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2013-04-11 私が「無料」で公開したプログラムを「販売」するというビジネス

私は、趣味で作ったソフトウェアのいくつかを、ソースコードも含めて、全部公開しています。

一応ライセンスも付与しており、そのライセンスに違反しない使い方であれば、文句は言いません。

私が使っているライセンスは「BSDライセンス」というものです。この辺については、 江端さんのひとりごと「全世界ヌーディスト計画」(文末にリンク)を御参照下さい。

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先日、私の公開しているソフトウェアのソースコードを、そのまま販売しているサイトを見つけました(隣りの国サイトでした)。

私が無料で配布しているソフトウェアを、パッケージにしている訳でも、インストーラを付与している訳でもなく、そのままで販売している。

せめて、違うOS向けにソースコードを弄っているとか、コンパイルしたものをアップしているなら、理解できなくもありません。努力の後はありますからね)。

しかし、「そのまま」「何も手を加えず」「販売」というのは、流石に憤慨しましたね。

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で、念の為に、私が付与したライセンスを調べてみたのですよ。

その結果、

―― そういう販売方法が、必ずしもライセンス違反とは断定できない

という結論に達しました。

このような流通形態の発想が、私には到底及ばない点に、まだまだ「甘さ」があったな、と思うことしきりです。

「無償で提供されたものは、無償で第三者に再提供される」という、私の中の通念は、ここに壊されたのです。


2014-04-11 「パイナップル海老塩ラーメン」

まんがライフ STORIA に連載中の「ラーメン大好き小泉さん」には、以前、蒙古タンメン中本の激辛「北極ラーメン」を紹介して貰いました。

Once, a running manga in the magazine "Manga-life STORIA", "Ms.Koizumi, she is a ramen lover" introduced a super ultra spicy ramen "Hokkyoku ramen" to me.

辛い時、悲しい時、そして、しんどい時、「北極ラーメン」は、私を暴力的に慰めてくれます。

When I feel rough, sad and tough for my work, "Hokkyoku ramen" is always likely to comfort me.

―― ラーメンは、一生の友人となり得る

"A ramen could become a friend for life."

を確信させてくれた一品でした。

It convinced me the above.

それ以後、「小泉さん」が紹介してくれるラーメンなら、必ず私は食す、と決めています。

After that, I decided that I make sure that I go to eat any ramen that Ms.Koizumi recommends.

それが、「小泉さん」に対する最大の謝辞と考えるからです。

Because I think that is the greatest thanks to her.

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で、今月の まんがライフ STORIA に掲載されたラーメンですが、

The ramen in the magazine was

「パイナップル海老塩ラーメン」

"A ramen with pine and shrimp"

うーん、そう来たか。いや、しかし、小泉さんが勧めるラーメンなのですから ――

However I didn't expect that way, it is a ramen Ms.Koizumi recommends....

「チョコ系ラーメン&つけ麺」、「アイスクリームラーメン」、「レモンラーメン」、「ナッツ&イチゴラーメン」

"Ramen with chocolate, ice-cream, lemons, nuts and strawberry...."

―― 正直、厳しいなぁ。

To be honest, it should be hard for me.

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いや、違うな。そうではないな。

No. That's not the case.

いいじゃないですか、個性派創作系ラーメン。

Original creative ramens, they are O.K. for me.

また一つ、江端のパラダイムが広がるってもんです。

They can expand my paradigm absolutely.

上手くいけば、コラム一本分のネタ、稼げるかもしれません。

I might be able to get a story of one column of mine, if it works.

「ラーメン大好き小泉さん」が勧めるラーメンであれば、当たろうが外れようが、それは食せねばなりません。

I engage in eating any ramens she loves even if they are not good.

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「パイナップル海老塩ラーメン」を調べてみたら、西荻窪駅近くにあるようです。

When I tried to check the "ramen with pine and shrimp", the shop is near Nishi-ogikubo station.

国分寺でもなく、秋葉原でもなく、そして池袋でもない。出張と絡めるのは、ちと難しい。

It is far from Kokubunzi, Akihabara and Ikebukuro, so it is difficult to go to the shop after Biz-trip.

