0207|09|
2007|09|10|12|
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2024|01|02|03|04|05|

2013-01-31 「100%」という言葉の無知性

「100%の男は浮気したがっている」と決めつけている男がいますが、一体、なんの根拠があって、こんなことを断言できるのかが不思議です。

反例を提示します。

「私は、嫁さんと結婚してから、この方、ただの一度も浮気したいと思ったことがありません」

こんなこと、嘘ついてもしょうがないですからね。

-----

別に「俺は浮気はしない!」などと誓った為、という訳ではありません。

そもそも、私は、

■他人の浮気を批判したこともありませんし、したくもありません。

■第一、浮気が悪いことかどうかも良く分かりません(私が知っているのは民法上の契約違反行為に該当する、ということくらい)。

■赤の他人が何しようが、まったく興味ないです。

----

まず感覚としては「なんで、そんな面倒なことを、わざわざ」という思いから出発して、

理屈は、単純な三段論法です。

(Step.1)嫁さんが浮気をすれば、間違いなく私は凄く悲しい。

(Step.2)(実際がどうであるかは、さておき)逆も真に違いないと思っている

(Step.3)だから浮気しない。

こんだけです。とても明快な話です。

「それが分かっていても、してしまいのが『浮気』だろう」と言われても、現段階では、私には理解できないのです。

今後、人生を積み重ねて、一生懸命精進を続ければ、いずれ、私にも分かるようになるのかもしれません。

一応、努力してみますが。

-----

私は、この話で「自慢」をしたい訳ではなく、実は主張したい点は、まったく別のところにあります。

私は安易に「100%」という言葉を使うバカが嫌いなのです。

「どんなに普遍的真実に見える事象でも必ず例外がある」という自然界の法則を理解できない、こういう知性のないバカを見ると、心底腹が立つのです。

そして、そのバカが規定した定義の範疇に私が入れられてしまうことが、滅茶苦茶に不愉快なのです。

――低能なお前の足りない頭が決めつけた、バカげた定義の中に、この私を入れるな

と。


2014-01-31 e-Taxを使う為には、住民基本台帳カード(いわゆる住基カード)が必要で、それを作る為には、私が代理人となる証明が必要で、そして入院中の母には、そのような書類を作る能力がありません。

介護認定を受けている父と母の各種の手続(確定申告等)の手続の為に、度々実家に戻っています。

I often come back to my family home to procedure some protocol for my father and mother who are certified as caring program.

帰省する新幹線代金もバカにならないので、なんとか手を抜きたいという一心で、電子確定申告システム"e-Tax"を作る為の準備に走り回っております。

Shinkansen-fare price is high and I want to save time. I prepare the e-Tax system in order to cut corners.

e-Taxシステムとは、簡単に言えば、「自宅の確定申告システム」です。

"e-Tax" is a "Home Final Tax Return System" as it were.

しかし、そのe-Taxを使う為には、住民基本台帳カード(いわゆる住基カード)が必要で、それを作る為には、私が代理人となる証明が必要で、そして入院中の母には、そのような書類を作る能力がなく、

In order to make and use the system, I need their digital CERT, their Basic Resident Register (BRR) card for the CERT and document for designation of agent. Additionally my mother is in a hospital and doesn't have capability of writing her signature down.

まあ、つまるところ―― 疲れています。

In short, I am very tired.

いや、文句を言う筋ではないのは分かっています。

Yes. I understand that I don't complain to anyone.

隙のあるシステムや制度は、必ず破られるからです。

Voided systems and regimes are going to be broken after all.

-----

この機会に、私も市役所に出向いて、住基ネットと電子証明書の発行を受けてきました。

In this chance, I went to a local city hall and was issued BRR and digital CERT.

電子鍵を生成するPCの前で、パスワード入力してきたのですが、そのパソコンには、Windows Vistaのライセンスキーが張ってありました。

I entered my password to the PC in the city hall in order to make public digital KEY. At the time I noticed that the PC is attached a label of "Windows Vista License Key".

Vistaのサポート期間は2017年。まだ余裕あります。

That reminded me that the end of Vista support period is 2017.

It can afford to change OS.

「もし、このPCに"Windows XP"のシールが張ってあったら、それに突っ込む市民の一人や二人はいるんだろうなー」

I am waiting for the card, and thinking,

と思いながら、カードの交付の手続を待っていました。

"If the label were not "Vista" but "XP", some kinds of person would blame for the system."


