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2024|01|02|03|04|05|

2011-03-22 常揺列島

余震が続いている為でしょうが、最近地震でオフィスが揺れていても、あまり動じなくなりました。

「ええい! ディスプレイが揺れて見にくい!!」

こういう「慣れ」は良いことだと思いませんけど。

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先日、電車に乗っていたのですが、何ごとも無いかのように静に停止して、数秒停止した後、静かに運行を開始しました。

乗客すら「あれ?」と後で気がつく程に、あまりにも自然な停止でした。

『只今、地震を感知したので停止しましたが、小規模であったので、そのまま運行を再開しました』とだけ、簡単にアナウンスがありました。

こういう「慣れ」は、絶対に良いことだと思いませんけど。


2012-03-22 存在するだけで、迷惑なもの

先日、社内規定の特許賞の受賞者から、支援の御礼ということで、飲み会にお誘い頂きました。

この飲み会参加に際して、私が提示した要求事項は以下の2つ。

(1)私以上の階位(主任研究員)以上の上長を招待しないこと。

つまり、「私が気を使う人間」が存在しないこと(但し、私に気を使う人間は存在しても良い)

(2)開催場所は「餃子の王将」であること。

つまり、「私が気を使う人間」が参加しにくいこと。

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主催者からは「無制限に料理、酒を注文しても良い」と言われましたが ―― 予め分っていたことではありますが ―― 「餃子の王将」での食べ放題というのは、結構キツいものです。

しかし楽しかった。

(私にとっての)上長がいない気楽さが最高でした。

『酔った勢いで、私に説教しかねない人間を、(上記の2つの要求事項で)事前に排除する』

戦略的勝利と言えましょう。

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もっとも、これは「私だけ」の話。

気の毒なのは、酔った私に「特許法」の話を振られた若手の諸君。

『ん、おい、お前。分割出願における時期的要件を言え。言えるよな、ちゃんと教えたよな、メールで』

酔って絡む主任研究員。困惑する若手研究員。

うん、分っている。嫌な上長だ。

答えられるはずのない質問でこういうカラミ方をする。人間として最低だ。

つまるところ、飲み会において「上長が楽しい」ということは「部下が辛い」ということです。

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「上長」というのは「上長である」という理由だけで、部下には「迷惑」な存在です。

その程度の認識は、私にもあるのです。

しかし、色々と私が聞き回ってみると、その程度の観念にすら至っていない管理職の、まあ、なんと多いことか。

ふてぶてしいにも程(ほど)があるよなぁ、お互い。


2013-03-22 「制服フェチ」に対する家族の反応

昨日、嫁さんと長女と、以前お話した「制服フェチ」の話をしましたところ、二人とも、もの凄い嫌悪感を、全身に漂わせていました。

―― じゃあ、もし私が「制服着てくれ」と頼んだとしたら、どうなっていた?

嫁さん:「別れた」

長女:「ママについていった」

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「制服にフラグが立たない性格で、本当によかった」と胸を撫で下しています。


2015-03-22 人生には色々と無駄な行為がありますが、あれほど無駄な時間の使い方もなかったでしょう。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

―― と、ここまで気がついている教師は、かなりの数いると思います。

I think many English teachers notice the actuality here.

そして、多くの教師は、「なんとかしなければ」と思いながらも、決定打が出せずに困っているのも知っています。

They think that something must be done about it though, they have been able to open trump card.

そして、困ったことに、ごく一部のたわけた教師は、「生きた英語が必要だ」とか思い付きで、無責任なアホなことをやりだす訳です。

And unfortunately a few foolish teachers are going to say "Students need live-English" and start irresponsible and stupid actions.

例えば、夏休みの宿題に、英語の歴史の本の翻訳をやらせる世界史の教師 ―― 私の高校時代に、こういうバカが出てきたのです。

For example, a teacher who took change of "world history" tried to make us translate a history book in English as a summer vacation homework. The foolish teacher appeared during my high school years.

加えて、そのバカに、その本を読めるだけの力量がないことは明かでした。

In addition, it was clear that the fool was no capabilities of completing reading the book.

だって、そのバカ、1ページもその原書を読んでいないのですから。

Well, because the fool didn't read the original book at all, absolutely.

一生の内に一回もお目にかかれない英単語が数十個も出てきており、さらにいくつかは辞書ですら調べられないものだったのです。

There were dozens of English words I have never seen in my life, and some of them could not be found in even English dictionary.

このバカは、自分で読んでもいない英語の歴史の専門書を、生徒の宿題にした挙句に、それが生徒の英語の学力向上に資すると信じていた、極めつけの低能教師だった訳です。

The fool made us translate English history book as our homework, and he was a guaranteed Feeble-minded teacher, who believed that his action might improve the student English ability.

