「大地震の可能性が4年以内に70%」っていうのは、立派な地震予知ですよね。
「P波の到着をもって、本震(S波)の発生を通知する、緊急地震速報」も、立派な地震予知ですよね。
我が国において巨大地震が発生することは、100%確実な事項です。
これだけの完璧な予知手段と情報を持ちながら、「一体どんな地震予知があったら満足なんだ」と言いたい。
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今のうちに宣言しておきますが ―
私は、水や食料の準備を全くしなかった結果として飢えている人の前であれば、平気で飯を喰います。
日本でも帰省ラッシュというのも、たいがい凄いものですが、中国の春節(旧正月)の帰省というのは、想像を絶するものだそうです。
と、この前の中国の出張で、ワニの煮付けを食べながら教えて貰いました(美味しかったですよ)。
いわゆる都市部であれば一つの省だけで、3000~4000万の人間が一斉に移動するのだそうで、中国全土で、その移動数は、日本人の人口の総数の整数倍に至る、と。
私も色々なシステムのスケーラビリティについて検討してきましたけど、想定するターゲット数は、数万から数十万、どんなに多くても100万を越えることはありませんでした。
"億"という単位を制御するシステムを、私はイメージできない。
春節に発券システムが、道路交通管制システムが、鉄道システムが、航空システムが、破綻するのを回避する為に、どれだけ多くの人が苦労しているかを思うと、ほんとうに同情を禁じ得ません。
といって、「春節だけの為のシステム」なんぞを作ったら、あの国は、「春節システム」だけで、インフラシステムの予算が尽きてしまうでしょう。
大国は、我々の理解の及ばない苦労があるようです。
それはさておき。
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「中国で急成長の「レンタル彼氏」ビジネス、春節休みに一緒に帰省」というタイトルを、メモ帳に記録してありました。
私も、独身時代には、結構面倒な外圧があったのは事実です。親というものは、結構、この件に関しては暴走気味になります。
親は自分が歩んできた以外の道は歩めない訳でして、親は自分が理解できない範囲のことを子供にやって貰いたとは思っていないのです。
■地方を出て、東京の大学に行くとか、
■海外に赴任させるとか、
程度のことでも、もうボロボロです。
ましてや、
■終生独身
などというパラダイムは、親の想像の範疇を、遥に越えるのです。
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これを、私達(ここでは、成人前のいる子供のいる家族を想定)が簡単に理解する良い方法があります。
もし、自分の子供が、
「同性の結婚相手」
を連れてきたと考えて下さい。
リベラリストを標榜する私であっても、簡単にパニックになるでしょう。
なぜか。
自分の子供が、何考えているか、全然理解できないからです。
米国における同性婚の合法化等をニュースなどで聞き流していたとしても、自分が「当事者」になるかどうかは、別の問題です。
今までに経験のない、空前絶後、前代未聞のパラダイムとも対峙しなければならないのです。
そういうことは、考えるのだけでもうんざりですよ。
そういうパラダイムを、いい歳になってから、一から勉強して理解していなければならないのは、面倒です。
「ふざけるなー!」と怒鳴る方が、圧倒的に簡単です。
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春節の時に、「レンタル彼氏」を連れて帰って、丸く収まるなら簡単で安いです。
毎年、春節の度に「レンタル彼氏」を変えて、『この娘は恋多き娘なんだねえ』と、勝手に勘違いして貰っても良いでしょう。
大丈夫。
このビジネス、近い未来、「レンタル旦那」「レンタル乳児」「レンタル幼稚園児」まで対応するようになります。間違いありません。
「需要あるところに供給あり」の原則は不変です。
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そのうち、親は亡くなります。
自分の親に、面倒くさいパラダイムを直面させることなく、あちらの世界にいって貰うことは、立派な親孝行だと私は思います。
クローンに関するコラムを執筆していて、
When I wrote the column about human-clone, I think that
■世間のヒトクローンに対する嫌悪感が凄く大きい
Disgust of ordinary people against human-clone is bigger that I expect.
というよりは、むしろ、
Moreover,
■私のヒトクローンに対する嫌悪感が凄く小さい
Disgust of me against human-coke is smaller than ordinary people expect.
ということに気がつきました。
なんで、そうなるのかなぁと、ボンヤリと考えていたのですが、最近、その理由の一つに思い当たりました。
I was absorbed in thought, I noticed one reason recently.
