「宇宙戦艦ヤマト」は、私に
■科学技術の夢とロマンと、
■商業主義の汚さを、
これでもか、これでもか」いうくらい教えてくれた、「大人の階段」を、完璧に具現化してくれた作品です。
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まあ、「夢とロマン」の方はさておき、「商業主義」の方は、こんな感じです。
■死んだはずのキャラクターを、「実は死んでいなかった」ことにして、続編を作る
■都合の悪いストーリーは「なかったもの」としてスキップして、続編を作る
こういう、「とにかくヤマトで儲けろ」というスタンスは、「ヤマト」を深く愛していたティーンの心を酷く傷付けたものです。
私の中では、
「宇宙戦艦ヤマト」= 「詐欺」
という構図が完成してしまいました。
この影響(か、どうかは分かりませんが)もあって、私はその後、このような宇宙戦争を扱ったアニメに興味が持てなくなりました。
例えば、「ガンダム」なる超著名ロングランアニメについて、私は何も語るものを持っていません。
これは、このような、ティーン時代の「負の記憶」に因るところが大きいと思っています。
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ですから、今、放送中の「宇宙戦艦ヤマト2199」も、
『まだ飽き足らず、詐欺の続きをやっていやがるのか』と、腹だしい思いで、まあ、それでも初回だけでも見てやろうか、と、思ったのですよ。
・・・
・・・
■うん、まあ、あのやたら暑苦しくて、鬱陶しい「古代進」が、まあ、ちょっと言い感じになったかもしれないな?
■「森雪」の設定がなかなか意味深になっていて、悪くない。
■ワープの論理(フィクション)が、なんとなく複雑になって、しかも、ちょっと腹に落ちるようにはなっているな。
■ガミラス帝国が、単なる悪の帝国としてではなく、ちゃんとしたヒューマンドラマとして描かれているのは、まあ、評価できるかな。
■都合の悪い、難しい話を、全部「コンピュータ」に押しつけるというスタンスが、改善されているなぁ。
■波動砲の使用に関して、倫理的観点からの批判が採用されている点は、とても良い。
■初戦において、「地球側から戦端を開いた」という、驚愕の設定を導入した点は、高く評価できる。
■なんか、やたら「ドメル」が、かっこよくないか!!
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まあ、そんなこんなで、私は、日曜日午後5時から、私の部屋を完全に立ち入り禁止にして、テレビを見ています。
宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集
私は、コラムなどでは、結構エクストリームな意見を表明しています。
In my columns, I have come out some EXTREME opinions with many opportunities.
なんで「エクストリーム」とか、外来語にもなっていない言葉を使うかというと、上手く表現できないのです。
The reason I use the word "EXTREME" that might not become an adopted word, is that I can't express my feeling.
「過激」は違うと思うし、「極端」も違うと思う。
It is neither RADICAL nor EXCESSIVE.
「前衛」でもないし、「批判」などでは絶対ない。
It is not AVANT-GARDE, and never CRITICISM.
敢えていうなら「変」ですが、これで最初の行を置き換えてみると、
I dare to say that it is “FUNNY”. If I exchange the first line with this word,
『私は、コラムなどでは、結構「変な意見」を表明しています。』
"I have come out FUNNY opinions with many opportunities."
これでは、一生懸命執筆している私が、可哀想すぎると思うのです。
I am afraid that it is a pity that I should have to put up with keeping many columns every day.
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今、私は研究報告書を執筆しているのですが、私の研究報告書は、社内の一部では「爆弾扱い」されていたことがあります。
I am now writing a research report in this period. The old days, my reports have been treated as a bomb.
「弊社において、本事業に関する収益の可能性は絶無である」
When I wrote and submitted the report that included "There is no possibility to get profit with this business",
と記載した報告書を提出したら、部長が、私の席までふっ飛んできました。
The department manager went to fly to me.
―― えー、だって、みんな、普段から口々にそういってんじゃん?
However I whispered in my mind, "Uh ? Everyone always say same things from same mouths."
と思ったのですけどね。
でも、その理屈は、通じないのですよ。
The reason doesn't go.
会社には、『それは言わない約束』というのがあるのです。
There are silent approvals in each company.
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正解は、
The correct answer is
「弊社において、本事業に関する収益性は、本報告で記載した3つの条件をクリアすることによって、実現する可能性がある」
"There is possibility to get profit with this business, if the above three conditions is going to be resolved.