では、週末だ。

So it is weekend.

「パイナップル海老塩ラーメン」を食べる為だけに、週末を使うというのも、大人の休日と言えましょう。

I am sure that it is a cool and luxury adult holiday, just to eat the ramen.


2015-04-11 「江端さんこそが、私が唯一、敬愛する人物です」

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私はこの仮説にある程度の確信を持っています。

I have a confirmation about this my hypothesis to some extent.

なぜなら、これを部分的に証明する実証を持っているからです。

Because I know the fact which gives proof of this hypothesis partly.

-----

「江端さんのおっしゃることは、いつも、大変勉強になります」

"Whatever Ebata-san is saying is always a good lesson for me."

「江端さんこそが、私が唯一、敬愛する人物です」

"Ebata-san, you are only my revered teacher in my life"

などと言いながら、私の言うことを全く聞きやしない同僚(後輩)達の存在が、まさにそれです。

Though my junior colleagues says to me about the above courtly serif, they have never paid attention to what I says since now.

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『私の心に言葉を届けたいなら、私を屈服させるだけの実績を持ってきやがれ』

"If you want to get your message across me, show me your fruits I call forth admiration"

を、そのまんま実行している彼らと、

Both they who do the above directly, and

確かにそのような「実績」を全く持っていない私との、

I, who don't have any fruit at all certainly,

この相補的な関係は、

make a complementary relationship each other.

皮肉にも、私の仮説(の一部)を、強力に支持しているのです。

This fact comes to establish a part of my hypothesis, strongly and ironically.


2016-04-11 私の世代のエンジニアは、多分、"AI"と聞いただけで「及び腰」になると思います。

4月から人口知能(AI)のセクションを兼任することになりました。

From this April, I also hold the Artificial Intelligent(AI) post too.

私の技術的な知見が抜擢された ―― という訳あろうはずもなく、チーム全員が兼任となりました。

My potential intelligence of research engineering have been founded ... is not true. Our team members are assigned the same AI section.

「AIかぁ・・・」

"Well, it is "AI"..."

私の世代のエンジニアは、多分、"AI"と聞いただけで「及び腰」になると思います。

I am afraid that engineers of my own generation is going to show doubt, if they hear the word "AI".

-----

研究という仕事は、

The work of research has two aspects at the same time.

■ある技術が流行っている内は、もう南国のパラダイスでモテモテ

One is "to hold court when a technology become hot"

という感じなのですが、

and

■ひとたびその技術の限界が明確になってブームが去ると、極寒の不毛地帯で、ぼろ着を纏いながら、食料という名の「予算」を求めて彷徨う(さまよう)

The other is "after full boom of the technology for the their problems and limitations we have to random-walk to seek for foods(budget) with poor clothes in frigit wild.

ということになります。

どの分野の技術でも似たようなものですが、その中でも"AI"は特に酷かったように思います。

Any technology fields are almost same, but I remember that "AI" is terrible especially.

「希望で始まり、絶望で終わる」 ―― そういう魔法少女のような恐しさが、かつての"AI"にはあったのです。

"To start with hope, and to end with desperation"

There had been the fear like "Magika-Madoka" in "AI" field.

-----

20年の時を経て、私は、もう一度、"AI"を、信じることができるだろうか?

Can I believe "AI" again, passing over 20 years?

その真価が問われる一年になりそうです。

This year seems to be put to the test for me.


2017-04-11 ―― 動くものだけが絶対

以前も申し上げましたが、私が「技術」というものが好きである理由は、

I wrote before that the reason I like "technology" is that

―― 動くものだけが絶対

"only something working is absolute"

であるからです。

「何々(ワーキンググループ等)を作ろう」「何々(標準化等)が必要だ」と叫んでいる中において、

While some people are excited "let's make XXX (working group, etc,)" "let's start XXX (standardization, etc.)",

ある一人が、ボソっと

an engineer says bossy,

『作った。動いた』

"I made it, and working now"

とつぶやくだけで、それらの掛け声を上げた人々の「面目が一瞬で潰される」という、痛快な場面に立ち会えます。

Just murmuring, I can see a happy scene that they, who are excited, are going to lose their face in a moment.