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私は、パソコンのバックアップを目的として、定期的にパソコン全部のソフトウェア(OSレベルから)のクローンを作成・保存しています。
I make and save the PC software clones in order for the software backup regularly.
全く同じ機種のPCも持っていますので、そのクローンをそっくりそのままコピーして使い回すことができます。OSの再構築をしなければならない時など、泣けてくるほど、助かります。
I have more than two PCs that have perfect same hardware specifications, so I can use the clone of a PC for other PC. When I have to reconstruct the operating system, I think that it is dreadful useful.
また、PCがウイルスに感染した時や、また原因不明で動かなくなった時には、そのクローンを入れ直せば、そのクローンを作った時の状態まで、完全に戻すこともできます。
Other, when the PC is infected with virus or don't work for unknown case, I can recover the PC perfectly at the time of making the clone.
とにかく、パソコンのクローンは、すごく便利なんですよ。
Anyway the PC clone is very useful.
そして、クローンのパソコンは、当初の状態から色々な変更(新しいソフトウェアの追加や、周辺装置の追加等)が加えられて、当初のパソコンとは、全く別のパソコンに変っていくことも知っています。
Additionally, the PC that installs the clone, become to change from the original, because I will add and modify other software in the PC later.
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で、結論ですが
In conclusion,
クローンは、確かに発生時においては完全に同じものではあるが、その後、オリジナルからどんどん別のモノに変わっていく ―― ということを、私は、他の人よりは、実感できる立場にある
I know well that even if the clone is generated, it is going to change to other easily at rapid paces.
と、いうことが、
■私のヒトクローンに対する嫌悪感が凄く小さい
The above is one of the reasons why the disgust of me against human-coke is smaller than ordinary people expect.
の、理由の一つではないかなー、と思っています。
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たとえ、私が私のヒトクローンが誕生させたとしても、彼は私とは全く異なる独立した人格を有する人間となる ―― という、何の根拠のない自信があるのです。
I have a groundless self-confidence that if I generate a human-clone of mine, he is growing up as a person with an independent character.
もちろん、「私が100%間違っている可能性」はありますが、これは実際に、ヒトクローンを作ってみないと分からないことでしょう。
(コラムでも説明しましたが、法律が禁止していますので、現実には無理です)
Thought there is a possibility of whole my misunderstanding, of course, nobody might know what is going to happen in fact.
(As a matter of fact, it is impossible to make the human-clone because of a Japanese law.)
そもそも、「パソコンのクローンと、ヒトのクローンを、同じレベルで論じるのは、あまりに乱暴すぎるだろう」という理屈も、実のところ良く分かってはいるんですけどね。
To tell you the truth, I understand that it is too extreme logic to compare the clone of PC with of human.
(Continuation from yesterday)
その他に、二次関数の概念なくして、
The followings are impossible without the concept of quadratic equations.
■距離を使った、土地の面積のざっくり量の推定
- Estimation of surface area of a land with distance.
■大声を張り上げて時に、その声が聞こえる範囲の推定
- Estimation of area within earshot when shouting.
■飛び降り自殺者の身体がどれだけ迷惑な凶器になるかの観念
- Concept of a danger of the person's body, killing oneself by jumping
を理解できないし、
指数関数なくして
Without exponential functions,
■少子化問題の深刻さを全体感をもって理解する
- Understand of whole serious problems with the declining birth rate and aging population.
こともできない。
そもそも、三角関数なしに、
To begin with, without trigonometric function, not to say,
■家も建てること
- Building houses
は言うまでもなく、
and
■DIYで棚を作ること
- Making shelves by DIY
すら、危険行為となります(落下物で怪我をする)。
It should become a dangerous action.(hurt in falling objects)
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もう何度もお話しましたが、
I had already told the following stories again and again,
■「アムウェイ」なるものの集会に参加させられた時、「そのビジネスモデルは数回、階層を回しただけで、世界の人口を越えて破綻する」と言って、事実上、その集会を潰したことがありますし、
When I was forced to join a kind of presentation about pyramid scheme, I crashed the orientation practically with talking "the business model you said now, become destroyed, if only you turn the cycles several times."
■ガス給湯器のセールスマンに対して、減価償却期間の計算結果を見せて、「では、これを越える金銭メリットを教えて下さい」という質問を口にする前に、逃げていかれたことがあるし、
When I discussed a sale person for gas powered hot water heater, he run away before I asked him about my merits to exchange the gas machine with showing the calculation result about depreciation cost.
