0207|09|
2007|09|10|12|
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2010|01|02|03|04|09|11|12|
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2024|01|02|03|04|05|

2012-03-19 半田づけができない

1PPS信号を生で出力するGPSチップを買って貰いました。

会社の厳しい予算の中で捻出して貰ったので、なんとか組み立てたいのですが、半田付けが上手くいきません。

理由は2つ程あります。

(1)そもそも、半田づけが下手

昔からそんなに上手くはなかったんだけど、秋月のSSRリレーを組み上げる程度の半田づけ技術では、GPSチップのような細かいピンには対応できない。

(2)目が悪くなり過ぎている

半田づけの対象となるコネクタを視認できないんです、老眼の影響で。これには、本当に困っています。

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部屋の窓から受信したGPS信号で、1PPS信号を取れることを確認できれば十分なんです。

GPSチップから、6本のリードを出せればそれで足ります。

誰か助けて。


2013-03-19 私は「何者」だろうか

初音ミクパッケージをリリースされているクリプトン・フューチャー・メディア(株)社の方から、ピアプロキャラクターライセンス(PCL)とその他について、詳しく教えて頂いているというお話を致しました。

先日、クリプトン社さんに電話を差し上げる必要があって、受話器に手をかけたところで、ハタと手が止まりました。

―― なんて自己紹介すればいいんだ?

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■ こんにちは。江端智一です。

→うん、電話をする前から、受話器の向うから「ハア・・」と言われるのが見えたね。

■ こんにちは。「初音ミク」に興味がある江端智一です。

→どう考えても、ボカロの創作者かリスナーと思われて、「それはどうも、ありがとうございます」って言われるだけだよな。

■ こんにちは。「初音ミク」を調べ回っている江端智一です。

→ストーカーのようにも聞こえるかな。下手すると「変態」と思われる恐れもあるかもしれない。

■ こんにちは。合成音声技術の関する技術と特許を調査している江端智一です。

→だめだ。これでは、特許権侵害の警告をしてきた弁護士に間違われかねない。

■ こんにちは。コラムニストの江端智一です。

→「切腹」したくなる衝動にかられました。わたしゃ「サラリーマンエンジニア」です。こんな恥しいことは、とても言えません。

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と言うわけで、この電話の対応の為、たっぷり30分は考えました。

で、私が私をどのように自己紹介したかは、ヒ・ミ・ツ(ハート)です。

全世界から、一斉同時に

「嘘つけ!」「身分詐称だ!」「身の程を知れ!」

と突っ込まれるのは、嫌ですから。


2014-03-19 「なあ、友達に、iPhoneの初期構築をどうやって完了できたのか、聞いてきてくれないか」と、私は長女にすがりつくようにお願いしました。

江端:「なあ、友達に、iPhoneの初期構築をどうやって完了できたのか、聞いてきてくれないか」

"Please ask your friends how to do the iPhone initial setting."

と、日曜日の夜、私は長女にすがりつくようにお願いしました。

Last Sunday night, I asked my daughter in a suppliant attitude.

翌日の夜、長女が報告してきました。

The next night, she reported her friend's interview.

長女:「聞いてきた」

"I heard from my friends."

江端:「で?」

"And?"

長女:「メールアドレスの設定を諦めたという娘もいた」

"Some friends gave up setting their mail address at all."

江端:「はい?」

"What does it mean?"

長女:「LINEの専用機と決めた娘もいたよ」

"She decided that iPhone was a dedicated terminal of LINE."

江端:「物凄い割り切りだなぁ。それでは、家族も困るだろう」

"Too simple! But that is in trouble for her family isn't it?"

長女:「家族全員がiPhoneに移って、LINEを始めたらしいよ」

"All member of her family seemed to get iPhone, and start LINE at the same time."

―― もう、このパラダイムは追いつけない

It is time that I think I couldn't get touch with the paradigm any more.

と思った瞬間でした。

-----

江端:「それより、iPhoneを自力で初期構築した娘は?」

"Above and beyond this, who was able to achieve the initial setting?"

長女:「私が知る限りいない」

"As far as I know, no one became successful."