2015-01-31 ―― 可愛い幼稚園児の女の子

以前にもお話しましたが、私は「まんがライフ」「まんがライフオリジナル」という4コマ誌の2誌を、かなり昔から定期購読しています。

Previously I wrote that I have subscribed to two Four-Frame comics, "Manga Life" and "Manga Life Original" from old days.

2誌に限定しているのは、それ以上増やしたら、キリがないからです。

The reason why I limit to read these two comics, is to stop endless subscriptions any more.

ところで、最近、ちょっと困っていることがあります。

By the way, I am annoying a little recently.

表紙です。

It is their cover.

この4コマ誌は、発刊当時、植田まさしさんの男性が主人公の表紙でした。

At the time of the first publication, a cartoonist, Masashi Ueda-san's character was be on the cover.

その後、田島みるくさん、南ひろ子さん、丹沢恵さんと、女性マンガ家が担当されることになるその絵柄は、少しずつ可愛い女性の絵になっていきました。

After that Tajima Miruku-san, Minami Hiroko-san, Tanzawa Megumi-san, are woman cartoonist took charge of the cover, and the characters became prettier.

そして今、神仙寺瑛さんが担当されています。

Now, Shinsenji Akira-san is in charge of the cover.

このマンガ家さんが描く「動物のおしゃべり」という漫画は、とても面白く、毎月楽しみにしているのですが、問題なのは、表紙に出てくる主人公の女の子が

"The animal's chat" is very amusing, and I am looking forward to reading this comic very month. But there is one problem for me. The main character of this comic is

―― 可愛い幼稚園児の女の子

"A pretty girl of kindergartener"

という点です。

like this.

この雑誌をレジに持ち運ぶ、中年男の気恥しさたるや、ハンパではありません。

It is extremely shame for a middle-age man, to bring this comic at the cash desk.

若いネーチャンの立っているコンビニのレジに、えげつないエロ本を持っていく方が、まだ気持ちがラクなくらいです。

I feel easier that I takes a vulgar pornbook at the cash register where a young girl works.

私は「児童ポルノに関する法律」そのものには反対していませんが、この法律の無制限の拡大解釈が進めば、このような本をレジに持っていく男性は、すべて「通報の対象」になるという未来が来るかもしれません。

Though I don't object to a "law thing about the child porno" now, all of the man who bring such a comic to the register, is going to be captured in jail, if the unlimited broad interpretation of this law advances.

―― まあ、それならそれでも良いのですが。

Well, then it is all right for me.

(To be continued)


2016-01-31 「私達は、毎日、革命の中で生きている」

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

本来、国家は犯罪が発生しない社会を作らなければならないけど、犯罪被害者はなくなる様子はありません。

Primitively, any nation should seek "zero-crime society" but the numbers of crime victim seem not be declining.

さらに、税金を徴収することは、国家にとっては、犯罪抑止よりもっと重要な仕事です。

In addition, getting the taxes is a more important task for a nation than bringing the crime rate down.

マイナンバー制度は、そのそも、省庁間で、いつまでたっても連動させない、行政処理システムを、ID(番号)を付与して、入出力を簡易化する(だけ)のものです。

The purpose of "my number system" is to simplify a collaboration of interministerial systems using the "individual ID number" because of a luck of alliance's efforts.

比して、

On the other hand,

私のようにホームセキュリティシステムを自作するということは、「警察」という国家の暴力装置・・・ではなくて、治安維持装置への不信感の表われえであり、

Trying to make DIY Home Security system, like me, is about to appeal a sense of uncertainty against policy, so called ... not violence devices, but security duty organisation.

e-TAXなどの、納税システムは、国家の行政システムの税金徴収システムの破綻の、明確な証拠であるし、

Installing auto tax payment systems, for example "e-Tax" is a explicit evident that the system become destroying.

マイナンバー制度は、国民一人すらを特定できないショボイ行政システムと、そのシステム統合すらできなかった行政間のガバナンスの欠如を、ユーザ(国民)に押しつけたものです。

Starting "my number system" is to shift the responsibility about the poor administrative services that cannot manage the user and the luck of governance among ministries and agencies, to us(people in Japan).