私は、「面目を潰した」方にも、「面目を潰された」方の、いずれの立場にも立ったことがありますが、その度に、技術というものの「凄さ」と「残酷さ」を思い知っています。

I know both positions of "I have smashed the face" and "my face has been crushed", and I also know "greatness" and "cruelty" of technology every time.

-----

多分、他の分野 ―― 政治、経済、文化、歴史 ―― の世界では、このような場面に立ち会うことは、多分ないのだろうな、と思ってます。

Perhaps, in the world of other fields - politics, economics, culture, history - I cannot watch such scenes.

動くこと、速いこと、小さいこと、安いこと ―― これらについて、「技術」には、議論の余地がない、という点が、私は好きです。

Working, fast, small and cheap. I like that there is no room for discussion for "technology".


2018-04-11 つまるところ、私達が英語に興味が持てないのは、その英語で使われるコンテンツが、「絶望的につまらないから」です。

1日2回、世界に向けて発信されているNHKのラジオ英語ニュースがあります。

Twice a day, the English news from Japan, presented by NHK is broadcast on radio.

以前は、このニュースをパソコンにダウンロードしてから、音楽PODに入れて、通勤の途中で聞いていました。

Previously, I downloaded this news to my computer, and put it in music POD, and heard it on the way of commuting.

スマホを購入してからは、いつでも聞けるようになって、大変助かっています。

Since I bought a smartphone, I have been able to hear it anytime and I am very much saved.

といっても、私が真剣に聞くのは、ニュースの開始直後の1分間の、3つのヘッドラインだけです。

However, I listen seriously only to three headlines in one minute immediately after the start of the news.

後の15分は、ニュースの内容を聞きとるモチベーションが維持できません。

In the latter 15 minutes, I can not maintain the motivation to keep listening to the news content.

-----

最初の方は、いいんですよ。

The headlines are good.

国内の時事ニュースなので、興味もありますし ―― 一度、すでに日本語で入手しているニュースで、内容も事前に分かっているので、楽しく聞けます。

Because they are domestic and current news, I am interested in listening. Once in the news which I have already obtained in Japanese, I know the content in advance.

問題は、国際ニュースの方です。

The problem is international news.

初出の上に、直接的には私には影響のないニュースは、一生懸命聞き取るんだ、という気持ちが薄れます。

They are first news for me, and the news does not directly affect me, so I cannot concentrate to listen the news.

ぶっちゃけ、

To tell you the truth, I think,

『シリアに、どこのだれが空爆しようが、知ったことか』

"To Syria, who knows? No matter who bombed the air?"

『ここ2000年ほどずっと面倒事の中心となってきたエルサレムという場所に、わざわざ大使館を移設する、どっかの国のアホな大統領のことなんぞ、どーでもいい』

"I do not care who a stupid president in some country is, moving the embassy in the place called Jerusalem, which has been the center of my troubles for almost 2000 years"

と思います。

つまるところ、私達が英語に興味が持てないのは、その英語で使われるコンテンツが、「絶望的につまらないから」です。

In conclusion, we are not interested in English because the content used in that English is "hopelessly boring".

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『"バイオレット・エバー・グリーン"の第7話の絵が美しすぎる』

"The picture of episode 7 of" Violet Ever Green "is too beautiful"

『"宇宙よりも遠い場所" 12話の最期の1分間は、涙なくして見られない』

"About the last one minute of "A place far from the universe" episode 12, we cannot be seen without tears"

というニュースであれば、間違いなく、私は最大限の努力で、英語のニュースを聞きとろうとする ―― はずです。

If there is the above news, no doubt that I will try to listen to English news with utmost effort.

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しかし、アニメというジャンル全体を取り扱うニュースとなると『もう、駄目だろうなぁ』と思ってしまいます。

However, when it comes to news dealing with the whole genre called animation, I think that "I guess it is useless for me".

私がニュースにして貰いたいアニメのタイトルは、1クールで1タイトル、多くても2タイトル程度しかないからです。

The title of anime I would like to have news is only 1 course, 1 title, at most 2 titles.

