私が尊敬するピアニスト、マルタ・アルゲリッチは、のだめの演奏面でのモデルなのではないかなぁ、と思って、ちょっと調べてみたら、やっぱり同意見多数。
マルタ・アルゲリッチの演奏は、同じ曲の演奏であっても、全く別の曲に聞こえるし、批評家の間では、酷く悪い評判もあるみたいです。
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アルトゥール・ルービンシュタインのショパンを聞いた時は、
「おい、お前。ここに正座して、頭を垂れて反省しろ」
みたいに叱られような感じ。
圧倒的に正しい生活指導部の先生のような、迫力のピアノソナタ。誰がなんと言おうが文句のつけようがない、正統派ショパン。
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ウラディーミル・アシュケナージ のピアノ演奏が、何故か幼少のピアノのレッスンの前日のような不安と不快感を思い浮ばせる理由が、どうしてもよく分からん。素晴らしいピアニストであることは、議論の余地はないのですが。
モーツアルトのピアノから入ったのが、敗因かもしれません。
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クラッシクを大爆音で聞けるのが、一人で帰省中の車の中だけ、というところに、所帯持ちのサラリーマンの悲哀を感じます。