■太陽光パネルに関して、東京都の優遇措置の話を出してくるセールスに対して、「その措置、本当に30年間も続くと思います?」と質問しただけで、二度と我が家に現われることはありませんでしたし、
According to the solar panel, when the sale person told me about the incentive rule of Tokyo district, I asked him "Do you really believe in you mind, the rule is going to continue for more than 30 years ?" and I have never seen him after that.
まあ、つまり、何と言うか、
Well, how to say,
―― 数字や数学は、人に騙されない人生を過す上で、必須の道具
Mathematics and numeral are kinds of essential tools, not to be tricked in your life.
と言えましょう。
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
早朝の4時ごろに目を覚ましたので、風呂に入ってきたのですが、風呂の中でさえ、震えがきて、鳥肌が出てくるありさまでした。
About four in the early morning, I took a bath, but I felt cold and even in bathtub and goose pimples.
次の日は、出社を断念する旨、会社にメールして、その後は、狂ったようにに眠り捲りました。
I sent a mail to the office to take a day off, and I concentrate sleeping after that.
私、不眠症で、眠るのが上手くできない達ですが、こういう場合は力づくでも眠るに限ります。精神安定剤、睡眠導入剤、日本酒、ありとあらゆる手段で、自分を抑えつけて眠らせました。
I am a typical insomniac, however I know well that I have to sleep at any moment. So I take tranquilizer, sleeping pill and Japanese sake, and any other methods.
私だって、これが、正しい治療とは思えませんが、寝ることは重要ですし、苦しいと感じる時間が短かくなるのは嬉しいです。
Though I don't think that it is a right way, sleeping is important to cure cold and I am glad if the suffering time becomes shorter.
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と言う訳で、一日の強制睡眠の結果、症状は収まりました。
After all, I could recover from the cold for one day,thanks to the enforcement sleeping.
熱もないことから、インフルエンザでないことは確定で、一日で収まったことから、風邪 ―― というよりは、疲れが出たのか ―― な、と思っています。
The fever has been in a day, so it was not the flu absolutely. I thought it might be my fatigue.
で、今朝出社する前に、朝食を用意してたところ、うっかりして、味噌汁を床にぶちまけてしまいました。
This morning, I squeezed miso-soup in the floor, during the breakfast, before leaving home.
かなり気分は滅入りましたが、それでも
That let me down deeply, though,
―― ウイルスや細菌が満載の、自分の吐瀉物(としゃぶつ)を、処理するよりは、ずっとマシ
"It is better than to tidy my vomiting that fully includes virus and bacteria"
と思い直して、部屋の掃除をしていました(出社、遅れました)。
and I started to clean my room( and arrived at the office late)
ふと思ったのですが、おとぎ話「桃太郎」に登場する、お爺さんとお婆さんの生活は、どんなのでしたのでしょうか。
I came in on that how an old couple in nursery story "Momotarou" was living in their life.
『お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に』
I am curious about a part of
"Grandpa goes to mount to mow, and Grandma goes to river to wash"
の部分です。
「芝刈り」って何だ?
What is "mow"?
お爺さんは、ゴルフ場のグリーンの整備でもしていたのかな?
Grandpa worked as maintenance worker in gold course?
と思っていたのですが、これは『柴刈り』が正解のようです。
However, this correct answer seems to be "to gather firewood".
柴とは、薪(たきぎ)になる枯れ枝のことで、お爺さんは、これを取ってきて町に売りに行き生計を立てていたと推定されます。
Grandpa was supposed to gather dead branches, to go downtown, and make a living.
お婆さんは、毎日、川に洗濯に行っていた、という点にも疑問が生じます。
The phrase of "Grandma goes to river to wash" has also doubts.
お爺さんと二人分の洗濯であれば、それほど量が多いとも思えません。
If she washed clothes for two people, I do not think that there are so much quantity.
そもそも代謝量が少ない老夫婦であれば、汚れ方もそれほど酷くはなかったのではないかと思います。
To begin with, they were old with a small amount of metabolism, I think that dirty way was not too bad.
