「肩たたき券」とか「肩もみ券」という概念を、最初に発明したのは誰でしょうか。
「サザエさん」あたりかな、と思っているのですが。
これらの「債権請求券」(×債権請求権)というのは、なかなか良くできていると思います。
子供が金銭債権(お金)を持たないとした場合、子供の労働力という債務が、それらの「券」を構成しているからです。
なお、「債権」とは、「ある者が特定の者に対して一定の行為を要求することを内容とする権利」のことす。
この場合、発券者(子供)に対して、「肩たたき」または「肩もみ」という行為を請求する場合に使われるものが「肩たたき券」とか「肩もみ券」となる訳です。
先日、部屋の中を大掃除していたら、部屋の隅々からこれらの「肩たたき券」とか「肩もみ券」が出てきました。
私は、夜遅くに帰宅するので、「肩たたき」「肩もみ」の債務を要求する時間もありませんし、これをいつでも使いたいという程でもありません。
一方、今、子供達は、お年玉等で、潤沢なお金を持っています。
とすれば、これらの「券」は金銭債権としての性質を持っても、良いのではないかと考えました。
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と言う訳で、今週末に、子供達に、
「肩たたき券」とか「肩もみ券」で、キャッシュバックを求めてみようかと思います。
彼女達が、いくらで、これらの「券」の交換に応じてくれるのか、つまり
―― 自分達のサービスが、どのくらいの価値があるか
を明確にして貰おう、と考えている訳です。