0207|09|
2007|09|10|12|
2008|01|02|03|
2009|01|05|08|10|11|12|
2010|01|02|03|04|09|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|

2011-01-14 「自分の人生を終わりにしたかった」に関する一考察(その6)

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

寒い日々が続いています。

この寒い中、私達がそれでも生きていけるのは、少し歩けば、そこに暖かい家があり、食べ物があり、「お帰りなさい」といってくれる家族がいるからです。

この「寒い」状態を、近い未来に終了させることができるという確証があるから、私達は立ち向うことができる。

「がんばれ」と言い、言われることができる。

しかし、この寒さが無限に続くものであり、そこになんの未来も希望もないと考えている人に対して、そんな臓腑を抉り出すような残酷な言葉は言えません。

全部の日本人に対して、供給する富は絶対的に少ない。

そして、既得権を得ているだろう私は、自ら進んで、富の少ない人に対してその既得権の分配などはしないし、その予定もありません。

私は私の人生だけで、いっぱいいっぱいなのです。

-----

今、私が言えることは、一つだけです。

私が何もかも失ない、

万策付きた絶望の漆黒の闇の中にある時、

私が狂い出す前に、

最期の理性を維持して、

「手続なし」

を選択することをここに約束する

と言うことだけです。


2013-01-14 「体罰」を放棄する代償

あまりにも腹が立ったので、数日、この日記をリリースするのを差し止めていましたが、数日経過しても、私の気持には揺らぎがないことを確認したので、リリースします。

------

教育現場において「体罰」に「効果」があるのはあたりまえです。

「銃を付きつけられたら、誰だって従う」という、この野蛮な理屈と同じであるからです。

私は、少くとも我が国は、

―― 「体罰」に「効果」はあるのは知っているが、それを「止めよう」と決めた国

であると思っていました。

例えば、クラウゼヴィッツを出すまでもなく「戦争は政治(外交)の延長である」のは自明です。

しかし、戦争が、どんなに優れた外交的効果が期待できたとしても、我が国は、

―― 決して戦争をしない、

―― 決して核兵器を持たない

と決めました。

本当に凄いことだと思います。

一方、

―― 我が国の教育現場は、「体罰」を絶対的な意味において封印した

この教育方針は、この「戦争放棄」の理念と並び立つ、我が国が誇る教育信条であると、私は、ずっと信じていました。

-----

「今まさに、自殺をしようとしている子供を力づくで止める為に、止むなく体罰を行使した」という、緊急避難的な状況での話なら、ともかく、だ。

高々「チームを強くする為」程度のことに、「体罰が有効だ」と、この教師は言ったそうですね。

多分、この教師は人気があって、生徒からも同僚からも信頼を得ていて、間違いなく人間として尊敬するに足ると思われている人間だろうとは思います。

なにせ「校長」から体罰を「看過」して貰っていた程の人間ですから。

だが、私は、そんなことはどうでもよいのです。

この教師は、「効果」として「体罰」をいう手段を行使した ―― この一点において、私はこの教師を絶対に許せない。

この教師は、信じられないくらい、無知で、低能で、下劣で、百万の罵声を浴びせても、まだ足りないくらいに、「最低な奴」と、私は決めつけます。

その程度の知性しかない人間が教師をやっているかと思うと、絶望的な気分になります。

『「体罰」以外のありとあらゆる手段を考えて、試して、実施して、それでも上手くいかなくて辛くて、悔しくて、そうして一人で泣く』 それが、教師だろう、と思うのです。

私は、この教師を含め、「体罰」に「効果」を求める全ての教師を、問答無用で、絶対に許しません。

-----

何度も書きましたが、私は、学生の頃、ギリギリまで迷い、最後の最後で「教職」を断念した人間です。

私は、自分のことを

『効率的な手段を求めて、簡単に「体罰」を行使するタイプの、狭量で卑怯な人間だ』

と自分自身で、よく判っていたからです。

だから私は、「教師」を選んだ奴には、絶対に優しく接しない。

教師という、この世で一番辛い職業を選んだのであれば、一番辛い道を歩け。

その覚悟がないなら、初めから教師なんか選択するな、馬鹿野郎めが。

-----

しかし、教師が生徒の全ての責任を負わされる、という今の状況は、絶対的な意味で、間違っていると思います。

「体罰」以外の方法を全て試みても、なお、思いの届かない子供もいます。

それは、もう、

―― 諦める

という選択をする時期に来ているのではないか、と思うのです。

それは、教師、子供、保護者、社会の全てを不幸にするものではありますが、「どっちもダメ」などと、外部の者が勝手に言うことは、甚しく卑怯であると思えるのです。