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しかし、例えば、お爺さんが、
However, grandpa, for example, who
■フリークライミングの選手のように、
was like a free-climbing player,
■山の中の秘境に分け入り、
entered into secret bases in the mountains,
■凄い燃焼エネルギーを有する、希少価値のある柴をゲットする
could get rare valuable dead branches with tremendous combustion energy
という、「アクティブ&マッスルお爺さん」であれば、
might be a "active and mussel grandpa", and
そして、お婆さんは、
if grandma, for example, who
■洗濯の最適計画を事前に立案し、
could plan the optimum strategy of laundry in advance,
■全体最適を満足させるような洗濯スケジューリングを実施する、
coud perform laundry scheduling to satisfy overall optimization
「インテリお婆さん」であったとも、推測できます。
might be an "intelligent grandma".
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そんなお爺さんとお婆さんであれば、最強のペアのはずです。
If so, they should have be the strongest pair.
彼等は、単独行動で、鬼ヶ島を急襲して、鬼たちを殲滅させることができたかもしれません。
They may have been able to raid the Onigashima, and annihilate the demons, as a single unit.
―― うん。桃太郎、いなくてもいいな
"Well, Momotaro was not needed at all"
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私、以前、<次女>の漫研作品のネタ作りに協力したことがあるのですですが、
I previously cooperated with making her original manga of my second daughter's work.
「このネタ」を売りつけて、コラムのイラストを描かせる仕事を押しつけよう、とか考えています。
I'm thinking that selling "this story" to her, and imposing an illustration of my column on her.
(Continuation from yesterday)
で、私が提案したいのは、「ラマダン」です。
This time, I want to propose "Ramadan".
「ラマダン」とは、イスラム教の行事で、一定の期間(1ヶ月)の日照時間中は、水も食料も一切口にしてはならない、というものです。
"Ramadan" is a event for Moslem, they don't drink and eat anything from sunrise to sunset for a month.
これは、貧困で食事が取れない人の辛さを「実感として体験しよう」という試みです。これを「偽善」と考えるかは、個人の自由ですが――
This is a kind of case study of a sympathy for starving people. Some people might think that this event is full of hypocrisy, however, I believe,
私は、『批判して立ち去るだけのモラリスト』の奴らよりは、はるかに「善意」だと思っています。
This is a better wish than moralist who criticize and move off.
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で、日本でも、「ラマダン的 スモーキング フリー」を試みてはどうか、と考えています。
My propose is "smoking free period, based on Ramadan style".
ただ、スモーキングフリー(禁煙)には、ラマダンのような社会的な意義が見い出しにくいので、立法化してしまいましょう。
But it is difficult to find out a moral standpoint, so let it be enacted into law.
立法趣旨は、健康増進と禁煙促進、で良いでしょう。
The purposes will be for health and anti-smoking.
実施内容は、2週間程度の国内の完全禁煙と、たばこ販売の一斉停止(刑事罰規定あり)。密告への奨励金制度を入れても良いかもしれません。
Contents of implementation include totally non-smoking in Japan for about two weeks, and stopping of tobacco sales(There is criminal penalty provision). We may enter a subsidy system for informants.
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マスコミは、政治家や芸能人、企業の社長などを、その期間見張り続けて、違法行為があれば、大々的に放送して、ブランド価値を、思いっきり低下させてやれば良いと思います。
The media continues to watch politicians, entertainers, presidents of companies, etc. during that period. If there is an illegal act, I think that we can broadcast it extensively. It is good to lower the brand value exceptionally.
「たった2週間の禁煙すらもできない社長・・・こんな会社に未来はあるのか?」
"President who can not even smoke for only two weeks ... Does this company have a future?"
「ローメーカー(Law maker)自らが違法行為?「ゲス政治家」とは、まさにこのこと」
"Law maker themselves are illegal?" This is really shit stick."
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ただ、私の求めていることは、そういうことではありません。
However, what I want is difference from that.
たった2週間の禁煙だけで、「たばこの煙の暴力的な臭さ」は、喫煙者の方でも十分に理解できるようになるからです。
Only anti-smoking for only two weeks makes it possible for smokers to fully understand the "violent smell of tobacco smoke".
これは、喫煙、禁煙の両方の経験者として、私が断言します。
I can tell you that, as an experienced person both in smoking and non-smoking.
(Continuation from yesterday)
ITにより業務効率が進んでいるのは、一部の大手企業かITベンチャーだけです(これも『進んでいる』といえるかどうかは疑問です)。
It is only some major companies or IT ventures that business efficiency is advanced by IT. (It is doubtful whether it is "advanced").
介護、建築の現場では絶望的。飲食業は劣悪なインタフェースの接客システムに導入によって、業務効率を更に悪化させているそうです(嫁さんに聞きました)。
the site of nursing care, construction is hopeless. The restaurant industry seems to deteriorate operational efficiency by using a customer service system with poor interface (My wife said)
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これはあくまで仮説ですが ――
This is just my assumption.
