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2011-10-23 『一体、誰が責任を取るんだ? 』

義務教育の国語に推薦図書というのがありました。

『ありゃ、一体何の為に推薦しているんだろう』と思います。

子ども達から、読書という習慣を「奪う」ことを目的としているのかと邪推してしまいます。

まさかとは思いますが、日本国政府は、

晩年、2度目の革命を試みて、人生の晩秋を汚しまくった阿呆な中国の革命家と、と同じことを考えているのではないかと、

と疑ってしまいます。

# ま、それは、考え過ぎでしょうが。

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私は、高校卒業するまでの間に、夏目、芥川、三島、太宰、川端、谷崎、その他、一通りは目を通しました。

そして今なお、これらの作品のどこがどう面白いのか、私は分からん。

私の感想は、『こいつらの屈折した精神、歪んだ社会観が生みだす阿呆な小説に、苦痛を伴いながら貴重な時間を使われた恨み』の一言につきます。

これを面白いと思える小学生や中学生がいたら、私は、心の底から『気持ち悪い』と思う。

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たった一度でいい。

宿題の読書感想文に、

『この著者は、精神を病んでいると断定する。愚劣なレトリックと、卑俗な人間関係。唾棄の一言に価する、読むに耐えない劣悪な著書である』

と一行書いた、感想文を書いてみたかった。

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面白い本の定義は、単に、「読むことが止められない本」で良いのです。

『まだ、あと◯◯ページもある』と思えるような本は、その場で読むのを止めてしまえば良いのです。

そのままゴミ箱行きでも構いません。いや、むしろ捨ててしまえ、そんな本。

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文学者や文学研究者が、「文豪」を褒め称えるのは構わんが、それを、子ども達に押しつけるな。

間違いなく、彼等は「迷惑」しているのです。もうそろそろ、本気で気がつけ。

中学受験の際に、文学者とその著書を記載される問題を見て、心底私は憤慨しました。

受験生達は、これから、この文学者と著書を「憎悪」の対象とするかもしれない。

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こんな本を紹介するくらいなら、何も紹介しない方が本当にマシです。

「世の中にある全ての本は、全部こんなに楽しくないものか」

と子どもたちが錯誤してしまったとしたら、本当にそれは

『一体、誰が責任を取るんだ? 』


2013-10-23 『この反革命分子が! 貴様みたいな奴に、真のプロレタリア革命の戦士たる資格はない! 』

まんがライフ12月号の「ラーメン大好き小泉さん」に、今回、天下一品のラーメンが登場しました。

私が、学生時代、京都の街で、何度、この天下一品のラーメンを食してきたことか。

天下一品は、学生の私の散財に対して、株の一部を譲渡しても良いくらいだ、と思う。

特に、試験やあるいはレポート提出前日の徹夜を覚悟する為に、腹を括るために、わざわざバイクで、岩倉から一乗寺(天一本店)まで食事の時間をいれて、約1時間を費やし ――

―― はっきりいって、バカ

そんな時間があるなら、勉強するか仮眠を取るのが正解です。

だが、あの天下一品のこってりラーメンには、我々に奇跡を起こしてくれるような錯覚を起こさせる「何か」があったのです。

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「ラーメン大好き小泉さん」を読んでからというもの、「天一ラーメン」の悪夢に苛まれました。

そして、本日やっと、出張先の秋葉原から、一番近い神田店を見つけだし、携帯ナビを使って、やっと天一ラーメンに辿りつきました。

学生時代の当時、友人の前で、ラーメンの大盛りを頼むことは勇気のいる行為でした。ましてや、唐揚げ付きの定食で頼むことなどは、「ブルジョア」の汚名を着せられるも同然の暴挙でした。

『この反革命分子が! 貴様みたいな奴に、真のプロレタリア革命の戦士たる資格はない! 』

などと言う友人は ―― 勿論、一人もいなかったのですが(生れてくるのが15年ほど遅かった) ―― ある時期、自治寮の寮長なんぞもやっていたんで。

私の中の内なる声が「唐揚げ定食メニュー」を遠ざけていたのです。

しかし、今の私は、大手電機メーカの主任研究員。

組合員を弾圧する(こともできる)中間管理職員であり、そして、妻と二人の娘を有する小市民、プチブルの見本のような者です。

もはや、私が、天下一品ラーメンを「唐揚げ定食」として注文しても、何人たりともそれを妨げることはできません。

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美味しかったです。

本当に美味しかったのですけどね。

でも、学生の頃ほどには、美味しいと感じませんでした。

何が足りなかったかと問われれば、それは「後ろめたさ」だと思うのです。


2014-10-23 そして、荒んだ職場に、私は、「北極ラーメン」を放り込んでしまったのです。

「北極ラーメン」というコンセプトを、職場に持ち込んだのは、多分私だと思います。

I took the concept of "Hokkyoku-Ramen" into my workplace.

