『将を射んと欲すれば先ず馬を射よ』
大きな目的を達するには、それに直接あたるより、周辺から攻めるのが良いという諺(ことわざ)です。
これは、恋愛でも良く語らせます。
本命の彼女、彼氏から攻めるのではなく、友人、両親から、徐々に攻める方が良いという、恋愛戦略として語られますが ――
―― 嘘っぱちです。
他のことは知りませんが、こと恋愛に関しては。
『将を射んと欲すれば「将」を射よ』
が正しい。
-----
いわゆる「ご両親」に対する演技では、どこでも100%の評価を得ていた私です(私は、その気になれば、抜群のインターフェースを発揮できる)。
が、「ご両親」に気に入られることは何の意味のない、というあたりまえのことに気がつくのに、私は、呆れるほど時間がかかったのです。
『将を射んと欲すれば先ず馬を射よ』
大きな目的を達するには、それに直接あたるより、周辺から攻めるのが良いという諺(ことわざ)です。
これは、恋愛でも良く語らせます。
本命の彼女、彼氏から攻めるのではなく、友人、両親から、徐々に攻める方が良いという、恋愛戦略として語られますが ――
―― 嘘っぱちです。
他のことは知りませんが、こと恋愛に関しては。
『将を射んと欲すれば「将」を射よ』
が正しい。
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いわゆる「ご両親」に対する演技では、どこでも100%の評価を得ていた私です(私は、その気になれば、抜群のインターフェースを発揮できる)。
が、「ご両親」に気に入られることは何の意味のない、というあたりまえのことに気がつくのに、私は、呆れるほど時間がかかったのです。
(To be continued)
「伊東四朗・三宅裕司コントライブ いい加減にしてみました」を、レンタルDVDで借りて、家族で見ました。
感想 ―― 笑い過ぎて、死ぬかと思った。
体に苦痛を感じる程笑った、という最後の体験をしたのは、いつだったかな、などと思っていました。
-----
「いい加減にしてみました」と「いい加減にしてみました2」をレンタルしたのですが、「いい加減にしてみました3」は、まだレンタルが開始されていないようです。
そもそも、今回「いい加減にしてみました」を借りたのは、嫁さんが、「いい加減にしてみました3」のゲストの沢口靖子さんの、インタビューの合間に挟まれる、舞台のビデオクリップを見たことに、端を発します。
で、私に対して、このライブを見たい。何とかしてくれ、と要請したきた訳です。
「"3"が、DVDになるのは、あと1年くらいなので、それまで待とう」と言った私に対して、娘(長女)が、「ちゃんと製品(DVD)を購入しろ」とクレームしてきました。
-----
「こんな凄いコントに対して、DVDレンタルで安く済まそうとすることは、無礼だ。ちゃんと購入して対価を支払うべきだ」とのことです。
うむ。これは出演者に対する最大の賛辞である。良く言った、と、娘(長女)を褒めてやりたい気持です。
私も、あと1年も待てないのと思うので、多分、amazonで購入することになると思います。
-----
ただねー、揚げ足を取るつもりはないんだけど、
「普段、DVDレンタルで借りてくる映画に対しては、そのような『礼』は尽さなくて良い」
と言っていることと同じだよなー、と、お父さんとしては思えてしまうのですよ。
その違いは何かというと、やっぱり、「笑い過ぎて、死ぬかと思った」と思える、またはそれに匹敵するようなコンテンツが、世の中に、それ程には「存在しない」ということなんだろうな、と思うのです。
「あなたの、それって素敵ね」
"It is cool isn't it?"
「小さくて、あら、折りたためるのね」
"So cute! It can fold?"
「表示部分もキーの部分も凄くコンパクトで扱いやすそうね」
"Both display and keyboard are compact and seem to be useful."
「落としても壊れそうにないわね」
"likely Sturdy"
「音声通話だけに限定しているのね。これは? へー、テキストのフレーズを送れるんだ。あ、これ、聞いたことがあるよ。たしか『ハイク』っていうんでしょう」
"Only voice communication is available isn't it? Oh, this can send character message. I heard this, this... let me see... It is "HAIKU" isn't it?"
「いいなー、江端さん。オシャレだよね。こんなのどこで手に入れたの」
"I envy you. It is fashionable. How did you get it?"
江端の孫娘:「おじいちゃんの形見なんだ。『ガラケー』って言うんだって」
My granddaughter said "This is my grandpa keepsake, called "GARAKEI"
現在、私は、時事問題を数字を使って理解するコラムの連載をしています。
I have a work of a serialization about understanding current issues using numbers.
数字や統計を使うのは、政治家や官僚の常套手段だそうです。
On the other hand, the politicians and bureaucrats always try to use numbers to explain about their own issues.
つまり ―― 計算しない(できない)民衆を、煙に巻く ―― という手段で使われた、と。
In short, numbers are used to befog ordinal people who don't (can't) have habits of calculations.
ですから、私のコラムを読んでいる人の多くが、江端が自分の主張に正当性を与える為に、数値を支配していると思っている人がいるかもしれません。
So I am afraid that many people who read my columns think that Ebata controls numbers in order to justify his opinions.