「体罰」を放棄する代償として「諦める」というのは、概ね、妥当な対価であると、私には思えます。

今回のケースに当て嵌めるのであれは、

「体罰を行使してまで強くしたチームの実力など、髪の毛程の価値もない」

で良いのです。

-----

金八先生や、GTOや、ごくせんは、どこにもいない。

どこにもいないからこそ、これらがドラマとして成立する。

そんなことは、もう誰もが知っていることです。


2014-01-14 呼吸ができなくなるという恐怖は ―― これは、体験者ではないと、なかなか分かって貰えないと思います。

私はタバコの煙が苦手です。

Smoke of tobacco is hard on me.

匂いの問題もあるのですが、(今では殆ど発病しませんが)喘息の気があり、これが発動する可能性があり、これが結構怖いのです。

I care the smell, moreover I have slightly asthma and I am scared of falling ill.

呼吸ができなくなるという恐怖は ―― これは、体験者ではないと、なかなか分かって貰えないと思います。

It might to be hard to understand the frightfulness of breathing difficulty, unless you have asthma.

ですが、私は、喫煙者に対して、憎悪に近い感覚を持つことはできないのです。

But I don't have deadly feeling against smokers.

20歳の時に10ヶ月間だけ、喫煙をしたことがあるのですが、

When I was a college student, I smoked for just ten month.

―― あれは、間違いなく「旨い」

It was absolutely great.

今、その感覚を得ることはできないとは思いますが、―― 食後の喫煙や、強いお酒を飲みがらの喫煙は、もう、パラダイスでした。

Though now I don't remember the feeling correctly, smoking after dinner or with drinking took me a paradise.

もう、煙草が切れれば、学寮の食堂で、先輩の吸殻をバラして、キセルで吸っているくらいでして ―― もう、ほどんど、阿片窟の廃人ですよ。

When I run out of tobacco, I went to the cafeteria of the student dormitory, broke curbstones in an ashtray, picked slice tobacco leaf out, and smoked again with a pipe. It looked like a wreck in a poppy cave.

という訳で、まあ、喘息の恐怖を抱えながらも、喫煙者の「気持ち」は理解できる訳です。

So I can understand the feeling of smoker, in spite of the frightfulness of asthma.

だからといって、マナーを守らない喫煙者に対して、非難を続けているのは、ご存知の通りです。

But I am not tolerant anyone who smokes without common manner, you know.

-----

同じ理屈で、

By the same theory,

■街の中でイチャついているカップル

As for a couple who are billing and cooing,

も、「まあ、若い内は、バカでいいんだよ」という寛容な気持ちになれます。

I can allow them to be such a disgraceful attitude.

また、同じ理屈で、

And by the same theory,

■深夜に消音装置を外して、法定速度を超えて、集団で珍走をくりかえす、間抜けな集団

As for absurd goofy runaway group with removing the silencer in the middle of the night, beyond the legal speed,

に対しては、全員を、機関銃で虐殺しても、良心の呵責の欠片も感じることができないだろう、という、

Even if I massacre all members of the group with machine gun, I cannot feel even pieces of compunction.

確かな確信があります。

I am sure the above.


2015-01-14 I ignore what the user want to make, for the first time.