「私は、一生、それを否定することはできない」とも思う。

I also think I could never deny the fact in my life.

でも、最近、ちょっと私の職場がおかしい。

However, recently, my workplacee becomes wired.

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私は、今、比較的大きなプロジェクトの事務局をやっています。

Now I am working as a head office of a big project.

かなり厳しい締切を決めて、プロジェクトメンバ達に対して、追い込みをやっています。

I bully the project members into an hard deadline.

債権者を追い込む金融機関、から依頼を受けて、「組」の正規の構成員にすらなれずに、下っ端として走らされているチンピラのような気分です。

I am a feeling like the hooligans, who cannot become a regular member of a Yakuza-group and works as an bottom man. I am about to bully a creditor, in response to the request from the financial institution.

そして、荒んだ職場に、私は、「北極ラーメン」を放り込んでしまったのです。

In addition, I have thrown "Hokkyoku-Ramen" into the dissipated workplace.

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『江端さん。私はもう疲れたよ』

"Ebata-san, I was already tired."

と、いう文面のメールに、

was described in my mail and sending

―― 北極ラーメン完食の写真を送ってくる

"a photograph of the Hokkyoku-Ramen eating up"

プロジェクトメンバ達が、

I feel that the project members are scared recently.

最近怖いのです。


2015-10-23 ―― 自分が、粉々に粉砕されるかと思えるほどの衝撃を受けた

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私は、大学在学時代、ある同学年の学生が、『実験レポートの課題』にはない課題を自分で見つけて、それを自分のパソコン(当時の8ビットパソコン)でシミュレーション計算して、それを付録として付けていることを知って、

When I was a college student, I knew that a student of same grade of mine, tried to find a new original problem of "experiment report", that was not mandatory, and he also made a simulation program of the problem just by 8-bits PC at that time, and tried to solve the problem as an appendix.

At that time,

―― 自分が、粉々に粉砕されるかと思えるほどの衝撃を受けた

I remember that I was shocked as if I had been crushed into pieces.

のを覚えています。

それは、その当時、政治的なアジテーション、デモ、勉強会などでキャンパスを走り回りながらも、『何か違う』と感じていた私を、一瞬にして崩壊させるほどの衝撃でした。

That was a tremendous impact for me, with running around the college campus for the event of political agitation, demonstration and workshop, and I felt that these activities are something different from my real intention.

暗い夜道を歩いているだけのような私の目の前で、核爆弾のような閃光で「浮び上がった」、峻烈な「狂気」でした。

It was an act of sheer madness, emerging like a flash of nuclear bomb in front of me, during walking a road in a dark night.

「提示された課題をこなす」ことだけが、勉強なのではない。

"Solving the indicated problem" is not all.

というか、それは 、実際のところ「勉強」ですらない。

Indeed, it is not "study" in fact.

私は、「私が『勉強』のなんたるかも理解していなかったこと」を、理解してしまったのです。

I understood that I had not understood what the purpose of "study" was.

-----

彼は、そのような自分で見つけた課題をレポートに記載していることを、誰にも話さず、ましてや、自慢とか吹聴とかもしていませんでした。

He didn't tell his activity to anyone. Moreover, I was not proud of it, and didn't let it be known.

なぜなら、彼は、自分で見つけた課題を、自分で解くことが、ただ「楽しかった」だけなのです。

Because he just enjoyed solving the problem that he found by himself.

これは、私に第二の衝撃を与えました。

This gave me the second impact.

That means,

勉強とは、誰からも認めて貰う必要もなく、誰に主張する必要もなく、単純に、

"Study" is not needed for credit and argument, but

―― 勉強とはアミューズメント(娯楽)である

just an amusement.

という事実でした。

(続く)

(To be continued)


2016-10-23 ―― 他人だって「頼まれること」が好きではないハズだ

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

もちろん、組織の仕事が「互譲の精神」に成り立っていることは、言うまでもないことないことですが、しかし、同時に、人間は自分の考え方を、他人に投射して考えてしまう癖があります。

Of course, needless to say, any work of a organization makes ends meet in "mind of the give-and-take", however human being is likely to projects one's way of thinking on another person at the same time.