当然、私たちは、その本の日本語翻訳本を探し出し、そして、それを写すだけの作業で、夏休みの日々を過しました。

Naturally, we found out the Japanese translation book of the English history book, and I spent days in the summer vacation to copy the book.

人生には色々と無駄な行為がありますが、あれほど無駄な時間の使い方もなかったでしょう。

Any life has useless action in various ways, but the copying book would not be such the useless occupation.

ともあれ、間違った方向に勘違いする低能教師が、子どもたちの英語嫌いを、さらに加速させているという事実もあります。

Anyhow, there is a feeble-minded teacher to misunderstand in the wrong direction, who furthermore accelerates English phobia of children.

(続く)

(To be continued)


2016-03-22 私は、「春」という季節が、殊の外嫌いです。

今年も飽きもせず、桜が咲き始めました。

This year, Cherry blossoms has begun to bloom untiringly.

なんで、あいつらは、毎年毎年、あんなに生真面目に咲くのでしょうか。

Why does they try to bloom seriously every year ?

一年くらい休んだって、別段私は怒らないのに。

I don't care at all even if they skip to bloom a year.

『上野公園の桜は、どうやら、今年は一斉年休のようですね』というニュースが流れたっていいのに。

I can accept the broadcast news comment of "Apparently, cherry blossoms of the Ueno Park seems to be all annual leave this year."

------

私は、「春」という季節が、殊の外嫌いです。

I dislike a season of "spring" more than other seasons.

■花粉は吹き荒れるし、

- pollen to Raging,

■気温や天候は安定しないし、

- temperature and weather to not stable,

■組織改正や仕事の内容も変えされられ、

- The contents of reorganization and work also it is changing,

■わずらわしい他人の所信方針を聞かされ、

- annoying others of belief policy,

■心にもない自分の決意を語らされ、

- telling my determination not in heart,

何が嫌いって、

Moreover,

「日々の生活の連続性が遮断されること」と、

"the continuity of the day-to-day life is cut off",

「新規の生活への立ち上げのエネルギーの必要となる」という、

"the needs of the energy of the start-up to a new life",

この2点が、徹底的に不快です。

the above two points are thoroughly unpleasant.

-----

「新年(1月)」も、煩わしさにおいては同じなのですが、

"New Year (January)" is also, in hassle,

しかし、この「春」という季節の、特に「4月」という月は、

However, the season that this "spring", in particular the month of "April" that is

■私の事情を一切考慮することなく、

- without considering my situation absolutely,

■強制的に暴力的に問答無用に、

- forcibly violent questions and answers unnecessarily,

■この私の立ち位置を「変える」という点が、

- to change my standing position.

もう、比類なき不快さです。

is defunct discomfort incomparable.

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「4月殲滅」をスローガンに掲げるテロ組織があれば、私は参加する意思があります。

If there is a terrorist organization listed under the slogan of "April annihilate", I have an intention to participate.

是非、私をスカウトしに来て下さい。

By all means, please come to scout me.


2017-03-22 ―― 私は、私を許せない

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

The reason why I traveled in local place overseas was for my branding strategy, and unfortunately, it had no values for many people.

そして、「頻繁に実家に連絡を入れていた」理由は ――

In addition, the reason I tried to keep in touch with my parents, was

高校生の時、私は、大学の受験の後、家に連絡を取らずに、北海道を2週間くらい(軍資金2万円くらい)で、ヒッチハイクの旅をしていたことがあり、

When I was a high school student, I took a journey as a hitchhiker around Hokkaido Prefecture whit just 20,000 yen.

実家は勿論、親戚中でも騒ぎになり、大学に入学してからは、この信用回復の為、必死だったからですが ―― それ以上に、「私」の方に理由がありました。

I caused trouble for not only my family but also relatives, so I had to regain trust earnestly. and more over there was a serious reason for my part.

私が、大学の休みの帰省中に、一人で街をブラブラしていた時、私の母が事故に遭遇して、瀕死の重態になり、集中治療室で死線を彷徨っていたことがありました。

When I went back to my country house during the college vacation and lounge in the town, my mother encountered an accident, was mortally injured, and struggled against death with being treated in an intensive care unit.

まだ携帯電話というものが、今のように普及していなかった時代のことであり、このことで、誰も私を責めることはない、ということは、分かっています。

It is a time when mobile phones were still not popular as it is now, so I know well no one would blame me.

それでも、あの時の恐怖と後悔は、今でも私の心に、回復不能の深い傷を ―― 生きながらにして、腕や脚を切り落とさたかのような激烈な痛みとともに ―― つけていきました。

Still, fear and regret at that time still left me a deep unrecoverable wound in my heart, with intense pain like cutting off arms and legs while living.