江端:「やっぱり保護者にやってもらっているとか」

"Actually, they needed their guardian’s skills didn't they?"

長女:「いや。それはなかった」

"No."

江端:「ん? どういうこと?」

"Pardon?"

長女:「ショップで2000円かけて、データ移行してもらったり、1万円かけて初期設定しもらったようだよ」

"They seemed to ask the retail shop data transfer at 2000 Yen or set the parameters at 10000 Yen.

江端:「そんなサービス市場が・・・」

"I didn't know the service market at all."

長女:「保護者が、初期構築のお金を出しているんでしょう」

"Their parents might pay for that."

-----

うん、確かに、私もあの設定をもう一度やれ、といわれたら、一万円を支払う方を選ぶ。

Yes. I agree. If someone order me the setting again, I would rather pay for it at 10000 Yen.

通信デバイス風情に、私の貴重な6時間を奪われた恨みはデカいのです。

I got mad with the iPhone, because of being wasted my holiday's six hours.

今思い出しても、本当に腹が立つ。

I can't contain my anger now.

スマホだかなんだかしらんが、しょせんは携帯電話だろうが。何訳の分からん設定や管理をエンドユーザに強いていやがるんだ。

Even if smart phones are useful and great, it is a just communication terminal. Why does the device enforce us for unknown and complicated setting and management?

初期構築は、いわゆる最初だけが地獄なので、みんなつかっているうちに忘れてしまうのでしょう。

I am afraid that the initial setting problem happens for the first pass, and we become forget the hell.

―― 喉元過ぎれば、なんとやら

"Once the danger's past, God's forgotten."

だろうと思うのですが、

私だけは、このiPhoneなる愚劣なデバイスの、劣悪な初期構築だけは、子々孫々と語り継ぐ予定です。

But I am going to hand on to my offspring about the execrable initial setting of this impolitic communication terminal.


2015-03-19 ―― パパ、浮気して家族を捨てることないよね

―― パパ、浮気して家族を捨てることないよね

"Papa, Don't you have a plan to cheat Mom, and discard us?"

と、長女に言われた時は、一瞬、何を言われたか分からなかったのですが、3秒くらいたって言葉の意味を理解しました。

When I heard the above from the senior daughter, I was not able to understand what she wanted to do for a moment. After about three second, I could.

江端:「どうしたんだ?」

Ebata:"What's happen?"

長女:「今、ドラマで、そういう話をやっているので、心配になって」

Daughter:"Now I am watching a soup-opera on such a situation, I get worry about it.

江端:「・・・ああ、なるほど」

Ebata:"I understand."

あんなもの見なければいいのに、と思いながらも、ティーンエィジャに、『ドラマ見るな』と行っても無駄だろう、とも思いました。

Though I thought that she should not watch such a program, it seems to be meaningless to say "stop it".

江端:「パパはエンジニアだ。エンジニアは色々な条件を考慮するように作られている」

Ebata:"I am an engineer, and engineers has been made to think out several conditions against the action."

長女:「はあ」

Daughter:"Well..."

江端:「例えば、『浮気をしないと、お前の家族の命はないぞ』と脅迫されれば、浮気をすることもあるだろう、というようなことまで計算に入れる」

Ebata:"I think an odd situation. For example, if I get the threats that "if you cheat your wife, preservation of your family become not guaranteed." I am going to do it.

長女;「・・・面倒くさいんだね」

Daughter:"... You are complicated"

江端:「それと、自分の意志で浮気をする可能性はないけど、あえてToDoリストに入れろというのであれば、現時点で『浮気』はリストの101番目くらいだ」

Ebata:"I have no plan to cheat Mom now, but if you want to know the possibility, the trial will be located at the 101th of my ToDo lists."

長女:「うん、その答えでいいよ」

Daughter:"Your answer is enough for me"

と言い残して、長女は2階の自室に上がっていきました。

After saying that, she went upstairs to her private room.


2016-03-19 私は、コンピュータのおかげで、人生のかなりの部分を楽しく過させて貰いました。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私は、コンピュータのおかげで、人生のかなりの部分を楽しく過させて貰いました。

Thanks to computers, I have been able to spend my considerable life time with joy.