―― 他人だって「頼まれること」が好きではないハズだ

"Even another person cannot like "being asked" "

という風にです。

like the above.

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「『誰かに頼むなら、自分でやった方が早い』という考え方は危険」という考え方は、正解です。

I can agree that "The thought of "If I ask for my work someone, I will do it by myself because it is faster" is danger"

しかし『誰かに頼むなら、自分でやった方が早い』というのも正解なのです。

However, it is true that "doing it by myself is faster than asking it to others".

本当に早いからです。

Because it is true that "faster"

下手すると、誰かに頼んでいる時間で、その仕事を完了させられるくらいの時間になることだってあります。

We can finish the work without any delay before asking someone to do it.

誰かに頼めば、必ず自分のイメージした仕事との齟齬を生じます。その修正にかかる時間とコストは、なかなか無視できないです。

If we ask a work to someone, something different from our image of the work, is going to happen. In addition, the cost and time for the modification should be considerable.

それ以上に、「自分だけでやった仕事に対して、自分だけが責任を持つ」という分かりやすさは、なかなか快感です。

Moreover, it is a pleasant feeling that "I will takes responsibility for for the work that I did only by oneself".

それに、人に頼んだ部分の仕事で、私が叱責されることは、嫌です(褒められるなら良いですが)。

In addition, I hate to be scolded by someone because of other's fault of the work( Of course, any praise is welcome)

(続く)

(To be continued)


2017-10-23 ―― 寝て居る"娘"でも、叩き起こして、使い倒せ

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

Let's turn the world by Number(44) : Work style reform(3)

Nobody knows "productivity improvement" identity : the economy grows without human beings?

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「立って居る者は親でも使え」という諺(ことわざ)がありますが、今回のコラムのポイントは、

There is a proverb "Make use of anybody who is at hand"

In this column's point, a father, who

―― 寝て居る"娘"でも、叩き起こして、使い倒せ

"Make use of your daughter who is in bed"

を、実践した父親が、本当に実在する、

has existed really.

という点にあります。


2018-10-23 ―― 200メートル先のコンビニに行くのに、新幹線や飛行機を使って移動してきた

あるOSSのGISソフトウェアを使いたくて、ここのところ、週末がその調査だけで過ぎていました。

I want to use an OSS GIS software, and I had spent much time at weekend for the research activities.

まあ、とにかく資料がない。

Above all, there is no information about the software.

日本語がないのは仕方がないとしても、英語の資料もないとは、どういうことだ?

It cannot be helped that there is no Japanese documents. However, why cannot I get English documents either?

―― と文句を言えないのが、OSS(Open Source Software)の中でも、フリー(無料)ソフト。

I know that I can't complain about a free software in the OSS.

『文句があるなら、使うな』

"Don't use it, if you complain"

と言われたら、1mmも反論ができません。

If I get said it, I cannot argue against it.

全くの正論だからです。

Because it is really a just argument.

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これ以上、週末の時間を持っていかれたら堪りませんから、仕方なく、自腹を切って、高額な本を購入しました。

I was going to be beyond bearing if I spend weekend time anymore, I bought a expensive technical book against my will.

(ちなみに、我が家には、経済白書とか、技術白書とか、自殺白書とか、そういう、一般の家では見られない、変な本が沢山あります)

By the way, there are strange book like, Economic Survey of Japan, Technology Survey of Japan, and Suicide Survey of Japan in my house.

しかし、その高額な本の中にも、私のやりたいことの記載がないことが分って、泣きそうになりました。

However, I was about to cry because I could not find what I wanted to try in the expensive book.

仕方がないので、その本の中の例題を片っ端から試しまくりつつ、再度ネットの情報などにもアクセスしながら、ふと気がつきました。

There was nothing for it but to try the samples in the book, and to research information on the net. While doing them, I noticed

―― なんで、ここのデータ表記、truncated(切り捨て)しているんだろう

"Why is this data truncated here ?"

と思い、その処理(truncated)を止めてみたところ、あっというまに目標の表示に成功しました。

I tried to stop the the truncated function, I could succeeded in making a figure I wanted in just about no time.

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これだけのことに、どれだけの時間を費してきたことやら、と思うと、本当に泣けてきます。

I almost cried that I had spent much time just for this procedure.

