今朝、朝食を取りながら、出社前にニュース番組を見ていました
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)のシミュレーション結果を公開しなかったことに対して、コメンテータのタレント達が、
「公開しないシステムなら、そもそも不要ではないか」
「『最悪値』であるという説明を尽くせば、パニックなどは起きないはずだ」
と、文部科学省の対応を批判していました。
# ま、これはもっともな意見なのですが。
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仮に、SPEEDIのシミュレーション結果を開示して、パニックによって死傷者が出た場合、この人達は、多分、平気でこんなこと言うだろうなー、と思いながら、パンを齧っていました。
「我々にとって理解できない数値やシミュレーション結果を、むやみに開示して何の意味があったのだろうか」
「文部科学省は、(今回のような)パニックなどの発生も予想して、敢えて開示しないという選択も取り得た筈である」
「被災も被爆もしていない人達が、無意味に死傷したことに対して、政府は情報をコントロールしなかった責任がある」
とかね。
彼らは、『例え、暴動が発生したとしても、それは我々が選んだ道だ』とは、決して言わない。
コメンテータとは、後ろから事件を見て適当なことを喋れって、お金を貰える商売のようです。ちょっと羨しい。
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私個人の所感ですが、残念ながら、今、この段階においてさえも、
○ミリとマイクロの単位の違いを理解をしようともせず、
○シーベルトとベクレムの単位の意味も理解しようともせず、
○危険と安全の判断を、あいかわらず「お上」に任せっきりにしている、
(ついでに言わせて貰えば、○避難してきた子供に『放射能が伝染る』とかほざく、アホガキに、科学的にきちんとした被曝の知識を教えるこものできん、低能な保護者や教師が存在する)
そんな国の国民に、
文部科学省も、SPEEDIのシミュレーション結果を開示するという勇気はなかったんだろうなーーと思っています。
でも、これも元をただせば、文部科学省が義務教育過程で、「『安全神話信仰』の国家基本方針」に基づき、原子力に関する教育を完全に放り投げてきた結果です。
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はっきりいって、リトマス試験紙が赤になろうが青になろうが(嫁さん語録)、どーでもよいです。
○致死に至る被曝量や、半減期の意味、体内被曝と体内被曝の違いを、小学校で教え、
○加圧水型軽水炉(PWR)と沸騰水型軽水炉(BWR)の違いと、さらには高速増殖炉(FBR)の構造や、その長所と短所(どこをやられるとヤバいか、等)を、中学校で教え、
○中学入試や高校入試では、「あー、まさか、『高速増殖炉』が出てくるとは思わなかったー!」という受験生の声が聞こてくる、
というくらいにして貰いたいものです。
テレビで昭和ソングのヒット曲のランキングがされていました。
「元気を出して」「愛は勝つ」「それが大事」等が、高位ランキングされていました。
なつかしい。
黙っていても、研究室のゼミや、京都の街中のどこにいても聞こえてきた曲です。
学会発表や卒論の終盤、体力の限界の佳境の時に、良く聴いて、気力を振り絞ったものです。
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「それが大事」の歌詞は、
『負けない事 投げ出さない事 逃げ出さない事 信じ抜く事 駄目になりそうな時 それが一番大事』
で、始まります。
歌というのは、人間の非日常を歌うからこそ、人を感動させるものであることは十分承知の上で申し上げますが、
―― この曲、「鬱(うつ)病製造歌唱曲」
と名付けてもいいかもしれないなぁ、と思ってしまった私がいます。
『負けちゃう事 投げ出しちゃう事 逃げ出しちゃうこと事 疑うこと事 駄目になりそうな時 それが一番大事』
として、歌を作り直すと、多分、今の時代でもう一度、当てることができると思う。
歌手のさだまさしさんが、この辺りの振舞いが上手いです。
あの大ヒット曲「関白宣言」の、応答歌(?)といっても良いのかもしれませんが、
「関白失脚」という歌を作っています。あのセンス(バランス感覚)は抜群です。
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ついでに、今「愛は勝つ」の歌詞も見ているのですが、私かなり長い間、歌詞を勘違いしていたようです。
『心配ないからね 君の想いが誰かにとどく明日がきっとある』
「誰かに届く」です。
大切なことなので、もう一度言います。「誰かに届く」です。
「誰か」とは、「不特定の第三者」のことです。
主体を「私」に変えて、再度解説を試みます。
―― 私の想いが、不特定の第三者(×好きな人)に届く未来がある
こんなことを「心配ないからね」と保証されることに何の意味があり、
どういう文脈で「愛は勝つ」という結論に至るのだろうか?
