。
I previously discussed trigonometric functions' "need/no need" in my Math Unnecessity column.
リカレント教育【前編】 三角関数不要論と個性の壊し方https://t.co/5zvbXfyBqZ pic.twitter.com/iREa9AlER7
? EE Times Japan編集部 (@eetimes_jp) June 24, 2019
現時点では、
At this point, I have concluded that at this time.
'The unverified past performance' is the only basis for the 'need' of trigonometric functions.'
と、結論づけました。
つまり『(三角関数履修の根拠は)分からん』です。
In other words, 'I don't don't (why I should take trigonometric functions).
比して、古典については、目標が具体化できます。
In contrast, the goals for ancient texts are more concrete.
■目標 : 源氏物語、百人一首、日本書紀の内容を、その現代口語による解説が不用となる日本人を作る
Goal: To create Japanese people who will not need to use modern colloquial explanations of the contents of The Tale of Genji, The Hyakunin Isshu, and The Chronicles of Japan.
もちろん、とてつもない高いハードルですが、目指すべきゴールとしては明確です。
Of course, this is a tremendously high hurdle, but it is a clear goal to aim for.
古語とは言え、自国の言語だったものを理解することは、(ロジック不用で)感覚として受けいれられるものだと思います。
I think understanding what used to be one's language, even if it is archaic, can be accepted (without logic) as a feeling.
同様に考えると、英語についても、目標が具体化できます。
In the same way, we can concretize our goals for English.
■目標 : 映画館で日本語の字幕なしに洋画が楽しめるような日本人を作る
■Goal: To create Japanese people who can enjoy foreign films without Japanese subtitles in movie theaters.
これは、明らかに「楽しい人生」「豊かな人生」に至るための立派なゴールです。
The goal is worthy of reaching a "joyful" life and a "prosperous life."
ただ、これも、『とてつもない高いハードル』であることにおいては同じなのですが。
However, this is the same: it is a tremendous hurdle.
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何年後か、あるいは何十年後か分かりませんが、日本人の全てが、
I don't know how many years or even decades later, but all Japanese will say?
『なんで、源氏物語を、わざわざ、現代誤訳で読まなければならないのですか?』
"Why should I read The Tale of Genji in a modern mistranslation?"
『サブタイトル(字幕)? それは何ですか?』
"Subtitles? What is it?
と首をかしげる未来がきたら、それは、多分「良い未来」だと思います。
I think it would be a "good "future" if "Japanese people behaved like the above.