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2011-01-14 「自分の人生を終わりにしたかった」に関する一考察(その6) [長年日記]

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

寒い日々が続いています。

この寒い中、私達がそれでも生きていけるのは、少し歩けば、そこに暖かい家があり、食べ物があり、「お帰りなさい」といってくれる家族がいるからです。

この「寒い」状態を、近い未来に終了させることができるという確証があるから、私達は立ち向うことができる。

「がんばれ」と言い、言われることができる。

しかし、この寒さが無限に続くものであり、そこになんの未来も希望もないと考えている人に対して、そんな臓腑を抉り出すような残酷な言葉は言えません。

全部の日本人に対して、供給する富は絶対的に少ない。

そして、既得権を得ているだろう私は、自ら進んで、富の少ない人に対してその既得権の分配などはしないし、その予定もありません。

私は私の人生だけで、いっぱいいっぱいなのです。

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今、私が言えることは、一つだけです。

私が何もかも失ない、

万策付きた絶望の漆黒の闇の中にある時、

私が狂い出す前に、

最期の理性を維持して、

「手続なし」

を選択することをここに約束する

と言うことだけです。