だから ―― 身近な人間が死線を彷徨っている最中に、のんきに異国の街を旅していたとしたら、多分

So, if I were traveling in a foreign city to carefree, while familiar people were wandering around death, Maybe,、

―― 私は、私を許せない

"I can not forgive myself"

それが、私が、電話もないような異国の村から、必死で連絡を取ろうとしていた理由です。

That's why I tried desperately trying to get in touch from a foreign village, where there was no phone.

閑話休題

Quiet tapestry.

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話を戻します。

Let me go to the broad.

オッサンたちの「俺の若いころはな・・・」は、「お前たちは、いいなー」の裏返であることは間違いありません。

The old men's "when I was young..." is definitely reversing "I envy you".

しかし、「お前達のような恵まれた環境もなく、今の立ち位置まで来たこの私を、お前達はもっと、褒めよ、称えよ」と言っている ―― とまでは、さすがに、思っていません。

However, I don't think that the old men's intention is "you should praise me more and honor me more, because I can come up to the present position without privileged circumstances like you"

多分、オッサンたちには、若い人たちとしゃべる共通の「ネタ」がなくて、こういう話題しか提供できなくて ―― まあ、「可哀想な奴」なのですよ。

Perhaps they don't have common "stories" to tell the young people, and what they can is to offer only such a topic, In other words, they are "poor guys".

とは言え、オッサンの努力不足は責められても、良いでしょう。

However, the lack of their effort should be blamed.

オッサンと言えども、普段からネタ仕込みは大切ですよ ―― 人身事故とか、人工知能とか、ダイエットとか、原発事故とか、コーランとか、優生学とか、不妊治療とか、

Even though you were an old man, it must be important to make effort to get topics everyday, - Injury or death, artificial intelligence, diet, nuclear accident, Koran, eugenics, fertility treatment, etc.etc.

まあ、どえらい「スベり方」をするかもしれませんが。

The topics might make them cold.

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いずれにしても、あなたは、別段、飲み会で、そのオッサンの話を真面目に聞いてやる必要なんぞありません。

In any case, you do not need to listen to the old man's story at a drinking party seriously.

鬱陶しかったら、さりげなくトイレに立ち、そのまま別の席に移動してしまいましょう。

If he is stunned, you stand on the toilet casually, and let you move to another seat.


2018-03-22 『なんか、江端が「らしくないこと」を言っているなぁ』と思われている方も多いかと思います。

諺(ことわざ)に、「禍福は糾える縄のごとし」というものがあります。

There is a saying "good and bad fortune are next-door neighbours"

良いことが起った次の瞬間に悪いことが起こり、またその逆も真である、という意味です。

That means "a badness happens as soon as a goodness happens, and vice versa"

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深刻なバグを修正した(デバッグ)と思ったら、その修正が、別のバグを引き起こすなんてことは、普通にありますし ―― 現在、その地獄の真っ最中ですし、

After fixing serious bug (debug), It is common that the result of debug comes to make another problem. Now I am in the death-marching.

ようやく、プログラムの結合作業を完了して一息ついているところに、まだ、一回も入力していないプログラムの「成果報告を出せ」などという、無茶な命令もやってきます。

While I confirmed completing the program joining operation and relieved, the order of "submit the result report" was coming, eve the program had not been executed yet.

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この度、小田急電鉄が、(歴史的な)路線の増加とダイヤ改正を行いました。

Recently, Odakyu Electric Railway has increased the number of (historical) routes and revised the schedule this time.

これによって、混雑度が改善され、到着時間も早くなって、―― 多分 ―― 多くの乗客が幸せになっている と思いますが、

I think that this improves congestion degree and arrival time faster - probably - many passengers become happy, however,

私に関して言えば、従来の出発駅の時間では、到着時間が20分も遅れることになりました。

As for me, the arrival time will be delayed by 20 minutes at the time of the conventional departure station.

しかし、「何かを変える」ということをすれば、こういうこともあります。

If someone do something to change, these cases will happen.

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『なんか、江端が「らしくないこと」を言っているなぁ』と思われている方も多いかと思います。

You might think that "Ebata is not himself today", however,

実は、今、私の作っているプログラムが、まさに「そういうこと「も」計算できるプログラム」だったりするのです。

In fact, the program I am making now, has a function to calculate the departure and arrival time.

私なんて、私のプログラムの中で生成される、数十万の乗客の中のたった一人に過ぎず、全体の中ではたった0.01%にも見たないパラメータです。

In the program, I am only one among hundreds of thousands of passengers generated, and I am just a parameter of even 0.01% in the whole.

私の遅着時間20分は、私のプログラムの全体最適計算では、0.002秒程度の影響しか与えません。

My delay time of 20 minutes has only an impact of about 0.002 seconds in the overall optimal calculation of my program.