(Continued from yesterday)

私は、自分のソフトウェアのreadme.txtを作る時には、必ず、

Whenever I write "readme.txt" about my original software, I make the chapter of

『先ずは、だまって、私の言うモノを、私の言う通りに作れ』

"Firstly, make what I tell, as I tell you"

という章を作るようにしています。

最初は、ユーザが作りたいものは、完全に無視します。

I ignore what the user want to make, for the first time.

とりあえず、簡単でも動かすものを作ることができればいいんです。エンジニアは、「動いたもの」を、自分の望むものに変化させていく能力があるからです(多分)。

An engineer can work something only one time. She/he might have the capability of change it to what she/he wants.

-----

このアプローチは、そのモノを動かす手段としては、一番良い手段だと思うのですが、なかなか採用されないようです。

Unfortunately, this approach seems not to be acceptable for many people, thought I think that it is the best way to start working something.

エンジニア向けのマニュアルしかり。

The manuals for engineers are also the same.

そして、我が国の英語教育しかり。

Japanese English teaching is also the same.

マニュアル(教科書)を完璧に叩き込まれるのですが、その製品(英会話)は動き出さない。

Though somebody hammers some ways of manuals or textbooks into our head, the products or English conversation does not start.

どんなに簡単なものでも、「動くもの」が一つできれば、後は転がっていくと思うのですけどね、私は。

I think if we make one thing to work, it might be easy for us to expand it.


2016-01-14 ―― では、そろそろ本音で行きましょうか

昨夜、娘の通っている学校での「とある事故」の保護者説明会に参加してきて、心身ともに疲れ張ててしまいました。

Last night, I was very tied of attending the explanatory meeting of an accident of my daughter's school.

滅多に使わない強めの睡眠薬を飲んで眠ったところ、朝のアラームにも気が付かないで、泥のように眠り続けて、

So, I took strong sleeping tablets last night, and I was sleeping deeply like in sea of mud, and I could not notice the clock alarms.

―― 今朝、寝坊をしてしまいました。

I rose late this morning.

すぐに会社に連絡をし、スケジュールを確認したのですが、幸いなことに本日は打ち合わせ等はなく、まずは安堵しました。

I sent the mail to the office, and I checked my today's schedule. I breathed a sigh of relief because no important event at today.

----

で、今、出社途中の駅のベンチで、日記の内容を考えていたところ、駅のアナウンスが流れてきました。

When I think about today's daily at the station now, I hear the announcement.

「今、愛甲石田駅で、人身事故が発生しました為、この電車は急遽、運行を終了させて頂きます」

"The accident resulting in injury or death at Aikou-Ishida station now. We am sorry but we have to abandon the service of this train."

どの時間帯でも、問答無用で発生する「人身事故」に、もう私は何も感じなくなってきていました。

I don't feel a pain against the accident that happens any time with no question asked.

-----

今、決断しました。

Now I decide,

―― 「ダイエット」の後は、「自殺」で、数字を回す

"The theme of next my serialisation is "suicide" after "diet"".

今月末に、編集部の方との打ち合わせの機会がありますので、、そこで行う「自殺」のプレゼン資料を持ち込ませて頂く予定です。

At the end of this month, I am going to have an meeting at the editorial department. I will present this new serialisation about "suicide".

-----

―― では、そろそろ本音で行きましょうか

Let us talk genuinely.


2017-01-14 ―― この私にラクをさせ、楽しませる為だけに、動け

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

いずれにしても、「どのように生きるか」は、外部にインターフェースを持たない、自分自身に内在する問題です。

In any case, the question of how to live is is a problem inherent in oneself without external interface.

ですから、「人生をどう生きるべきか」とか本の表題を見る度に、

Therefore, whenever I look at the title of book "How to live life", I think

―― うるせえ、バカ野郎

"Noisy, bastard"

と思っています。

-----

私は、「アウトソーシング」だの「シェアリングエコノミー」とかいう用語を、なんとなく不快に感じるのです。

I feel somewhat uncomfortable whenever I hear the term "outsource" and "sharing economy".