-----

このように考えていくと、ありとあらゆるシステムは、

Come to think of it, any government systems

「国民を監視・管理するという国家の思惑はデフォルトで含まれる」としても、

that include the main functions of monitoring and management of people, of course,

その結果として、国家は「国家の権威を失墜させ、大切な既得権益を手放している」とも言える訳でして、

abandon both the powers of the state and important vested interests, in conclusion.

見方によっては、

From the different angles, we can say,

「私達は、毎日、革命の中で生きている」

"We live in revolution every day",

という、毎日「権力」があっちやこっちへ移動するという、『面倒な時代』に立ちあっている、とも言えそうです。

that means "powers are movable easily everywhere". I think that we have to live our life in annoying days.


2017-01-31 『そうですねえ、ぼちぼち倒れるかもしれません』

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

"Over the AI(7) ---- beyond a reach of our imagination of AI"

The AI that eliminates the weak - Going to the optimum solution by "struggle for survival" and "natural selection".

-----

先週の週末、編集部の方に休日出社して頂き、打ち合わせをした際に、

Last weekend, I meet the editor and manager who came into the office as a holiday work.

私の体調をたずねられたので、

When I was asked about my physical condition from them,

『そうですねえ、ぼちぼち倒れるかもしれません』

I said to them "Well, I am going to fall down soon"

と正直に申し上げたら、

with frankly speaking,

新シリーズ開始までの構想期間中、休載することを強く勧められた

They stronglly recommand to come to a halt for the period of coming off the drawing board.

そういう、週末研究員は、

The weekend researcher

存在します。

has existed.


2018-01-31 だから ―― 思っているだけ ―― です。

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

"Over the AI(11) ---- beyond a reach of our imagination of AI"

Artificial intelligence that accounts for the future - Measure tool of treasure created by mankind

-----

今回は、敢えて、地味で、あまり人気のない「統計処理」を取り上げてみました。

This time, I tried taking up "statistical processing" which is plain, not so popular.

―― 標準偏差も知らんような奴が、AI技術を語るんじゃねえ

"A guy who doen't knows the standard deviation, never talk about AI technology"

などと、私は、決して口にしません。

And I will never say that.

ライターは、皆さんに読んで頂いてナンボの世界です。読者に対して、媚び・・もとい、ジェントルでなければなりません。

A status of writer is decided by number of readers. so I have to flatter the readers ...correction, I have to behave gentlemanly.

だから ―― 思っているだけ ―― です。

So, I just "think that".

-----

ところで、今回のコラムの中で、私は、

By the way, in this column, I wrote

『「標準偏差? 何ですか、それ?」と答えるような教師だったら、電話を校長に代わってもらって、その教師を即刻解雇させるよう働きかけてください。わが国には、そんな無能な教師はいりません』

"If your child's teacher who answers" standard deviation? What? ", I recommend you to tell it to the headmaster, and to ask to let him/her get fired"

と書いています。

で、急ぎ、解雇を避けたい教師の皆さんに、取り急ぎ、テストの標準偏差のザックリ算出方法をご教授しておきます。

So, to all the teachers who want to avoid dismissal, I will teach them how to calculate the standard deviation easily,

40人のクラスでしたら、

When there are 40 people in your class, you

(1)クラス上位6位の生徒の点数を思い浮べる

(1)remember the score of the sixth from the top

(2)クラス下位6位の生徒の点数を思い浮べる

(2)remember the score of the sixth from the bottom

(3) 計算((1) - (2))÷2 をする

(3) calculate ((1) - (2)) / 2

この(3)の値が、だいたいの標準偏差の値になります。

This (3) is about a value of standard deviation.

当面は、これで凌いで下さい。

please run away, in the meantime.


2019-01-31 ―― あの時、SNSで、国交断絶やらを威勢よく叫んでいた人たちは、今、何をしているんだろうか

最近の私は、一日の多くの時間、実験フロアに閉じこもって、プログラムを作っています。

Recently, I spend much time for making codes in the experiment floor, far from the office.

この実験フロアには、他の研究の実験設備も配備されています。

Several experiments facilities are installed in the floor.

例えば、実際に人を使った検証を行う為に、小売店舗や列車の中のように見たてたモックアップがあります。

For example, there are some mockups like a retail outlet and a train compartment.

小売店舗のところには、各種の商品(ダミー)も配置されており、そこには、実験当時の新聞も置いてあります。

At the retail outlet, there are some sample products, including a newspaper in those days.

新聞の見出し記事は『尖閣諸島』でした。

The headline article of the newspaper was "Senkaku Islands".

