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2012-04-04 空を見上げる

自宅から職場は、都心から離れる方向になるので、朝の通勤電車は比較的空いていて、座っていくこともできます。

しかし、多くの場合、私はドアのところに立って、本を読んでいるか――

―― 空を見ています。

-----

いや、気取っている訳ではなくてですね、眺めているのが好きなんですよ。地デジアンテナの方向。

地元の中継局に向いていたり、東京タワーの方向を向いていたりと、結構バラバラ。

加えて、微妙に方向が違っていたりして、こういういい加減なアンテナ設置工事をするとは『プロの仕事』とは思えん、許せんなぁとか思いながら。

まったくアンテナが存在しない区域は、多分ケーブルテレビが強い地区だろうとか考えています。

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アンテナと言えば、今週末、角材と紐だけで実験用のGPSアンテナを立てました。今日、台風並の暴風雨が来たので、あわてて家の中に撤収しました。

アンテナごときで、結構な時間を費せる人生は、結構良い人生だと思います。

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(以下スルーして下さい)
ここで、先週末の実験結果の概要のメモ

1.実験結果
○1PPS信号ロックには、東西南北の全方向が開けている必要がある。但し、地平から45度程度あれば足る。
○家庭用のテレビケーブル(インピーダンス75Ω)で、GPS信号の伝送実験を強行。インピーダンス不整合(GPSケーブルは50Ω)だけど、1PPS信号は簡単に取得確認
○但し、3分岐させて、テレビアンテナまたは、ブースタ方向のケーブルと接続すると、即1PPSが消える(GPSロックが外れる)。利得がダウンが原因か、あるいは別の原因があるのか不明。
○またGPS信号を、そのまま家庭内のテレビケーブルに強行配信して、家の中での1PPS信号取得実験は当然に失敗。

2.考察
○インピーダンス整合器を使わなくても、1本のケーブルでは問題なく配信できることが分った。
○テレビケーブルからGPS信号を取得できない理由は、「分岐による利得ダウン」「ブースター等の経過する際の利得ダウン」などが考えられる。

3.今後の進めかた
○まず地デジやBSの信号レベルとGPSの信号レベルを正確に把握すること
○地デジ・BS用の市販ブースターがあるから、先ずはそこから今週末に再実験を開始する。
○その後は、GPSブースターをどっからか借りてきて、電波を増幅してテレビケーブル線に突っ込んでみよう(無茶は承知だ)。

以上


2013-04-04 ITスキルがない若者の未来は絶望的に暗い

「秋葉原で1000円程度で手に入るMP3プレーヤーを購入して、自分と家族に与えています」

というのが、昨日の日記の書き始めでしたが、当初と違う結論の内容になってみたので、本日は、再度書き直しです。

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昔、「カセットテープ」というものがありました ―― という書き方をしなければならなに時代になっているのですねえ(感慨深い)

「カセットテープ」とは、両面合わせて60分程度の音楽を録音、再生する為の記憶媒体です。サイズは掌で掴める程の大きさのものです。

当時、私達は、音楽というものの「カセットテープ」という「有体物」で把握していました。あるいは「レコード」「CD」とかを含み、とにかく音楽はリンゴやバナナと同じく、人間の手によって流通される「物」だったのです。

少くとも、それはネットワークを通じてやってくるものではなく、どこかの小売店で購入する「物」だったのです。

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このパラダイムを最初に壊したのが、「ダブルカセット」というカセットテープを2つ入れることのできうる、カセットテープの複製装置でした。

当然ダブルカセットでカセットテープを1本複製するのには、当然60分やら90分なりの時間が生じていたものですが、それでも「複製権侵害を助長する装置だ」といって、音楽業界からはゴウゴウたる非難を受けたものです。

ですが、我々は気楽に複製しては友人との間でカセットテープの交換をしまくっていたものです。

逆に言えば、そのような「違法流通ルート」の維持の為に、友人関係を維持していたという側面を、(少くとも私は、完全には)否定できません。

つまり、多くのCDを購入することができた「お金持ちの家の子供」というのは、優遇されるという時代であったと言えます。

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さて、ここで話は変わります。

昨日の日記で、「娘が自分のこづかいでPODを購入」した時に、私は、「いかなるサポートもしないので、そのつもりで」と宣言しておきました。

自分の力で、音楽PODへの録音や録画ができないようなら、いつまでもたってもITスキルは向上しないし、そして、

―― ITスキルがない若者の未来は、絶望的に暗い

と信じているからです。

音楽や映像コンテンツを自由自在に操れない人間が、情報の差別化を受けていくことは自明です。

ソーシャルメディアを使いこなせない若者が、差別を受けているという現実があります。例えば、求人情報を、ソーシャルメディアに限定しているという企業は、どんどん多くなりつつあります(私は不愉快に感じてはいますが)。