そこに、働ける人がいて、動くデバイスがあれって、利用可能なリソースがあれば、

There are people who can work, operating device moving, and usable resources,

「循環型社会」がどうの「デジタルソリューション」がどうの、という能書きはどうでもよく、

I do not care the boasting ""Recycling-oriented society" and "Digital Solutions".

単に

Simply,

―― この私にラクをさせ、楽しませる為だけに、動け

"Move to make me feel easy and entertain me,

と思っています。

I think.

-----

だから、私の、古いデジタルガジェットの活用や再利用を、

So, if someone try to make a 'Nice talk' such as 'reuse of resources'

「資源の再利用」などという「美談」になんぞ仕立て上げる奴がいようものなら、

about use or reuse of old digital gadgets,

―― そいつのパソコンに「トロイの木馬」を送り込んでやるぞ

I am going to send "Trojan horse" on their computer.

というくらいの気持ちはあります。

seriously.


2018-01-14 ―― コーディングで、発狂しかけています。

私、週末エンジニアモードで、日本の全人口の1億人を使ったシミュレーションを作ったことがあります。

I made a 100 million population simulator for Japan, as a weekend engineer.

今回、私が取り組んでいるシミュレーションは、それぞれのオブジェクト(ヒトやモノ)を地図上で移動させるので、格段に難しい内容になっており、

Now, I am trying to make a new difficult simulation, because the objects of the simulation(persons and mobilises) keep moving on a map, and to tell you the truth,

―― コーディングで、発狂しかけています。

I am crazed with the programming.

-----

先日、シミュレーションの中で作った人間、「約20万人」が、行方不明になっていることを発見して、悲鳴を上げました。

The other day, when I found that more than 200 thousands person in my simulator were missing, I was about to give a scream.

一日かけて、この「20万人誘拐事件」の探索をし続けて、誘拐先の場所が特定できた時は、へなへなと床の上に座り込みそうになりました。

In order to resolve this "200 thousands person's abduction", I kept searching these disappearance places. When I found the point, I came to lose my strength.

さらに、その次の日には、「3人誘拐事件」が発生していることが分かり、このたった3人の場所を特定するのにも1日がかかりました。

In addition, the next day, I found "three person's abduction", and I needed one day to find the position.

-----

私としては珍しいことなのですが、最近、

I think this is rare case, however

「心底、コーディングが嫌いになりそう」

"I am about to go off programming"

な心理状態になっております。

of my mental state.

-----

連載コラム等で、私が作るシミュレーションプログラムは、非常に純なもので、その全体を自分の頭の中にイメージできるものです。

In my column serial, I make a simple simulator. So I can image the output of the simulation.

登場する人物も、高々、数十人から百人程度です。

The counts of the target objects are more from dozens to one hundred at most.

しかし、このオブジェクト数が、100万、1000万、1億を対象とするものになると、もう私の頭の中でイメージすることは、絶望的に困難です。

However, even if the counts become "million", "10 million" and "1000 million", it becomes despairingly impossible to make a image of the movement.

-----

今も、コンピュータが悲鳴をあげながら、計算を続けていますし、

Now my computer continue to calculate the simulator with screaming, and

私も悲鳴をあげながら、デバッグを続けています。

I also continue to debug with screaming


2019-01-14 ―― 世界は、ようやく、ソフトウェアというものを理解し始めているのか?

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

共有プリンタ等を使っている会社(ほとんどの会社は使っているだろう)などは、半日くらい業務が停止されられたと思います。

I think that a company using a shared printer (most companies will use it), was suspended for about half a day.

今回の事故は、100%、マイクロソフト社の過失で、今回のトラブルによる被害総額は、おそらく、首都圏の人身事故によるそれを軽く超えていると思います。

In this accident, 100%, I think that the total damage caused by this trouble due to Microsoft's negligence is probably exceeding that caused by a human injury accident in the metropolitan area.

