「図書館戦争シリーズ」を私に薦めたのは、中学一年の娘です。
正確言うと、まだ娘も読んでいなくて、学校の友人から薦められたのだそうですが。
誰からであっても、薦められれば私は読むのです。
一方、止めてしまうのも早いです。
3ページで書架返却という本も多いです。
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一方、その娘は、今、「けいおん!」にすっかり嵌っています。
# 娘が部屋にポスターを張っているのを、初めて見た。
視聴を薦めたのは、私だったりするのですが。
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『叡電が修学院駅を通過するシーンを、涙なくして見れるかぁ!』
修学院駅から下がること500メートルの所にあった、サウナ付きの銭湯は、まだ健在だろうか。
バイトの帰りに、八幡前駅の定食屋「ひよし」の焼魚定食で、幸せになるのが日課だった。
岩倉駅の餃子の王将の「唐揚げカレー」と「天津丼」が、私の6年間の生命線であったと断言できる。
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で、今。
京都の風景が出てこない「けいおん!」なんぞに、興味はありません。
ましてや、ロンドンなんぞは、今の私には、鬼門中の鬼門です。
http://www.kobore.net/cgi-bin/diary/read.cgi?date=20111212
■2012年 03月 09日
・「図書館戦争シリーズ」読了
午前1時から暴力的に読まされるのは勘弁して貰いたいが、いやー、笑った笑った。
ライトノベルズかなんだが知らんが、笑える本は全て「正義」だ。
# もっとも、この本、実は凄く怖い本だとも思うのですが。
「図書館戦争」を、図書館で借りているという事実が、これまたなんとも奇妙な感じがしています。
ま、それはさておき。
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私の愛する「町田図書館」は、なかなか・・・なんと形容したら良いのかな、敢えていうのであれば、「いけてる」図書館なんですよ。
さっき試しに「町田図書館 vs NHK」でぐぐってみたら、一発で出てきました。
興味のある方は、ご一読下さい。
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ところで。
私は、書籍の初版の発行から一定期間の間、図書館による書籍の貸与については、消尽の適用範囲外としても良いと考えている者です。
えっと、簡単に言うと、著作権者は、例えば、初版の発行からから著作権者の希望する期間、著作権者が本を書架に出さないことを、図書館に請求する権利を持つ、ということです。
図書館によって著作権者が不利益を負っているかどうかは、結局のところ、試してみないと分からないでしょう。
ベストセラーを直ぐに読みたい人の熱が冷めて、結局出版数が減るかもしれない。
そもそも、日本中に図書館って、公共図書館が約3000、大学1600くらいあるそうですから、著作権者にとっても図書館は良いお客さんでしょう。
いっそ、その利益/不利益の判断を著作権者に委ねるというのは悪くないと思います。
読者も、著作権者の利益の為に1年くらいは待ってやれ、と。
10年も待たされるようなら、その著作は見捨ててやれば良いのです。
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システムエンジニアの性(さが)なんですけど、図書館の予約システムと絡めると面白いことができると思うんですよ。
例えば、書架に並ばなくても、発行と同時にインターネット予約できるようにして、その予約は、一定期間更新しないと自動的に消滅するようする、とか。
図書館は自発的にその予約数を公開する。
初版発行から話題が消えていくとともに、日に日に減っていう予約人数。
焦る著作権者は、図書館の書架への陳列を許可へのモチベーションが高まる、と。
つまり、一種の「競り」の原理を図書館購入書籍にも導入する訳ですね。
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私は、図書館のヘビーユーザなので(著作権を譲渡されている出版社である「著作権者」はどーでも良いけど)、原作者である「著作者」には、負い目を感じているのです。
良い本、楽しい本を執筆される「著作者」には、是非お金持ちになって貰いたいと思っているのです。
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好きな本の為なら、私、1年や2年は「岸壁の母」の様に待ってみせます。
「著作者の保護を考えるなら、本屋やAmazonで今すぐ買えよ」という突っ込みは「なし」という方向で。
http://ja.wikipedia.org/wiki/図書館戦争