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繰り返しますが、「歌というのは、人間の非日常を歌うからこそ、人を感動させる」ものですので、そこに論理的な一貫性を求めるのは、ナンセンスというものです。
ちょっと、昔の思い出で、遊んでみました。
それはさておき。
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今日の結論は、上記の内容ではありません。
私が「歌謡曲」を知っていたということに、家族全員が一斉に驚愕の声を上げたということにあります。
私が、「生まれた時から、今の私のままである」という思い込みを、そろそろ、修正してくれないかなぁ、と本気で思います。
ふと思いついたのですが、
Suddenly occur to an idea, I think that I want to start the serialization
「権力の犬」
"A dog of power"
という連載やってみたいな、という気になってきました。
政治や政府批判なんて、腐る程あって、差別化できませんし、今更、読む気にもなりません。
The criticism of polite and government is bored and dull to read.
ならば、逆のアプローチをやってみるのも一興かと。
So I think that the reversed approach must be interesting.
「政府や与党、野党、右や左の政治結社などの感動的ストーリーを集めて、権力を褒め称え、ヨイショするコラム」というのは、結構ウケるのではないかと考えています。
I try to gather some moved stories of government, ruling party, opposition party, and right or left-wings and give credit to power.
The above columns might become popular for people.
これは、これまで、左や右を「傍観」してきた、私の立ち位置だからこそ、できるような気がするのです。
The column is suitable for me, because I have been just looking at many political movement in my life.
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勿論、裏の目的はあります。
Of course, I have another purpose.
「御用コラムニスト」として、権力との対立を回避しつつ、コネを作り、あるいは弱味を握って、安寧な老後を送ることです。
I want to become a "movement writer" in order to avoid conflict against power, make connection and hold their week points, and eventually I get to live in security and money.
(Continuation from yesterday)
人は、他人を怒っている様子を見て、それをフィードバックさせながら、自分の振舞(ふるまい)を変更し続けて、自分のコミュニティに順応していきます。
Persons continues changing their behavior whenever they watch other's anger in order to adapts to their community.
しかし、それは、自分の振舞を変更させるだけの、沢山の選択肢 ――「オプション」―― があってのことです。
However, it is possible under many choice - - "options" - - to let us change our behavior.
その「オプション」が十分にストックされていなければ、本人にその気がなくても、ずっと人を不快にさせ続ることになり、結果として、孤立化して、自分も不幸にしてしまう・・・のかもしれません。
If the "option" is not stocked enough, we continue making persons uncomfortable without the mind all the time and, as a result, make us isolation and unhappy..... maybe.
もし、この「ストックオプション」の仕入れ元の一つが「本」であるなら、「本を読ないこと」は、「自分を不幸にする確実な方法の一つ」と言えるかもしれません。
If one of the origins of stocking of this "stock option" "is "book", "Not reading book" might be "one of a certain method to make oneself unhappy"
その一方で、そこまで詳細な分析ができていながら、母の言動に腹を立て続けている「私の器の小ささ」も、またしかりです。
On the other hand, "my closed mind" is wrong with getting angry with my mother's opinions, even I could analyze this situation in details.
私は、結構な読書家だと自負していますので、ストックオプションには事欠いていないはずです(理屈では)。
I take pride in my being a considerable reader, I think I cannot lack stock option (in the reason).
ですから、私は、「本をどんなに読んだって、自分を幸せにできるわけではない」という、好適な実例になっているでしょう。
Therefore I am a suitable example "not to be able to make myself happy as for me even if I read a book so much".
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詰るところ、本を読もうが読むまいが、
After all, whether anyone read book or not,
■知識を取り込んで、
■自分のものとして、
■自分の常識にとらわれることなく、
■仮説と検証を続けられる、
- Taking in knowledge,
- As one's thing,
- Without being seized with one's common sense,
- Continuing both inspecting and hypothesis,
そういう、オープンマインドで柔軟性の高い人間にならない限り、
Unless we become a human being having high flexibility in such an opening mind,
「自分で自分を幸せにすることはできない」
"we cannot make ourselves happy by ourselves"
という、あたりまえの結論に帰納する訳で、
we can reach this natural conclusion,
そして、その「当たり前」が、私には恐しく難しいのです。
and the "natural" is tremendous difficult for me.