これを例えるのであれば、、

Taking this as an example,

―― 200メートル先のコンビニに行くのに、新幹線や飛行機を使って移動してきた

"I used Shinkanse super express or airplane to go to a convenience store within two hundred meters from here."

という感じです。

膨大な時間とお金を費して、このザマ ―― というのは、結構「あるある」な話です。

"What a slight result even using much money and time !" however, this is "popular".

この壮大な旅のおかげで、このGISソフトウェアの機能をそこそこ使えるようになりました。

Thanks to this grand view of the trip, I can operate several functions of this GIS software.

もっとも、それがペイしているかと問われれば、かなり疑わしいです。

However I wonder whether it pays or not.

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技術の世界では、このような無駄な回り道が頻繁にあります。

There are a lot of detour like them, in technology field.

というか、「回り道」しかないといっても良いです。

To tell you the truth, I think that any route is a detour.

このような「回り道」を、「無駄であると諦めるか」か、「ムキになって調べ続けるか」は、技術者のパーソナリティに因ります。

Some engineers think "this is a vain detour" and others become "irrationally defensive", It depends on their personality.

コストリターンで言えば前者が正しく、スキルリターンで言えば後者が正しいです。

The former is right for a cost return, and the latter is right for a skill return.

まあ、リターンがどうあれ、技術者たちが、日々この「回り道」に疲れ果てているのは、事実です。

Anyway, it is true that engineers has been tired from this "detour" everyday.


2019-10-23 ―― なんで、やつら、あんなにリア充なんだ?

我が家の娘たちは、休日になれば、恋人と遊びに出かけにいっているうようです。

My daughters seem to go out to play with their lovers on holidays.

―― なんで、やつら、あんなにリア充なんだ?

"Why can they live so fulfilling life?

と思います。

I think that.

自分の高校生や大学生の頃を思い出しているのですが、恋愛関連で、彼女たちほど充実していたようには思えないのです。

I remember my high school and college days, however, It doesn't seem to be as fulfilling as they are about romance.

まあ、ほとんど「自分の責任である」という自覚はあるのですが。

Well, I have noticed that "it was self-responsibility".

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面白くないので、

I feel unpleasant, so I think that

"This is the result of my education"

と思うことにしています。


2020-10-23 ―― 落鳳坡で 劉備のフリををしたホウ統(士元)が、計算の上で命を落とすのは覚悟の上だろうけど、その部下は、訳も分からず巻き添え喰らって殺されたんだよなぁ

現在、想定100ページを越えるであろう、報告書の作成をしています。

I am currently working on a report, which is expected to be in excess of 100 pages.

資料のネタは十分にあり、これを構成しなおせば報告書として完成するのですが、なかなかに長丁場のしんどい作業になりそうです。

I have enough material, and if I re-structure it, it will be completed as a report, but it's going to be a long and tedious process.

昔は、このような作業は、音楽やアニメを見ながらでも作業できたのですが、最近、これができなくなっています。

In the past, I used to be able to work on these tasks while watching music or cartoons, but lately this has been impossible.

2つの作業を同時にできなくなってきています。

I come to be able to do both tasks at the same time.

これは私の脳の並列処理能力(マルチタスク)が、壊れつつあることの証拠だと思います。

I think this is evidence that my brain's parallel processing capacity (multitasking) is breaking down.

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ですが、すでに、視聴済みのコンテンツであれば、マルチタスクができる場合があります。

But you may be able to multitask with content you've already watched.

私の場合、「三国志 three kingdoms」が、これに該当します。

In my case, "Three Kingdoms" is it.

もう、すでに、このコンテンツ自体が、私にとってのイージーリスニングの部類に入っています。

Already, this content itself is already in the easy listening category for me.

まあ、そういう訳で、全部合わせて95話、約100時間のドラマを、ダラダラと聞きながら仕事をしています。

All in all, I work through 95 episodes, about 100 hours of drama, while lazily listening to it.

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で、まあ、時々、仕事の合間にボンヤリと考えるのですが

And, well, sometimes I think about this drama.

―― 諸葛孔明が何度も試みた「北伐」って、要するに「侵略戦争」だよなぁ

"The 'northern expedition' that Zhuge Liang tried many times is, in short, an 'aggression war'"

とか、

and

―― 落鳳坡で 劉備のフリををしたホウ統(士元)が、計算の上で命を落とすのは覚悟の上だろうけど、その部下は、訳も分からず巻き添え喰らって殺されたんだよなぁ

I'm sure that Hou Tong (Shi Yuan), who pretended to be Liu Bei at "Rakuhouha", was prepared to lose his life in his calculation, but that subordinate would have been killed by collateral damage for no reason.