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自分にだけ興味のある英語ニュース ――

English news that I am interested only myself -

なんて都合の良いものは、まあ、これからも出てこないでしょう。

I am afraid that I cannot meet news that are convenient for just me.


2019-04-11 常々思っているのですが、なぜ「心理学」が文系なのか、私にはよく分かりません。

今クールに入って、「ぼくたちは勉強ができない」というアニメが始まっています。

Now in the cool, the animation of "we are not good at studying" has started.

このアニメのヒロインの中に、文学関係に絶望的にセンスのない天才数学少女が登場します。

One of the heroines of this anime, is a genius mathematical girl who has hopeless sense in literary relations.

彼女は「心理学」専攻を希望しており、その為には、文系教科の成績を上げなければなりません。

She wants a 'psychology' major, and she had to improve her liberal arts in order to pass the university,

このアニメは、「自分の才能」と「自分のやりたいこと」が、全く異なるヒロイン達を描くアニメとなっているようです。

It seems that this is an animation that depicts heroines whose “talents” and “what she want to do”are completely different.

設定が面白いので、きっとこのアニメは私を楽しませてくれるだろう、と期待しています。

I hope that this animation will entertain me, because the settings are interesting.

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常々思っているのですが、なぜ「心理学」が文系なのか、私にはよく分かりません。

I always think, but I do not understand why "psychology" is a liberal art.

私の長女も、大学で「心理学」を先行しているのですが、どう考えても、心理学は、統計や確率の手法が必要です。

My eldest daughter also majors in "psychology" at university, but psychology requires statistical and probability methods by all means.

実際、私は、しばしば、長女が、統計学を一生懸命勉強しているのを見ます。

In fact, I often see my eldest daughter study hard in statistics.

それに、心理学は、医学、行動学、言語学と関連があり、そして、近年の情報科学とは強く結びついています。

In addition, "psychology" has tight relationship with medicine, praxiology, philology, and especially information science in recent years.

ベイズ推定、強化学習、また、脳科学の観点から見ればニューラルネットワークも、これらの範疇に入ると思います。

Bayes estimation, enhanced learning and neural network from the view of brain science are also included in this field.

心理学は、仮説→実験→検証を繰り返す学問であり、このようなプロセスを行う学問は、一般的に「科学」と呼ばれます。

"Psychology" is a study that needs the repeat action from hypothesis, experiment to verification. The study like this, is called "science"

つまり「心理学は、立派な理系科目」であると思えるのです。

So I believe that "Psychology" is a science subject exactly.

(続く)

(To be continued)


2020-04-11 ―― こういう「感染リテラシー」の低い人間が存在していたとしても、直ちに私たちの努力が台無しになる訳ではない

現在、日本全国で外出自粛と、他人との接触禁止が呼びかけられております。

Currently, people are asked for refraining from going out and contacting other people all over Japan.

私も基本的に自宅に閉じ籠っているのですが、先日、「必要急用」の用事が発生して、久し振りに電車に乗りました。

I'm basically closed at home, the other day, an “emergency urgent business” occurred, and I took the train after a long time.

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帰宅途中に、駅の改札のところで、友人と大きな声を出しながらジャレあっている若者の集団を見つけて、私は、少なからずショックを受けています。

On the way home, at the ticket gate of the station, I was not a little shocked that I found a group of youth who were playing with friends while shouting out

正直、「殴ってやりたい」と思いました。

To be honest, I wanted to beat them.

外国では、自宅の前で騒いでいた若者を、銃で殺害した事件も発生しております。

In foreign countries, there have been cases where residents killed a group of young people who were making noise in front of their homes with guns.

我が国でも、似たようなことは、すでに発生しているし、いずれニュースになるような事件になると思います。

In Japan, something similar has already happened, and I think it will be news.

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ただ、気を付けたいのは、

However, I think that what we are careful, is

―― こういう「感染リテラシー」の低い人間が存在していたとしても、直ちに私たちの努力が台無しになる訳ではない

"Even if these people have low "infection literacy", our efforts are not spoiled immediately"

ということです。

これは、この簡易シミュレーションの結果を見て貰えば明らかです。

This is clear from the results of this simple simulation.