先日、後輩が、私の席にやってきて、これからの企業に必要なのは「マーケットイン」であると熱く語っていました。
The other day, a junior coworker came to my seat, and he was said hot to be a "market-in" in the future of the company strategy.
「いまさら」という感じもあるでしょうが、私には全く異論はありません。
You may feel "too obsolete" but there is no objection to me.
「マーケットイン」こそが、企業の生き残る為に必要不可欠な考え方だと思います。
I also think that "Market-in" is an essential way to survive the company.
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江端:「ところで『マーケットイン』は企業が生き残る為の正しい戦略だと思うけど、私達エンジニアが、自分『だけ』が生き残る戦略としてはどうだろうか?」
Ebata: "By the way, I can agree with your opinion that "the market-in is the correct strategy for survival enterprises", however, Is it the correct strategy for only us, as engineers to survive in our future?"
と問いかけてみたら、言葉に詰っていました。
After asking the above my question, he was at a loss for word.
江端:「君は、『マーケットイン』だけで、生き残る自信あるか?」
Ebata: "Do you have confidence that survive with just "Market-in"?"
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企業の「組織」として生き残る戦略と、私達の「個」として生き残る戦略が、「同じもの」と考えている人って、
A person who believes that both the strategy to survive as the "organization" of the company, and the strategy to survive as our "individual" are same, is
私の目から見ると、
―― 結構、おめでたい
"too kind"
と思う。
After reading ultra famous novels "Three Kingdoms", whose author was Yoshikawa Eizi-san, I had read comics "Three Kingdoms", whose author was Yokoyama Kouki-san after getting a job.
が、漫画の方は、あまり私にはヒットしなくて、その後、ずっと三国志から離れていたのですが、2年ほど前に、杜康潤さんの著書(4コマコミック)、「孔明のヨメ。」で、少しづつ思い出し始めました。
The comics didn't hit my heart, and I had been apart from "Three Kingdoms". About two years ago, I began to recollect little by little with Toukou Jun-san's comics, "Komei's wife".
そして、ここ数週間、ドラマ「三国志 Three Kingdoms」で、完全に再炎しました。
And in the last few weeks, I completely reignited on the drama 'Three Kingdoms'.
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ところで、私、杜康潤さんの著書は全部読んだのですが、私の一押しは、
By the way, I have already read all Toukou Jun-san's comics, my favorite comic is
"Like the flow of a river -- Story of Sun Tzu"
です。
この本のおかげで、私は、孫子の兵法(の解釈本)を読むまでに至っております。
Thanks to this book, I came to read "The Art of War".
実際、編集部に「孫子の兵法」で連載やりたい、とまで、提案しました(本当)。
Indeed, I proposed to the editorial department "I want to serialize with The Art of War by Sun Tzu" (It was true).
結局、見送り(というか却下)となったのですが。
After all, it was gone off (rejected).
まあ、提案内容が悪かったとは思います
Well, I think that the content of the proposal was bad
『孫子に学ぶ、人生を一人ぼっちで生き抜く戦略 ―― "ぼっちの兵法"』
"Learning from Sun Tzu, a strategy to survive alone in life -" Art of war for alone"
もしこの内容で、連載や出版に乗って頂ける方がいらっしゃったら、お声がけ下さい。
Please contact me if you can offer series or publications.
(To be continued)
私の母は、年を取ってから不眠症になりました。
My mother got insomnia from getting old.
しかも、それを処方通りに摂取していなかったようで、未使用の睡眠薬がかなりありました。
Moreover, she seemed not take them as prescribed, and there were quite a few unused sleeping pills in the parent's house.
当然 ―― ありがたく、この私が、全てを回収してきました。
Naturally - thankfully, this I have collected everything.