―― 本当に、そういう話ならラクで良いのですけどねぇ
"If it is true, I can always enjoy my column every time."
事実は逆です。
It is opposite, to tell you the truth.
仮説を信じて、原稿の大半完成させた時点で、数値がその仮説を「壊す」のです。
When I almost finish writing my column based on my hypothesis, the numbers destroy the hypothesis in just about no time.
その時点で、9割書いた原稿を、ドブに捨てることになる ―― そういう目も当てられない悲劇を、私は覚えているだけで2回やっています。
The 90% of the draft at that time, is going to be disposed. I have done the accidents twice to the best of my remembrance.
人口予測と、残存資源モデルの時。
Population prediction and remaining resource problem.
桁が一つずれただけで、もう悲惨ですよ。
It become a tragedy, even if I misunderstand just one character.
例えば、資源の計算をしている時、石油の残存量を2500年と出したのですよ。
For example, I calculated the deadline of oil-depletion is 2500 years, at first.
で、この結果を根拠として、「石油の問題は当面心配するな」という論調の文章を書き上げたのです。
Based on this result, I wrote a column that says "You don't have to worry about oil-depletion for a certain time"
そして、後で、再度計算しなおしたら、これが250年になってしまったのです。
And after that, I re-calculated that, I knew the correct answer was 250 years.
当然、論調は「石油枯渇問題は、深刻だ」となる訳で、で、結果として、折角書いた原稿は、すべてボツです。
Of course, I had to write "You should worry about it as soon as possible" and throw out the draft version.
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私の部屋のホワイトボードには、つねに、日常生活では使われないような数値(10の23乗というような)が、書き殴られています。
On my white board in my room, some enormous numbers (like 10 raised to the power of 23) are always written off.
あまりに数値が大きいので、電卓はもちろんエクセルでさえ、計算不能ができないことがあるのです。
The numbers are too big, so I cannot calculate by even Excel and electronic calculator.
数字を支配するどころか、どうみても、数字に翻弄されているのは、この私の方です。
Before controlling the numbers, it is me to be made a fool of by the numbers.
(Continuation from yesterday)
ただ、相対的な幸せですけどね。「ゼロとプラス」の話ではなく「マイナスとゼロ」の話ですね。
Of course, it is a relative happiness, you know. This story is not "Zero and Plus" but "Minus and Zero".
しかし、相対的であろうがなんであろうが、幸せは幸せです。
However, it is relative nor not, but happiness is happiness.
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私は、
When I asked Ms.M who was the editor of my column
「インターネットが、どれだけ『私を不幸せにしたか』を、数字で回してみたいんです」
"I want to calculate "how the Internet made us happy"
と、編集担当のMさんにご相談したところ、「是非、お願いします」とご回答頂いております。
She could accept my proposal with saying "Your proposal is greatly appreciated."
近々執筆したいと考えております。
At an early date, I want to start the series of the theme.
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同じ話題を、家族にも振ってみました。
I told the same story to my family, and the second daughter gave me some questions as follows.
次女:「アマゾンや通販が使えなくなるよ?」
Daughter:"You cannot use Amazon and other mail-order services can you?"
江端:「あれらのサイトによって、どれだけ、日本の小売の消費が抑制されているか・・・」
Ebata:"Let you think how the consumption chances has been lost by the web sites"
次女:「YouTubeでアニメが見られなくなるよ?」
Daughter:"Don't you care if you can watch animations by YouTube?"
江端:「広告のスキップによって、広告業界がどれほど打撃を受けているか知っていることか?」
Ebata:"Do you know the AD industry has got the damage by skipping the advertising video-clip?"
次女:「じゃあ、CookPadで、料理のレシピが手に入らなくなるよ?」
Daughter:"Let me see. You are going to fail to get the recipes of dishes in CookPad site"
江端:「そ、それは・・・ 」
Ebata:"Well, it ... "
「それは困る。うん、インターネットはやっぱり必要だな」
"It is troubled. Yeah, Internet is still necessary."
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CookPadのおかげで、インターネットは、私からの批判から免れることができそうです。
Thanks to CookPad, the Internet is likely to be able to escape from criticism from me.
I said that the story of
"Tutor and prep school instructor is not good for you"
の話の続きですが、なんか変な方向で話を閉じてしまったので、再開します。
I had finished this story without my first intention, so I want to continue it.
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今、以下のアルバイトをやっておくべきだったと、猛烈な後悔をしています。
Now I strongly regret that I should have do the following part-time job.
■アミューズメントパークで、キャストをする
- acting as an cast member at an amusement park.
■ホストクラブで、お金持ちのお客さんに、心にもない追従を言う
- giving good compliments to women at an host bar.
■駅前の中華料理屋の厨房でフライパンを振ってチャーハンを作る
- cooking fried rice at a Chinese food restaurant near a station.
今となっては、そして定年後にも、絶対にできそうにもないアルバイトです。
I am afraid that I will not be able to do the above jobs.