すくなくとも、「退屈」だけはしなかった。

At least, I have not felt boredom.

本当に、コンピュータには、感謝の言葉もありません。

I can never thank computers enough.

-----

そんな私も人生も、いずれ、何かに「殺されて」終わることになります。

But my life is going to be stopped by something that kills me.

私を殺すものが、体または心の病気、または衰えだったら、「まあ、仕方ないよね」と思えると思います。

It cannot be helped if they are physical or mental disease or senility.

しかし、私を殺すものが、私に殺意を持つ人間や、現時点で人類がコントロールできない自然災害、誰かの故意または過失による事故なら ―― 納得しません。

But if they are a person who want to kill me, uncontrollable natural disaster, and an accident of intentionally or by gross negligence, I cannot accept it.

さらに言えば、真実を語らない権力や、超大国のエゴや、狂った独裁者による戦争などで殺されることは、―― 絶対に許さない。

Moreover, if they are power who don't tell the truth, superpower egoism or mad autocrat, I never forgive them.

-----

しかし、人間の意思を離れて、訳の分からんロジックで狂ってしまったコンピュータが始めた戦争に巻き込まれて殺されるのであれば、

However, if a computer that is not able to be controlled by human being, and to work correctly with broken logic, starts a final war and kill me, and, in return

そして、その代償として、そういう狂ったコンピュータが見れるのであれば、

if I can look at the mad computer at the end of my life,

―― まあ、仕方ないかなーーー

"It can't be helped"

と思えると思うんですよ、

I can say the above

私だけは。

as far as I am concerned.


2017-03-19 番外編の予定があります。

連載「人身事故」シリーズが終了しましたので、現在、アンケートの募集は中止しております。

Since the serial series "personal injury" series has ended, recruitment of the questionnaire is currently canceled.

今回のリリース後に、メール頂いた方には大変申し訳ないのですが、当方からご送付できる原稿がありません。

I'm very sorry for those who emailed me after this release, but there are no manuscripts that can be sent from me.

悪しからずご了承下さい。

I hope you understand.

-----

ただ、番外編の予定があります。

However, there is a schedule of the extra edition.

ですが、この番外編、インタビューに応じて頂けるかどうかにかかっていて、企画として成立するかどうか不明です。

However, this extra edition depends on whether an interview can be accepted, and it is unknown whether it will be established as a project.

企画倒れとなりましたらご容赦下さい。

Please forgive me when planning collapses.

また、その時点において、インタビューに応じて頂いた皆さんのメールアドレスリストは、最初のお約束通り、記憶媒体から全て抹消致しますので、御安心下さい。

Also, as promised first, please be assured that everyone's email address list that you accepted at that time will be deleted from the storage medium.


2018-03-19 ―― 名探偵コナンの「毛利蘭」のようにならねればならないのか

次女が、4月から女子高校生になるということに、緊張しているようです。

My junior daughter looks tense for becoming a "high school girl" from next April.

―― "だってJKだよ"、と、言っています。

She said "It is a "JK" isn't it? "

長女が、女子高校生になった時、酷くプレッシャーがあったそうです。

When my senior daughter became a "high school girl, she seemed to increase the pressure, that

―― 名探偵コナンの「毛利蘭」のようにならねればならないのか

she wondered if she become the girl like "Mouri Ran" in the "Detective Conan"

と。

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私も、色々な人から「変な人」と言われ続けて半世紀を生きてきましたが、

I have been to be called "funny person" for a half of century, however,

私の娘たちも、決して遜色ない、と思います。

I think that my daughters bear comparison with me.


2019-03-19 しかし、「丁寧で、上品で、その結果、訳の分からない文章を書く」よりは、遥かにマシだと思っています。

今日一日Dockerを試してみて分かったことは、

Today, I have tried "Docker" as a beginner.

『Windows10の中に、わざわざ大袈裟に仮想OS(ゲストOS)まで作らんでも、必要なLinuxアプリ"だけ"を動くようにしたいんだろう? ―― だったら、そうしてやるよ』

"If you want to execute "Linux application" on Windows10 OS without using Virtual(Guest OS), I will give the environment"

を実現するもの、と分かりました。

I could understand to realize it.