とか、

三国志の名シーンを「台無し」にするような感想を浮かべながら、仕事を続けています。

I continue to work with thoughts that "ruin" famous scenes from the Three Kingdoms.


2021-10-23 サラリーマンの生存戦略とは、『内心を隠し、上司に阿(おもね)て、部下に無難に接する』 ―― この一言に付きます。

昨日は、珍しく家族で食事に行ってきました。

Yesterday, I went out for a rare family dinner.

最近は、娘たちの方の時間が全く取れず、昨夜や奇跡的な確率で、全員が揃いましたので、即時に外食を決断しました。

Recently, my daughters have not been able to spend any time with me, however, last night, by some miraculous chance, we were all together, so I decided to eat out immediately.

昨夜のネタの一つに、『嫌いな人間への片思い』がありました。

One of last night's stories was "Unrequited Love for a Person I Hate".

江端:「なぜ、この熱い想い『お前が嫌いだ』が伝わらないのか、ということだな」

Ebata: "Why can't I get this passionate feeling of 'I hate you' across?"

家族は、不思議そうな顔をして、ツッコんできました。

My family looked at me strangely and gave me a witty comment.

嫁さん:「パパは、そういうことを普通に、口頭で伝えるでしょう?」

Wife: "Dad, you usually tell people those things verbally, don't you?"

江端:「人をサイコパスみたいに言うな。私は、普通の保身重視の小心なサラリーマンだぞ」

Ebata: "Don't talk about me like I'm a psychopath. I'm just a normal, defensive-minded, small-minded businessman."

といったら、家族が『ケッ』みたいな顔をしました。

When my family heard this, they looked at me like, "Damn".

いやいや、本当 ―― コラムの中で書いていることを、日常的に語っていたら、社会的に死にます。

To tell you the truth, if I talked about what I write in my columns on a daily basis, I would die socially.

サラリーマンの生存戦略とは、『内心を隠し、上司に阿(おもね)て、部下に無難に接する』 ―― この一言に付きます。

The survival strategy for business persons is to hide their inner secrets, defer to their superiors, and play it safe with their subordinates.

が、まあ、それはさておき。

Well, that's beside the point.

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江端:「スキーイベントとか企画している時・・・」

Ebata: "When I made a plan of ski events..."

嫁さん:「パパがスキーイベントなんか企画したことあるの?」

Wife: "Have you ever organized a ski event?"

江端:「結婚後、数年間ほど会社の同僚と、研究所のスキーやらテニスやらに一緒に参加していただろう」

Ebata: "After we got married, we would go skiing and play tennis with my colleagues at the institute for a few years.

嫁さん:「あ、そうか。パパって、出会った時から、今のキャラをしていたような気がしていた」

Wife: "Oh, I see. I had a feeling you'd been the character you are now from the moment we met."

江端:「学生時代も社会人になってからでも『こいつだけとは、一緒に行きたくない』という奴がいるんだけど、どういう訳か、私のスキーの企画に入り込んでくるんだ」

Ebata: "When I was a student and even after I became an adult, a guy who was 'I don't want to go with just this guy,' appeared, and for some reason, he would get involved in my ski projects.

娘:「声をかけなければいいじゃんか」

Daughter: "Why don't you just not talk to him?"

江端:「もちろん、声なんぞかけていない。露骨に目の前で『一緒に行きたいな~』とか言われても、ニコニコして、そのまま話を流していたぞ」

Ebata: "Of course, not. I didn't say anything to them. Even when he blatantly said in front of me, 'I want to go with you,' I just smiled and left."

娘:「なんで入ってくるの?」

Daughter: "Why were he coming in?"

江端:「参加者の一人が、勝手に入れてきやがるんだよ」

Ebata: "One of the participants was even letting him join on their own."

娘:「断わればいいじゃん」

Daughter: "Why don't you just say no?"

江端:「『俺、あいつ嫌いだから断ってくれ』って、言えるか? 無理だろう?」

Ebata: "Can you say, 'I don't like that guy, so please turn him down ?& You can't, can you?"

娘:「他の人ならともかく、パパなら言えると思うんだが」

Daughter: "I don't know if it's anyone else, but I think Dad can tell them."

江端:「言えるか! パパの交友関係は、その時点で破綻だ」

Ebata: "No way! My friendships would be broken at that time"

娘:「そもそも、パパに交友関係なんかないじゃんか?」

Daughter: "You don't have any friendships to begin with, do you?"