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あのころ、共同研究のメンバでもあった私は、当時の両国の政府と世論によって、「随分な面倒に巻き込まれた」という記憶があります。

At that time, I, who was a member of the cooperative research team, remember that the attitude of both governments and public opinions, gave me a lot of troubles.

打ち合わせや出張が制限され、折角準備した大量の資料が無駄なり ―― まあ、なんというか、「徒労感、果てしなく」という感じだったのを覚えています。

We were restricted to do meetings and business trips, and a pile of prepared materials were wasted. It was how to say "limitless wasted efforts" I remember.

当然のことながら、両国のスタッフには、1mmの確執もなく、ただ、『政治によって、業務が妨害されるのは、本当に困る』を実感した時間でした。

Needless to say, staffs of both two countries had no feud, and just were thinking "it is really troublesome to be annoyed by politicians"

-----

で、私は問いたい訳ですよ。

I want to ask them.

―― あの時、SNSで、国交断絶やらを威勢よく叫んでいた人たちは、今、何をしているんだろうか

"What are the people who were shouting "diplomatic break" by SNS, doing at that time, now?"

と。

国家間のトラブルが、国民感情に火を付けるのは、当然のことです。

It is natural that troubles among the nations will ignite public sentiment.

しかし、今になって、それを、忘れたかのように振る舞うことは ―― 正直、卑怯だと思う。

But now they are behaving as if I have forgotten it. honestly, I think they are cowardly.

私は、『今なお、叫び続ける』か、『私の昔の業務を妨害したことに対する、謝罪または自己批判をする』のどちらかをやれ、と、いいたい。

I want to ask them to either "even now, keep shouting" or "apologize or criticize yourself to interfere with my works".

-----

私は、国家間(政府間)の争いと、異国の人間同士の争いは、完全に分離して考えるべきである、と思っています。

I think that it is necessary to completely separate the conflict between nations (intergovernmental) and the conflict between people in different countries.

その国の政府と主張とその国民の意見が、180度違うなどという場面なんぞ、私は腐るほど体験してきました。

I have experimented many scenes of the differences between the opinions of government and people.

ただ、政府の争いは、民意を反映している以上、そのような、"政教"分離 ―― ではなくて、"政民"分離が難しいのは仕方がないことです。

However, the government should reflect the public opinions, so it is unavoidable that Separation of people and state", not "Separation of church and state"

そうであったとしても、「火を付け回っていた人」は、今でも、責任を持って「火を付け回り続ける」べきだと思う。

Even so, I think that "people who had been igniting" still should be "continuing to ignite" with responsibility.

それが、私に対する、最低限の誠意だと思う。

I think that is the minimum sincerity to me.

『少くとも10年間くらいは、"火を付け続ける"フリくらいは続けろ』と言いたい。

I want to say that "at least for about ten years, they should keep igniting"

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ところで、言うまでもないことですが、火種とは、"同じ火種"(尖閣諸島問題)ですよ。

By the way, it goes without saying that the fire type is the same "fire type" (Senkaku Islands problem).

別の火種ではありません。

It is not another fire.

混同なきように。

Don't confuse.


2020-01-31 次女:「パパ。人に頼ってはダメだよ。気合だよ。気合で死んでね」

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

Mr.Ebata's struggling for DIY IT Nursing Support System(4) "

"Visualize" your parents in the country house with numbers by Raspberry Pi

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さて、このコラムの中に出てくる、

Well, in this column,

『このような父親(私)の影響を受けてか、我が家での「死」に関する話題は、「おいしいケーキ屋のお勧めスイーツ」程度のノリでされています』

Under the influence of this father, the topic about "death" in my home is likely to be same as "recommended sweets for famous cake shops"

の一場面をご紹介します。

I will introduce one scene.

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江端:「お前たち、ちゃんと私を『殺して』くれるんだよな」

Ebata: "You guys will "kill" me properly"

次女:「ええー? 面倒くさいのことは、ゴメンなんだけどな」

Second daughter(SD): "Eh? I want to escape from troublesome"

江端:「準備は、こっちで万全にしておくつもりだ」

Ebata: "I'm going to be ready prefectly."

長女:「一応、話は聞いておくけど、多分、担当医に説得されたら、コロっと考えを変えると思う。私は、自分の優柔不断さには、絶対的な自信がある」

Eldest daughter(ED): "I listen to you. but maybe I'll change my mind if I'm persuaded by my doctor. I have absolute confidence in my indecision."