子どもに勉強なんぞ教えたり、パソコンショップでPC-9801なんぞ売っている場合ではなかった(結構、売上には貢献していたと思いますが)。
I should not have taught a child at home, or sold "PC-9801" at a personal computer shop(But I might had sold many PCs).
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金で換えれない経験ができたハズなのに、そして、その経験は、今になって、色々なネタとして語れたハズなのに ――
I could have had many experiments without exchanged with money, and those have given me a lot of topics.
本当にもったいないことをした、と心底から後悔しています。
I have regretted to be really wasteful from my heart.
ま、もっとも、チャーハン作りに目覚めて、エンジニアの道を辞めていた可能性もあるので、それはそれで、何が良かったのかは分からないのですが。
Well, I might have waken up for fried rice, and gone to the way of an engineer. So I do not know what was good.
ホストの道に進むことはなかっただろうと思いますが。
I think that it would have never been in a host bar.
町内会の業務を効率化する ―― というのは名目で、本当は「私がラクをしたい」一心で、町内会の業務のIT化を画策しております。
"To promote the efficiency and diversification of neighborhood association(NA)" is not a really purpose, but, I am going to make IT environment for NA "to make me easier for the NA's tasks".
しかし、このIT化を推進できる人材が発掘できておりません。
However, I cannot find the proper person to make the IT environment.
そして、私の任期は、あと1年しかありません。
In addition, my term will expire after one year.
私の後任を努められる人材の確保が、急務です
There's an urgent need to get the person as the successor to me.
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I don't say luxury thing, for example,
"Ubuntu 16.04がインストールされたクラウドサーバを、リモートから運用管理できる方"
"I need the person, who can manager a could server which Ubunts 16.04 has been installed.
・・・などと贅沢なことは言いません。
上記のフレーズの「意味」を理解できる人で十分です。
It is enough to understand the meaning of above phrase.
御提供できるメリットは「1000人近くのユーザを有する、サーバを運用管理した」というキャリアです。
What I will give you, is a career that "you can manager the IT server whose numbers of user is about 1000"
ご興味のある方は、是非、御一報下さい。
Please feel free to contact me, if you are interested in the management.
但し、私の町内の方に限りますが。
However, for a resident in my town only.
就職面接で、
In a job-interview, the conversation of
「これまで、どのような技術を取得されましたか?」
"What kind of technology Have you ever worked for?"
「はあ、主に『AI』を・・・」
"Well. I have worked for "AI""
という応答をすることと、
and
お見合いの席で、
In a marriage meeting, the conversation of
「普段、どのようなスポーツを何を嗜(たしな)まれていますか?」
"What sport have you been doing at the weekend? "
「はあ、『オリンピック』を少々・・・」
"Well. I enjoy doing "Olympic""
という応答をすることは、その「バカさ加減」において、基本的に同じです。
are basically same as degree of stupidity.
-----
どっちも、『こいつは、アカン奴』と思われて、
Anyway, in either case, you are looked down as an "useless guy", and
そして、相手から『今回は、御縁がなかったということで』と言われる点でも同じです。
got a message of "it was not meant to be, this time" from the other side.
私は、職業野球に興味がないので、プロ野球の公式戦が開催されないことに対して、特別な思いはありません。
Since I am not interested in professional baseball, I have no special feelings that the official match of professional baseball will not be held.
私は、職業サッカーに興味がないので、プロサッカーのリーグ戦が開催されないことに対して、特別な思いはありません。
Since I am not interested in professional baseball, I have no special feelings that the official match of professional baseball will not be held.
ですが、
However, I was shocked that
―― 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」の放送延期
"My youth romantic comedy is wrong. the last episode" is postponed
には、ショックを受けました。
-----
もちろん、作品の品質を維持する為であるなら、私は1年だって我慢しますが、それでも、
Of course, to maintain the quality of the work, I endure a year, but still,
「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、緊急事態宣言の発令」
"Issuance of Declaration of Emergency based on the Act on Special Measures against Pandemic Influenza"
のあった日に、この放送延期の公知は、なかなかキツいものがありました。
The announcement of this broadcast postponement was quite hard for me at the day of the issuance.
-----
という気持ちの中で、特に理由もなく、
In that feeling, for no particular reason, I was reading the whole sentence of
"Law against Special Measures against New Influenza"
の、全文に目を通していました。
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第32条に、緊急事態宣言の内容(第1項)、期間、場所、概要の記載があります。
Article 32 contains the contents of the Declaration of Emergency (paragraph 1), the period, place and outline.
私が興味深いと思ったのは、緊急事態宣言の有効期間は「2年を超えてはならない」と明記されていることです(第2項)(なお、延長規定(第3項)あり)。
What I found interesting was that the validity period of the emergency declaration was clearly stated as "not more than two years" (paragraph 2) (with an extension provision (paragraph 3)).
これ、どんなパンデミックも、おおよそ2年以内に可制御状態(×根絶)になる、という過去の事例に因るものだと思われます(スペイン風邪も、同程度でした)。
This seems to be due to past cases where any pandemic will become controllable within approximately two years (e.g. Spanish cold).
-----
あと、この法律に基づく緊急事態宣言の発動条件について調べてみました。
I also examined the conditions for triggering an emergency declaration based on this law.