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最近、嫁さんやら娘やらが、眠れなくなると、私のところに、
Recently, when my wife and her daughter can not sleep, they come to me, with saying
「クスリをくれ」
"Give me some medicine"
とやってくるようになりました。
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江端家の薬物汚染は、この私によって進行しているとも言えますが、私も、簡単にはクスリを渡しません ――
It can be said that the pollution of the Ebata's drug is progressing by me, I also do not give medicines them easily.
I am a man who is aware of the fear of sleeping pills.
しかし、まあ、この薬物汚染は、かなり近い未来に終焉を迎えそうです。
But, well, this drug pollution seems to end in a fairly near future.
もうすぐ、在庫がなくなるからです。
It's because the stocks will run out soon.
私が小学校の頃、親戚の子どもたちを集めては、スキーだの、クリスマスだの、いろいろなイベントを企画する親戚の叔父(たち)がいました。
When I was in elementary school, there were uncles of relatives who organized various events, such as skiing, Christmas, to gather children of relatives.
その時、私は楽しかったとも思うのですが、素直に「楽しかった」と言い切れないところがあったと、ずっと引っかかっていました。
At that time, I think it was fun, but honestly there was a part that I could not say "it was fun", so I was stuck for a long time.
そして、今の私は、その叔父のことをこう思っています。
And now I think about that uncle.
―― あいつ、子どもを連れ回して、子どもに説教垂れることでしか、自分を認定できなかったんじゃないのか?
"Didn't he fail to certify himself, except for taking the child and preaching to the child?"
と。
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改めて考えてみると、その叔父、そうとう『気持ち悪い奴』です。
Thinking it again, that uncle was really "gross".
いい大人が、子どもと一緒のイベントを頻繁に企画するなんて、発想が『ガキ大将』じゃないですか。
It is a "bully" that a grown man frequently organizes events with their children.
で、いい大人は、当然、子どもよりも知識があるので、子どもを論破(説教)するのも簡単です。
Well, the grown man, of course, have more knowledge than children, so it's easy to refute children.
それで、『子どもに、人生を教えているような気になっている大人』って ―― マジ、大人げないですよ。
So, "an adult who feels like teaching a life to a child". Seriously, it is not adult.
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ところで、私は、子どもが苦手です。
By the way, I am not good at children.
ぶっちゃけ、自分の娘たち以外であれば、世界中の子どもに嫌われようとも、全く構いません。
To tell you the truth, it doesn't matter at all if they are hated by children all over the world, other than my own daughters
風呂で騒いでいるガキの足をひっかけて転ばすことなど、1mmも躊躇しません(大人の振舞いではありませんが)。
I don't hesitate to catch the foot of child who is making a noise in the bath (though it is not an adult's behavior).
ですので、私は、このような考え方に至ってしまうのかもしれません。
So, I may end up thinking like this.
勿論、私は、リトルリーグの監督、少年/少女サッカーチームのコーチを行っている大人の全てが、このような下品な属性を持っているとは思っていません。
Of course, I do not think that all Little League coaches and adults coaching boy / girl football teams have such vulgar attributes.
そして、小中高の全ての教師が、『大人のフィールドで闘うことから逃げた大人』であるとも、思ってはいません。
And I do not think that all teachers in elementary, middle, and high schools are "adult who fled from fighting in the adult field".
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とは言え、私は、ティーンエイジャでありなが、将来の夢に「小学校の教師」などと言うような男子生徒は、
However, a boy, who says his future dream is an "elementary school teacher" is
―― 正直に言えば『気持ち悪い』
"disgusting",to be honest
です。
少なくとも、『自分の娘とは、交際はさせたくない』と思ってしまいます。
At least, I think, "I do not want to make a relationship with my daughter".
私は、早朝覚醒型の不眠対策として、精神安定剤(セルシン)を、会社の診療所で処方して貰ってきました。
I have been prescribed a tranquilizer (Celsin) at the office of the company as a countermeasure for insomnia of the early morning awakening type.
しかし、この「新型コロナ禍」で、診療所がクローズし、さらに、出社そのものができなくなり、連休前に、クスリが尽きることが確定し、かなりヤバい状況になりました。
However, at this "Coronal disaster", the clinic is closed and I could not come to the office, so it was confirmed that the medicine was exhausted before the consecutive holidays, and I was in a very dangerous situation.