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だから、思うのです。

So I think

●自分の都合の良いダイヤを作る為には、

- In order to make my own convenient diamond,

●小田急電鉄の社長でも足りなくて、国土交通省の上級官僚、あるいは運輸大臣、または、総理大臣くらいにならなければならず、

- the president of Odakyu Electric Railway is not enough, I should have been a senior bureaucrat of the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism, Minister of Transport, or Prime Minister.

●そういうエラい人になるべく研鑽してこなかった、

However, I have not made an effort to become such an elusive person.

●この私が悪い

In conclusion, it was my fault.

―― と。

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ただ、そういう人たちが、電車通勤しているかどうかは、私は知りませんが。

However, I do not know whether such people are commuting to train.


2019-03-22 動かないシステムの恐怖は、その原因が、「システム開発そのものではない」ことが多いです。

本日、一日かけて、デモシステムの構築作業を行っていたのですが、システム不良で、ずっと頭をかかえていました。

For whole today, I have been in trouble wih fails of a demo system while constructing the system.

納期が近づいている時に、システムが動かない ―― そして、その原因も分からない

Approaching a delivery date, a system doesn't work, with unknown cause.

この恐怖に比べたら、「お化け屋敷」とか、「失恋」とか、「『親不孝をしてきた死んだ親父の祟りだ』といって壺を売りつけにくるカルト宗教団体」の怖さなど、鼻でせせら笑えるくらいです。

Compared to this fear, "Haunted house" or "Losing love" or "cult religious group who comes to sell the fort saying" It is the resentment of the dead father who has been filthy " make me laugh the my nose.

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動かないシステムの恐怖は、その原因が、「システム開発そのものではない」ことが多いです。

The fear of a system that does not move is often caused by "not system development itself".

ハードウェアのスペックとか、オペレーティングシステムのバグとか、デバイスの不良とか、様々な原因が考えられて、その特定が恐しく難しいのです。

Hardware specs, operating system bug, device failure, and various causes are considered, the identification is terribly difficult.

そして、そのような原因であった場合は、自分の力では、どうしようもできないのです。

And if it is such a cause, I can not do anything with my own ability.

が―― 理由がどうあれ、「動かないシステム」の責任を取らされるのは、システム開発者

"Regardless of the reason, it is the system developer who is taken responsibility of "the system which does not work"

システム開発とは、そういう理不尽な世界の仕事です。

System development is such an unreasonable work in the world.

(続く)

(To be continued)


2020-03-22 江端:「いやー、そんなに良いですか、H社の製品は。はっはっは」

I've been talking about I "hate" the phrase "Japan's world-class technology" many times before.

『一体、お前が、この技術開発の為に、何をしたと言うのだ?』

"What did you do to develop this technology on earth ?"

と、ずっと言い続けています。

I've been saying it all the time.

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先日、自宅の洗濯機が壊れました。

The other day, my home washing machine was broken.

18年間、稼動し続けてくれた、奇跡のマシンです。

This miracle machine has been running for 18 years.

嫁さんから「修理 or 買い替え」の問い合わせがきたので、「修理」を提案しました。

My wife inquired me about "repair or replacement", so I suggested "repair".

しかし、嫁さんからは「買い替え」を強く主張されました。

However, she strongly insisted on “replacement”.

江端:「だったら、最初から問い合わせなんかしなくてもいいのに。もっとも使用時間が長い人間(嫁さん)に決定権があることくらい、私だって分かっているぞ」

Ebata: "You don't have to make inquiries from the beginning. I know that the longest person (my wife) has the right to decide."

嫁さん:「きちんと稟議を通さないと、買い替えの機種についての、技術者(江端)の、技術支援が得られないから」

Wife: "If I do not properly pass the decision, I cannot get an advice for the replacement from an engineer(me).

なるほど、嫁さん一人で、洗濯機を購入するのは「荷が重い」ということだったようです。

Indeed, it seems that buying a washing machine alone was "heavy" for her.

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量販店での店員との会話。

The following was conversation with a clerk at a mass retailer.

店員:「やはり、洗濯機は、P社とH社が優れています」

Clerk: "Company P and Company H are excellent in washing machines"

江端:「個人的にお勧めは、どちらのメーカーですか」

Ebata: "Which company is your recommended?"

店員:「私の趣味ですが、もう、圧倒的に"H社"の洗濯機をお勧めしますね」

Clerk: "Just my taste, but I would recommend this "H Company" washing machine overwhelmingly."

江端:「いやー、そんなに良いですか、H社の製品は。はっはっは」

Ebata: "Well, you think H company's products is so good don't you ? Ha-ha-ha"

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私は、洗濯機の製造に関わっていませんし、別段、H社の製品を褒められても、嬉しいという訳もありません。

I am not involved in the manufacture of washing machines, and I am not so happy if the H company's products is complimented.