江端:「いや、それでは困るんだが・・・」

Ebata: "No, that's a problem ..."

次女:「そもそも、私が、法的リスクをおかしてまで、パパを殺してあげるメリットが分からん」

SD: "I can't understand my benefit of killing you with taking the legal risk"

江端:「苦痛死を回避したい、という私の願いを・・・」

Ebata: "My desire to avoid painful death ..."

次女:「パパ。人に頼ってはダメだよ。気合だよ。気合で死んでね」

SD: "Daddy. Don't rely on others. Get excited for your death!"

江端:「そんな無茶な・・・」

Ebata: "Such an impossible..."

次女:「パパは、法に抵触しない独力の理想の『無痛死』を開発すべきだよ。パパは、一応、研究員なんでしょ?」

SD: "Daddy. You should develop your own ideal painless death that does not conflict with the law. You are a researcher aren't you?"

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という訳で ―― 我が家の家族が、頼りになりません。

Anyway, my family is unreliable.


2021-01-31 「私(江端)は、アンタの考えを知りたいんだ!」

私、いわゆる「博士」とか「教授」とか「社長」の肩書が付いている人とお話する機会があります。

I have the opportunity to talk with people who have so-called "doctor" or "professor" or "president" titles.

これらの人々は、本当に『よく知っている』し『よく勉強してされている』。

These people are really 'know well' and 'study well'.

そして、その分野におけるグランドデザイン(全体像)を発表されることが多いのです。

And they often present the grand design (the big picture) in their field.

しかし、その分野で使用される解析ツールの内容どころか、設定から、使用するコマンドに至るまで、本当によく知っている。

However, I know that they know well analysis tools used in this field, ranging from setting methods to commands.

―― 本当に圧倒される

"really overwhelming"

という感じがします。

I feel that whenever I meet them.

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しかし、これらの人々が、正しく未来を予測できるか、というと、逆にダメダメだったりします。

However, if you ask these people whether they can correctly predict the future, they may not be able to.

自分の専門分野の知識とその期待で、強いバイアスがかかるからです。

This is because they will have a strong bias due to their knowledge of their field and expectations.

This is evident just by looking at this picture from the "AI series".

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過去の事象については、「博士」とか「教授」とか「社長」の方意見は、大変貴重なものです。

Dr., professors, and presidents' opinions about past events are very valuable.

しかし、未来の事象については、むしろ「参考にしない方がいい」と思っています。

However, when it comes to future events, I would rather not refer to them.

―― 過去の材料(事実と数字)と、現時点で使える手法(ロジックとアルゴリズム)だけを使って、未来のことは、自分の頭で考えて、自分の言葉で書く

"Use materials from the past (facts and figures) and the methods (logic and algorithms) available at the moment, and think about the future in my own mind and write about it in my own words"

その方がずっとマシ、と思っているからです。

It's much better that way, I think.

私が、自分のコラムの中で、「未来に対する有識者の言及」を一切引用していないのは、上記の理由に因ります。

It is for this reason that I do not cite any "references to the future by experts" in my columns.

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という訳で、私は、著名な大学の教授やら、大きな組織の長の発言を引用して、内容に「箔」を付けようとする記事は ――

When I find articles that try to "foil" the content by quoting a prominent university professor or the head of a large organization,

途中で読むのを止めます。

I stop reading halfway through.

参考にならない上に、読んでいて楽しくないからです。

It's not helpful, and it's not fun to read.

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「私(江端)は、アンタの考えを知りたいんだ!」

"I (Ebata) want to know what you think!"

に応えてくれる記事は、なかなか少ないです。

There are very few articles that respond to my request.


2022-01-31 『データベースは結論を出せない』

I've written a lot about "Hyouka", the novel and anime.

この中の主要人物である、「福部里志」は、あらゆる知識・雑学に精通している趣味人として描かれています。

The main character in this story, Satoshi Fukube, is portrayed as a hobbyist who is well versed in all kinds of knowledge and miscellaneous topics.

そして、

He calls himself a "database", with saying

『データベースは結論を出せない』

"The database cannot reach to conclusions"

と、自分の知識を、推論や予測に上手に使えないことを、自虐的に語ります。

and self-deprecates his inability to use his knowledge for reasoning and prediction.