最初から、そう書いてくれればよかったのに、と思います。

I wish the writer had been written the book like that.

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エンジニアであれば、上記の一行を読めば、WindowsやらLinuxというのは、事例(マルチOSの話)に過ぎないことは分かるはずです。

If you are an engineer, you can understand that "Windows" and "Linux" is just metaphors of example(multi OS). reading the above phrase.

上記の説明は不親切かもしれませんが、エンジニアでない人が、Dockerやら仮想OSを使う機会などないし、あったとしても無視していいくらいの少人数でしょう。

The above phrase might be inattentive for everyone, however, non-engineer have no chance to use Docker or Virtual OS. Even if there is a chance, few person could read it.

エンジニアは、正確に記述しようとする傾向が非常に強く、その結果、逆に内容が分からないものになります。

An engineer is apt to write documents accuracy, and after all, the document comes to be hard to understand.

職業上、不正確な記述や口述を批判されるのに慣れていないのです。

They are not accustomed to be criticized for imprecise writing or dictation.

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私のコラムは、よく「分かりやすい」と褒めて貰うことが多いです。

My columns are often described as "intelligible".

できるだけ「いい加減」に「大雑把」に把握した後、かなり「過激なメタファ」を盛りこんで執筆することを試みているからだと思っています。

I think that it is because I try to explain and write in the "extreme metaphor" quite as much as possible rough.

それ故、「論旨が乱暴で、下品だ」と批判されることがあります。

Therefore, it is sometimes criticized that "the argument is wild and vulgar."

しかし、「丁寧で、上品で、その結果、訳の分からない文章を書く」よりは、遥かにマシだと思っています。

However, I think that it is much better than "polite, elegant, and as a result, write incomprehensible sentences".

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技術を、「乱暴で下品に」に語れる、私のようなエンジニアは希少な存在です。

An engineer like me who talks about technology "bustly and vulgarly" is rare.

皆さんは、私を大切に取り扱わなければなりません。

You must treat me carefully.


2020-03-19 『存在している以上は、存在しているものとして取り扱わなければならない』

今シーズンは、「虚構推理」というアニメが面白いです。

This season, the anime "fictional reasoning" is interesting.

幽霊とか妖怪とか、そういうものが登場するアニメなのですが、今回はその設定は無視します(もっとも、それはそれで面白いです)。

It's an anime that includes ghosts and youkai, but this time we ignore that setting (though it's interesting).

今、放映中の内容は、私が気がつかなかった『ネット掲示板の脅威』のようなものが見えてきて、大変興味深いです。

The content is very interesting because I can understand something like "Threat of Internet bulletin boards" that I have not noticed.

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ご存知の通り『ネット掲示板』とか『SNSの内容』の記述は、原則としては「論」になっていません。

As you know, the description of "net bulletin board" or "contents of SNS" is not "theory" in principle.

概ね、他人の書いたコンテンツを追従するか、あるいは、非論理的に反駁するかのどちらがほとんどです。

In general, they either follow content written by others or irrationally refute.

自分で事実を探そうという努力はなく、本当にレアなケースを除けば、自力で「論」を構築しようという気合は1mmも見えません。

There is no endeavor to find the facts on my own, and I can't see any motivation to build my own theory, except in rare cases.

私は『ネット掲示板』には関わったことがありませんし、現在『SNS』は全て停止しています。

I have never been involved in "Internet Bulletin Board", and all "SNS" is currently suspended.

有用な情報が絶無で、時間の無駄であることは勿論ですが、その記載内容の無知性と、無礼なフレーズに、ムカつくからです。

Of course, useful information is inexhaustible and time consuming, but the ignorance of the description and the disrespectful phrases are disgusting.

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基本的に、「論」というのは、以下のような科学的アプローチで成立します。

Basically, the theory is based on the following scientific approach.

事実の確認 -> 仮説の提唱 -> 実験 -> 観察-> 論証 -> 仮説の採用or棄却(=結論)(*)

Confirmation of facts-> Proposal of hypothesis-> Experiment-> Observation-> Argument -> Adoption or rejection of hypothesis (= conclusion) (*)

(*)理系の論文の場合、この後に「効果」とか「応用」とかが続くことがあります。

(*) In the case of scientific papers, "effect" or "application" may follow.