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で、娘の話に戻りますが、かれこれ3週間ばかり放っておいたのですが、ついに根を上げてきました。

「あるコンテンツをインストールできない」と泣きついてきました。

「ちゃんとGoogle検索してみたか」と確認したところ、「ちゃんとやった」と応えたので、さっそく取りかかってみました。

―― 30分後に完了

-----

「お前なぁー、ちゃんと本気で調べたんか!」と文句を言ったところ、

「ちゃんと調べたもん。2時間も」と答えたので、私はヘナヘナと床にしゃがみこみそうになってしまいました。

―― ケタが違う

せめて「20時間」と言って欲しかった。

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なんかねー、ITを舐めているとしか思えないんですよね。

ITが面倒くさくて、うっとうしくて、思い通りに動かなくて、腹が立つ、というのは、圧倒的に認めるにしても、

仕方ないじゃないですか。ITって、そもそもが、そういうものなんだから。

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「お金持ちの家の子供」が優遇された時代は終焉を迎え、今や「ITを使いこなせる資質を有する子供」が優遇される時代に変わりつつあるように思えます。

「スマホを子供に持たせるかどうか」などというレベルの議論をしている場合じゃないかもしれません。

もしかしたら、「情報機器を子供に使わせない」ということが、「子供への虐待」となるという時代は、あんまり遠くないのかもしれません。


2014-04-04 私にとって、そんな幸せな時代があったのですよ、かつては。

昨夜、西尾維新さんの最新刊、「終物語(下)」を楽しく読んでいました。

Last night, I enjoyed reading "Owari-monogatari(latter)" written by Ishin Nishio-san.

主人公の二人がデートでカラオケボックスに行って、カラオケ装置による歌唱力の合計得点を競い会うというシーンがでてきました。

In the book, the scene that the hero and heroine competed in singing songs with scores from the karaoke-machine appeared.

機械による歌唱力の得点というのは ―― エンジニアとして断言しますが ―― 全然当てになりませんよ。

As an engineer, I can determine that the score is not trustworthiness absolutely.

だって、その機械のパラメータを設定している当人が、エンジニアですから。

The parameters of the machine must be tuned by engineers.

エンジニアの思考形態は大体読み取れるんですよ、私は。

I can estimate how the engineers make the score algorism.

(1)音程の周波数解析をする、(2)音量の特徴点が発生する時間の差異を計算する、(3)上記(2)(3)のシンクロ率を評価関数として得点化する。

(1)analysis of key frequency, (2)calculation of the time between specified points of sound, (3)making score as synchronic ratios from the (2)(3).

多分、この3つくらいでしょう。

Maybe there looks like the above three points.

搭載できるメモリやCPUの性能を考えれば、これ以上の機能を搭載するエンジニアはいないだろうし、多分「やる気もない」と思う。

No engineer tries to load another function from the view points of memory and CPU and have spirit to do them.

この3つのパラメータの場合、自分なりの個性で上手く歌おうとすればするほど得点は悪くなる ―― まあ、だから、「戦場ヶ原ひたぎ」さんは、落ち込む必要はないんです。

According to the above parameters, the score becomes worse, the better she sings a song.

So, I think that Ms. Hitagi Senjyougahara doesn't let her down.

-----

私が学生の頃、大学祭では「コンピュータうらない」というのが結構流行っていたのですが、あれくらい当てにならないものはありません。

When I was a college student, there were many branches that showed "Computer fortune-telling" in college festival. I know well that are squiffy doo.

なにしろ、文系で外国文学を専攻していた、私の嫁さんが、占いプログラムのコードを入力していたくらいですから。

My wife who majored in English literature input the programming code to personal computer.

『凄いじゃん! アルゴリズムから設計したの?』

"Great! Did you design the algorism?"

と驚く私に、

I was surprised to heat it from her, she said,

『いやー、なんかパソコン月刊誌に書かれていた文字を打ち込んだだけだけど』

"I just input meaningless many characters from a PC magazine"

と言っていました。

「コンピュータ」と言うだけで無条件に信頼され、「コンピュータを操作できる」ということだけで、不当なくらい絶大な尊敬を勝ち得ていた ――

私にとって、そんな幸せな時代があったのですよ、かつては。

The period absolutely existed that

Everybody believe anything with the word "computer”, and everybody respected me only because I could use computer.