「政令に定めるところ」との記載があったので、それを探してみました。
There was a statement that "specified by a separate ordinance", so I looked for it.
根拠条文は、
The grounds clause is
Article 6 (2) of this
第1号の「感染したおそれがある経路が特定できない場合」
(1) "When the route that could be infected cannot be identified"
と
and
第2号の「新型インフルエンザ等を公衆にまん延させるおそれがある行動をとっていた場合」
(2)"When the public has taken actions that may spread the new influenza and the like to the public"
の2つだな、と、ざっくりアタリを付けました。
I roughly estimated the above two.
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ここで、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に戻って、ここに登場する、主語を片っぱしからピックアップしてみました。
Here, I went back to the Act on Special Measures for Countermeasures against New Influenza, and tried to pick up the subject appearing here.
国、政府、地方自治体、定公共機関、指定地方公共機関という組織と、内閣総理大臣、都道府県知事のような役職名と、そして「国民」が(国民の義務)という項目で登場します(第4条)。
The names of the nations, governments, municipalities, regular public institutions, designated local public institutions, and titles such as the Prime Minister and prefectural governors. And "Citizen" appears under the item (Obligation of the people) (Article 4).
国民の義務と言えば、思い出すのは、日本国憲法に定められた「教育の義務(26条2項)」「勤労の義務(27条1項)」「納税の義務(30条)」です。
Speaking of the people's obligations, I recall the "duty of education (Article 26, paragraph 2)", "duty of work (Article 27, paragraph 1)" and "duty of tax payment (Article 30)" written in the Constitution of Japan .
しかし、憲法以外の法律の条文の中で「国民の義務」と記載されたものを、あまり見たことがないので、違和感というか、新鮮というか、そんなものを感じました。
However, I haven't seen anything that mentions "national obligations" in the provisions of laws other than the Constitution, so I felt uncomfortable and fresh.
-----
そして、条文を読むとき、私が、真っ先に探すのが「罰則」です。
And the first thing I look for when reading articles is "penalties".
この法文では、第76条~78条に規定がありました。
In this law, Articles 76 to 78 had provisions.
(1)物資を提供に協力しなかった者は、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金
(1) Persons who did not cooperate in providing goods shall be sentenced to imprisonment of 6 months or less or a fine of 300,000 yen or less.
(2)(接収等を前提とした)立入検査に協力しなかった者は、30万円以下の罰金
(2) Persons who did not cooperate with on-site inspection (assuming requisition etc.) are fined up to 300,000 yen
(3)上記(1)(2)の個人だけでなく、その個人の属する法人も纏めて罰金(両罰規定)
(3) Not only the individual (1) and (2) above, but also the corporation to which the individual belongs is fined together (both penalties).
という、比較的弱めではありますが、刑事罰付きの罰則規定があります。
Although relatively weak, there are penalties with criminal penalties.
まあ、「世間の晒し者」効果を期待して、この程度としているのでしょう。
Well,the law may be expecting the "exposed person" effect.
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ただ、条文上、メイド喫茶や深夜のバーの営業自粛は「要請」することはできても、「禁止」することはできないようです。
However, according to the provisions, it seems that maid cafes and bar bars at midnight can be "requested" but not "prohibited"
(私は、どうしても見つけられなかったので、どなたか見つけた方は教えて下さい)
(I couldn't find it, so please let me know who found it)
ですので、追加の政令を発令して、「営業に対する損害補償」を「人質」として、「事実上の禁止」に持ち込むのだ、私は思っています。
So, I think that they will issue an additional government ordinance and bring "compensation for damages to business" as a "hostage" and a "virtual ban".
まあ、これは法律を学んだ人なら誰でも知っていることですが、「政令の定めるところ」というフレーズは、結構「子狡い」のです。
Well, as anyone who has learned the law knows, the phrase "as stipulated by separate ordinance" is quite "childish".
なぜなら、政令は国会の承認を必要とせず、内閣が勝手に盛り込めるものだからです。
This is because the separate ordinance does not require the approval of the Diet and can be included by the Cabinet.
「後出しじゃんけん」みたいな性質があります(ただし、政令には罰則を設けることができません(日本国憲法第73条))。
like "cheats at rock-paper-scissors".(However, penal regulations cannot be imposed on separate ordinances (Article 73 of the Constitution of Japan)).
-----
『一次情報にアクセスすれば、同じことを繰り返しているニュース番組より、結構、色々なこと分かるもんだ』てなことを考えているうちに、えらい時間が経過してしまいました。
I think "when I access the primary information, I can know a lot more than a news program that repeats the same thing", but my great time has passed.
話を元に戻します。
Let's get back to the story.
私が、
I was shocked that
―― 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」の放送が延期
"My youth romantic comedy is wrong. the last episode" is postponed
に、ショックを受けているのと同様に、プロ野球の公式戦の延期や、プロサッカーのリーグ戦の延期にショックを受けている人がいると思い至ることができます。
Just as I was shocked, I can think that some people are also shocked to postpone the official professional baseball game or postpone the professional league match.