「常備薬が手元にない」という状況は、今まで体験したことがありません。
I have never experienced the situation of "I don't have my regular medicine at hand".
これは、結構な恐怖です。
This is a pretty fear.
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以前、「極黒のブリュンヒルデ」というアニメを視聴していました。
Previously, I was watching an animation called "Brynhildr in the Darkness".
そのアニメで登場する少女達は、「鎮死剤」と呼ばれる延命薬を毎日飲まないと、身体を維持することができずに死んでしまうという運命でした。
The girls who appeared in the anime, are unable to maintain their body and die, unless they do not take a life-prolonging drug called a "killer" every day,
―― クスリが無くなった日に死ぬ
"Death on the day the medicine disappears"
というのは、想像を絶する恐怖だっただろうと、その少女達に深くシンパシーを感じています。
I feel the sympathy deeply in the girls, because it was an unimaginable fear.
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そのプロセスから分かったことは、
What I learned from that process was
―― オンライン診療が、まったく普及、定着していない
"Online medical care is not widespread and established"
という事実です(現時点ではですが)。
at the present.
そもそも、オンライン診療を受けつけられる医院が、もの凄く少ない上に、『初診は受けつけられない』という条件が付くところがほとんどでした。
In the first place, there were very few clinics that could accept online medical treatment, and in most cases, there was a condition that "the first medical examination cannot be accepted."
しかし、これからは、オンライン診療も主流になっていく ―― のかな?
However, online medical care will become mainstream in the future ?
医師を職業としている人は、ITリテラシー高そうです。
Those who work as doctors seem to have high IT literacy.
(Click here for a story that the world of care is hopeless)
しかし、多分、制度(法律)の方が邪魔をするような気がします。
However, I think that the system (law) may interfere with online medical treatment.
医師の世界も、なんとなく現状維持バイアスが高そう、という偏見があります。
I have a prejudice that "tatus quo bias of doctors" is also stronger.
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ともあれ、今回は、懇意にして頂いている医師の方から、たくさんのアドバイスを頂きました。
Anyway, this time, I got a lot of advice from the doctors friendly.
近くの内科で処方して貰えることになった時は、本当に安堵しました。
I was really relieved when I was able to get a prescription from a nearby internal medicine department.
薬局で貰ったセルシン21錠を握って、スキップしながら自宅に戻り、万全の体制で連休を迎えることができました。
I was able to hold the 21 tablets of tranquilizer (Celsin), I got at the pharmacy, skipped over and returned to my home, and I was able to complete my consecutive holidays.
This season's anime, "ODD TAXI," is a tremendously educational content.
(1)「SNSでバズるメッセージを作れる」という価値観
(1) The value of "being able to create messages that get buzz on social networking sites"
(2)「ネットゲームで、レアアイテムを手に入れるために、無限に課金(数百万円オーダ)を続ける」という仕組み
(2) The system of "paying endlessly (in the order of millions of yen) to obtain rare items in online games"
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特に、上記(2)の「無限課金」については、今回のコラムで私が執筆した
In particular, "infinite billing" in (2) above is the subject of my writing in this column.
"To purchase virtual real estate (land) in the net game for 150,000 yen"
という価値観が作られていくプロセスを、ようやく理解することができました。
I was finally able to understand the process of creating the value.
正直『背筋が凍る』ような気持ちでしたが。
To be honest, I felt a chill run down my spine.
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上記(1)の「バズる価値」については、それが、単なる自己承認欲求だけでなく、就活や婚活までに影響する、社会が認めるパラメタになっていることを知って、私は、かなり驚いています。
As for (1) above, "buzz value," I was quite surprised to learn that it has become a parameter recognized by society, affecting not only the desire for self-approval, but also job hunting and marriage activities.
その話を次女にしてみたところ、
When I told that story to my junior daughter. she said
『確かに、"パラメタ"となっているモノもあるけど、全てではない』
"Well, some things are parameters, but not all"
と言われました。
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このように、私が知らないことを、メディア(アニメ等)で仕入れて、それを家族(次女等)の意見で補正する ――
In this way, I get what I don't know from the media (anime, etc.) and then correct it with the opinions of my family (my second daughter, etc.), which is so called,
「江端家ファクトチェックシステム」
"Ebata Family Fact Checking System"
で、私のコラムは支えられています。
is supporting the quality of my columns
ロシア外務省が、日本人の入国禁止者63人を発表しました。
The Russian Ministry of Foreign Affairs announced that 63 Japanese nationals are banned from entering Japan.