Once, the days made me happy overwhelmingly with no reason.


2015-04-04 彼は実践的なウォーキングリーダーでした。

日本において、「二宮金次郎」をいう人物を知らない人は少ないと思うのですが、彼が何をやったのかはほとんどの人が知らないと思います。

In Japan, "Ninomiya Kinzirou" is a very famous historical person, you know. but most people don't know what he was rewarded with good results.

二宮尊徳 ―― 彼は、農政施策コーディネータです。

His formal name is "Ninomiya Sontoku". He was a agricultural administration measure coordinator.

水害被害の復興、飢饉問題に対する地方自治体(小田原藩)へのアドバイス、その他、財政再建などに才を発揮した人です。

He displayed his talents for revival of the flood damage, advice to the local government (Odawara feudal clan) for the issue of famine, and finance reform.

しかし、私と娘(次女)にとっては、「二宮金次郎」とは、単なる歴史上の偉人ではなく、精神的支柱そのものなのです。

But he is not a historical person for both my second daughter and me. He is a mental prop itself.

-----

彼は実践的なウォーキングリーダーでした。

He was a radical walking reader.

「歩き読書」を、実践し、かつ成果を出したという、紛れもない実例の一人なのです。

He practiced "walking reading", and made some good fruits. He is one of the obvious example.

私たち「歩き読書」派にとって、彼のライフスタイフこそが、人生の金科玉条(きんかぎょくじょう)であり、また「歩き読書」を批判する人間に対する、アンチテーゼそのものでした。

For us at "Walking reader" school, his life style is a golden rule in our life, and a typical antithesis against the critics who blame for "walking reading".

近年、「歩きスマホ」なる亜流の輩が、各種の事故を起こして、我々「歩き読書」派までに迷惑をかけています。

Recently, the imitators who are called "Walking Smart phone" are annoying us "Walking reader" school.

二宮尊徳の思想と、ウォーキングリーダーテクニックをすでに身につけている私が、あのような未熟な輩と一緒にされるのは、納得できません。

I cannot put up with such unripe people, who has no ideal of "Ninomiya Sontoku" and no technique of walking reading.

(続く)

(To be continued)


2016-04-04 人間の持ち時間は、本当に絶望的な程少ない。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

人間の持ち時間は、本当に絶望的な程少ない。

Remaining our life time is really short despairingly.

そのような絶望的に短い時間の中で、「色々なことに同時に興味を持つ」ということは、「『これ』というものを極めることなく人生を終える」ということと同義だろうと思うのです。

In this despairing short period, "getting more than two interests at the same time" is same as "terminating the life without mastering anything, like "this"".

ノーベル賞を受賞された方からのアドバイスの一つに、

There is an advice of the novel prize winner, that is

―― 解決すべき課題は山ほどあるが、どんな課題であれ使われる時間は等価である。だから「何の課題に取り組むべきか」を真剣かつ慎重に選ばなければならない

"Though there are a lot of problems we should resolve in the world, the time we have to spend for each problem is same. So we should think of which problem we try first seriously and carefully".

というものがあります。

全くもって正論です。

I think that it is utterly logical.

電波時計のモジュールをいじっている時間があれば、その時間で、もっと意義のある課題(人類をもっと幸せにするような課題)に取り組めるはずです。

If I have time to make the time wave clock module, I think that I should try another problem (for the global peace, for example).

そういうことを、キチンと理解していれば、私は「ノーベルエンジニア学賞」をすでに受賞しているハズです。

If I have been able to understand the background logically, I had already get the novel "engineer" prize.

-----

コミック「ちはやふる」で、原田先生は、

In the comic "Chihayafuru", Harada-sensei said,

『青春全部かけたって強くなれない? まつげ君。かけてから言いなさい』

"I am not going to be strong, even if I bet everything in my youth" Hey guy. Why do you say it before betting anything ?"

と、おっしゃっておられます。

原田先生のおっしゃっておられることは正論だと思います。

I think that Harada-sensei's comment is just an argument,

しかしですね、もし「青春全部かけて、目的を達成できなかった」としたら、エラい青春の損失になるとは思いませんか、原田先生?

But Harada-sensei, if they cannot achieve the purpose in spite of spending their youth period, it becomes a big loss doesn't it?