スマホの取扱を、漢字の書き取り程度のリテラシーにしておかなければ、「マジで、この国ヤバイぞ」という意識が、(特に政府に)共有されてきたのではないか、と、考えています。
I think that we (especially public officer) come to share the critical situation, "our nation will be really stuck in near future", "we will make us use IT devices, as the same level of R/W of kanji.
本当に、私、困っているんです。
I fell really stuck now.
例えば、
For example, I think
『なんで、会館の部屋の予約だけに、日曜日の朝早くから受付業務なんぞをやらなければならないの?』
"Why should I go to the hall to work as a reservationist on Sunday early morning ?"
って思っています。
『Web予約システム作れよ』『集金が必要ならネット振込を使えよ』って思っています。
I also think "Make Web reservation system", "Use the Internet money transfer"
(実際に、私、簡単なWeb予約システムを、自作しました)、
(Indeed I made a simple "Web reservation system" in about three hours)
働き方改革は、こういうチマチマしたところから、きちんとやっていかないとダメだと思うのです。
If we want to realize "work style reform", we have to do the above even if in some small way.
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しかし、その一方で、受付をやりながら、申し込みにくる人の年齢層を見ていたり、実際に『普段、スマホやPC、 メールは使いますか』と、インタビューを行ってきました。
On the other hand, while working as the reservationist, I continued to monitor the age-group of applicants, and ask them "Do you use smartphone, PC and e-mail routinely? "
結論として、私の作ったシステムを強引に導入すれば、会館利用率は、現在の10%程度まで激減するだろう、との確信を得ました。
As the result, if I install the system aggressively, I was confident that the utilization ratio of the hall will dramatically decrease by 10%.
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基本的に「ネットは怖い」という大人は、ネットを使ったことがなく、7時のNHKのニュースキャスタの読み上げる原稿だけが、唯一の「ネットの情報」である ―― と仮定してみます。
I guess that the adults who say "the net is dangerous" have not use the net, and get the information of the net from the NHK news at 19:00.
ここで、悪意のある仮説を立てるとすれば、
If I add a despiteous assumption,
ネットリテラシー絶無の大人たちは、
the adults who don't have any the net literacy, feel fear for children who will say
『スマホ程度のものを使えないような大人に、説教されるほど、私は低能じゃねーぞ』
I am not so foolish , getting a talking from the adults who cannot use even a smartphone
と、子どもに蔑まされるのが怖いのではないか、と ――
そう考えています。
I think so.
最近、ラズパイと、その周辺デバイスが、ボロボロと壊れ出しています。
Recently, Raspberry Pi and its peripherals come to be broken.
- GPSモジュールからは電文が出てこなくなるし、
-Messages are not output from the GPS module,
- リブートすると100%カーネルが壊れるという設定方法を知ってしまいましたし、
-I knew how to break the OS kernel 100% on reboot,
- ラズパイ本体が「完全に沈黙する」というケースにも遭遇しました。
-I also encountered a case where the Raspberry Pi was “completely silent”
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「ラズパイは、一度構築して、安定に稼動を開始すれば、滅多に壊れない」と思ってきました。
"Once Raspberry Pi has been constructed and started up stably, it is rarely broken."
実際、我が家のホームセキュリティサーバのラズパイは、5年以上連続稼動中です。
In fact, our home security server, Raspberry Pi, has been running for more than five years.
ところが、この半年間、ラズパイを10数台を、その能力を引き出す為に、全力で改修を続けたら、色々な故障に遭遇することになりました。
However, over the past six months, I continued to refurbish more than a dozen Rasppies in order to bring out their capabilities, I would encounter various failures.
これは、まあ、単なる母数の問題 ―― 台数が多ければ、故障に遭遇する比率は当然に増える ―― だと思いますが。
I guess this is just a parameter issue. If the number is large, the rate of encountering failures naturally increases.
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それでも、ラズパイは、研究フェーズでは、とても便利です。
Nevertheless, Raspberry Pi is very useful during the research phase.
なにしろ、PCと認定されないので、会社でも購入がしやすいです。
After all, it is not certified as a PC, so it is easy to purchase even in the company.
