私がティーンエイジャだったころ、東西冷戦は現実的な恐怖でした。
When I was a teenager, the Cold War was a realistic fear.
核ミサイルの到来や、ソビエト軍(×ロシア軍)の北海道上陸は、現実味のある話でした。
The arrival of nuclear missiles and the landing of Soviet (x Russian) troops in Hokkaido was a real possibility.
一方、中国の台湾侵攻など、考えたこともありませんでした。
On the other hand, I had never thought about a Chinese invasion of Taiwan.
当時の中国は、本当に貧しかったのです(今となっては、信じられないかもしれませんが)。
China was poor then (believe it or not, now).
私を含めて、
Including me,
―― 50年後に、北海道ではなく、キーウに侵攻する
"50 years later, Kyiv has been invaded, not Hokkaido"
という未来は、50年前の人間には、1ミリも想像できなかったことです。
Such a future was unimaginable to anyone 50 years ago.
そもそも、ウクライナは、ソビエト連邦の構成国の一つでしたし。
To begin with, Ukraine was one of the constituent states of the Soviet Union.
ウクライナのソビエト連邦からの独立(1991年)というのは、日本から北海道が『北海道国』として独立するようなイメージで把握できます。
Ukraine's independence from the Soviet Union (1991) can be grasped in the same way that Hokkaido became independent from Japan as "Hokkaido koku."
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私は、以前、娘たちに、
I once told my daughters about Ukraine and Taiwan using a paradigm,
―― もし、土方歳三や榎本武揚が、維新戦争で、北海道国の樹立に成功していたら
"If Hijikata Toshizo and Enomoto Takeaki had succeeded in establishing the nation of Hokkaido in the Restoration War,"
というパラダイムを使って、ウクライナや台湾の話をしたことがあるのですが、まったく通じませんでした。
However, they did not understand me at all.
これは、『るろうに剣心』の北海道編をアニメ化していない為だと思っています。
I think that the Hokkaido version of "Rurouni Kenshin" has not been animated.
(あるいは、『ゴールデンカムイ』の幕末編、とか)
(Or the Bakumatsu version of "Golden Kamuy," for example.)