です。
もちろん、その「3つという条件」というのを、可能性ゼロの条件として記載しておく必要があります。
Of course, you have to write the three conditions have little possibility to be resolved, before the conclusion.
Though you might to think
―― 迂遠だ
"It is a roundabout way"
と思われるかもしれませんが、それが「会社の掟」ってやつです。
That is "the rules of the company".
(続く)
夏になれば、仕方がないことですが、―― 男性の体臭が凄い。
It cannot be helped that body odor (BO) of men becomes terrible.
私は都心部の逆方向の電車に乗っているので、混雑はあまり酷くはないので、それほど酷い目にもあっていないと思うのですが、
I ride on a crowded train to opposite direction of city centre daily, so I don't think that I feel hard so much.
ラッシュの電車で、体臭の凄い人の近くになった人の悲劇は、想像に難くありません。
But I am very sorry for the person who cannot escape from the tragedy in a crowed train, is close to the terrible BO.
被害者サイドとしては勿論ですが、私のような「加齢臭」持ちは、加害者サイドとしても、夏はツラい。
Summer is a hard season for me, because of not only as a victim but also as a victimiser with age smell.
歩行喫煙なんぞやる奴は、殴ってもいいと思うけど、体臭は不可抗力ですから。
Though I can give a walking smoker a blow, I think that the BO is inevitable force.
(万一、悪意で体臭発生している奴がいたら(いないと思うけど)、首を締めてもいいと思う)
Even if I find a person who make his BO on purpose (I don't know whether it is possible) I think I may tighten his neck.
(To be continued)
基本的に、私は服を買うという行為が、好きではありません。
Basically, I don't like to buy clothes.
試着とか、裾上げとか、その上、もう一度来店して商品をピックアップするとか、面倒くさいこと、この上もない。
Fitting, alteration, coming to the store again to pick the clothes again, Are you kidding for these annoying action lists?
『なんて、旧世代なサービスやってんだ』と思います。
I think "What an obsolete service do they continue?"
パソコンのボタン一発で、PCのデバイスや文房具や本だけでなく、米も味噌も野菜も、家まで運んでくれるのに ――
Now, pushing a button in PC display, we can get not only peripheral, stationery, books, but also rice, miso and vegetable by the Internet service, however,
って、思っていたら、Amazonって、服も売っているんですね。
I had not known that Amazon deals with clothes.
その割り切りが、実にいいんですよ。
In addition, the sales strategy is very simple.
スラックスの場合、選べるパラメータは「ウエスト(cm)」のみで、丈とか、大きさとか、その他のパラメータは、一切考慮できません。
In case of pairs of slacks, we can select it by the waist size only. The length or size of legs or thigh is out of scope.
色も一色のみ(黒)。
The color is also gray only.
そして、何より安い(1300円くらい)。
Above all, the cost is cheap (about 1300 yen).
(To be continued)
I wrote a diary with the book "How to walk the first grader of a university", two times before.
先日、この本に関するAmazonのコメント欄に、次のような書評を見つけて、私は愕然としました。
The other day, I was shocked to fine the following book review in Amazon 's comment section about this book.
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■面白い本ですが、この本で取り上げられている大学生の声や姿は、偏差値の高い学校に見られる現象だと思います。
- This is an interesting book, I think, however the voices and figures of college students covered in this book, are observed in schools with high deviation values.
■偏差値が低い大学や、受験に失敗した学生が多く集まる大学は、学生は4月になっても、ため息ばかりついて、新しい生活が始まったことへの高揚感みたいなものがありません。
- In colleges that are low deviation values or that have many students who failed the examination, there is no sense of uplifting to the start of a new life, even in April.
■そういう大学では、入学して早くも「どうせ俺らは受験失敗の『負け組』だし」「俺らはブラック企業に就職するか、非正規労働者決定だから」みたいな、そんな考えが顔に出ています。
- In such a college, they look like to think that "anyway we belong a losing group of failing to take the exam" or "we are going to work for black companies as a non-regular worker",at even the entrance ceremony.
■偏差値の高くない、受験戦争の「敗者」が集まる大学は、この本で紹介された学生の声や姿と多少、異なることを知っていただきたいです。
- I would like you to know that the figures and opinions of the students in this book, are a little different from those in a college where the students regard themselves as losers, with low deviation value.