しかし、今回、私が調べた範囲内では、マイクロソフト社の過失でに対する怨嗟のメッセージが、―― ない、という訳ではないのですが ―― 私が予想した程には、ありませんでした。

However, within this range I examined, the messages of grudges against Microsoft's negligence, ----- I don't say "don't exist" ----- there was not as much as I expected.

人身事故に対する怨嗟(しかも、自殺した本人ではなく、鉄道会社に対する)のメッセージに比べれば、「皆無」といっても良いほどです。

Compared to the message of grudges against injuries, it can be said that "none exists.". Moreover, not to the person who committed suicide, but to the railroad company.

-----

もしかしたら、

Perhaps, I thought

―― 世界は、ようやく、ソフトウェアというものを理解し始めているのか?

"Is the world finally beginning to understand software?"

とも思いました。

『不具合を修正する更新プログラムは、別の(壊滅的な)不具合を発生させやすい』というのは、ソフトウェアの常識です。

Therefore, it is correct that "it can not be distributed unless you correct it, unless you have done enough tests."

それ故、『修正しても、十分なテストを行った後でないと、配布することができない』というのも、しかりです。

That is common sense of software that "updates that fix bugs are easy to generate another (catastrophic) defect"

このような、ソフトウェアの恐さや面倒くささを、世界が理解し出しているのであれば、それは、「革命的な前進」であると言えます。

If the world understands the fear and tediousness of software like this, it can be said that it is a "revolutionary advance".

でも、まあ、多分、そういうことではないんだろうなぁ、と思っています。

But, well, perhaps, I do not think it is such a thing.

-----

「マイクロソフト社に対する怨嗟のメッセージが少ない」ことの理由は ―― 多分、こんな感じ。

The reason for "there is little message of grudge against Microsoft" - probably, it is like this.

■部下に対して「おい! 動かないぞ!!」と、文句を言い

- "Hey! This doesn't work!" with complaining to his subordinates,

■情報システム部に電話して、「おい! なんとかしろ!!」と、文句を言い

- Calling the Information Systems Department and complaining "Hey! Somehow !!"

■プリンタ会社に対して「おい! 印刷できないぞ!!」と、文句を言い

- Complaining "Hey! I can not print!" to the printer company,

『そこに、怒鳴りつける相手がいれば、怒鳴りつけるだけ』という行動で完了した、

It was completed with the action, "If there is an opponent who can be shouted there, they can only shout at it."

-----

よくよく考えれば、これは、「人身事故」と同じロジックです。

If I think carefully, this is the same logic as "human injury".

人身事故を発生させた「当事者」を批判せずに(死者を批判すると、自分が批判されるから)、その代替として、「鉄道会社」に対して怒りをぶつける ―― と全く同じことです。

It is exactly the same, without criticizing the "person in charge" that caused a human injury ( Because criticizing the dead will be criticized), they are getting angry with "railroad company" as an alternative.

加えて、ソフトウェアの場合「KB4480970」が原因であることまで辿りつける人は、そうそういないと思います。

In addition, in the case of software, I think that no one can reach until it is caused by "KB4480970".

つまるところ、

In the end,

―― 世界は、今なお、ソフトウェアというものを理解していない

"The world still does not understand software"

と考えるのが自然だと思っています。

I think that it is natural to think about it.


2020-01-14 ―― 料理は完成するまでブラックボックス

「理系が恋に落ちたので証明してみた」というアニメに登場したストーリーです。

This is a story that appeared in an anime "a couple of science human, fell in love, so they try to prove the existence of love."

料理の経験の少ない人間 ―― 観測の範囲内で、男性の比率が多い ―― は、

People who have little cooking experience, in many case, who are male in my observation, "hate" rather than "disgust" the term of

『少々』

"small quantity" or "slightly"

という表記を、「嫌悪」というよりは「憎悪」しています。

"塩少々"、"砂糖少々"、"胡椒少々"などです。

For example, "Slightly salt", "Slightly sugar", "Slightly papper", etc.

