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2013-01-31 「100%」という言葉の無知性 [長年日記]

「100%の男は浮気したがっている」と決めつけている男がいますが、一体、なんの根拠があって、こんなことを断言できるのかが不思議です。

反例を提示します。

「私は、嫁さんと結婚してから、この方、ただの一度も浮気したいと思ったことがありません」

こんなこと、嘘ついてもしょうがないですからね。

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別に「俺は浮気はしない!」などと誓った為、という訳ではありません。

そもそも、私は、

■他人の浮気を批判したこともありませんし、したくもありません。

■第一、浮気が悪いことかどうかも良く分かりません(私が知っているのは民法上の契約違反行為に該当する、ということくらい)。

■赤の他人が何しようが、まったく興味ないです。

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まず感覚としては「なんで、そんな面倒なことを、わざわざ」という思いから出発して、

理屈は、単純な三段論法です。

(Step.1)嫁さんが浮気をすれば、間違いなく私は凄く悲しい。

(Step.2)(実際がどうであるかは、さておき)逆も真に違いないと思っている

(Step.3)だから浮気しない。

こんだけです。とても明快な話です。

「それが分かっていても、してしまいのが『浮気』だろう」と言われても、現段階では、私には理解できないのです。

今後、人生を積み重ねて、一生懸命精進を続ければ、いずれ、私にも分かるようになるのかもしれません。

一応、努力してみますが。

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私は、この話で「自慢」をしたい訳ではなく、実は主張したい点は、まったく別のところにあります。

私は安易に「100%」という言葉を使うバカが嫌いなのです。

「どんなに普遍的真実に見える事象でも必ず例外がある」という自然界の法則を理解できない、こういう知性のないバカを見ると、心底腹が立つのです。

そして、そのバカが規定した定義の範疇に私が入れられてしまうことが、滅茶苦茶に不愉快なのです。

――低能なお前の足りない頭が決めつけた、バカげた定義の中に、この私を入れるな

と。