_ 6年間使っていたホームページの掲載に使っていたサーバの運営会社が、「サービスを止めることになったので、出てってくれ」と言われてしまいました。
住みなれた下宿を離れるのは残念なのですが、大家さんが「もう、このサービスでは、とても食べていけなくてねえ」と、疲れたように言っているように感じて、なんだか気の毒なくらいです。
大家さんから紹介して貰った、新しい部屋・・もとい、新しいサーバは、現在の50倍の広さもあって、家賃は半分くらい。
これは、大家さんが疲れてしまうのも、無理はありません。
インターネットのB2Cサービスというのは、近年、さらに難しくなっています。今や、ホームページくらいなら、無料でサーバをレンタルしているサービスは、山ほどありますから。
私の場合は、自分でドメイン名(kobore.net)を持っており、これを維持する為には、無料のサーバでは難しいことや、色々な個人的な実験をしていることもあり、未だに有料サービスを使っています。
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引越しの時に、「あれ、この図面、こんなところに!」とか、「この文章、ここに隠れていたのか」という新鮮な感動と、御対面。
それらを見ながら、昔の思い出にボーッとして呆ける、と。
「畳の色が、そこだけ若いわ」という、キャンディーズの歌のように、コンテンツの引越しも、現実の引越しも、あんまり変わりません。
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しかし、これまでは狭い部屋の中で、色々話し合いをしながら、大きな人(写真とかイラストとかのコンテンツ)に出ていって貰ったり、小さくなって貰ったりしていたのところに、
―― いきなり、50倍もの広さの部屋を与えらた。
これまで、泣く泣くコンテンツを捨ててきた、あの悲しい日々は、一体何だったの?
と思わずにはいられません。
こんな広い部屋を与えられて、私がじっとしている筈がありません。
私が「悪さ」を始めるのは、多分、時間の問題だと思います。