最近、「初音ミク」ネタで、バシバシ書いております。
このブームもいずれ終了すると思いますので、もう少しご辛抱下さい。
―― 今回、連載記事で、「AKB」と「初音ミク」を一緒くたに記載したことで、かなり騒ぎになっている
というお話はしました。
私が、これを「狙って」やっていれば、大物なのですが、残念ながらそうではなかった、というお話もしました。
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「粒度」ってあると思うのですよ。
例えば、私であれば、
■通信プロトコルのTCPとUDPを一緒にして議論されたら怒るだろう
と思うし、
■「リアルタイム」という言葉を、「処理速度が速い」と言う意味で使われたら不快だ
と思う。
同僚には、
■「ハッカー(本来の意味はコンピュータに精通した専門家)」を「クラッカー(システム等を不当に攻撃する犯罪者)」の意味で使われたら、激怒する
という人間もいます。
嫁さんなら、
■英文科を「英語の文学」を学ぶ学科と言われたら怒る
でしょう(正解は「イギリスの文学」(北米等の文学は含まない))。
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「AKB」も「初音ミク」も、私の立ち位置からすれば、同じアイドル文化であり、区別がつきません。
なぜか。
私が、アイドルにトコトン興味がなく、その「粒度」に到れないからです。
どのくらい興味がないかというと、これは、もう、絶望的に興味がない。
「前世でアイドルに両親を殺害された」のかもしれないと思うくらい・・いや、この表現は変だな。これでは「アイドルを憎悪する」という話になってしまう。
まあ、ともかくですね、ティーンエイジャの頃、アイドルに心酔している友人を、「心底羨しい」と思ったものです。
「あれほど、何かや誰かを愛せる人生は絶対に幸せだろう」と純粋に思いました。
それはともあれ、私は「AKB v.s. ミク」の構図を、「知識」として理解していますが、「魂のレベル」では理解できていないのです。
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で、今回の騒ぎとなっている、「AKB v.s. ミク」を、色々な人の助けを頂きながら、先ずは「理論」から理解しようと思っているのですが、これがなかなか難しい。
なぜか。
「好き嫌い」は理論で説明しにくいものの中でも、特に、ラスボス級に難しいものであるからです。
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私が皆さんにお願いしていることは、相当に難しいことです。
それは良く分かっています。
だからこそ、是非とも挑戦して頂きたいのです。
「AKB v.s. ミク」の背景、歴史、そして課題、課題を解決する手段(←これはいらんかな)、今後についての考察を含む、徹底的で圧倒的な論理構築を。
そして、是非とも、私に「参った」「私が間違っていた」「訂正をさせてくれ」と言わせて下さい(何が間違っていて、何を訂正すれば良いのかは、さておき)。
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「バカ」「アホ」「糞」「勉強不足」程度の用語では、私を不愉快にはできても、私を倒すことはできません。
・・・、あ、いや、別に、倒さなくてもいいですが。