最近、これを逆手にとって、「生姜チューブ5mm」という、定量表記をする料理本が登場してきているようです。

Recently, taking this as a reverse hand, it seems that cookbooks with quantitative notation, "Ginger tube 5mm" have appeared.

-----

「少々」という言葉は、

The word "slightly" is like, for example,

パソコンを触ったことのない人にとっての「ディレクトリ」、

"Directory" for those who have never touched a personal computer,

または、

or

スマホを触ったことのない人の「WiFi」

"Wi-Fi" for people who have never touched a smartphone

のイメージに近いと思います。

いずれにしても、「少々」は、料理の初心者には、理解が困難な用語であることは、間違いありません。

In any case, "slightly" is definitely a term that is difficult to understand for beginners in cooking.

-----

レシピの執筆者が、わざわざ「少々」と記載するのは、

The reason that the author of the recipe describes it as "slightly" is that they think

『この調味料の投入によって、料理の味の方向性が劇的に変わるから』

"The introduction of this seasoning dramatically changes the direction of the taste of the dish."

と考えているからです。

料理の完成前の状態のチェック、すなわち「調理プロセスの途中での味見」を行え、という意味が込められているのです。

It means that they ask us to check the state of the dish before it is completed. In other words, "tasting during the cooking process" can be performed.

そもそも、料理とは、「アジャイル開発」で行われるものなのです。

To begin with, cooking is performed by Agile development.

ところが、料理の初心者は、調理過程の状態の味見をして、最終段階の料理の味を推定することができません。

However, a beginner of cooking cannot taste the state of the cooking process, and estimate the taste of the final stage of cooking.

それは、初心者が、料理を「最終完成物」としてしか認識していないからです。

This is because beginners only recognize dishes as "final products".

―― 料理は完成するまでブラックボックス

"Cooking" is a black box until the dish is completed

「ウォーターフロー開発」で実施すると、こういうことになります。

This is what happens when performed in "Waterfall Development".

-----

塩や砂糖の量(少々)が、料理の成否(食べられるか否か)を決することを、私は良く知っています。

I know well that the amount of salt and sugar (somewhat) determines the success of a dish (whether it can be eaten or not).

特に、私は、「塩の過剰投与」が、「その後のリカバリーを恐しく難しくすること」を、思い知っています。

In particular, I know that "overdosing with salt" makes recovery difficult terribly".

しかし、私の嫁さんは、私の失敗料理を、別の調味料を使ってリカバリーすることがありります(もちろん、できないこともありますが)。

However, my wife could recover my failed dish with another seasoning (although sometimes not be possible, of course).

こんな時、私は、一人のシステムエンジニアとして、嫁さんに対して、敬意の念を抱かずにはいられないのです。

In such a case, I cannot help but respect my wife, as a system engineer.


2021-01-14 ―― 「我が国の国民の現職米国大統領に対する評価」は、「ゴルゴ13の中で描かれている内容と同じ」

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私の知る限り、このような描かれ方は、「ゴルゴ13」では非常に珍しいのです。

As far as I know, this kind of depiction is very rare in "Golgo 13".

「ゴルゴ13」の中で登場する米国大統領は、社会通念上の正義に反することを行ったとしても、そのストーリーの中に、それなりの正当化されうるだけの理由があることになっています。

The U.S. presidents in "Golgo 13" have been supposed to have a justifiable reason in their story, even if they have to do something that is against socially accepted justice.

ところが、現職の米国大統領だけは、このような「知性」を感じさせる描写が見あたらないのです。

The current president of the United States, however, is the only one who has not been portrayed as having this kind of "intelligence.

粗野で、頭が悪く、自我をコントロールできない ―― はっきり言って「三下のギャング」と同程度の取り扱いをされているように感じました。

He is crude, dim-witted, and unable to control his ego -- to put it bluntly, I felt like he has been treated on par with a "low-life gangster".