ところが、このアニメ「虚構推理」は、『ネット掲示板』に関する驚くべきパラダイムを提示しました。

However, the anime "Fictional Reasoning" presented an amazing paradigm for "Net bulletin boards."

■別段「事実の確認」から出発しなくても良く、

- You do not have to start from "Confirm facts"

■「論証」は論理的でなくても良く「主観」や「感情」で足り、

- "Argument" does not have to be logical, but "Subjectivity" and "Emotion" are sufficient.

■「結論」には、論理的な妥当性が必須ではない、

- "Conclusion" does not require logical validity,

という、『トンデモ世界線』の中で閉じている『真実』という考え方です。

That is, the concept of "truth", which is closed in the "Fantasy World Line".

つまり「現実世界線の真実」が唯一絶対ではなく、「トンデモ世界線の真実」と併存するということを、力強く主張している訳です。

In other words, it strongly asserts that "the truth of the real world line" is not the only one, but coexists with the "fantasy of the fictional world line."

「トンデモ世界線の真実」を、バカにして、笑いものにして、無視するのではなく、

Don't make "the truth of fantacy world line" ridiculous, laugh, and ignore,

『存在している以上は、存在しているものとして取り扱わなければならない』

"If it exists, it must be treated as if it exists."

というリアルな現実を、私に迫ってくるのです。

The real reality that comes close to me.

この「トンデモ世界線」こそが、「虚構世界」と呼べるものです。

This Fantacy World Line is what you can call the "fictional world."

つまり、

That is,

―― 私が、どんなに『ネット掲示板』や『SNS』を無視し続けたって、

"No matter how I continue to ignore "Internet bulletin boards" and "SNS","

―― 『ネット掲示板』や『SNS』で作られる『虚構世界』が、私にちょっかいを出してくるぞ

"The "fictional world" created by "Internet bulletin board" and "SNS" will come to me a little"

という、怖い現実をつきつけてくるのです。

It comes with scary reality.

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私、科学的アプローチを経た『現実世界の事実』だけが、唯一にして最強の『事実』と思ってきました。

I have thought that only the "facts in the real world" that have gone through a scientific approach are the only and strongest "facts".

しかし、虚構世界を無視していると、どこで、足をすくわれるか分からないぞ、と、ゾッとしているところです。

However, if I continue to ignore the fictional world, I will get attacked from anywhere. So, I'm terrified.


2021-03-19 でも、それって『かっこ悪い』よね?

コールバックを作ることは、そんなに難しくないんですよ。同じ言語でしたらね。

It's not that difficult to create a callback. As long as it's in the same language.

でもね、GOとC++の間で共通するトリガーイベントを作る方法が ―― 今日、一日、世界中を探し回ったんですけど ―― 見つけられないんですよ。

But you know, I can't find a way to make trigger events common between GO and C++ -- I've been looking all over the world today -- and I can't find it.

ならば、UDPとかTCPとかで待ち受けすれば良い、と。うん、まあ、それは分かるのですけどね。実際にライブラリも作っちゃったし。

So, why don't I just use UDP or TCP to listen in? Yeah, well, I understand that. I've actually made a library for it.

でもね、稼動オブジェクト1万個を同時に接続するUDPなんぞをやったら、一瞬でソケットリソースが使い尽されてしまうでしょう。実際、先月、これでプログラムを落したし。

But I know, if I do a UDP connection with 10,000 active objects at the same time, I'll run out of socket resources in an instant. In fact, I had a program go down last month because of this.

で、一番いいのが、GOのチャネルを使う方法なんですけど、これを、C++に連携させる方法が ―― ない。

So, the best way to do this is to use the GO channel, but there is no way to link this to C++.

GOのライブラリをリンクしたC++のライブラリをリンクした、GOプログラムを動かせればいいんだけど、昨日の試作では、ことごとく失敗した訳です。

It would be nice to be able to run a GO program with a C++ library linked to the GO library, but yesterday's prototype failed at every step.