(注:IEのブラウザでは表示されないようです)。

(Note: it doesn't appear in IE browser).

"Stay at Home"にチェックを入れた場合と、入れないで比較すれば、その結果は明らかです。

The result is clear if you check "Stay at Home" with or without.

"Stay at Home"にチェックを入れた場合でも、一定の人数は、"Stay at Home"を守っていませんが、感染が抑制されている様子が示されれいます。

Even if "Stay at Home" is checked, a certain number of people do not comply with "Stay at Home", however, the simulator indicates that the infection has been controlled.

"Show deaths"にチェックを入れれば、さらにはっきりします。

Check "Show deaths", it makes the effect clear.

つまり、「感染リテラシー」の低い人間の数を減らすことができれば、感染は抑制できるのです。

In other words, if the number of people with low "infection literacy" can be reduced, the infection can be controlled.

この結果からも、政府や地方自治体の方針『接触する人間を8割減らす』が、理に叶っていることが分かると思います。

From these results, you can see that the policy of the government and local governments, "Reduce the number of people contacting by 80%", makes sense.

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「5人の友達とジャレあっている若者」につきましては、『やつらは、普段、25人の友達とジャレあっているのだ』(つまり、8割減少を達成)と、解釈をして、

Regarding "the youth who are playing with 5 friends", we seem to think that they are usually playing with 25 friends (that is, 80% reduction), and we don't think

―― 犯罪的なまでに低能

"They are criminally incompetent"

とは、思わないようにしましょう ―― やつらの為ではなく、私たちの心の健康の為に。

This is not for them, but for our mental health.


2021-04-11 ―― マスクは、新型コロナ感染に、なんの効果もなかった

(1)「うさぎ飛び」は、足腰を痛めるだけで、スポーツの体躯を作るどころか、体を壊す

(1) "Rabbit jumping" only hurts your legs and feet, and breaks your body rather than building a sports physique.

(2)「運動中の水の摂取」は、「体がバテるので一滴も飲んではならない」ことは大間違いで、それどころか、「熱中症対策として積極的に水分を摂取しなければならない」

(2) As for "water intake during exercise," it is a big mistake to say, "You must not drink a drop of water because your body will get exhausted." On the contrary, "You must actively drink water to prevent heat stroke.

(3)マヨネーズによってコレステロール摂取量は増えるが、コレステロール値が高くても低くても、死亡のリスク(危険性)は大きくなり、むしろ低い方がそのリスクは、より大きくなる。

(3) Cholesterol intake is increased by mayonnaise, but the risk of death is greater whether cholesterol levels are high or low, and the risk is greater when cholesterol levels are low.

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これらを聞かされた時の、私のショックが分かるでしょうか。

Can you imagine my shock when I was told these things?

ティーンエイジャのころ、運動部で、炎天下の中で「うさぎ飛び」をやらされ、「水分摂取を禁じられてきて」本当に地獄のトレーニングを強いられてきた私は、(1)(2)を理由として損害賠償を請求したいくらいです。

When I was a teenager, I was forced to do "rabbit jumping" under the blazing sun in an athletic club, and I was forbidden to drink water. To be honest, I would like to claim damages for (1) and (2).

(誰に、訴訟を起こせば良いのか分かりませんが)

(I don't know who I should file a lawsuit against.)

マヨネーズが好きだった父は、母からマヨネーズの摂取を禁じられていましたが、もし父が(3)聞いたら、草葉の陰で、怒っているのではないかと思うのです。

My father loved mayonnaise, but my mother forbade him to consume it. If my father had heard (3), I think he would have been angry, behind the grass.

だって、これら(1)~(3)については、医学や科学の観点からも「正しい」と言われていたことなのです。

Because these (1) to (3) were said to be "correct" from the perspective of medicine and science.

こういうことは、これまでに山ほどあって、これからも、山ほど発生するのです。

I think that there have been many of these things, and there will be many more.

これは仕方がないことです。

This is inevitable.

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それで、ですね。

So, you know.