新しい機能を作って、それに失敗したとしても、SDカードのバックアップがあれば、簡単に、失敗前に戻ることができます(32GBのSDカードの書き込みなら30分弱)。
If I make a new function and it fails, and if I have the backup in the SD card, I can easily return to the point before the failure (The time of writing for 32 GB SD card is less than 30 minutes).
そして、そのSDカードのコピーさえあれば、同じ構成のラズパイなら確実に動きます。
And if you only have a copy of that SD card, Raspberry Pi with the same configuration will work reliably.
特に、技術移管をするのに、仕様書や設定マニュアルを作らず、SDカードで渡せば良い ―― というのは、大変に助かることです。
In particular, when transferring technology, it is very felpful for me to just pass on an SD card instead of creating specifications and setting manuals
(同じコンセプトのものでは、VmwareやらDockerやらありますが、私は、それらの仮想化環境が、一発で動かせたことがありません)
(There are Vmware and Docker with the same concept, but I have never been able to run those virtual environments in one shot)
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「仕様書も取扱説明書もありません」
"No specifications or instruction manual"
「このSDカードを差し上げますので、コードを直接読んで、理解して下さい」
"I'll give you this SD card, so please read and understand the code directly."
「SDカードの中身は、煮るなり焼くなり好きにして下さい」
"Any modifications in the SD card is allowed"
「条件は『私に一切質問しないこと』です」
"The condition is "Never ask me anything""
と言い切れる技術移管を可能とするラズパイは、結構素晴しいのですよ ―― ボロボロ故障するとしても。
Raspberry Pi, which enables such a technology transfer, is quite nice. Even if they often break down.
(Continuation from yesterday)
次女:「私は、パパの新型コロナに関する情報が徹底しているから、同級生の中では「コロナリテラシー」は高い方だよ」
Junior Daughter: "I'm more 'Corona literate' than most of my classmates because I'm thoroughly informed about Dad's new Corona.
江端:「でも、結構頻繁に友人と外出しているよね」
Ebata: "But you go out with your friends quite often, don't you?
次女:「まあ、高校生活、最後の一ヶ月だし」
JD: "Well, it's my last month of high school.
江端:「では、同級生のコロナリテラシーを10段階として、自分のリテラシーは、いくつだと思う」
E: "So, on a scale of one to ten, how would you rate your corona literacy in comparison to your classmates?
次女:「"9"かな」
JD: "I think it's a nine."
次女の話を聞いた家族が、全員ビックリしていました。
All the family members who heard my junior daughter's story were surprised.
私は、次女の状況分析力をそれなりに信頼しているので、この値は"真"であると認定することができます。
I have a fair amount of faith in my second daughter's ability to analyze situations, so I can qualify this value as "true".
とすれば、
If that's the case,
―― ティーンエイジャの、コロナリテラシーは、私たちの想像を絶するほど『低い』
"Teenagers' corona literacy is 'low' beyond our imagination"
という可能性は『高い』です。
This possibility is 'high'.
しかし、若者の多くは、ちゃんと感染対策をしていると思います。
However, I believe that most young people are taking proper measures to prevent infection.
I believe they are really more serious than the lowly old men who are talking loudly in restaurants.
しかし、そこには「死の影」が全く感じられないのです。
However, there is no sense of "shadow of death" there at all.
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現時点で、16歳以下の若者の新型コロナによる死亡者数は0で、ワクチン接種対象外です。
At this time, there have been zero deaths from the new coronavirus in young people under the age of 16, and they are not eligible for vaccination.
これで、『死の恐怖と隣り合わせの高齢者』と意識を共有しろ、というのは、かなり無茶だと思います。
I think it's quite absurd to ask people to share their consciousness with "elderly people who live with the fear of death".
「全世代で等しい死亡率」であるとか、逆に「子どもを集中的に襲うウイルス」なら、状況は変わっていたでしょう。
The situation would have been different if the virus had "equal mortality in all generations" and "concentrated on children.
いわゆるスペイン風邪のように「乳幼児を直撃」「若者から重症化」という特性を持っていたのであれば ――
If, like the so-called Spanish flu, it would have been the characteristics of "hitting infants directly" and "severe disease in young people" --
今回の緊急事態宣言の中において「緩み」などという言葉は出てこなかっただろうなぁ、と思うのです。
I don't think the word "loosening" would have been used in the declaration of the state of emergency this time.
