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2016-09-18 江端は、その人に対して、「その人の何を褒めれば良いのか分からない状態である」―― と思って頂いてO.K.です。 [長年日記]

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

よくよく考えてみると、私は、誰かのことを「この人は一流だ」と思ったことがないのです。

Trying to think well, I have never thought that "he/she is first-class".

たったの一度もないです。

It is not even just once.

その「一流」とやらが、私との関係において、どんな意味を持つのか、私にはサッパリ分からないからです。

I have no idea that the what kind of meaning of the "first-class" there is, in the relationship with me.

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私にとって、第三者の判断基準は、

For me, the criteria of a third party are

「楽しいか」

"Fun for me"

「私の役に立つか」

"Useful for me"

の2つくらいです。

and

他には、思いつきません。

I don't know any more.

もっとも、この2つに当て嵌らなくても、付き合っていかなければならない人間はいます。

However, in my community, I know that I have some person that I have to keep a contact.

それでも、その人間を使って「自分を楽しませる」とか「自分の役に立たせる」ようにする努力はします。

Still, I continue to make an effort to enjoy me or help me ,using the person.

最悪のケースでも、不愉快な人の言動は『私のコラムのネタ』として、役に立って貰っています。

Even in the worst case, I have written about the unpleasant person in my columns.

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いずれにしても、私が、

Anyway, if I say

■「◯◯さんは、一流ですから」とか言う追従を言ったり、

"You are first-class aren't you" with compliance,

■「さすが、成功者は違いますよね」と感心した風にしている時、

"Indeed, success person is different from banality like me" with acting impressed,

江端は、その人に対して、「その人の何を褒めれば良いのか分からない状態である」―― と思って頂いてO.K.です。

It is O.K. that you think "Ebata doesn't know what something good of the person is".