―― マスクは、新型コロナ感染に、なんの効果もなかった

"Masks had no effect on the new corona infection"

という発表が、数年~十数年後にされる可能性は、「ゼロ」とは言えないのです。

The possibility that such an announcement will be made in a few years to a decade is not "zero".

このような発表がされたら、これまで「マスクの買占め」をしてきたり、「マスクをしない人を批判し続けてきた人」が、

If such an announcement is made, those who have been "buying up masks" or who have been "criticizing those who don't wear masks" will

『とんでもなく、恥かしい思いをする』

"They feel very embarrassed"

というような、未来がやってくるかもしれません。

Such a future may be coming.

その未来では、『マスクの義務化』をしてきたというニュース記事が、テレビのバラエティ番組で紹介されて、

In that future, "mandatory masks for coronary disasters" will be introduced on TV variety shows, and

『当時の人達って、本当にマヌケなことに血道を上げていたんですね~』

"People back then were really bloodthirsty for dumb things"

とか言われながら、せせら笑われるのかもしれません。

They may sneer at you with saying that.

(続く)

(To be continued)


2022-04-11 これまで、色々なメールを受けとりましたが、『神様の声が聞こえる』ような文面を送ってくる人のメールは、私でも怖いです。

最近、コラムで公開したメールアドレスに、色々な親切なメールが届いています。

Recently, I have received various kind emails to the email address I published in my column.

■mercari

- mercari

メルカリアカウントが第三者に悪用されたことが検出され,アカウントが制限されました。

We have detected that your Mercurial Account has been abused by a third party and your account has been restricted.

―― メルカリは、使ってない

"I don't use Mercury"

■AEON CARD

- AEON CARD

このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

We regret to inform you that we have restricted the use of some of your cards due to a transaction for which we would like to confirm whether the transaction was made by you or not.

―― イオンカード持っていない

"I don't have an AEON card"

■jcbカード

- jcb card

いつもJCBカードをご利用いただきありがとうございます。

Thank you for using JCB Card.

―― JCBカード使っていない

"I don't use a JCB card"

■J:COM

- J:COM

お支払い期日を過ぎています。

The payment due date has passed.

―― 江端家の通信インフラは、JCOMじゃない

"The Ebata family's telecommunications infrastructure is not JCOM"

■モバイルSuica

- mobile Suica

与信失敗により、モバイルsuicaの更新手続きが完了できませんでした。

Due to credit failure, the Mobile Suica renewal process could not be completed.

―― 私は、モバイルSUICAを使っていない

"I am not using mobile SUICA"

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わざわざ、

Purposely,

■中国(.cnドメイン)から、

- From China (.cn domain)

■私が所持も使用もしていないサービスについて、

- For services that I neither possess nor use.

■丁寧にご警告を頂き

- for your courteous warning.

ありがたいこととは存じますが、

I thank your cooperation, however,

『大変、うっとうしい』

"They are very annoying"

ので、昨日、コラムで公開していたメールアドレスを、全削除しました。

So, yesterday, I deleted all the e-mail addresses that I had published in my column.

後で復活させるかもしれませんが、一月くらいは放って置こうと思います。

I may revive it later, but I will leave it alone for a month or so.

送信側にエラーメールが届けば、再送はしなくなるでしょう。

If the error mail is delivered to the sender, it will not be resent.

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個人でドメイン名(私の場合"kobore.net")を取得して、メールアドレスをいくつも追加、削除できる環境を持っていると、なかなか便利です。

It is quite convenient to have a personal domain name (in my case "kobore.net") and an environment where you can add and delete a number of email addresses.

私、個人のメールアドレスも、時々変更しています。

I also change my personal email address from time to time.

意味不明なメールを送ってくる送信者を、スマートに振り切る為です。

This is to smartly shake off senders who send meaningless e-mails.

私が返事をしなくても、mailer-daemonさんが、"User unknown"と返事してくれて、後腐れもありません。

Even if I don't respond, mailer-daemon responds with "User unknown" and there is no need for me to answer.