私が、今回たまたま、そのようなストーリーを読んだだけかもしれません。

Maybe I just happened to read such a story this time.

それでも、私が知る限り『愚か者として描かれた米国大統領』の話を思い出すことができません。

Still, as far as I know, I can't recall a story about a 'US President portrayed as a stupid'.

-----

「ゴルゴ13」は、連載期間50年間、シリーズ総発行部数は2億8000万部という、我が国で最も著名なコンテンツの一つです。

Golgo 13" is one of the most famous contents in Japan with 50 years of serialization and 280 million copies sold.

ここまで支持を受けてきた理由として、「ゴルゴ13」が、我が国の読者の想いや感情に、丁寧に寄り沿ってきたからだ、と思っています。

I believe that the reason why "Golgo 13" has received so much support is because it has carefully followed the thoughts and feelings of readers in our country.

ここから導かれる私の仮説は、

My hypothesis, derived from the above, is that

―― 「我が国の国民の現職米国大統領に対する評価」は、「ゴルゴ13の中で描かれている内容と同じ」

"Our people's assessment of the current U.S. president is about the same as that portrayed in Golgo 13.

です。

(続く)

(To be continued)


2022-01-14 ―― もうすぐ、あなたにも、この拷問が日々が始まる。そして、誰もが、そこから逃げることはできない

今日は、姉と二人で、母の病歴追跡リレーをしていました。

Today, my sister and I were working on a medical history tracking relay for my mother.

母が、介護老人保健施設(老健)に入所したのは、10年前です。

It was 10 years ago that my mother was admitted to a geriatric health care facility.

そこから、母の入院歴を辿って、3つの病院を訪問して、母の入院の履歴を調べていました。

From there, I traced my mother's hospitalization history, visiting three different hospitals to find out more about her.

■頭蓋骨陥没骨折

-Depressed skull fracture

■うつ病

-Depression

■洞不全症候群・ペースメーカー装着

-Sinusoidal failure syndrome, pacemaker installation

■不眠症

-Insomnia

■鬱血性心不全

-Depressive cardiac insufficiency

■脳梗塞

-Cerebral infarction

■胃瘻増設

-Expansion of gastrostomy

■胆石胆嚢炎

-Gallstones cholecystitis

■脳梗塞後遺症

-Femoral infarction sequelae

■右肘打撲

-Right elbow bruise

■誤嚥性肺炎

-Swallowing pneumonia

■神経因性膀胱

-Neurogenic bladder

■帯状発疹

-Exanthem subitum

■肺炎

-Pneumonia

■慢性心不全増悪

-Chronic cardiac insufficiency additions

■洞不全症候群

-Sinusoidal failure syndrome

■誤嚥性肺炎

-Swallowing pneumonia

■死亡(2022年1月10日)

-Death (January 10, 2022)

-----

これが、この10年間の母の激痛の歴史です。

This is the history of my mother's severe pain for the past ten years.

None of this falls under the current judicial "death with dignity" decision.

そもそも、母が「尊厳死宣言」をしていませんでしたので、絶対に無理ですが。

In the first place, my mother was not declared to die with dignity, so it is absolutely impossible.

私たちと意思疎通ができなくなってからは、母が何を考えているのかも、全く分かなくなりました。

After she stopped communicating with us, I had no idea what she was thinking.

-----

私が申し上げたいことは一つです。

I would like to say one thing.

―― もうすぐ、あなたにも、この拷問が日々が始まる。そして、誰もが、そこから逃げることはできない

"Soon, the days of this torture will begin for you, too. And no one can escape from it"

ということです。

今から思えば、母には2回ほど、この長い拷問の開始を、自分で止める機会があったように思えます。

In hindsight, it seems that my mother had two opportunities to stop this long torture from starting on her own.