(続く)

(To be continued)


2017-04-04 しかし、これは「面白い」と思える人にしか「面白い」とは思えないのではないか、と。

<長女>が、「三国志」について勉強したがっている(?)ので、理由を聞いたとこと、原因は「私」でした。

My senior daughter wanted to learn about "Three Kingdoms". When I asked the reason, it was me.

そういえば、

By the way,

"If you can talk about "Three Kingdoms" in singles party, you will become popular with men"

と言ったのは、確かに私でした。

It was me that told her the above.

私も、「三国志」は、少くともハリウッドのヒーロー物よりは面白いと思います。

I think that "Three Kingdoms" is more interesting than Hollywood heroes at least.

However, on the other hand, among "Three Kingdoms" fans, there are many people who make them feel quite unpleasant.

-----

現在、私、Youtubeで『三国志 Three Kingdoms』を聴いている(×見ている)のですが、これが物凄い長編で、全編100話にも及ぶ大作です。

Currently, I am listening to "Three Kingdoms" on Youtube (×watching), but this is an amazing feature, full of 100 episodes in full.

普通、これくらい長いコンテンツになってくると、退屈になってくるものなのですが、しかし、これが結構「面白い」のですよ。

Normally, it will become boring for such this long content, but this is quite "interesting".

まず、あの膨大か数の登場人物を、ビジュアルで認識できることが、他のコンテンツと決定的に違います。

First of all, it is decisively different from other contents that we can recognize that huge number of characters in visuals.

そして、この登場人物の演技が、これまた個性的で楽しいのです。

And the performances of these characters are also unique and fun.

また戦闘シーンにおいても、赤壁、官渡、夷陵のシーンなどは、CGを駆使しているハリウッド映画なんかより、はるかに迫力があると、私には思えました。

It seemed to me, that in the battle scene, like red walls, kanto, and Illeung, they are much more powerful than Hollywood movie making full use of CG,

-----

しかし、これは「面白い」と思える人にしか「面白い」とは思えないのではないか、と。

However, I am afraid that this content is "interesting" only for those who think "interesting".

殺戮、裏切り、陰謀、先棒、報復、が延々と繰り返される物語であり、終章近くの、主人公格の老害で、何十万もの若い兵が犬死にしていくシーンは、『これから、本当に気をつけよう』と思わせてくれるコンテンツです。

Slaughter, betrayal, conspiracy, buddy, retribution, are repeated endlessly. There is a scene in which hundreds of thousands of young soldiers dies of dogs due to the elderly in the main character around the end chapter. The story give me a feeling of "I am sure to be really careful".

―― まあ、何がいいたいかというと、

Well, what I want to say,

『「合コン狙い」という意図で、楽しめるコンテンツではない』ということです。

"Three Kingdoms" is not an enjoyable content with the intention of "getting a man in singles party".

-----

という訳で、父親としての私としては、これから始まる華やかな長女のキャンパスライフにおいて、

So, as me as a father, my senior daughter should not spend time on such "disgusting content"

こんな「辛気くさいコンテンツ」に時間をかけない方が良いのではないか、と思うのです。

at her brilliant campus life to start from now


2018-04-04 しかし、しばしば「技術」というのは、「人間」を「置いてけぼり」にする、というのも事実です。

これまで何度も申し上げてきましたが、私は、

I told you again and again that I believe

●「楽(ラク)は正義」

"Easy is a justice"

●「技術は、楽を具現化するもの」

"Technology make our life easier"

故に、

Therefore,

●「技術は正義」を信条に、これまでエンジニアをやってきました。

"Technology is a justice". This is my cherished motto as an engineer.

-----

しかし、しばしば「技術」というのは、「人間」を「置いてけぼり」にする、というのも事実です。

However, it is also true that "technology" often leaves behind "human being".

人間の能力や環境を無視した技術は、正義足りえないのです。

An technology that ignores human's capability and environment, is not enough for a justice.

最近は、実家に帰省した時だけでなく、町内会の役員になったことで、これを実感しています。

Recently I can understand deeply this fact, when not only returning home, but also attending at the neighborhood association(NA) meeting.

-----

町内で電子メールやWebを使える人と、使えない人の比率を、ざっくり試算したことがあります。

I calculated the ratio between digital native and non-native frankly before.

6:4になりました。

The result was 6:4.

つまり、町内会の業務やサービスを、IT化しても、6割の人は(多分)困らない、ということです。

In short, 60% persons in my town are not annoyed by IT works and services of NA.

企業や行政であれば、当然、4割の人を切り捨てても、IT化を推進するでしょう。

Company and government offices will discard the 40% persons and drive the IT works and services.