「SNSに不適切な投稿を繰り返したとして訴追された裁判官」のニュースを見ながら、嫁さんが言いました。
When we watched the news of "Judge Accused for Repeatedly Posting Inappropriate Posts on Social Networking Sites," my wife said,
嫁さん:「裁判官が罪を犯したら、どうなるの」
Wife: "What happens when a judge commits a crime?"
私:「何言ってんだ。『弾劾裁判(*)』があるだろうが」
Me: "What are you talking about? There will be an 'impeachment trial(*)'
(*)憲法第64条1項、裁判官弾劾法
(*) Article 64, Section 1 of the Constitution and the Act of Impeachment of Judges
と言ったら、嫁さんと次女が、口を併わせて言いました。
When I said this, my wife and second said in unison.
「あったねー『弾劾裁判』。中学受験の時にやったねー」
"'Impeachment Trial' I remember. We did that in middle school when we were taking exams"
と、懐しそうにしゃべっていました。
They spoke each other nostalgically.
教育は無力だ ―― と、実感しました。
Education is powerless -- and I realized that.
=====
ちなみに、弾劾裁判は、裁判官を罷免(クビ)にできるだけではありません。その制裁は苛烈です。
Incidentally, an impeachment trial not only allows a judge to be removed from office (fired). The sanctions are severe.
裁判官の身分はもちろん、検察官や弁護士となる資格を失うほか、公証人となることも制限されます。
In addition to losing their status as judges, they are disqualified from becoming prosecutors or attorneys, and are restricted from becoming notaries.
調停委員、司法委員、参与員にもなれず、退職金を支給されず、年金の額も制限されます。
They cannot be mediators, judicial commissioners, or counsellors, are not entitled to retirement benefits, and their pensions are limited.
そして、弾劾裁判所は一審かつ終審であるため、判決は宣告と同時に確定し、不服申立ての方法はありません。
And since the impeachment court is a single and final instance, the judgment becomes final upon pronouncement and there is no way to appeal.
再審請求はできるようですが、過去に例はないようです。
It seems that a request for a retrial can be made, but there have been no previous cases.
ただし、5年経過後に法律家としての資格を回復することはできるようです ―― 「困窮生活の救済」「人格改善」いう理由が見られました。
However, it seems that after five years, it is possible to regain the qualification to practice law -- "relief of needy life" and "improvement of character" were some of the reasons seen.
-----
弾劾裁判については、ロッキード事件の「ニセ電話事件」くらいは覚えていましたが ―― ちょっと調べてみたところ、
The only thing I remembered about the impeachment trial was the "phony phone call" in the Lockheed case -- but I did a little research.
「ストーカー」
"Stalker"
「児童売春」
"Child Prostitution"
「スカート内の動画撮影」
"Video recording in skirt"
などという、なんとも下品な理由で弾劾裁判を喰らっている裁判官もいました。
Some judges were impeached on the most vulgar grounds, like the above.
裁判官が相手であっても、一般の刑事事件、民事事件で訴訟を起こすことはできるようです。
It seems that even if the judge is against you, you can still file a lawsuit in a general criminal or civil case.
しかし、裁判の有罪確定をもってしても、裁判官の資格を失効させることはできないようです。
However, it appears that the conviction of the trial court does not disqualify the judge.
裁判官の身分の保証は非常に強く、あくまで弾劾裁判を経なければ、裁判官を辞めさせることはできません。
The guarantee of a judge's status is very strong, and only through an impeachment trial can a judge be removed from office.
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今回の「SNSに不適切な投稿を繰り返したとして訴追された裁判官」の弾劾裁判は戦後10件目のケースで、弾劾裁判自体、極めてレアケースであるようです。
This impeachment trial of a "judge accused of repeatedly posting inappropriate posts on social networking sites" is the 10th case in the postwar period, and impeachment trials themselves seem to be extremely rare.
まあ、レアケースでなければ、困りますけどね。
Well, if it wasn't a rare case, we would be in trouble.
I have given a one-hour lecture on AI technology in English for international students.
当然に、この講義の最初に話したネタはこれです。
Naturally, this is the first story I discussed at the beginning of this lecture.
This is what I have been saying and will continue to say.
それはさておき。
That aside.
講義の前に、学生さんたちとちょっと話をしました。
Before the lecture, I had a short talk with the students.
その内容は、以下の通りです。
The contents are as follows.
(1)普段、彼らはプログラミングをやらない
(1) They usually don't do programming.
(2)彼らがAI技術を利用するときはパッケージソフトを使っている
(2) When they use AI technology, they use packaged software.