もちろん、ポーリングすればいいだけのことですよ。サンプリング1秒でも、大した負荷にはならないでしょう。

Of course, I will use "polling" methods. One second of sampling won't be much of a load.

でも、それって『かっこ悪い』よね?

But that's not 'cool', is it?

プログラムのコールをどう実装しようが、私以外の人は知り得ないことですよ ―― でも、『この私』が納得していないんです。

No one but me can know how to implement the calls in the program -- but 'I' am not convinced.

ここ重要です。

This is important.

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という訳で、昨日は、朝から深夜に至るまで、この機能を実現する為に、頭を抱え続けて、そして失敗しました。

So yesterday, from morning till late at night, I kept trying to figure out how to make this work, and I failed.

今日は、仕上げなければならない論文ドラフトがあるので、この問題を考えることは一旦中止します。

I have a draft paper I need to finish today, so I will stop thinking about this issue for now.

悔しいので、メモだけ残しておいて、後日の復讐戦に備えます。

It's frustrating, so I'll just leave a note and prepare for the revenge battle later.


2022-03-19 ロシアのウクライナ侵攻前から、私は「テレ東BIZ」をウォッチし続けています。

ロシアのウクライナ侵攻前から、私は「テレ東BIZ」をウォッチし続けています。

I have been watching "TV Tokyo BIZ" since before the Russian invasion of Ukraine.

「この番組はいいな」と思っています。

I like this program.

解説者が、丹念に勉強して、調べているように見えるからです。

This is because the commentator appears to have studied and researched the subject with great care.

私、解説者が「専門家」である必要はないと思っています。

I do not believe that commentators need necessarily be "experts".

むしろ、その分野の素人が、最新のニュースソースと定量的な数値(歴史も含む)を用いて、そこから導いた仮説(地味な仮説)の方が、私には役に立ちます。

Rather, I find it more useful to have a hypothesis (a humble hypothesis) derived from it by a person outside the field, using up-to-date news sources and quantitative figures (including history).

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専門家、論者、有識者といわれる皆さん ―― 『うるさい』

To all the so-called experts, commentators, and pundits -- "Shut up.

あなたたちの「悲しい」やら「酷い」やら「正義」やら、そんなものを持ち込まないで下さい。

Please don't bring your "sad" or "terrible" or "righteous" or whatever into me.

私は、あなたがたの願望(理念、理想)を混入させたコメントなんぞに、1mmも興味ありません。

I am not interested in a single millimeter of your comments laced with your desires (ideals, ideals).

私がニュース解説に求めているものは、「数字を用いて説明される事項」であり、そして、その事実から導かれる客観的な「見解」です。

What I look for in a news commentary is "matters explained with figures" and an objective "view" derived from those facts.

水が低いところに流れていくように、普通に考えれば、普通に導かれる、普通の予測です。

It is a normal forecast, normally guided by normal thinking, just as water flows to a lower place.

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「テレ東BIZ」では、戦争開始前に、

In "TV Tokyo BIZ," before the war began, the following commentary was given

『ウクライナ侵攻は、客観的な情報を纏めると"ない"と考えるのが普通』

"Based on objective information, it is common to assume that there will be no invasion of Ukraine.

『なぜなら、ウクライナ全土を実効支配し続けるのは、兵力や財力の観点から無理があるから』

"Because it is impossible to maintain effective control over the whole of Ukraine in terms of troops and financial resources.

『それでも、歴史上の戦争は、概ね、予想外のことで始まっている。今回も何が起こるか分からない』

"Still, wars throughout history have generally started with the unexpected. We don't know what will happen this time either."

と解説しており、今、まさに、その予測通りのことが起こっています。

Right now, that is exactly what the program predicted would happen.

「テレ東BIZ」で用いた数値は、人員、武装の種類と数、ウクライナ国土の面積と、戦争継続に必要な経費くらいの、ラフなものでしてが、私には非常に肚に落ちました。

The figures used in "TV Tokyo BIZ" were very rough, about the number and type of personnel and armaments, the area of Ukraine, and the expenses required to continue the war, but they were very clear to me.

専門家、論者、有識者といわれる皆さん。

To all of you who are called experts, orators, or intellectuals.