ITは技術であり、技術は「楽」の具現化ですから。

In my opinion, "IT is a technology and a technology makes me easier."

(もっとも、それは表向きであって、本質的には「金」(人員削減)ですが)

Of course, I know well that the purpose of IT is "money(cutting job)"

(続く)

(To be continued)


2019-04-04 しかし、牛丼屋や立ち食いソバ屋で食事をすることは、「珍しい」ですが、「不道徳(インモラル)」ではありません ―― 当たり前ですが。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

昔に比べれば、かなり増えているとは思いますが、制服女子の高校生がそのような場所にいる風景は、まだまだ「珍しい」です。

I think it has increased considerably compared to the past, however, the view that high school girls are in such places is still "unusual."

そして、私達は、「珍しい」と思われることを回避する傾向があります。

And we tend to avoid being considered "rare."

「目立たない」ことが、生きていく上で有利であるこことを、よく知っているからです

Because we know well that "inconspicuous" is an advantage to live.

ちなみに、『出る杭は打たれる』は、私の中では諺(ことわざ)ではなくて、自然法則です。

By the way, "the best policy is to keep your head down" is not a proverb in me, but a law of nature.

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しかし、牛丼屋や立ち食いソバ屋で食事をすることは、「珍しい」ですが、「不道徳(インモラル)」ではありません ―― 当たり前ですが。

However, eating at a beef restaurant or a standing buckwheat noodle is "unusual," but it is not "immoral." It is natural.

研究員としては、この問題、「女性専用の吉野家」とか「女性専用の曜日を供えた立ち食いソバ屋」という社会実験で検証してみたいという気持ちがあります。

As a researcher, I have a feeling that I would like to verify this problem, in a social experiment of "Yoshinoya for women only" or "Standing buckwheat noodle shop with women's day of the week".

さらに、「友人との同伴不可」「一人での来店のみ可」という条件を付帯した場合の集客率についても興味があります。

In addition, I am interested in the customer attraction rate when the condition of "no companion with a friend" or "only one visitor" is attached.

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ファストフードの経営陣の皆様。

Everyone at the fast food management team.

潜在顧客の掘り起しとしての社会実験、いかがでしょうか?

How about these social experiments as digging up potential customers?


2020-04-04 ―― 桜の咲きほこる雅な茶会の席で、俳句をしたためながら、ホトトギスの声を遠くに聞く

先日

The other day,

""A forefront of corona infection battle" sent by a doctor to an engineer"

をご執筆された、「轢断のシバタ」ことシバタ医師(以下、シバタ先生)から、第2弾のメールを頂きました。

I received the second e-mail from Dr.Shibata,"Shibata, the cutting in two under train wheels" the author of this column.

本日は、そのメールに対して、私からシバタ先生へ送った 「私(江端)からのお願いメール」を公開致します。

Today, in response to the email, I will a "Request email from me (Ebata)" sent to me by Dr.Shibata.

====== ここから ======

====== From here ======

シバタ先生

Dear Dr.Shibata.

頂いたメール(第二弾)を拝見致しました。

I read your email.

基本的に、前回頂いたメールと、今回頂いたメールの間に論理矛盾はないように思えます。

Basically, I don't think there is a logical contradiction between the email I received last time and the one I received this time.

御自身では「意見の変更」とお書きになられていましたが、私は、違和感を感じることができませんでした。

You wrote "change of opinion" yourself, but I couldn't feel anything wrong.

前回の内容を強化する「補稿」という所感でした。

It was a remarkable "supplement" that strengthened the previous content.

それはさておき。

That aside.

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私からの寄稿の形を取らせて公開させて頂いておりますシバタ先生のメールのコンテンツには、現時点で、5000を超えるツイートやメッセージが付いております。

At the moment, the content of Dr.Shibata's e-mail, which has been published by me, as my my contribution, has over 5,000 tweets and messages.

私は、これらのメッセージの全てを読んでおります(本当)が、多くの読者は、シバタ先生の前回のメールの内容を正しく理解して、今回のシバタ先生のメールと同じ内容の結論を、自力で導いているように見えます。

I have read all of these messages (true). Many readers seem to understand the content of Dr.Shibata's previous email correctly, and have come up with the same conclusions as Dr.Shibata's email this time.

これは、私の経験から言えば、かなり「奇跡」に近い状況です。

This is, in my experience, a pretty “miracle” situation.