ええ、勿論。

Of course, not. So, if I am asked

『一体、お前が、この洗濯機の為に、何をしたと言うのだ?』と問われれば ――

"What did you do to develop this washing machine on earth ?"

当然に、私は、何もしていません。

Of course, I have not been doing anything.


2021-03-22 『PVに関しては、お気になさらないでください。特にシバタ先生のコンテンツを掲載することは、PVよりも、社会的意義の方が大きいと考えております』

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

Let's turn the world by "Number"(66) : Extra edition

The 7 True Stories the Doctor Wants to Tell You Before You Get the Corona Vaccine

と、

and

Let's turn the world by "Number"(67) : Extra edition

Appendix: The 9 supplementary points that the doctor wants to tell you more about

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今回は、2本立てになっています。

This time, it is in two pieces.

シバタ先生との原稿の交換をしている最中に ―― それは、もう、雪山の山頂から転がり落ちる雪ダルマのように ―― 膨大に膨れ上がる原稿を、呆然と眺めていました。

While I was exchanging manuscripts with Dr. Shibata, I was looking at the vastly expanding manuscript in a daze, like a snowball rolling down from the top of a snow mountain.

『これは収拾がつかないな』と思ったので、付録分は、私のWebサイトに回して、本文からリンクを張ろう」 ―― という予定だったのですが、

I thought, "This is getting out of hand," so I was going to put the appendix on my website and link to it from the text.

―― いえ、全て、EE Times Japanにて、掲載させて頂きます

"Don't worry. everything will be published in EE Times Japan!"

と、担当のMさん(*)が、ここ一番の侠気(おとこぎ)を見せて下さいました。

Ms. M, who is in charge of the project, showed us her chivalry at the very last moment.

Mさんからのメールを読んで、私は両手の拳を口のところに持って行って、『ステキ!』と叫んでしまうところでした。

When I read Ms. M's e-mail, I brought both fists to my mouth and almost shouted, "Generous!"

(*)ちなみにMさんは、女性です。

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今回の「シバタレポート(後半)」、医学専門書や論文を除けば、現時点において「我が国でもっとも詳しい新型コロナウイルスに関するコラム」と言い切っても良いと思います。

I think it is fair to say that this "Shibata Report (latter half)" is "the most detailed column on the new coronavirus in Japan" at present, excluding medical technical books and papers.

『でも、Mさん。これほどの膨大で高度な内容となると、PV(ページビュー)は期待できないかもしれませんよ』

"But, Ms. M. you may not be able to expect PV (page views) with such a huge and advanced content"

と、心配する私に対して、Mさんは言われました。

In response to my concern, Ms. M said

『PVに関しては、お気になさらないでください。特にシバタ先生のコンテンツを掲載することは、PVよりも、社会的意義の方が大きいと考えております』

"Please don't worry about the PV. We believe that the social significance of publishing Dr. Shibata's content is greater than the PV"

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貧弱なコンテンツを、キャッチーな題目を使ってPVを稼ごうとする、ヘタレサイトの編集者たち!

Editors of lousy sites trying to use catchy titles to generate PV with poor content!

刮目せよ!

Watch out!

この高い志(こころざし)を有する、MさんとEE Times Japan編集部の心意気に、平伏するがいい!!

The spirit of Ms. M and the EE Times Japan editorial staff, who have such high aspirations, should make you bow down!

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実際のところ、私は「恵まれている」のだろうと思います。

In fact, I guess I am "blessed".

最前線のリアルタイム情報を分かりやすい内容で提供して頂けるコントリビュータと、社会的責任を自負する編集社との間で、ゲートウェイをさせて貰える立ち位置にいることを ――

Being in a position where I can act as a gateway between contributors who can provide front-line, real-time information with easy-to-understand content, and editors who take pride in their social responsibility.

かなり本気で、心から、感謝しています。

For that, I am truly grateful from the bottom of my heart.

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あ、それと、意外な観点からレビューをしてくれる、「素晴しい"無礼な後輩"」にも感謝しています。

Oh, I also thank to my wonderful "rude junior colleague" who reviews my columns from unexpected perspectives.

以前、謝辞を忘れて、叱られたことを、今、思い出しました。

I just remembered that I was scolded for forgetting to give an acknowledgement before.


2022-03-22 「最恵国待遇の『撤回』」って、どの条文を適用するんだっけ?

パリ条約の3条件の中でも、「内国民待遇の原則」を教えて貰った時には、相当ビックリしました。

I was quite surprised when I was told about the "principle of national treatment" among the three conditions of the Paris Convention.

さらに、GATT(私は、TRIPの条文で覚えたのですが)の「最恵国待遇」を知った時は、愕然(がくぜん)としたものです。

Furthermore, I was astonished when I learned about the "most-favored-nation treatment" under GATT (I learned it from the TRIP article).