そういう方法で、失望感を共有することはできるのです ―― ベクトルがどんなに違っていたとしても、です。
In that way, we can share our disappointment. no matter how different the vectors are.
最近、「過去の自分に戻る」というコミックやアニメが多いです。
Lately, there have been a lot of comics and anime about "going back to the past".
この手のコンテンツに共通することは『過去の記憶を保持している』と『過去の事象が再現される』という前提条件です。
What all these contents have in common is the prerequisite of 'retaining memories of the past' and 'recreating the events of the past'.
まあ、こういう設定がないと、コンテンツとして成立しないので、仕方がないのかもしれません。
Well, without this kind of arrangement, the content would be unsustainable, so it may be inevitable.
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しかし、私の場合、仮にこの2つの前提条件があったとしても、「過去の自分に戻る」ことは希望しません。
However, in my case, even if I had these two prerequisites, I would not wish to "return to my past.
特に、小学校から中学校にかけては、ゴメンです。
Especially from elementary school to junior high school, it is joking.
あの「息苦しさ」を忘れることはできません。
I will never forget that "suffocating feeling".
勿論、誰のどんな人生だって、「息苦しい」とは思いますが、大人の方が、対処方法が選べる分、ラクな気がします。
Of course, everyone's life is "suffocating," but I think it's easier for adults because they can choose how to deal with it.
―― 最悪でも、組織を巻き込んで自爆してやる
"At the very worst, we could have a suicide bomber involving the organization"
という選択肢があるだけでも、大人の方が、ずっとマシです。
Adults should get that option.
子どもの頃は、大人とか教師とか学校とか言うシステムを「破壊する」という発想は、できませんでした。
When I was a child, the idea of "destroying" the system of adults, teachers, and schools was not possible.
今なら、その発想は簡単にできるのですが。
Now, that idea is easy for me to do.
子どもが大人に頼れれば良いのですが、そもそも、子どもにとって「大人は敵」ですから、頼れようがありません。
It would be great if children could rely on adults, but for children, adults are the enemy, so there is no way to rely on them.
それはさておき。
Aside from that.
-----
私、小学校のころから、ピアノを続けていました ―― 死ぬほど、ピアノの練習が嫌いだったにも関わらずです。
I've been taking piano lessons since I was in elementary school -- even though I hated practicing piano to death.
今のピアノのレッスンというものが、どのようになっているかは知りませんが、私の子どものころは、それはもう、下らないくらいに「教条主義」でした。
I don't know how piano classes are today, but when I was a kid, they were so "dogmatic" that they were trivial.
今なら、はっきりと「バッカじゃねーの」と言い切れます。
Now, I can clearly say, "They were idiot".
バイエル、ブルクミュラー、ツェルニー・・・、あの「絶望的なまでに退屈な曲の演奏」を強いられる日々は、本当にうんざりでした。
Beyer, Burgmuller, Czerny... I was really fed up with those days of being forced to "play hopelessly boring music".
『ピアノの上達のためには、弾く手のフォームを美しく整えることが欠かせません』が、ウソであるとは言いませんが ――
I'm not saying that "To improve your piano playing, it's essential to have a beautiful finger form" is all bullshit.
しかし、『ピアノの上達のためには、フォームなんぞ瑣末なことを忘れて、ピアノを弾くことを心から楽しむこと』こそが、絶対的な真理です。
However, the absolute truth is that "in order to improve your piano playing, you must forget about such trivial matters as form and truly enjoy playing the piano".
-----
こういう、「狂った教条主義」の一例が、テニス部に入っても「1年生はボールを打たず、走り込みと筋トレをするものである」という、下らない「しきたり」です。
One example of this kind of "crazy dogmatism" is the stupid "ritual" of joining the tennis club, "freshmen are not supposed to hit the ball, but run and do strength training.
私は、自腹を切って、とっととテニススクールやスキースクールに入って、ロジカルに、最速かつ最短に、"技を"教えて貰いました。
I paid my own way and quickly joined a tennis school or a ski school to learn the "techniques" in the fastest and most logical way.
今の私は、テニスとスキーの一通りの技を使えて、普通に楽しめるレベルにあります。
I am now at a level where I can use a whole range of tennis and skiing techniques and enjoy them normally.
そして、私が、テニスとスキーを上達するために走り込んだ距離は「0メートル」です。
And, the distance I have run to improve my tennis and skiing is "0 meters".
-----
さて、それらを見直してみて、今の私に分からないことは、『なぜ、当時の私は、とっととピアノなんぞを止めなかったか』ということなのです。
Now, after reviewing them, what I don't understand now is why I didn't stop playing the piano as soon as I could.
(To be continued)
(その1)
(Part 1)
米国を含めた多国籍軍は、1991年に、湾岸戦争を開戦しました。
Multinational forces, including the United States, launched the Gulf War in 1991.
1990年、イラクのフセイン政権は、石油を大量に保有しているクウェートに対して攻撃を仕掛け、国連決議によって多国籍軍が、イラクに攻撃を開始しました。
In 1990, the Hussein regime in Iraq launched an attack against Kuwait, which had large oil reserves. In response, a multinational force, under a United Nations resolution, launched an attack on Iraq.