EE Times Japanも私も「炎上」を前提として身構えていましたが、現時点において、炎上は全く発生していません。

Both EE Times Japan and I were preparing for the premise of "Flame", but at the moment no flame has occurred.

これは、シバタ先生のコンテンツが、読者に寄り添いつつ、ロジカルな構成になっている、という難しい(相反する)2つの課題をクリアしているからだと思います。

I think this is because Dr.Shibata's content has solved the two difficult (conflicting) issues, that is the content has a logical structure while while snuggling up with the reader.

もっとも、これは、シバタ先生のコンテンツを理解する能力のある人以外が『篩(ふる)い落された』可能性が高いです。

However, this means that only those who have the ability to understand Dr.Shibata's content are likely to be "selected".

-----

ところで ――

By the way,

今回のSNSメッセージには、ほぼ全部に「長い」という文字が出てきます。

In this SNS message, the word "long" appears almost entirely.

私の属するエンジニアの世界では、このコンテンツを「長い」とは言いません。

In the field of my engineers, we do not call this content "long."

なにしろ、シバタ先生のコラムは、日本語、専門用語なし、口語で記載されています。

After all, Dr.Shibata's column is written in Japanese, without jargon, and in colloquial language.

私たちエンジニアが、一日で、30ページを超える特許明細書(時々英文を含む)を十数も読まされることがあることに比べれば、今回のコラムの負荷は、

Compared to the fact that we engineers read more than 30 patent specifications (including English text sometimes) over 30 pages in one day, he burden of reading this column is likely that,

―― 桜の咲きほこる雅な茶会の席で、俳句をしたためながら、ホトトギスの声を遠くに聞く

"At the elegant tea party where the cherry blossoms are blooming, while making to a haiku poem, with hearing birdsong"

様なものです。

まあ、Web記事としては異例に長いのかもしれませんが、私の記事は、基本的にどれもこれも長文です。

Well, it may be unusually long for a web article, however, all of my articles are basically long.

この辺が、私(たち?)が、社会の平均値と2~3σのところにいる証拠なのかもしれません

This may be an evidence that I (we?) are at 2-3 σ with the average of society.

(件の無礼な後輩も、毎度、それを強調して、私を嗜(たしな)めています))。

(Every rude junior emphasizes it and scolds me.)

閑話休題

Restless talk

-----

シバタ先生の今回のメール(第2弾)ですが、もしご迷惑でなければ、当方のWebサイトで公開させて頂ければと思っております。

If you are not annoyed about this email (the 2nd ) of Dr.Shibata, I would like to make it public on our website.

EE Times Japanのような広報力はありませんが、「多くの読者」にとって、

There is no public relations power like EE Times Japan, however for "many readers"

(というのは、本当は正直どーでもよくて、「この私個人」にとって)

(Honestly speaking, it doesn't matter, but just for "me")

残しておかなければならないコンテンツと確信しました。

I am convinced that the content must be kept.

ですので、将来の私が読みやすくなるように、少し改竄(かいざん)させて頂くかもしれません。

So I may make some tampering to make it easier for me in the future to read.

アプローチとしては、(Step.1)当方が編集して、(Step.2)シバタ先生がチェックして、(Step.3)最終的なOK頂いたら、(Step.4)私のブログ等でURLを公知する、という形を取らせて頂ければと考えております。

I hope that we will work as the followings, as an approach, (Step.1) I edit, (Step.2) Dr.Shibata checks, (Step.3) If we get the final OK, (Step.4) I disclose the URL on my blog.

シバタ先生の御負担にならない範囲で行う予定です(前回のような、超早期公開の必要はないと思っております)ので、ご検討頂けましたら幸いと存じます。

I will do it without the burden of Dr.Shibata, so I would appreciate it if you could consider it.(I do not think there is a need for super-early publication like the last time)

引き続きよろしくお願い申し上げます。

Thank you for your continued support.

江端智一

Tomoichi Ebata

====== ここまで ======

====== To here ======

(続く)

(To be continued)


2021-04-04 次女が、私のテリトリーに入ってきたようです。

次女の大学用の教科書です。

These are my second daughter's textbooks for college.

私は、こちらに記載している通り、

As described here,

"Without matrices and calculus, there is no way to understand the world"

ということを、知っております。

I know this truth.

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次女が、私のテリトリーに入ってきたようです。

My second daughter seems to have come into my territory.


2022-04-04 『江端という奴のコラムにそそのかされて、ワクチン接種なんぞをしたせいで、私は死ぬのだ』

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

-----

今回のメインテーマであるところの、「ワクチン接種への恐怖」について、嫁さんと話をしました。

I talked with my wife about the main theme of this issue: fear of vaccination.