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丁度、「非正規雇用」についてのコラムを脱稿した直後だったので、この書評を読んで、私は自分の考察の甘さに、意気消沈してしてしまいました。
It was just after finishing a column about "non-regular employment". So when I read this review, I was depressed because of my simple consideration.
この話の続きは、シリーズ付録の「無礼な後輩とのディカッション」で再登場します。
This story is going to continue in the column's extra edition of "disgraceful junior".
(Continuation from yesterday)
そういう奴の存在は、私の家族の信用をも、暴落させかねません。
The existence of such a person can cause the crush of my family.
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当初は、予め「参列拒否リスト」を作成しておけば良いかな、とも思いました。
Initially, I also thought that it would be good to prepare a "black list" in advance.
しかし、そのような面倒な任務を、私の葬儀の喪主にさせるのは申し訳ないです(葬儀会場で騒動になるだろうし)。
However, I am sorry to have such a troublesome task as a mourner of my funeral(It will be a fuss in the funeral hall)
また、「参列拒否リスト」が存在するというだけで、大抵の参列者は、恐怖を感じて出席を辞退することになるでしょう。
Also, most participants will fear and decline attendance, because of the black list.
結局、「葬儀不成立」となり「葬儀をしないこと」と同じことになりそうです。
After all, the "funeral" will not be established.
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さらに、この「参列拒否リスト」は、皮肉なことに、私にブーメランのように戻ってきます。
In addition, this black list is ironically returning to me like a boomerang.
―― お前(江端)が、「参列拒否リスト」に入っていない保証が、どこにある?
"Where is the guarantee that you (Ebata) is included in the black list?"
ということです。
私なら『私(のような奴に)こそ、葬儀に来て欲しくない』と思う。
For me, I think "I do not want the guy like me, to come to the funeral."
実際のところ、「参列拒否リスト」を準備している人、あるいは準備しないまでも内心では準備したいと思っている人は、ゼロではないと思います。
As a matter of fact, I think that people who are preparing for the black list or who want to prepare it in their mind, are not zero.
しかし、故人の心に閉じ込められている「参列拒否リスト」の内容を、喪主が推測することは、不可能です。
However, it is impossible for the mourner to guess the black list in the hearts of the deceased.
これらの検討から導かれる結論は、自分の死後について、自分の意思を貫く為には、強い意思で、自分で相応の覚悟をしなければならない、ということであり、つまり、
The conclusions drawn from these studies are that I have to make a reasonable effort by myself with a strong will, about my own death. that means,
―― 葬儀の実施の拒否
"Rejection of funeral practice"
です。
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という話を、嫁さんにしたら
When I told this story to my wife, she said
「ああ、『直葬(ちょくそう)(*)』ね」
"it is a "direct burial" isn't it?"
と、言われました。
(*)通夜式や告別式などの儀式を省き、ごく親しい数名で火葬のみを行う葬儀
(*)A ceremony with a few close friends, omitting wake and funeral
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
さて最初の話に戻ります。
Let us return to my yesterday's diary.
娘(長女)が「PCを体の一部」として利用できるという実感が持てるようになったということは、
I think that what my senior daughter could say "this note PC is a part of me at present", is that
―― 「2つめの頭脳」を手に入れた
"She could get the second brain of hers"
と、いうことだと思っています。
大量の文献を格納でき、レポートを作成でき、情報を検索でき、イラストを描き、メール、SNSで連絡や情報発信ができ、Skypeで遠隔会議が可能で、同時に、音楽や映画を見ることができるという ――
Using PC, she can store enormous documents, make reports, search information, draw a picture, send information by mail and SNS, organize a meeting by Skype, and watch a movie and hear a music at the same time.
下手すれば「1つ目の頭脳」よりも優秀な「頭脳」です。
It might be a better brain than an original brain of hers.
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この理屈で言えば、スマホもこの「2つめの頭脳」になるかもしれません。
Based on the story, smartphone also might be "the second brain".
PCのような「創作ツール」としては弱いですが、それでも大量の優れたコンテンツにアクセスできる、学校の教師の授業よりも分かりやすい、というコンテンツもあるくらいです。
Smartphone is inferior to PC for creative work, however, we can access many excellent contents easily, and some of them are more understandable than a teacher's lecture.