しかし、これは、データベースに対する、(世間一般の)典型的な誤解です。

However, this is a typical misunderstanding of databases (by the public).

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データベースは、膨大な知識の記憶媒体だけ、というものではありません。

A database is not just a storage medium for vast amounts of knowledge.

データベースには、特定の複雑な条件にヒットするテーブルを、超高速で引っ張り出してくることができる機能があります ―― というか、それができないのであれば、「データベース」の名に値しません。

Databases have the ability to pull up tables that hit certain complex criteria at very high speed -- or rather, if they can't do that, they don't deserve the name "database".

# select * from passenger_log where riding_user IN ( select user_id from request_log_view where passenger_log.departure_time < time_before) ;

『出発時刻がバスの発車時刻としたリクエスト要求出しているユーザを特定し、その経路ルートのポイントを全て上げろ』

"Identify the users whose departure time is after the departure time of the bus, and raise all points on their travel route"

という条件を、数千万にも及ぶテーブルから、(SQL文などで)サクッと出すことができるような、

from tens of millions of tables (using SQL statements, etc.).

『複数検索条件を同時に走らせて、それを別の観点の情報として提出させることができる機能』を有するものが『データベース』です。

A database is one that has the ability to run multiple search conditions simultaneously and extract information from different perspectives.

もちろん、これは、「推論」でも「予測」でもなく、もちろん「結論」でもありません。

Of course, this is not an " estimation " or a " prediction ", and of course not a " conclusion".

しかし、時として、データベースの持つポテンシャルは、「それ以上の何か」なのです。

Sometimes, however, the potential of a database is "something more".

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しかし ―― 私もそんなことを真面目に論じたい訳ではありません。

Of course, this is not an " estimation " or a " prediction ", and of course not a " conclusion ".

一般的に「データベース」とは、広い知識に与えられる人の称号(尊称)で、良い、と思っています。

Generally speaking, "database" is a title (a title of respect) given to a person's broad knowledge, which is no problem, I think.

なんで、こんなことを書いているかというと、最近、また、データベースの構築をやっていて、そんでもって、バックグラウンドで「氷菓」を視聴していたものですから。

The reason why I'm writing this is because I've been working on building a database again recently, and I've been watching "Hyouka" in the background.


2023-01-31 江端家専属の「用務員さん」の江端です。

江端家専属の「用務員さん」の江端です。

I am Ebata, the resident "maintenance person" of the Ebata family.

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昭和の時代は、テレビであれ、ステレオであれ「叩けば直る」というコンセプトがありました。

In the Showa period, there was a concept that if you "beat it, it will fix itself," whether it was a TV or a stereo.

今は「コンセントを抜けば直る」という時代です。

Nowadays, "unplug it and it will be fixed.

今や、コンピュータ(マイコン)が内蔵されていない家電製品の方が珍しいです。

Nowadays, it is rarer to find a home appliance that does not have a built-in computer (microcomputer).

そして、電源を入れっぱなしのマイコン家電製品は、バグが蓄積されて動かなくなることがあります。

And microcontroller appliances that are left on can accumulate bugs and stop working.

ただし、昔も今も、「タイミングが悪い」または「運が悪い」と、直らないところか、完全に壊れるかもしれない、という点は同じです。

However, in both the past and now, when you do it at "bad timing" or "bad luck", the appliance may not fix it, or it may break completely.


2024-01-31 大丈夫です。SNSなくても、生きていけます。

原作者(権利者)と二次創作者(権利者)との関係において、また痛ましい事件(自死)が発生しました。

Another tragic incident (suicide) has occurred in the relationship between the original creator (rights holder) and the secondary creator (rights holder).

本件に関して、どちら側からも主張(弁護)することができますが、私はもう疲れました。

You can argue (defend) either side on this matter, but I am tired of it.

そして、この事件のトリガーとなったのは、またもやSNSです。

And it was again social networking sites that triggered this incident.

だから、私は、これからも、

So I will continue to say,

"There are people who say, "Let's stop slandering people on SNS," but there are no people who say, "Let's stop using SNS."

と言い続けます。

大丈夫です。SNSなくても、生きていけます。

Don't worry, you can live without social networking.

「断捨離」ならぬ、「断SNS」やってみませんか。

Why don't you try "SNS" instead of "decluttering"?

まずは1ヶ月間だけでも。

Just for a month first.