以前、私は、
Previously, I have memories that I wrote.
―― これまで、色々な国に行った。
"I went to various countries"
―― 全部ではないが、好きになれる国があった。
"I could like some countries but not all"
―― 帰国せずに、ずっと住み続けることができたら、その場所を愛することができると思う
"I think that I can love the place if I can keep living forever"
てなことを書いた記憶があります。
ある場所で生きること、ある人と一緒に生きることは、その場所を愛すること、その人を愛することに、「なりやすい」のだと思います。
Both living in a certain place and living with someone are easy to loving the place or to loving that person,
それは、人間のもつ、素晴しい資質の一つだと思います。
I think that is one of the wonderful qualities of human beings.
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しかし、逆に言えば、「愛国心」というのは、所詮はその程度のものです。
In other words, "patriotism" can only go so far.
ですから、
So I think
「愛国心」はチョロい ――
"Patriotism" is easy.
と、私は思っています。
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私は「愛国心」という言葉をふりかざす奴は『頭が悪い奴』と決めつけていますし、実際に「頭が悪い」。
I believe that guys who often use the word "patriotism" are stupid, and they are really stupid.
私の知っている範囲では、ロジックで語れないし、簡単に切れるし、一瞬で感情的になる ―― そういう人間が多い。
As far as I know, they can not talk in logic, reach a boiling point, and become be emotional in a moment.
そもそも、自分の住んでいるところを愛する気持ちは、何の恣意も意図もなく、自然発生的に生じるものであり、そしてそれが「全て」です。
The feeling of loving your place of living, occurs spontaneously, with no arbitrariness or intention, and that is "all".
それが「全て」であるからこそ、「チョロ」くて「かけがえのないもの」であると思っています。
I think that it is "good" and "easy" and "irreplaceable", because it is "all".
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ですから、私には「愛国心を教える」という概念が、徹頭徹尾分かりません。
For me, I do not know the concept of "teaching patriotism" thoroughly.
それは、「この女性/男性は、愛する価値があるんだから、愛するんだよ」と教えるようなもので、心底気持ち悪いのです。
It's kind of like teaching that "you shold love this woman / men, because he/she has a value you will"t," I feel feel sick to my stomach at the bottom of my heart.
(To be continued)