できるだけ早い段階で「2つめの頭脳」を使い熟せるようにするという観点から考えれば、「学校へのスマホの持ち込みを認める」ということは、当然です(*)。
From the viewpoint of usability of "the second brain"
要するに、そろばんや辞書、百科辞典が、スマホになっただけです。
In short, a smartphone is alternative to a abacus, dictionaries and encyclopedias
(*)未成年のスマホコンテンツのアクセスに関する問題のほとんどは、技術的にも法律的にも回避可能です(今回は割愛しますが、後日詳解します)
Most problems to access contents by smartphone are avoidable by IT technologies and laws.(I omit them this time, however I will explain them in detail)
むしろ、スマホで、会議室の予約もできない、切符の購入もできない、住民票の取り寄せもできない、「シニア」の方が圧倒的に社会問題です。
If anything, "seniors" who cannot make a room reservation, buy tickets and get resident card, by smartphone are social problems.
本当に、やつらのITリテラシーの低さときたら ――
"How low their IT literacies are"
『お前ら、子供の範となるべき大人だろうが! 少しは真面目に勉強しやがれ! 酒飲んでダベっているだけなら、その酒瓶持って、とっとと去ね!!』
"You are adults who are a role model for children, aren't you? Study it seriously! Go home with the sake bottle if you can only drink and love to hate"
と、何度、怒鳴りそうになったことか。
I cannot remember how many times I have shouted very nearly.
あ、いかん、話を戻します。
Oh, I am sorry. Let me go to the board.
(To be continued)
I hate a saying "there is no evil person who do XXXX".
I wrote about the topic here
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『ある特定の行為または職種に、高いモラルが宿る』という考え方自体が、
I think that the thought of "High ethical standards indwell in a special action or type of work" is
無知性で、狭窄視野的で、自己完結的で、
unenlightened, local outlook, self-contained and
論理的、数理的、統計的という考えが1mmも入り込まない
illogical, nonmathmatica, nonstatistical,
ぶっちゃけて言えば「アホの戯言」 ―― と思っています。
I think that it is "stupid shit", if I speaks quietly.
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このような「アホの戯言」は、自分の取り組んでいる仕事や研究、その他のアクティビテイ、そして自分の属しているグループや組織についても、見られます。
I can watch this "stupid shit" in work I am working on, research and other activities, as well as the groups and organizations I belong.
それはさておき。
That aside.
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ご存知の通り、最近、私は、量子コンピュータの勉強をしています。
As you know, I have recently been studying quantum theory.
この量子という微小な物質の振る舞いが、人間という巨視的な物体の振る舞いに投射することで、なんでもかんでも、"量子"に結びつけて考えることができるように思えて ――
It's as if I can relate everything to the quantum. It means that I can understand the behavior of this quantum matter by projecting it into the behavior of a macroscopic object called a human being.
自分で自分を厳重に見張るようにしています。
Hence, I try to keep myself on high alert.
正直「量子」を使って宗教を作れるんじゃないかなぁー、と思っていたのですが、調べてみたら、本当に
I honestly wondered if I could use "quantum" to create a religion. and I really found that
■量子の振舞いを教義の根拠としているカルト宗教
- A cult that bases its doctrine on quantum behavior.
があり
■量子の振舞いから哲学を展開しているライフハックの本
- A book of life hacks that develops a philosophy from the behavior of the quantum
がありました。
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昨夜、「やはり俺の青春ラブコメは間違っている完」の第5話を見ていて、
Last night, while I was watching episode 5 of "My youth romantic comedy is wronte, as I expected -- final", I came to think
『なるほど、彼ら彼女らの言っている「本物」とは、「量子状態にある量子ビット」のようなものか』
"I see, the "real thing" they say is like "a qubit in a quantum state."
などと考えてしまい、その時、ハッと気がつきました。
and that hit me.
私は、
I came to think that my thoughts were same as
■「創作物」の内容を、自分で解釈できる都合のよいメソッド(量子力学)を持ち込んで、解釈しようとしている
- by trying to interpret the content of the "creation" by bringing in a convenient method (quantum mechanics) that I can interpret myself.
■これは、上記の低能カルト宗教や、安易ライフハック本と同じ愚行
- the lowly cult and easy life hack books above.
であり、上記の「アホの戯言」と同じものである、と思い至りました。
- the above "stupid shit".