当時、戦争に忌避的だった米国の世論は、「ナイラ証言」によって、一気に開戦へと機運が高まりました。
Public opinion in the U.S., which at the time was averse to war, was quickly galvanized by the "Nayirah testimony" to start the war.
「ナイラ証言」とは、イラクによるクウェート侵攻の後、「ナイラ」を名乗る少女が行った証言で、その内容は過激なものでした。
The "Nayirah testimony" was a radical testimony given by a young girl who identified herself as "Nayirah" after the Iraqi invasion of Kuwait.
『イラク軍兵士がクウェートの病院から保育器に入った新生児を取り出して放置し、死に至らしめた』と、その経緯を涙ながらに語っていました(何度もニュースで流れたので、よく覚えています)。
'Iraqi soldiers removed a newborn from a Kuwaiti hospital in an incubator and left it to die,' he said tearfully (I remember it well because it was on the news many times).
現在、これが『偽証』であったこと、さらに、そのナイラなる少女が、当時クウェート駐米大使であったサウード・アン=ナーセル・アッ=サバーハの娘だった事実が明らかになっています。
It is now known that this was "perjury" and that the girl, Nayirah, was the daughter of Saud an-Nasser a-Sabah, then Kuwait's ambassador to the United States.
―― (米国民を含めて)世界は、その少女の偽証に見事に騙されて、戦争に突き進んでいったのです。
"The world (including the American people) was successfully deceived by the girl's perjury, and pushed forward to the war"
-----
(その2)
(Part 2)
米国と英国は、2003年に、イラク戦争を開戦しました。
In 2003, the United States and the United Kingdom launched a war in Iraq.
ブッシュ大統領は、開戦前後の演説で、戦争理由以下を挙げました。
President Bush cited the following reasons for the war, in his speeches before and after the war.
(1)生物・化学兵器等、大量破壊兵器を保有し続け、その事実を否定し、国連の武器査察団に全面的な協力を行わなかった
(1) Continued to possess weapons of mass destruction, including biological and chemical weapons, denied the existence of such weapons, and failed to cooperate fully with UN weapons inspectors
(2)イラクの一般市民をサッダーム・フセイン大統領の圧政から解放する
(2) Free Iraqi civilians from the oppressive regime of President Saddam Hussein.
ただし、国連安保理のなかでも、フランス、ドイツ、ロシア、中国らは軍事介入に反対しました。
However, even within the UN Security Council, France, Germany, Russia, and China opposed military intervention.
常任理事国の拒否権によって、国連軍は発動しませんでした。
Due to the veto power of the permanent members of the Council, the UN force was not activated.
米国、英国などは有志連合を組み、3月20日、空爆という先制攻撃に踏み切りました。
The United States, the United Kingdom, and other countries formed a coalition of the willing and launched a pre-emptive strike on March 20, bombing the country.
で、
As a result,
―― 生物・化学兵器等、大量破壊兵器を保有していたという証拠は、一つも見つかりませんでした。
"Not a single piece of evidence was found that Iraq possessed weapons of mass destruction, including biological or chemical weapons"
それを理由として、英国は当時のブレア首相が退陣に追い込まれました(ブッシュ大統領は退陣していません)
Because of this, then British Prime Minister Blair was forced to step down (President Bush did not step down).
-----
(その他)
(Other)
―― 米国は、1945年に、非戦闘員である広島市民と長崎市民の頭上に、摂氏3000度(太陽の表面温度の半分)の核爆弾を炸裂させました。
-- In 1945, the United States detonated a nuclear bomb at 3,000 degrees Celsius (half the surface temperature of the sun) over the heads of non-combatant citizens of Hiroshima and Nagasaki.
これが、連合国軍の分裂(冷戦)の始まりであり、満州、北方領土に侵攻中のソ連に対する、核兵器保有国としてのデモンストレーションであったことは、(我が国では)定説です(米国政府の公式見解とは異なる)。
It is a common belief (in Japan) that this was the beginning of the division of the Allied Forces (Cold War) and a demonstration by the nuclear weapon states against the Soviet Union, which was invading Manchuria and the Northern Territories (contrary to the official view of the US government).
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私は、ロシアのウクライナ侵攻、特に、市民への虐殺を、絶対的な意味で許せません。
I cannot tolerate, in an absolute sense, Russia's invasion of Ukraine, especially its massacres of its own citizens.
また、戦争当事者でない国の国民として、現時点で日本国内の報道は、概ね事実だろう、と考えています。
Also, as a citizen of a country that is not a party to the war, I believe that the reports in Japan at this time are probably generally true.
しかし、私が、それを大声で叫び出さない(コラムの執筆、寄稿等)で、個人的な支援に徹している理由は、
But the reason I don't shout it out loud (writing columns, contributing, etc.) and stick to personal support is
―― 世界各国の政府発表(プロパガンダ)に騙され続けてきた
"I have been continuously deceived by government announcements (propaganda) from all over the world"
という、過去の苦い思い出があるからです。
I have bitter memories of the past like the above.