私は入っていないようでした ―― 当然ですが。
I didn't seem to be in it -- naturally.
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I have previously done my own research on whether a customer who refuses to show proof of vaccination can be banned from the premises.
今回、再度、調べてみました。
This time, I looked into it again.
上の日記でも書いていますが、この出入禁止の法的根拠は、民法第521条「契約の自由」です。
The Russian Ministry of Foreign Affairs announced that 63 Japanese nationals are banned from entering Japan.
この521条は、現行法と抵触しない限りにおいて、自由に設定できるものであり、その範囲はかなり広いようです。
This Section 521 is open-ended, as long as it does not conflict with current law, and its scope appears to be quite broad.
"ドレスコード"や"一見さん"はもとより、個人を指定し、名指しで出禁を指定することもできるようです。
It is possible to specify a "dress code", a "first-time customer", or even to designate individuals to be banned from facilities by name.
これを無視すると、刑法(×民法)第130条に規定する建造物侵入罪・不退去罪で、警察に通報・強制退去の対象となります。
If you ignore this, you will be subject to a police report and forced eviction for the crime of trespassing and eviction from a building, as stipulated in Article 130 of the Penal Code (x Civil Code).
もちろん、名指しで出禁を指定された人は、『「契約の自由」の濫用』として、訴訟に持ち込むこともできますが、私が、ざっと調べた限り、裁判になっても、原告が敗訴しているようです(例 平成29年1月12日静岡地方裁判所沼津支部判決)。
Of course, those who have been designated as banned by name can bring a lawsuit for 'abuse of "freedom of contract"', but as far as I can tell, the plaintiffs have lost their cases in court (example: January 12, 2009 Shizuoka District Court, Numazu Branch decision).
もちろん、現行法と抵触するような出禁は、当然に無効となりますが、まあ、そういうケースは、そもそも裁判にならないのでしょう。
Of course, any entry/exit ban that conflicts with current law would obviously be invalid, but, well, such a case would probably never go to court in the first place, I think.
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『ロシア外務省に対して、入国禁止の不服申立(即時抗告)をする』というアクションを試してみる人、いませんか?
Is there anyone who would like to try the action of 'file an appeal (immediate appeal) against the entry ban to the Russian Ministry of Foreign Affairs'?
ロシアが採用している行政法の法体系を、全然知りませんが、ロシアの司法による『判断理由』を読んでみたいな、と思いました ―― 理由の記載なし、というケースも含めて。
I don't know the legal system of administrative law that Russia has adopted, at all, but I would like to read the 'reasons for the decision' by the Russian judiciary -- including the case of "no reasons stated".
最近の私の英語の教師は、全部"IT"(×"AI")です。
Recently, my English teachers are IT (not AI).
翻訳も、文法も、慣用表現も、チェックは全部ITがやってくれます。
ITs are checking translations, grammar, and idioms of my English.
しかも、ほとんどフリー(無料)。
In addition, they are almost free. So I feel
―― 『語学は人前で恥をかいて習得する』という時代の終焉
The end of an era of "Learning a language with shame in public"
を感じます。
I used to develop the argument that English will be needed not by communication but by the interface of computers.
今や、コンピュータのインターフェースどころか、コミュニケーションの道具として、ITに英語を教えてもらっている有様です。
Now, computers are, beyond my imagination, not only the interface with a human beings but also a teacher we use English as a communication tool.
I remember that I had already written the same story before, I found the following blog.
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ただ一つ問題があるとすれば、ITに鍛えて貰うのであれば、日常的に英語を使わなければなりません。
There is a problem to be trained by computer to learn English, we have to continue to use English day by day.
それは、どんなやり方でも構わないのですが、基本的に「毎日、英語を使う」という環境が必要であって、そんな環境、普通に手に入るものではありません。
Any way is good for you, however, the important thing is "using English every day" and the environment. It might be hard to get the environment.
私のように、『日英併著の日記を書いて公開する』というような(気持ちの悪い)決意でもしない限りは無理でしょう。
Like me, "disclosing blogs written in both English and Japanese" is one of several methods, however, ordinal people cannot continue to do that.