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この思考アプローチは、極端なことを言えば、極右として「ファシズム」とか、極左としての「コミュニズム」とか、カルトとしての「原理主義」とかと同じようなモノであり、
This approach to thinking is the same thing in the extreme as "fascism" as the far right, or "communism" as the far left, or "fundamentalism" as a cult
メソッドと結びついた(特に、論理的に整合性があるものや、あるいは物理法則などに結びついた)考え方は、「極」に走りがちであり、それらが権力や大衆と結びついた時 ―― 数百万から数千万もの人々を殺害してしまう
Ideas tied to methods (especially those that are logically consistent or tied to physical laws, etc.) tend to run to the "extreme", and when that ideas are associated with power and the masses -- it will kill millions to tens of millions of people.
このことを、私は忘れてはならない
I must not forget it,
―― と、いうようなことを、
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている完」の第5話を見ながら、考えていました。
I was thinking about this, and so on, while watching episode 5 of "My Youth Romantic Comedy is Wrong, I expexted -- final"
本日、HDDレコーダに溜っていた、番組を流し見していました。
Today, I was watching the programs that were stored in my HDD recorder.
「BS1スペシャル マイケル・サンデルの白熱教室 君の成功は努力の結果?運?」
"BS1 Special: Michael Sandel's White Heat Classroom: Is Your Success the Result of Hard Work or Luck?
を見ていました。
日本・アメリカ・中国の名門大学の学生がテレビ会議で集って、サンデル教授の問いかけに答えていました。
Students from prestigious universities in Japan, the U.S. and China gathered via video conference to answer Professor Sandel's questions.
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まあ、内容については割愛しますが、
Well, I'll spare you the details, however,
■サンデル教授と米国の学生が「英語」でしゃべっているのは当然として、
- It's no surprise that Professor Sandel and the U.S. students are speaking in "English.
■中国の学生も全員「英語」でしゃべっていて、
- All Chinese students were all speaking in English.
■日本の学生だけが「日本語」でしゃべっていました。
- Only the Japanese students spoke in "Japanese".
―― なんだろう? NHKが敢えてそういう演出をしたのかな? だとしたら、その理由は?
"What is it? Did NHK dare to stage it that way? If so, what was the reason?"
とか思っています。
I thought that.
どこかに理由の説明があったのかもしれません。
There may have been an explanation of why somewhere in the program.
適当にスキップしながら見ていたので、私が見落している可能性もありますが ―― その理由が、もし、
I was skimming through it at random, so it's possible I'm missing something -- but if the reason is that
―― サンデル教授と、英語で質疑応答できそうな学生を、一人も見付けられなかった
"NHK couldn't find any Japanese students who could answer questions in English with Professor Sandel"
のだとしたら、責められるのは、NHKでも、学生でもなくて、日本国政府(の文部科学省)だと思います。
If that is the case, I think it is the Japanese government (the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology) that is to blame, not NHK or the students.
(Continuation from yesterday)
そもそも、夫婦で持ち上げるだけでも大変なテレビを、どうやって2階まで持ち上げるかが問題でした。
To begin with, the problem was how to lift the TV upstairs, which is a difficult task just to lift for us.
普通に持ち上げで運ぶのは、最初の階段の2段目で「不可能」と判断しました。
We judged that the normal way to carry it by lifting was impossible at the second step of the first staircase.
2段目でテレビの片方を階段にひっかけて、もう一方を椅子に置いたところで、私は、長考に入りました。
On the second step, with one end of the TV hooked to the stairs and the other on the chair, I start thinking for a long time.
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「抱えて運ぶのは無理」、となれば、「上から引っ張り上げ、かつ、下から押し上げるかしかない」ということになります。
If it's impossible to carry it, then the only way is to pull it up from above and push it up from below".
階段1段づつ上げては、その度にロープで固定しなおして、休憩をして、かつロープで引き上げる、という、『超牛歩戦略』を案出しました。
I devised a 'super-snail's pace strategy', where we would go up the stairs one step at a time, re-fasten the rope each time, take a break, and then pull it up with the rope again.
私は、ロープを購入しに、ホームセンタに走りました。
I ran to a DIY-shop to buy a rope.
しかしロープを手に入れたところで、問題がありました。そのロープの括り先が『ない』ということです。
But once I had the rope, there was a problem. The rope had 'no' place to bind it.
我が家は、2x4工法で建てられているので、そもそも「柱」というものがありません。
Our house is built using the 2x4 construction method, so there are no 'pillars' to begin with.