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「政府がいつもウソをつく」とは思っていませんが、戦争(国防)に関しては、どの政府も高い頻度でウソをつきます。
I don't believe that "governments lie all the time," but when it comes to war (national defense), every government lies with high frequency.
そして、私も、結構、チョロい感じで騙されてきました。
And I, too, have been cheated, quite easily.
ちなみに、「個人的な支援」については、今はお話できません。
By the way, I cannot talk about "personal support" at this time.
今、ガリガリと、英語のカンファレンスペーパーを書いています。
I'm scribbling away and writing a conference paper in English.
(For more information on my writing style, please click here.)
翻訳エンジンがあるからできることです。
This is possible because of the translation engine.
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私、一度、英文チェックの外注を通してから論文を学会に投げたら、学会のレビューアーから、
Once I pitched a paper to a conference after going through an outsourced English language check, from a reviewer at the conference, I was given the following message.
『英文がなっていない』
"Your English sentence is not good enough"
というレビューが返ってきたことがあります。
その件を、外注先にクレームとして報告したら、慌てて担当者を交代させてきました。
When I reported the matter to the subcontractor as a complaint, they rushed to replace the person in charge.
この外注先、いつもエラそうに、私の英語の品質に最低の評価結果を付けて戻してくるので(そんな、いらんこと、せんでもいいのに(多分、うちの会社が頼んでいるんだろうが))、久々に胸のすく思いがしました。
This subcontractor, who always comes back with the lowest rating on the quality of my English (even though they don't have to do that (maybe my company is asking them to do it)). Anyway I had felt happy for long time.
しかし、その後、私は、外注チェックの依頼をしなくなりました。
After that, however, I stopped asking for outsourced checks.
腹が立ってきたからです。
I was getting angry at the conference.
"If you don't like my English, that's fine, and you can reject it for that reason."
という気持ちになりました。
I felt that.
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確かに私たちノンネイティブが書く英語は、ネイティブから見れば、不自然なものかもしれません。
It is true that the English we non-native English speakers write may be unnatural from the perspective of native speakers.
勿論『意味が通じない』というのであれば、批判されて仕方がないと思いますが、『不自然』であるというコメントには、納得できません。
Of course, if it 'doesn't make sense', then I guess I can't help but be criticized, but I don't agree with the comment that it is 'unnatural'.
As I wrote here, I believe that there are as many varieties of English as there are countries in the world, or as many people in the world.
「英語に愛されないエンジニア」のための新行動論 ―番外編―:
— EE Times Japan編集部 (@eetimes_jp) November 26, 2013
“Japanese English”という発想(前編)
⇒http://t.co/3NLGENTQ74 http://t.co/31ghHG50rb
『自分がラクして読めない英文を、寛容に受けいれることが、インターナショナルであり、多様性だろうが』と思うのです。
I think, 'Tolerance and acceptance of English texts that you cannot read with ease is what makes us international and diverse'.
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別の方向からも考えてみました。
I thought about it from another direction.
最近、「異世界ファンタジー」流行っているじゃないですか(流行っているんです)。
Recently, "otherworldly fantasy" has become popular (it is so).
で、ここで、『世界共通語が日本語であり、アカデミズムの世界では、日本語が研究分野の共通言語である』という異世界を想定します ―― ファンタジーの要素はなさそうですが。
So, here we assume an alternate world where 'the universal language is Japanese, and in the world of academia, Japanese is the common language of research fields' -- although there does not seem to be an element of fantasy.
そこに、漢字が誤記だらけで、"てにをは"が滅茶苦茶、関係代名詞"that"をそのまま「それは」とか翻訳したような文が提出されたとしたら、
If a sentence was submitted that was full of kanji errors, "te ni wo ha" was a mess, and the relative pronoun "that" was translated as "that",
『さすがに、これは読みにくいだろうなぁ』
'As expected, this will be hard to read'
とは予想できます。
そして、レビューアーの私は、
And I, as the reviewer, might responce the following,
『日文がなっていない』
"Your Japanese sentence is not good enough."
と返事をするかもしれんなぁ、と。
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あれ? というとは、私の論文の英文は、『そういう感じの英文』だったということ?
Huh? Does that mean that the English sentence of my paper was 'that kind of English sentence'?
と、今、いきなり弱気になっています。
And now I am suddenly feeling vulnerable.
私は、現場の苦労も知らずに命令をしてくる奴が嫌いです(まあ、好きな人はいないでしょうが)。
I don't like guys who give orders without knowing the hardships in the field (well, who doesn't like them).
そう言いつつも、私も、そういう「命令をする側」になっていると思います。
I, too, am on the side of such "giving orders."
ただ、自分が、「命令をする側」に立っていると自覚することは難しいです。
However, it isn't easy to realize that you are standing on the side of giving orders.
人は「命令する側」になって、部下や他人から、恨まれ、憎まれていることには、全く無頓着です。
People are indifferent to the fact that they are "the ones giving orders" and are resented and hated by their subordinates and others.
私たちは、自分が部下が追いつめていることや、部下が病気になっていることや、退職していることに、気がつくことができません。
We are unaware of the pressure we put on our people, making them sick and retiring them.
