個別でメールは差し上げられませんが(原則、頂いたメールアドレスは消去しますので)、インタビューにご協力頂き、ありがとうございます。引き続き、ご協力をお待ちしております。
といっても、すでに前半分はリリースされておりますが。
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昨日から、私は「妊娠」「生理」等について一生懸命勉強しております。
生殖医療技術について理解するのに、これらの知識がなくては、お話にならないことに、ようやく気がついたからです。
しかし、当然のことながら「妊娠」「生理」は、女性向けのものが圧倒的に多く、かつ、現象面、心理面からのアドバイスが殆どを占めます。
―― そーゆーことではなく、私は、妊娠のメカニズムとシーケンスが知りたんだよ!
と、パソコンに表示される、女性の子宮モデル図に目をこらしながら(最近、老眼の進行が激しい)、喰い入る様に読み込む、中年男性一人。
はたから見れば、さぞ「気持悪い」光景だろうと思います。
しかし、こういう調査をすることを、少くとも自分自身だけは「正当化」できるという、今の立場(コラムの執筆)は ―― 悪くない。
「女性器」の構造図だけでなく、「まどか」を、「初音ミク」を、「同人誌」を、「ボーイズラブ」を、正々堂々と調べることができ、かつ、その行動の全部に対して、
『調査だ』
と、言い張れるこの立場は、なんというか、
―― 素敵。
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それはさておき、まあ、そんなこんなで、目を酷使しながら、妊娠のメカニズムとシーケンスが、大体判ってきたのですが、
―― 何なの? この美しく調和が取れた、精密制御システムは?
と、感動しています。
GPSの位置補足方式(特にスペクトラム拡散)を初めて理解した時のような、怒涛のような感動に浸っています。
初潮が始まった少女向けには、このような生殖教育を行っているのかもしれませんが、寧ろこれは「少年」の方に教えるべきではないかと思うのです。
このような、美しく調和が取れた、ロバストであると同時に、簡単に壊れうるデリケートな「生命誕生システム」を有する女性を、男性は、最大限の努力で「保護」しなければならないのだ、と ―― ある種の男性(例えば、私)なら、そういう方向で理解できると思う。
「人権」というアプローチがを正道というのであれば、このような「システム」という観点から異性を理解するというのも、私は「あり」だと思うのです。