江端:「ワクチン接種を怖いとは思わなかった?」

Ebata: "You didn't find the vaccination scary?"

嫁さん:「持病もないし、副反応の話も聞いていたし、なんとなく『私は大丈夫かな』と」

Wife: "I don't have any pre-existing conditions, and I had heard about the side effects, so I kind of thought, 'I'll be fine.'"

江端:「もし、過去に、強いアレルギー反応とか、アナフィラキシーで、救急搬送とかされていたらどうかな?」

Ebata: "How do you think if you had had a strong allergic reaction or anaphylaxis in the past and you had had to go to the emergency room?"

嫁さん:「それなら、絶対に『怖い』と感じると思う。『何もして欲しくない』と思って当然だと思う」

Wife: "Then I would definitely feel 'scared. ' I think it's natural to feel like, 'I don't want me to do anything.'"

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私の母は、一回目の接種直後に入院して、その後の接種はドクターストップがかかり、その後も入退院、転院を繰替えしていました。

My mother was hospitalized immediately after the first vaccination, and subsequent vaccinations were stopped by the doctor, and she was in and out of the hospital and transferred to other hospitals repeatedly.

そして、今年の1月に、心停止して死去しました。

Then, in January of this year, she died of cardiac arrest.

Perhaps the cause of my mother's death was the 'vaccination'.

もし、私が心筋炎で突然死するようなことがあれば、『コロナワクチン接種』が原因なのかもしれません。

If I were to die suddenly from myocarditis, it might be due to 'corona vaccination'.

あるいは、毎年受けている『インフルエンザワクチン接種』かもしれませんし、週一くらいで摂取している『精神安定剤』かもしれません。

Or it could be the "flu vaccination" that I receive every year, or the "tranquilizers" that I take once a week.

あるいは一月に一回くらい摂取している『睡眠薬』の可能性もあり、あるいは大穴で『北極ラーメン』が原因になるかもしれません。

Or it could be the "sleeping pills" that I take once a month or so, or it could be "Hokkyoku Ramen".

私は、ふざけた話をしようとしているのではないのです。

By the way, I am not trying to be a joke.

今回のコラムで、シバタ先生も論じていますが、

As Dr. Shivata discusses in this column.

(1)ワクチン接種で心筋炎で死亡している人もいれば、

(1) Some people have died of myocarditis because of vaccination

(2)コロナ感染で心筋炎で死亡している人もいれば、

(2) Some people have died of myocarditis due to COVID-19 .

(3)前記(1)(2)と無関係で心筋炎で死亡している人もいます

(3) Some people have died of myocarditis unrelated to the above (1) and (2)

(Please read the column "CQ Last Number" for more information on that ratio.)

ワクチン接種をすれば、その理由は上記(1)(2)(3)のいずれかを特定することができなくなりますが、ワクチン接種をしなければ、少なくとも(1)について考える必要はなくなります。

If you vaccinate, you will not be able to identify any of the reasons for (1), (2), or (3) above, but if you do not vaccinate, you will not have to consider at least (1).

それはそれで、納得できる死に方の一つだとと思います。

I think that is one of the most satisfying ways to die.

『江端という奴のコラムにそそのかされて、ワクチン接種なんぞをしたせいで、私は死ぬのだ』

"I'm going to die because I was seduced into getting vaccinated by a column by a guy named Ebata"

と思い込んで最期を迎える人生は、絶対に悔いの残る人生になるでしょう。

I am sure that the life that ends with the thought, will be a life of regret.

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私は、その逆パターンです。

I am the reverse pattern.

『mRNAワクチン接種の日を、遠足を待つような子どものような気持ちで待っていた』

"I waited for the day of the mRNA vaccination like a child waiting for a field trip"

という人間は ―― 国内に10人もいないだろうと思いますが ―― それでも、いるんです、ここに1人。

I doubt there are 10 such people in the country, but still, here is one.

I was excited just by the idea of vaccines by in silico (computer-aided design, etc.).

我が国はコロナワクチン後発組である上に、国内でも医療従事者の次の順番である、という幸運で『バグ出しは完璧』と思っていました。

I thought 'bug out was perfect' with the good fortune that our country is a latecomer to the corona vaccine and is also the next in line of medical professionals in the country.