一方、人間は、「命令される側」になると、不快な気分になります。そして、その人間への憎しみを決して忘れません。
On the other hand, humans feel uncomfortable when they are being "ordered around." And we never forget our hatred for that human being.
(たまにテレビのインタビューなのどで、『今になって思えば、あの上司の叱責は、私を思ってのことであった』などの美談で纏めている奴は、『能天気な人格者』か『保身に走る嘘吐き』か『自分史の歴史改竄者』と思っています)。
(Sometimes, in TV interviews, those who summarize with beautiful stories such as "In hindsight, my boss's reprimand" are "good-natured personalities" or "self-protective liars" or "falsifiers of their history").
人間は、組織化(社会化)されると必ずこの様になります。
Whenever human beings are organized (socialized), they become like this.
そして、これを修正する方法が、絶望的に存在しないことを知っています。
And we know that there is hopelessly no way to fix this.
この社会において、私たちは「命令される側」「命令する側」のどちらからも逃れることは、本当に難しいのです。
In this society, it is tough to escape from "the one who orders" and "the one who gives orders."
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ところが、最近、私が「命令する側」になっていることを、自覚できる手段があることが分かってきました。
Recently, however, I have discovered that there are means by which I can become aware that I am on the "commanding side."
「生成AI」です。
Generative AI.
最近の私は、プログラムの殆どを、"ChatGPT"か、"Github Copilot"に作ってもらっています。
Recently, I have been using "ChatGPT" or "Github Copilot" for most of my programs.
生成AIに頼りすぎていて、『自分のコーディング力が、恐しく低下しているのではないか』と心配になる程です。
I rely so much on generative AI that my coding skills may decline.
(というか、間違いなく低下していると思う)
(I mean, I think it's declining.)
現在の私のプログラムの作り方は、こんな感じです。
Here is how I currently make my program.
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(Step.1)プログラムの概要を日本語で生成AIに入力する
(Step.1) Input the outline of the program in Japanese to the generating AI.
(Step.2)生成されたプログラムを実行する
(Step.2) Execute the generated program
(Step.3)エラーが出てきたら、それを生成AIに入力し、(Step.2)に戻る。
(Step.3) If an error appears, enter it into the generating AI and return to (Step.2).
(Step.4)エラーは出てこないが、期待通りの結果が得られなかったら、その旨を生成AIに入力し、(Step.2)に戻る。
(Step.4) If no error appears but I cannot get the expected result, enter that into the generating AI and return to (Step. 2).
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これを繰り返して、プログラムが期待通りに動くまで続けます。
I would repeat this and continue until the program works as expected.
しかし、これを何度繰り返しても、プログラムが動かないこともあります。
However, no matter how often repeated, the program may not work.
すると、私は生成AIに対して『何で動かないんだ!』と文句を言いたくなります ―― ろくにプログラムも読まずに、助けて貰っているのにもかかわらずです。
Then I want to ask the generative AI, 'Why isn't it working? -- even though I'm getting help without having read the program thoroughly.
この私の態度は、私がもっとも軽蔑する人間の振る舞いと同じです。
This attitude is the same as the behavior of the people I despise the most.
こうして、私は、「命令する側」を自覚するに至りました。
Thus, I became aware of the "ordering side".
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私がどれほど厳しいことを言っても、生成AIは「うつ病」になったり「退職」したり「自死」したりすることはない ―― この、安心感は、多分、人間を『傲慢』にしていくと思います。
No matter how harsh I am, the generated AI will not become "depressed" or "retire" or "commit suicide" -- this, I think, a sense of security will probably make humans 'arrogant.'
私は、多くの人が考えている方向 ―― AIに職を奪われる ―― とは別の方向で、生成AIによる弊害を心配しています。
I am concerned about the harm caused by generative AI in a different direction than many people think -- losing jobs to AI.
生成AIの利用は、普通の人を「攻撃的」で「衝動的」な人間に変えてしまう可能性が高いのです。
Generative AI will likely turn ordinary people into "aggressive" and "impulsive" people.
「生成AI」が文句を言わないで服従する道具であるから「攻撃的」で「衝動的」になっても良い、という理屈は、
The logic that it is OK for a "generative AI" to be "aggressive" and "impulsive" because it is a tool that complains and obeys without complaint,
「気弱な人」が文句を言わないで服従する人間だから「攻撃的」で「衝動的」になっても良い、という理屈と同じです。
It is equal to the logic that it is OK for a "feeble-minded person" to be "aggressive" and "impulsive" because they are human beings who submit without complaint. It is the same logic that justifies "bullying" and "power harassment.
つまり、「いじめ」や「パワハラ」を正当化するロジックと同じです。
In other words, it is the same logic that justifies "bullying" and "power harassment.
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という訳で、私は、
Therefore, I recommend the following mechanisms in the generative AI:
―― 理性的に生成AIを扱えない人間は、生成AIが、その人間へのサービスの提供を拒否する
"If a human being cannot rationally handle a generative AI, the generative AI will refuse to provide services to that human being."
というメカニズムを、現時点で組み込むことを提言します。
It is not "for the sake of generative AI" but "for the sake of us humans."