この戦争を語るなら、まず、この程度の数値がスラスラと出てくるくらいは勉強をしてから、論じて下さい。

If you are going to talk about this war, please first study enough to be able to slur these figures before discussing them.

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例えば、現在のウクライナの人口は4400万人です。

For example, Ukraine's current population is 44 million.

そして、現在、200万人強が国外への避難をしています。

And just over 2 million people have now fled the country.

つまり、脱出できている人数は、わずか5%弱です。

In other words, only less than 5% of the population is able to escape.

国民の大半は国外に脱出できていません。

he majority of the population has not been able to leave the country.

ポーランドの人口は4000万人、ルーマニアの人口は2000万人、スロバキアの人口は500万人、モルドバなんて、300万人弱です。

Poland has a population of 40 million, Romania 20 million, Slovakia 5 million, and Moldova less than 3 million.

ここに、ウクライナの人口の半分、2000万人が逃げこむことができるか? ―― できるわけがない。

Can 20 million people, half of Ukraine's population, flee here? -- It can't be done.

そして、国内に残っている4000万人の反ロシア感情(一部、親ロシア派もいる)で一致する国民を、ロシアは実効支配できるか? ―― かなり難しいだろう。

出典: 北大西洋条約機構(NATO)について(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100156880.pdf)

And can Russia effectively control the 40 million people remaining in the country who are united in their anti-Russian (and some pro-Russian) sentiments? -- It will be very difficult.

「テレ東BIZ」の解説は、こんな感じです(上記の数値は、私が今、5分間で調べました)。

Here's how "TV Tokyo BIZ" describes it (I just spent 5 minutes looking up the numbers above).

という訳で、ウクライナ侵攻に関するニュースについては、私は、"NHK"と"テレ東BIZ"だけで把握しています。

Therefore, I keep track of the news regarding the invasion of Ukraine only on "NHK" and "TV Tokyo BIZ".


2023-03-19 完璧を目指し、理想を叫び、自分で汗もかかずに、どこかの誰かがやってくれることを期待しているだけのヤツより、ずっとマシです。

物事を最速で片付ける方法は、

The fastest way to get things done is to that

『デタラメ、適当、いい加減でも全然構わないので、とりあえず1度、最後まで完成させる。絶対に"完璧"を目指さない』

"It doesn't matter if it's a bullshit, appropriate, and lax job, just complete it once, and never aim for perfection"

です。

で、今、その『デタラメ、適当、いい加減』なペーパー(論文)の初版を完成させました。

And now, I have just completed the first edition of that "bullshit, appropriate, and lax" paper (thesis).

午後からは『デタラメ、適当、いい加減』なプログラムの作成に着手します。

In the afternoon, we will start working on a "bullshit, appropriate, and lax" program.

今夜は、『デタラメ、適当、いい加減』な内容の、期末の報告書のドラフト作成を予定しています。

Tonight, I plan to draft a report for the end of the term, which will be "bullshit, appropriate, and lax".

―― 今の私の周りは『デタラメ、適当、いい加減』だらけだ

I'm surrounded by "bullshit, appropriate, and lax" right now.

と実感します。

I realize that.

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でも、まあ、これで、いいんです。

But, well, it is O.K.

自分の手を動かして、自力でモノを作り出す奴が、一番エラいのです。

Those who create things on their own, using their own hands, are the greatest.

完璧を目指し、理想を叫び、自分で汗もかかずに、どこかの誰かがやってくれることを期待しているだけのヤツより、ずっとマシです。

It is much better than the guy who strives for perfection, cries for ideals, and just expects someone else to do it for him/her without even breaking a sweat themselves.


2024-03-19 ―― 斬新な"虐待"だなぁ

「大学生になった娘に、包丁を持たせない母親」という存在を聞きました。

I heard of a mother who would not allow her college-aged daughter to use a cooking knife.

理由は『危険だから』だそうです。

The reason is 'because it is dangerous.

まあ、当然、その娘は料理などできるようになるわけもなく、そのまま大人になり、自分で作れる食事の上限が「カップ麺」だそうです。

Well, of course, she never learned to cook, and she became an adult, and the maximum meal she could make for herself was "cup noodles.