(3)プログラミングは、大学の時に講義で"Pascal"をやったくらい
(3) They only did "Pascal" in a lecture in college.
この話を聞いて、正直、私はかなりの衝撃を受けました。
Frankly, I was quite shocked to hear the story.
―― AI技術を使った研究をする研究員が、自力でAI技術のコーディングをやらない
"Researchers who do research using AI technology do not code AI technology on their own"
これは、私が属している国(日本)と同じ状況です。
This is the same situation as in the country I belong to (Japan).
そして、今回、国外でも同じ状況にあることを知り、正直信じられない気持ちです。
And now that I know that the same situation exists outside of Japan, I honestly can't believe it!
("Pascal"? それは、30年前のパラダイムだ。最低でも、Pythonを教えてあげるべきだ)
("Pascal"? That's a 30 year old paradigm. At the very least, they should be taught Python.)
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『そもそも、プログラムのトレースやデバッグすることなしに、どうやってAI技術を理解するんだ?』と、私はショックを隠せませんでした。
'How are they supposed to understand AI technology without tracing and debugging the programs in the first place?' I could not hide my shock.
そういえば、以前、そのような会話を後輩としたなぁ、と思い出していました ―― 『彼らにとって、パッケージソフトの出力が最終解であり、それ以上のことは考えない(*)』と言っていました。
I remembered having such a conversation with a junior colleague once -- "For them, the output of packaged software is the final solution, and they don't think beyond that(*)," he said.
(*)これを記載した私のコラムのページを見つけられませんでした。見つけた方は、私に教えて下さい
(*) I could not find the page in my column If you find it, please let me know.
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Programming education in our country's compulsory education process is simply a waste of time."
という私の「危惧」は、現在「確信」のレベルまでアップしています。
This "apprehension" of mine has now risen to the level of "certainty".
各バス停の時刻表はあります(各バス会社が開示しています)。
There are timetables for each bus stop (disclosed by each bus company).
各バス路線のルートもあります(国土交通省が開示しています)。
There are also routes for each bus line (disclosed by the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism).
でも、それを運行表として開示している行政や会社はレアケースです。
However, it is rare for a government or company to disclose this as an operation chart.
作っているところもありますが、私が欲しいエリアにはありませんでした。
Some organizations are making them, but not in the area where I want them.
なれば、自分で作るしかないのです。
If that is the case, I have no choice but to create my own.
いや、本当に大変でしたよ。
Well, it was annoying work.
昨晩、キレそうになって、少しでもラクしたくて小さいプログラムを書いていました。
I almost lost my temper last night and was writing a small program to make it easier.
ただ、これも、完全自動化プログラムを作成しようとすると、面倒な上、必ずバグが発生します(表記方法が違うとか、文字列が入っているとかで、発生する)ので、部分自動化の方が、安心なのです。
However, this, too, is a hassle if you try to create a fully automated program, and bugs are sure to occur (such as different notations or strings in the program), so partial automation is more reliable.
日本全国のバスの運行表を一気に作るというのであれば、完全自動化のプログラムを書いても良いのですが、私のターゲットは6路線のみでしたので、そういうプログラムは、時間コストに見合わないのです。
If I wanted to make bus schedules for all the buses in Japan at once, I could write a fully automated program, but since my target was only six routes, such a program was not worth the time cost.
という理由で、今朝の4時までかけて、この運行テーブルを作っていました。
I spent until 4:00 this morning creating this bus operation table.
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で、それが終わった今の私は、以前作った、GISデータベースの一箇所だけを修正したくて苦労しています。
So now that that is done, I am struggling to fix one part of the GIS database I created before.
GISデータベースを、最初から作り直すと、今作っているプログラムのノード番号の不一致が発生して、プログラムの全部が作り直しになるからです。
If the GIS database were to be rebuilt from scratch, there would be a mismatch in node numbers in the current program, and the entire program would have to be rebuilt.
これを例えるのであれば、
If this is an analogy,
―― 脳を切開して、脳の毛細血管の一つを追加するような作業
"Work like making an incision in the brain and adding one of the brain's capillaries."
でしょうか(いや、それほど凄いことではない。人の命かかっていないし)
(No, it's not that great. Because no one's life is at stake.)
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そんなに時間がないのに、なぜ私が日記を書いているか?
Why am I keeping my diary when I don't have that much time?
もちろん、その脳手術を目前にして、現実逃避をしているのです。
Of course, they are escaping reality in the face of that brain surgery.