4年以内に大地震がくるというのは、私の中では確定事項です。
家族の様々なケース(出社、登校、夜間)を想定して、家族一人一人がどのように行動するか、私が尋ねれば、家族はいつでも答えられるようにしています。
しかし、これらの行動指針には、一つの前提があります。
「自宅は倒壊しない」です。
この前提と入れないと、行動パターンが作れないのです。
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これは余談ですが、私が95年の震災、ボランティアで現地入りした時に受けたショックの一つに、
『倒壊している家は、全てが地面に張りついたガレキとなっており、倒壊していない家は、外観上まったく破損が見あたらない」
という事実があります。
街全体が"0"と"1"のフラグ状態になっていたのです。つまり、0.3とか0.7の状態がない。
我が家は、著名な耐地震工法で作られており、この工法は、過去の大地震でも倒壊を免れてきたという実績があります。
# 手抜きでもされていない限りは、大丈夫だろうな、と。
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これを「想定」と言うんでしょうね。
倒壊した自宅の前に、立ち竦みながら、
『・・・想定外だ』
と呟いているのかもしれません。
まあ、「半径30メートルの家屋の人を避難させなければならない」という配慮までは必要ない分、電力会社よりは気楽ですけど。