I then decided to pull a 20-metre rope up to my room and tie it to the iron bar.
毛布で敷き詰めた階段の上にテレビを置いて、嫁さんが上からロープでひっぱり上げ、私が下から押し上げながら、1時間弱の時間をかけて、ようやくテレビを二階の踊り場に持ち上げたところで、その日(土曜日)の処理を終了しました。
We finished the day's (Saturday's) process when we finally lifted the TV onto the upstairs landing after less than an hour of placing it on the blanket-lined stairs, with my wife pulling it up with a rope from above and me pushing it up from below.
しかし、まだ、この段階では、このテレビをタンスの上に持ち上げる手段がありませんでした。
However, there was still no means of lifting this TV onto the wardrobe at this time.
私は、再び、長考に入りました。
I again began to think for a long time.
(To be continued)
「ライバルの存在が、自分を高める」というのは良く聞く話です。
It is often heard that "the presence of rivals makes you better."
しかし、私は、『誰かと競う』という感情を持った記憶がありません。
However, I don't recall ever having the feeling of 'competing with someone else.
あるいは『すでに負けていることに、気がつかない』だけのかもしれません。
Or maybe I am already losing and don't even know it.
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私が、努力をする理由は、他人との競争ではなくて、世間体 ―― つまり、多くの人の前で恥をかくのが嫌だからです。
I make an effort not because I compete with others but because I don't want to be embarrassed in front of the world -- that is, in front of many people.
小学校の時、朝早く起きて、近くの川の橋にゴム紐を張って、飛び越える練習をしていたのは、
When I was in elementary school, I used to get up early in the morning and practice jumping over a nearby river bridge with a rubber strap. The reason was that
「100cmもある途方もない高さのハードルを飛び跳ねながら走る、けったいな競争の選手にさられたから」であって、
I was made to compete in a tremendous competition, jumping over hurdles as high as 100 centimeters.
夏休みのほとんどを「背泳ぎ」の練習に費したのは、
I spent most of my summer vacation practicing the "backstroke." The reason was that
「泳げない背泳ぎを、50メートルも泳がされる選手にさせられたから」です。
I was made to swim 50 meters in the backstroke, which I can't swim."
『誰かと競う』のではなく、『他人から笑われるのが嫌』で、私は努力をしてきたのです。
I've been working hard, not to 'compete with someone else,' but because I don't like to be laughed at by others."
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はっきりいって、これは、学校行事の名を借りた『イジメ』です。
Clearly, this is "bullying" in the name of a school event.
私を「運動会を憎悪する子ども」として完成させたのは、この『イジメ』です。
It was this "bullying" that completed me as a "child who hates athletic events."
教師も、このイジメに加担していたと思います ―― 私が、どんなに「できない」と繰り返しても、教師たちは私を無視しました。
I think the teachers were also complicit in this bullying -- no matter how many times I repeated that I couldn't do it, they ignored me.
『練習すればできるようになる』と、気楽に言われたものです。
They used to say with ease, 'If you practice, you will be able to do it.'
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人間には得手、不得手があるものです。
We all have strengths and weaknesses.
仮に『夏休みの自由研究を10本提出しろ』と言われても、小学生の私は軽くこなしたと思います。
Even if I had been asked to submit ten free research projects for the summer vacation, I would have done it lightly as an elementary school student.
しかし、普通の子どもは、こんなことを言われたら、真っ青になるのでしょう? ―― 知らんけど。
But would an average child turn blue if someone said something like this? -- I don't know.
『夏休みの自由研究を10本提出』と『背泳ぎ50メートル』が、バーターであることを、どうして、この世の中は理解できないのかと ―― 世界を、運動会を、そして水泳大会を恨み続けた子ども。
I wondered why the world could not understand that "submitting ten free research projects during the summer vacation" and "swimming 50 meters in the backstroke" was equivalent -- a child who continued to resent the world, athletic meets, and swimming competitions.
それが、この私です。
That's what I am.
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そして、私は、「運動会」や「マラソン大会」を休みたいという自分の娘に対して、
And to my daughter who wants to take time off from "field day" and "marathon, I said,
『当然だ。嫌なら休め』
'No problem. If you don't like it, take the day off.'
と言って、学校に娘の病欠の連絡を入れた保護者です。
I was a parent who notified my daughter's school that my daughter was sick.