最恵国待遇とは、「通商航海条約や通商協定において、締約国の一方が他方に対し、通商・関税・航海などの事項について最も有利な待遇を与えている第三国よりも不利でない待遇を与えること」なのです。

Most-favored-nation treatment is "the granting by one party to a treaty of commerce and navigation or commercial agreement of treatment no less favorable than that of a third country which gives the most favorable treatment to the other party in matters of commerce, customs, navigation, etc." -- but

これを、誤解を恐れずメタ表現で言うと、「外国に米を売る場合、一番安い値段を売っている国と同じ値段で売らなければならない」という感じの理解でO.K.です。

To put this in a meta-expression without fear of misunderstanding, it is O.K. to understand it like this: "If you sell rice to a foreign country, you must sell it at the same price as the country that sells the lowest price.

しかも、「その一番安い値段で売っている国が、WTO加盟国に含まれているかどうかは、気にしない」という、実におおっぴらなルールなのです。

Moreover, the rule is very open: "We don't care whether the country selling at the lowest price is a member of the WTO or not.

当然、現代の国際貿易が、この「最恵国待遇」によって支えられてきたことは言うまでもありません。

Needless to say, modern international trade has been supported by this "most-favored-nation treatment.

この「最恵国待遇」による国際貿易は、「World Peace through Trade(貿易を通じての世界平和)」の理念の一つであり、ニューヨークのマンハッタンに"The World Trade Center"が設立趣旨と聞いたことがあります。

This "MFN" international trade is one of the principles of "World Peace through Trade," and I have heard that "The World Trade Center" was established in Manhattan, New York.

まあ、その後、アメリカ同時多発テロ事件(9.11テロ事件)で倒壊する、という運命を辿っていますが。

Well, it was later doomed to collapse in the 9/11 terrorist attacks in the United States.

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今、一生懸命、昔のことを思い出しているのですが、

I'm trying very hard right now to remember what it used to be like.

―― 「最恵国待遇の『撤回』」って、どの条文を適用するんだっけ?

"Which article applies to "the 'withdrawal' of MFN treatment"?"

と、色々調べています。

I am doing a lot of research on this.

もちろん、これは、G7各国によるロシアの「最恵国待遇の撤回」のことですが、そんな事例、私は勉強した記憶がありません。

Of course, this refers to the "withdrawal of MFN treatment" of Russia by the G7 countries, but I don't recall studying such a case.

で、久々に「知財六法」を開いて、パラパラと読んでいたのですが、やっぱりそんな「制裁条項」は見つけられませんでした。

So, after a long time, I opened the "Six Laws of Intellectual Property" and read through them, but I still could not find such a "sanction clause".

とすれば、TRIPS協定の最後の条文、

Then the last article of the TRIPS Agreement,

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第七十三条 安全保障のための例外

Article 73 Exceptions for Security

この協定のいかなる規定も、次のいずれかのことを定めるものと解してはならない。

Nothing in this Agreement shall be construed as providing for any of the following

(B) 加盟国が自国の安全保障上の重大な利益の保護のために必要と認める次のいずれかの措置をとることを妨げること。(iii)戦時その他の国際関係の緊急時にとる措置

(B) Preventing a Member State from taking any of the following measures that it deems necessary for the protection of its vital security interests (iii) Measures taken in time of war or other emergency of international relations

(C) 加盟国が国際の平和及び安全の維持のため国際連合憲章に基づく義務に従って措置をとることを妨げること。

(C) preventing Member States from taking measures in accordance with their obligations under the Charter of the United Nations for the maintenance of international peace and security

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を、適用しているんだろうなぁ、と思っています。

I wonder if the G7 countries apply the above article.

つまり、『(1)戦争状態にある場合であって、(2)日本が不利益になったり、または(C)国際連合憲章違反になった場合にまで、守らなければならない、という規定ではないよ』という解釈はできそう。

In other words, it could be interpreted as 'It is not a provision that must be observed until (1) Japan is in a state of war, (2) Japan is disadvantaged, or (C) Japan is in violation of the Charter of the United Nations.

なるほど、それ故に『「最恵国待遇」の撤回』という(奇妙な)言い方になるのか。

I see, hence the (strange) phrase 'withdrawal of "MFN treatment"'.

でも、TRIPには、WTOからの「除名」という規定はないみたいで、こちらはGATT第31条の「脱退」があるのみです。

But there doesn't seem to be any provision for "expulsion" from the WTO in TRIP, only "withdrawal" from GATT Article 31 here.

いずれにしても「最恵国待遇の撤回」というのは、「貿易上の核ミサイル」くらいの威力がある、と私には思えるんですよね。

In any case, it seems to me that "withdrawal of MFN treatment" is about as powerful as "nuclear missiles on trade".