私たちのフィールドで20年近くも言われてきたフレーズに『アナログとデジタルの融合』がありますが、まさか、こんな形で実現されるとは思いませんでした。

A phrase that has been used in our field for nearly 20 years is "the fusion of analog and digital," but I never thought it would be realized in this way.

それ故、私にとって、『アナログとデジタルの融合は、時期尚早だったか』と思いながら最期を迎える人生は、納得できるものなのです。

Therefore, for me, it is satisfying to end my life thinking, "Was the fusion of analog and digital technology premature?"

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よく分かっています ―― 私が、規格外のパラダイムを持っている、ということは。

I am well aware -- that I have an abnormal paradigm.


2023-04-04 「本日、聞いたお話は、3年間は『書きません』ので、ご安心下さい」

今夜、異動先の部署のキックオフの飲み会に参加してきました。

Tonight I attended the kick-off drinks for the department I am transferring to.

Even I would like to cherish milestone events.

お開きのところで、挨拶を求められたので、一言だけ申し上げてきました。

At the close of the meeting, I was asked to say a few words.

「本日、聞いたお話は、3年間は『書きません』ので、ご安心下さい」

"I will not write about what I heard today for the next three years"

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一瞬、『この人、何を言っているの?』という風の顔の後で、「その"話"とは何だ?」と一斉につっこまれましたが、私はにこやかな笑顔を見せたまま、そのまま散会しました。

Just after everyone looked like, "What is he talking about?, they asked me "What is this 'talk'?" immidately. However, Smiling at them and I left soon.

今後は、節目の行事すら、呼ばれなくなるかもしれません。

In the future, I might not be called even milestone events.


2024-04-04 松本人志さんの事件について、私は、今後も、その事件そのものについては、コメントはしないつもりです。

松本人志さんの事件について、私は、今後も、その事件そのものについては、コメントはしないつもりです。

I will not comment on the case of Mr. Matsumoto's case itself.

私は、1981年の「ロス疑惑事件」を覚えているからです。

Because I remember the "Los scandal" of 1981.

この事件、当時も今も、私には整理できないほど複雑で、今も理解できておりません。

This case was then and still is too complicated for me to understand.

For those interested, click here.

当時、私はティーンエイジャでしたが、この事件にあまり関心はありませんでした。

I was a teenager then and did not pay much attention to the case.

ただ、世間とマスコミの加熱ぶりは、よく覚えております。

However, I remember how heated the public and the media were.

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私が、今でもはっきり覚えているのが、

I still remember it clearly,

「その事件で、その人物を呼び捨てにして、散々犯人扱いしてきた週刊誌が、最高裁での無罪の確定後に、『さん』づけで呼び、そして、『犯人扱いされてきたことに』に『同情的』な記事を掲載した」

The weekly magazine, which had called the person out in the case and treated him like a criminal, called him "Mr." after his acquittal by the Supreme Court and published an article that was "sympathetic" to "what he experimented treatment as a criminal."

ということです。

確か、"女性"という単語を含む週刊誌だったと思います。

It was a weekly magazine that included the word "women."

私は、その週刊誌に対して、"無知性"、"無能力"、"無責任"、"無教養"、"無信念"、"無品性"、"無羞恥" ―― と、ありとあらゆる罵詈雑言を付くしても、なお足りないと思えるほど罵倒したことを覚えています。

I remember cursing the weekly magazine for its "ignorance," "incompetence," "irresponsibility," "illiteracy," "unbelief," "lack of character," "shamelessness," and a host of other abuses that would have been inadequate.

今も、その気持ちを消し去ることはできず、その手の週刊誌を読んでいる人を見ると(以下省略)。

Even now, I can't erase that feeling when I see people reading those weekly magazines (Omitted below).

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私も、物書きの端くれとして、批判や非難を受けることがあります。

As a writer, I am also subject to criticism and condemnation.

それは仕方がないことと思っていますが、少なくとも「"無羞恥"と罵倒されることはしないようにしよう」と思っています。

I don't blame them; however, I try not to be abused as "shameless.

間違ったことを書いてしまって、それが間違っていたと自分が納得したなら、『私が、間違っていました。ごめんなさい』とちゃんと言えるように心掛け、これからも、そうしたいと思っています。

If I write something wrong and am convinced it is wrong, I can say, 'I was wrong.?I am sorry,' and I will continue to do so.

というか、私にとって、「"私"が正しいかどうか」は比較的どーでもいいのです。

It is relatively unimportant to me whether "I" am right or not.

I am a researcher & engineer trained to change my mind within 3 seconds if I am convinced I am wrong.