これまで、色々なメールを受けとりましたが、『神様の声が聞こえる』ような文面を送ってくる人のメールは、私でも怖いです。

I have received many different emails, but even I am afraid of emails from people who send me text messages that sound like 'I can hear God's voice'.

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そういえば、昔、『特定の人物に限って、"mailer-daemon"さんからの返事に見せかける、自動メール応答システム』を作ったことを、思い出しました。

I remember that I once created an automatic mail response system that made it look like a reply from "mailer-daemon" only to a specific person.


2023-04-11 ―― なぜ、ノンアルコールビールを駅の自販機で取り扱ってくれないの?

ノンアルコールビールとは、ビール風味の炭酸水飲料であり、基本的にはコーラなどの炭酸飲料と同じです。

Non-alcoholic beer is a beer-flavored carbonated water beverage, basically the same as cola or other carbonated beverages.

もちろんアルコールはゼロ(*)ですし、カロリーを鑑みても、他の飲料水よりも、はるかに健康的な飲み物のはずです。

Of course, it has zero alcohol(*), and in light of the calories, it should be a much healthier drink than other drinking water.

(*)アルコール度数1%未満のもので、ノンアルコールビールと称呼しているものもありますが、ここでは対象外とします。

(*) Some beers with less than 1% alcohol by volume are called non-alcoholic beers, but are not included here.

―― なぜ、ノンアルコールビールを駅の自販機で取り扱ってくれないの?

"Why don't they carry non-alcoholic beer in the station vending machines?"

私は、普通に通勤や通学や会社の食堂で、普通に飲みたい。

I like to drink normally, on my way to work, to school, or in the company cafeteria.

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そもそも、あの缶のデザインからして、まぎらわしい。

To begin with, the design of that can is confusing.

あれでは、本物のビールを飲んでいるように見えます。

That design makes it look like you are drinking real beer.

私、ノンアルコールビールを飲みながら運転することがありますが、多分近い未来、警察に捕まるでしょう(直ぐに解放されるとは思いますが)。

I sometimes drive while drinking non-alcoholic beer and will probably be caught by the police in the near future (although I am sure I will be released soon).

私は、ビールの代替品として飲んでいるのではなく、あのビール独特の麦の味が好きなのです。

I don't drink it as an alternative to beer, I like the unique barley taste of that beer.

そして、せっかくお金を払うのであれば、好きなものを飲みたいのです。

And if I am going to pay for something, I want to drink what I like.

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缶のデザインを、本物のビールとそっくりに作っているのは、味覚だけではなく、視覚的にも、『自分はビールを飲んでいるのだと、騙されたい』と思うユーザが多いからだろうなぁ、と思っています。

I wonder if the reason why the can design is made to look exactly like real beer is because many users want to be fooled into thinking that they are drinking beer, not only in terms of taste, but also visually.

気持ちは分かる。

I understand how you feel.

In fact, I believe that non-alcoholic beer contributes significantly to the prevention of drunk driving.

Well, sometimes I see things I don't like.

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我が家では、私が飲まなくなったことにより、アルコールリテラシーが著しく低い家庭になってしまいました。

My family has become significantly less alcohol literate since I stopped drinking.

なにしろ、『麦茶を炭酸水で割れば、ノンアルコールビールになる』と信じていていた者がいたくらです ―― 嫁さんと次女です。

After all, there was persons who believed that "if you mix barley tea with soda water, you can make non-alcoholic beer". They were my wife and my second daughter.


2024-04-11 (ウラは取っていないのですが)、『学生の頃に、生徒会長やら、テニス部の部長やら、陽のサイドにいた人間は、将来出世しない』という仮説があるようです。

陽気で多弁、トレンドの話題に精通し、場の空気を読んだ話題を提供でき、誰とも気さくに話せる ―― 陽のキャラクタ『陽キャ』。

Cheerful, multi-syllabic, well versed in trending topics, able to talk about the issues of the moment, and friendly with everyone -- "Extrovert" character.

世間を見てみると、「陽キャ」だけが、世の中を幸せに生きる、というようなコンテンツが多いです。

If you look at the world, you will see a lot of content that says only "Extroverts" live happily.

When I was a teenager, I think I worked very hard to create an "Extrovert persona" with the sole intention of not being called "dark-rooted."