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とまあ、今の私は、プログラムのバグの発生条件が特定できなくて、現実逃避をしています。

And well, now I am escaping reality because I cannot identify the conditions under which a bug in the program occurs.

# 今、特定および修正完了しました。午前3時です。

# Now identified and corrected. It is 3:00 AM.


2023-03-22 ―― こうやって、パソコンの中に、ケネディと、マクナマラと、アチソンを作るのかぁ

の本を読んでいます。

I am reading this book.

ここ近年ないほど、集中して読んでいます。

I am reading more intensively than I have in recent years.

私は、今、「コンピュータの中に、心を持った仮想エージェントを作る」という課題で苦しんでいるのですが、

I am currently struggling with the task of "creating a virtual agent in a computer with a mind of its own".

―― こうやって、パソコンの中に、ケネディと、マクナマラと、アチソンを作るのかぁ

"This is how I make Kennedy, McNamara, and Atchison in my computer"

と、その手法に感嘆しています。

I am amazed and amazed at the methodology.

明日は、エージェントの動かし方(アルゴリズム)のページに進むことができと思います。

Tomorrow, I will be able to move on to the page on how to run agents (algorithms).

それはさておき。

Aside from that.

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この本の中では、キューバ危機当時のアメリカのとりえる7つのオプションと、5つの状態が記載されています。

In the book, seven options and five states that the United States could take at the time of the Cuban Missile Crisis are described.

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オプション1: 何もしない

Option 1: Do nothing

オプション2: 外交的解決

Option 2: Diplomatic Solution

オプション3: 外交開始アプローチによる海上封鎖

Option 3: Maritime Blockade with Diplomatic Initiation Approach

オプション4: 最後通牒アプローチによる海上封鎖

Option 4: Maritime blockade with ultimatum approach

オプション5: 外科手術的な空爆(ポイント攻撃)

Option 5: Surgical air strike (pinpoint attack)

オプション6: 全面的な空爆

Option 6: Total Airstrike

オプション7: キューバ侵攻

Option 7: Invasion of Cuba

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状態1: 軍事衝突

State 1: Military conflict

状態2: 配備継続

State 2: Deployment continues

状態3: ミサイル破壊

State 3: Missile destruction

状態4: ミサイル撤去

State 4: Missile removal

状態5: カストロ放逐(暗殺)

State 5: Castro is ousted (assassinated)

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・・・と、ここまで読んで気がついたのですが、

...and then I realized at the page

『ロシアのウクライナ侵攻と、アメリカのキューバ侵攻って、どこがどう違うんだっけ?』

'What's the difference between Russia's invasion of Ukraine and the U.S. invasion of Cuba?'

両方とも、国土防衛を目的(口実)として、他国の主権を侵害し、軍事侵攻するという点で同じです。

Both are the same in that they both violate the sovereignty of other countries and invade militarily for the purpose (pretext) of homeland defense.

『ロシアのウクライナのミサイル攻撃と、アメリカの北ベトナムの北爆って、何がどういうふうに違うんだっけ?』

'What's the difference between a Russian missile strike in Ukraine and a U.S. bombing of North Vietnam, and in what way?'

自国に都合の良い政権を、他国に作り出そうとする陰謀という点で同じです。

It is the same in that it is a conspiracy to create a regime in another country that is good for one's own country.

(旧日本軍のケースでも、似たようなユースケースは作れると思いますが、今回は「キューバ危機」に限定しています)

(I believe that a similar use case could be made for the former Japanese military, but I am limiting myself to the "Cuban Crisis" in this case.)

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だからといって、今回のロシアによるウクライナ侵攻が、「正当化」される訳でもなく「相殺」される訳でもありません。

However, that does not "justify" or "offset" the current Russian invasion of Ukraine.

『ロシアもアメリカもどっちも悪い』とは思います。

I think 'Russia or the U.S. are both to blame.

しかし、今回は、キューバ危機のように『ウクライナにロシアを狙った核ミサイルが密かに配備された』とかいうような、誰もが納得できるに足る「理」がない分、ロシアに語れる「義」が少ない(少なすぎる)ように思います。

However, this time, as in the Cuban Missile Crisis, there is no "reason" that everyone can agree on, such as "nuclear missiles secretly deployed in Ukraine aimed at Russia," so I think that Russia has little (too little) "righteousness" to speak of.

キューバ危機で招集された「エクスコム(EXCOMM)会議」に相当するものがロシアにもあれば、今回のロシアによるウクライナ侵攻は、なかったかもしれませんが ―― それは誰にも分かりません。

If Russia had the equivalent of the EXCOMM conference convened during the Cuban Missile Crisis, the current Russian invasion of Ukraine might not have happened -- but who knows.