ここで大切なのは、やはり『公開』です。
We should emphasize the "disclosing".
一般的に『公開』は怖いことです。観衆の目に晒されて批判を受ける覚悟が必要になるからです。
Generally, "disclosing" is fear for anyone, because, we have to prepare to accept criticisms from many people in the world.
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そのように考えていくと、
Come to think of it,
―― 『語学は人前で恥をかいて習得する』という時代は、まだ終焉していない?
Is the era of "Learning a language with shame in public" continuing?
のかもしれません。
That might be true.
I am watching the NHK Special "Ichiro Yamaguchi Living with Depression: Sakanaction's Days to Revival."
―― 本当に苦しいですから
"Because it's excruciating."
という、山口さんの言葉に、首が千切れんばかりに首肯(しゅこう)していました。
I was so excited that I nodded my head in agreement.
今日は、最初の10分間だけ見ました。
Today, I watched only the first 10 minutes.
一週間かけて少しづつ見ようかと思います。
I will look at it a little bit over a week.
(ところで、この「サカナクション」というのは、音楽バンドの名前のようですが、私、今日はじめて、このバンドを知りました)
(By the way, this "Sakanaction" seems to be the name of a music band, but I learned about this band for the first time today.)
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"うつ"は、気分が憂鬱となるだけではなく、本当に体が動かせなくなるんですよ、1mmも。
Depression" not only makes you feel depressed, but you really can't move your body, not even for a millimeter.
あれ本当に苦しいです。
That was painful.
これを理解して貰う方法ってないかなぁ ―― 『インフルエンザ/コロナで高熱で苦しんでいる時の状態が、無限に続くような』という感じでしょうか。
I wonder if there is a way to get people to understand this -- "like when you are suffering from a high fever from the flu/coronavirus, and it seems to go on indefinitely."
「寝返り打つくらいなら、死んだほうがマシ」って思える状態って、理解できますか?
Can you understand the state of being in which you think, "I'd rather die than turn over?"
『死んでラクになりたい』と同義なんですよ。
It's synonymous with 'I want to die and get comfortable.
加えて、他人からは、罹患していることが全く分からない/理解できない、それ故に、本人の病状が悪化するという、状況を悪くさせる原因が雪だるまのように大きくなっていく病気です。
In addition, others have no idea/understand that the person has the disease, and therefore, the person's condition worsens, a snowball effect that causes the situation to get worse.
本当に、『どの世界の悪魔が、どれほどの悪意を込めて作ったのか』と思えるほどに、"うつ"は、苦しい病気です。
Depression is such a painful disease that one wonders how much malice the devil of what world created it.
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"うつ"が自死原因のトップであることは以前お話しましたが、あれ、"うつ"が自死をさせるのではありません。
I have previously discussed that depression is the leading cause of suicide, but this does not mean that depression causes suicide.
"うつ"の苦しさ(無気力、無感動、絶望感、ゼロ食欲、倦怠感、激痛、その他)から逃げるために、自死を選ぶのです。
They choose suicide to escape the pain of "depression" (lethargy, emotionlessness, hopelessness, zero appetite, fatigue, severe pain, etc.).
つまり、「自分が存在していないという状態の方がマシ」という「極めて正常な判断」が行われた結果の自死なのです。
In other words, suicide is the result of a "very normal decision" that "it is better to be in a state where I do not exist.
Foolishly, I was completely unaware of the above differences until I was affected.
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"うつ"で苦しんでいる人は多いと思います(番組では15人に1人と言っていました)。
I think many people are suffering from "depression" (the program said 1 in 15 people).
ですので、私の言っていることが理解できる人は多いと思います。
So I think many people can understand what I am saying.
しかし、私の言っていることが理解できない人は、その14倍も多い、ということになります。
However, I am afraid there are 14 times as many people who do not understand what I am discussing.
まずは、"うつ"とは、『インフルエンザ/コロナで高熱で苦しんでいる時の状態が、無限に続くような苦痛』と頭に入れておいて頂けると、多分、双方にとって良いと思います。
First of all, please remember that "depression" is "the pain of suffering from high fever with influenza/coronavirus, which seems to last indefinitely. It will probably be suitable for both parties.