しかし、「陽キャ」が通じるのは、社会人になるまでのことです。

However, "Extrovert" can only be helpful until one enters the workforce.

もちろん、「陽キャ」は、その後の人生においてもメリットになることは多いです(恋愛とか結婚とか友人とか)。

Of course, "Extrovert" is often an advantage in later life (love, marriage, friends, etc.).

しかし、社会は「陽キャ」だけで乗り切れるほど、甘いものではありません。

However, society is not so lenient that one can get through it with only an "Extrovert.

社会では、どんなに「陽キャ」であったとしても、アウトプット(成果)を出せない者に対して、恐しく厳しく、そして冷たいです。

In society, no matter how "Extrovert" you are, people who fail to produce output (results) are harsh and cold.

最近は、私は「陽キャでない」方が、メリットが大きいのではないか、と思うことがあります。

Lately, I have sometimes wondered if I would benefit more from being "less Extrovert."

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私は、長い間サラリーマンをやってきたのですが、その中で、誰が怖いかというと「有能」で「無口で無愛想な上司」です。

I have been a businessman for a long time, and I fear the "competent" and "silent and unsympathetic boss."

私が、色々な話題を組み込んで、一生懸命説明して、私なりのリズムで説明しても、そのノリで返してくれず、会話の途中で黙り込む上司は、本当に怖いです。

I am terrified of a boss who doesn't get back in the groove and shuts down in the middle of a conversation, even when I do my best to incorporate a variety of topics and explain them in my rhythm.

私が言わないで誤魔化したいと思っていることを、全て見抜かれているような、そんな恐怖があります。

I fear they can see everything I am trying to deceive myself into not saying.

そして、大抵の場合、そのような上司の多くは『それを見抜きます』。

And, by and large, many such bosses 'see through it.

「陽キャのノリ」にノラない上司は、「ノリ」ではなく、「自分の考え」を「自分のペース」で話をします。

Bosses who don't get into the "Extrovert groove" will talk about "their ideas" at their own pace, not "in the groove."

そのような上司は、「場の空気を読む」ことをしません。

Such a boss does not "read the air".

それ故に、彼らは『最強』であり、そして多くの場合『正しい』。

Hence, they are 'strongest' and often 'right'.

For a "perfection denier" and "corner-cutting supremacist" like myself, these people are horrifying.

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我が国の大企業の社長さんには、このような人が多いように思います。

I think many of the presidents of large companies in our country are like this.

(ウラは取っていないのですが)、『学生の頃に、生徒会長やら、テニス部の部長やら、陽のサイドにいた人間は、将来出世しない』という仮説があるようです。

(I didn't get the original information), there seems to be a hypothesis that 'people who were student body president, tennis club president, or on the yang side when they were students, don't get ahead in the future.

私の長いサラリーマン人生で見てきた限り、この仮説は"採択"できます。

From what I have seen in my long career as a businessman, I can "adopt" this hypothesis.

「陽」だけで乗り切れる期間は、人生の中のほんの一部です。

The period you can get through with only "Extrovert " is only a tiny part of your life.

社会で求められるのは、アウトプット(成果)だけです。

In society, only output (results) is essential.

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『努力し続ける無口なコミュ障が、最強となる』 ―― (他の国は知りませんが)我が国の多くの組織には、このメカニズムが組み込まれているように思います(その是非はともあれ)。

The silent communicator who keeps trying will be the strongest." - I think this mechanism is built into many organizations in our country (I don't know about other countries), regardless of their merits or demerits.

もちろん、「陽キャ」であることが悪い訳ではありません。

Of course, being "Extrovert " is not a bad thing.

ただ、「『陽キャのペルソナ』を作るのに一生懸命になる」ことは、あまり意味がないと思っています。

However, I don't think it makes much sense to "work hard to create an 'Extrovert persona.'"

―― ということを、ティーンエイジャの皆さんに申し上げても無駄であることは、分かっているんですけどね。

I know that it is useless to say this to teenagers.

In the teenager's world line, it is true that "lovers" and "friends (number)" are the "currency,"