1つは「胃瘻建造」、もう1つは「ペースメーカー装着」です。

One is "gastrostomy construction" and the other is "pacemaker installation.

この2つは、人類が生み出した「英知」であり、同時に「呪い」です。

These two things are the "wisdom" and at the same time the "curse" created by humanity.

それでも、この2つを選んだのは「母自身」でした。

Nevertheless, it was "my mother herself" who chose these two.

だから ―― もう、母のことはいいのです。

So - I don't need to worry about my mother anymore.

-----

でも、忘れないで下さい。

But don't forget.

意思疎通ができなくなったら、(少なくとも現状の司法システムでは)あなたは、「死を選ぶ権利」の行使は、一切できなくなります。

If you are unable to communicate, you will not be able to exercise your "right to choose death" at all (at least in the current judicial system).

これは、絶対的な事実です。

This is an absolute fact.

自分を救えるのは自分だけで、そのチャンスは恐しく分かりにくいところにあります。

The only person who can save you is yourself, and the opportunity is frighteningly difficult to grasp.


2023-01-14 今、壮絶に凹んでいます。

先週、時間をかけて、十分に練り上げたつもりの資料で、発表してきましたが、質疑応答で、

I gave a presentation last week with materials that I thought were well thought out, but during the Q&A session

―― よく分からん

"I don't understand"

と言れて、今、壮絶に凹んでいます。

I am now in a spectacularly depressed state after that.

少なくとも、この週末は、何かをしようとする気力が出ずに、ボーっとしていました。

At least, I was in a daze this past weekend, unable to muster the energy to do anything.

体重が1日で1kg落ちました。

My weight dropped 1 kg in one day.

-----

ただ、私、この年齢になって、この「よく分からん」が『よく分かる』のです。

However, I, at my age, 'understand' this "I don't know" very well.

私も、ここ10年くらい、社内で(特に発明のブレスト)で、このフレーズを乱発して、色々な人(特に若手)を凹ましてきたことは間違いありません。

I have no doubt that I have also used this phrase wildly in my company (especially at invention brainstorming sessions) for the past 10 years, and I made many people (especially younger people) depressed.

そういう意味では、私のようなシニアは、時々、こういう辛辣な言葉を言われて凹むことは、結構大切なことなのかもしれません。

In that sense, it is probably quite important for seniors like me to be depressed by such harsh words from time to time.

とは言え、やっぱり、凹むのは辛いです。

But it is still hard to be depressed.

たとえ、それがダイエットになろうとも、です。

Even if it works for a diet.


2024-01-14 今日、『ブックオフに行ってくる』という嫁さんに、『中古の金属バットを、買ってきて』と頼みました。

今日、『ブックオフに行ってくる』という嫁さんに、『中古の金属バットを、買ってきて』と頼みました。

Today, I asked my wife, who said, "I'm going to a Book-Off," to buy me a used metal bat.

「野球」に興味を持った訳ではなく(私に限って、そんな訳があるはずがない)、不法侵入者撃退用にです。

Not because I'm interested in "baseball" (how could I be?), but to repel trespassers.

我が家の玄関の傘立には、義父から貰ったというゴルフクラブが置いてあるのですが、以前から『これは反撃能力が弱い』と思っていました。

There is a golf club in the umbrella stand at the entrance of our house that was given to me by my father-in-law, and I have always thought, 'This has a weak ability to fight back.

Amazonで購入しようかとも思ったのですが、『人を殴打するためのバット』に、定価を支払うのもなんだなぁ、と思いまして。

I thought about buying it on Amazon, but then I thought, why pay the list price for a "bat for beating people up"?

-----

'Ebata, what the hell are you thinking?' You may be thinking, "What in the world is Ebata thinking?" but the reason for this has already been described.

これ以外にも、いくつかの撃退手段を準備しているのですが ―― ちょっと公にはできない内容なので、割愛させて頂きます。

In addition, I am preparing several other means of fighting back. However, I'll spare you the details. Because it is against public order and morals.