この話を聞いた時、私は、

When I heard this story, I thought,

―― 斬新な"虐待"だなぁ

"What a novel kind of "abuse"

と思いました。

重要なポイントは、『子どもを守っている風』ではなく、『本気で子どものこと心配している』という点にあります。

The important point is not 'pretending to protect the child' but worrying about the child.

『愛を装っている』のではなく『本気で愛している』ということです。

It's not 'pretending to love' but 'loving.'

しかしながら、この"虐待"の効果は抜群です。

However, this "abuse" is highly effective.

ピンポイントで、子どもの未来を破壊します。

With pinpoint accuracy, the parent destroys the future of the child.

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私、子どもの頃から、『親の言うことを100%信じていると、後でエラい目にあう』と思ってきました。

Ever since childhood, I have believed that if I accept 100% of what my parents say, I will be in deep trouble later.

今になって思えば、これは、正解だったように思えます。

In hindsight, this seems to have been the right decision.

親のアドバイスは当たっていることもあるのですが、外れていることもあるからです。

This is because sometimes parents' advice is correct, but sometimes it is off.

例えば、『お前は学費のことは心配しなくてもいい』などという親の言葉を信じていれば、私は大学を退学しなければならなかったかもしれません。

If I had believed my parents' words, for example, 'You don't have to worry about your tuition,' I might have had to drop out of college.

もっとも、私の親は「土壇場で、何とかしてくれた」のかもしれません。

However, my parents may have "worked things out at the last minute."

私も、人の親になって『大人には、大人にしかできない問題解決方法がある』ということが分かりましたので。

I, too, have become a parent of others and have learned that 'only adults have ways of solving problems.

ただ、私の親は「心配しなくても良い理由」を、説明してくれなかったので、私は、自力で動き出さざるを得ませんでした。

However, my parents never explained why I should not worry, so I had to start moving independently.

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―― 『お前は心配しなくてもいい』は、子どもの心配を全く解消しない

-- "You don't have to worry" does not relieve the child's worry.

この現実を分かっていない大人(の親)の、まあ、何と多いことか。

How many adults (parents) do not understand this reality?

言語化と数値化とプレゼンを受けて、ようやく子どもは安心できるのです。

The child is finally at ease after verbalization, quantification, and presentation.

残念ですが、子どもが「自分の親を信じる」に足るだけの「実績」と「信用」が、"親にない"、または、"子どもからは見えない"からです。

Unfortunately, the parents do not have the "track record" and "credibility" necessary for children to "trust their parents," or they are "invisible" to the children.

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という訳で、私は、自分の親の与信率を50%くらいにしていました。

This is why I had a credit ratio of about 50% for my parents.

客観性はないのですが、概ね妥当な数値だったのではなかったかな、と思います。

I am not objective, but I think the numbers were generally reasonable.

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話を戻します。

Back to the story.

「大学生になった娘に、包丁を持たせない母親」が優先しているのは、自分の心の安寧(あんねい)だけです。

The mother who does not allow her college-aged daughter to use a kitchen knife prioritizes her peace of mind.

子どもの未来には1mmも配慮がありません。

She has not one millimeter of consideration for the future of her children.

このような大人は、大人の中でも『矯正不能なプレミアムクラスのバカ』と断言しても良いでしょう。

I can safely say that these adults are the 'premium class of uncorrectable idiots' among adults.

ですから、私が、子どもの皆さんに申し上げたいことは、

So, what I would like to tell you, all children, are?

―― 親とは、時として、「愛」を装って、あなたの未来を潰しにくる最大の悪魔

"Parents can sometimes be the greatest demon of all, trying to destroy your future under the guise of "love."

にもなりえることを覚えておいて欲しいのです。

まあ、どういう方法が良いかは分かりませんが、とりあえず「自分の親の与信率を50%にしておく」というのは、一つの方法だと思います。

I don't know what method would be best, but I think one way is to "keep your parent's credit ratio at 50%".

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とりあえず、包丁の使い方は、友人宅で、友人に指導頂きながら教えて貰って下さい。

Please ask your friend to guide you on how to use a knife at her house.

指を10回も切れば、大体のことはできるようになります。

Ten cuts on the finger will do most of the work.