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少なくとも、今のロシアには、

At least there is at least one person in Russia today who is seriously considering the

『ロシアの天然資源を狙って、NATO軍が、ロシア国境に雪崩れ込んでくるという悪夢』

"nightmare of NATO forces avalanche on the Russian border, targeting Russia's natural resources"

を真剣に考えている人が、少なくとも一人はいるわけです。

私自身、正直なところ、『そういう可能性がゼロとは言えない』と思っています。

I myself honestly think, 'I can't say there is no such possibility.

歴史の教科書見れば、そういうことが、たくさん書かれています。

If you look at history textbooks, you will see many such things.

というか、『歴史の教科書には、そういうこと"しか"書かれていない』とすら思っています。

In fact, I even believe that "that is all that is written in history textbooks".

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例えば、もし、日本の国内または領海内に、世界の半分以上のエネルギーを賄うような地脈が発見されたとしたら、

For example, if a vein of earth was discovered within Japan's domestic or territorial waters that could provide more than half of the world's energy,

―― 中国、ロシア、あるいはアメリカが、日本国土または領海に侵攻してくる

"China, Russia, or the U.S. invades Japanese land or territorial waters"

という確信があります。

I am convinced of that scenario.

この確信に関してだけは、私の「首」をかけてもいい、と思っています。

I am willing to put my life on the line for this certainty alone.

なぜか?

Why?

私の知りうる限り、これまでの歴史において例外がないからです。

I am not sure why, because as far as I know, there has been no exception to this in our history.


2024-03-22 ―― あなたが自分の世界を広げられたことに『おめでとう』と言いましょう。でもそれを私に押しつけてくるな。うっとうしい

私の部屋は、今や完全なプログラム開発ルームとなっており、今、目の前には6台のディスプレイがあります。

My room is now a complete program development room, with six displays in front of me.

しかし、これでもまだ足りません。

However, they are still not enough.

今、ラズパイ4を使ってネットワークプログラムを組んでいるのですが、この開発環境で苦慮しております。

I am working on a network program using Raspi 4 but struggling with this development environment.

特にネットワーク関係では、送信側と受信側を両方を見ながらデバッグしなければならないので、マルチディスプレイが望ましいのです。

Especially in networking, multiple displays are desirable because I have to debug while looking at both the sending and receiving sides.

とは言え、今さらディスプレイ購入するのもなぁ・・・と思っていたところ、ふとリビングのPCが目に入りました。

However, I didn't want to buy a display now, and I suddenly saw a PC in the living room.

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今や、娘はノートPC + iPadで生きているし、嫁さんは、スマホから航空券の予約を取っています。

My daughter lives on a laptop + iPad, and my wife makes airline reservations from her phone.

我が家の共有PCは、すでに、その役割を終えたようです。

Our shared PC seems to have already done its job.

という訳で、家族用のPCから古いディスプレイ2台を、かっぱらってきました。

So, I snatched two old displays from a family PC.

The problem is that the interface is an old standard (VGA). However, I resolve it with a conversion cable.

ラズパイ4が、当初から2つのディスプレイインターフェースを持っているのを知って、驚いています。

I was surprised to learn that Raspi 4 has had two display interfaces from the beginning.

ノートPCだって、HDMIのインターフェース1つしか持っていないのに ―― ラズパイは一体どこに行こうとしているのだろうか。ありがたいけど。

Even laptops only have one HDMI interface. Where the heck is the Raspi going? Thanks, though.

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そういえば、先月、担当の先生の依頼されて(というか学科の単位として)、ラズパイでデータベースサーバを作って、大学の研究室に納品してきました。

By the way, last month, at the request of my professor (or rather, as a departmental unit), I built a database server with Raspi and delivered it to a university laboratory.

学生さんが、このデータベースサーバを使い熟してくれれば、嬉しいのですが、私の知る限り、プログラミングしている学生さんを、私は見たことがありません(自宅でやっているのかもしれませんが)。

It would be great if students could become proficient in using this database server, but as far as I know, I have not seen any students programming it (maybe they are doing it at home).

それでも私は、『プログラミングは、自分の世界を広げますよ』 ということを、努めて言わないようにしています。

Still, I try not to say, 'Programming will expand your world.

上記の「プログラミング」の部分を、「イスラム教」とか「柔道」とか「サッカー」とか「英語」とかに置き変えて語るやつらを山ほど見てきて、ウンザリしているからです。

I have seen so many people who talk about "programming" as "Islam," "judo," "soccer," "English," etc., that I am sick and tired of it.

It is the same as this story. I want to say that

―― あなたが自分の世界を広げられたことに『おめでとう』と言いましょう。でもそれを私に押しつけてくるな。うっとうしい

"I say 'congratulations' to you for expanding your world. But don't push it on me. It's annoying."

です。