江端:「それは、『今のパパ』だ! 昔は、テニス部のキャプテンという、リア充の中のリア充だったんだ。『サービスを打てないテニス部キャプテン』って ・・・ 思い出したら、腹が立ってきたな」

Ebata: "That's 'me' now! I used to be the head of the tennis club, the realest of the real, and they used to call me 'the head of the tennis club who can't hit a service. I am starting to piss me off when I remember.

嫁さん:「で?」

Wife: "And?"

江端:「どんな恋愛にも負けないくらいの熱い想いで、『お前が嫌いだオーラ』を発していたんだけど、どうして、この想いが伝わらないんだろう ―― と」

Ebata: "I was emitting an aura of 'I hate you' with a passion that rivaled that of any other relationship, but I wondered why this feeling was not being conveyed.

嫁さん:「なるほど」

Wife: "I see."

江端:「これは、『お前が嫌いだオーラ』を受けとる側の鈍感に腹が立ったけど、同時に、私自信も『お前が嫌いだオーラ』を受けとれていないのだろう、と確信した」

Ebata: "This made me angry at the insensitivity of the person receiving the aura of 'I hate you', but at the same time I was convinced that I myself was not receiving the aura of 'I hate you'."

嫁さん:「で?」

Wife: "And?"

Ebata: "I ended up in a place called 'Skiing Alone'. When I think about it, I feel like that was the starting point of my 'history of being alone'..."

-----

(1)そもそも、私はスキーが好き

(1) I like skiing in the first place.

(2)好きな人と一緒に行くスキーは、(1)よりも好き

(2) I like skiing with the person I like better than (1).

(3)嫌いな人と一緒に行くスキーは、(1)(2)を越える不快がある

(3) Skiing with someone I don't like is more uncomfortable than (1) and (2).

この上記(1)~(3)を満たす最適解は、『ぼっちスキー』しかありません。

The only optimal solution that satisfies the above (1) to (3) is 'skiing alone'.

(続く)

(To be continued)


2022-10-23 『江端さんに、できないことなんてあるんですか』

"Is there anything you fear, Mr. Ebata?"

と、言われたことがあります。

I said that before.

先日、

The other day, I was asked

『江端さんに、できないことなんてあるんですか』

"Is there anything you can't do?"

と言われました。

-----

リップサービスであるのを理解した上で、それをスムーズに流すのが、大人の振舞いです ―― とは言え、それにしても、盛大なサービスを頂きました。

It is adult behavior to understand that it is lip service and let it flow smoothly -- however even so, we received a grand service.

敬老精神の一態様として、ありがたく受けとることにしました。

I gratefully accepted it as a form of respectful aging spirit.

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江端さんにできないこと ―― それは、いろいろありますが、その中でも

What Mr. Ebata can't do -- and that's a lot of things, among them

『人の気持ちを組みとってあげられないこと』

"The inability to take into account the feelings of others."

は、筆頭に挙がると思います。

is the top of lists.


2023-10-23 それとは別に、これは「差別」ではないのですが ―― 浮気をしている上司の命令には、私は従いたくありません。

弊社では『差別』は絶対に受け入れれません。

Discrimination" is unacceptable in our company.

以下の特徴に基づいて、応募者、従業員、またはビジネスパートナーを差別してはいけません。

Do not discriminate against applicants, employees, or business partners based on any of the following characteristics.

年齢、市民権、肌の色、性別、性同一性または性表現、遺伝情報(または家族の遺伝情報)、結婚歴、病状または障がい、軍歴、 妊娠、人種、出身国または祖先、宗教または宗教的信条、性的指向、適用される法令で保護されているその他の特性

Age, citizenship, color, sex, gender identity or expression, genetic information (or family genetic information), marital status, medical condition or disability, military service, pregnancy, race, national origin or ancestry, religion or religious belief, sexual orientation, or other characteristic protected by applicable law

―― という、コンプライアンス教育を受けました。

I recently received compliance training, such as the above.

全くその通りだと思いますので、私は、これを100%受け入れます。

I accept this 100%, as I think it is true.

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それとは別に、これは「差別」ではないのですが ―― 浮気をしている上司の命令には、私は従いたくありません。

Apart from that, and this is not "discrimination" -- I don't want to follow orders from a boss who is cheating.

『私の仕事の進捗や納期や品質についてとやかく言う前に、お前の身の回りの人間関係をキレイに清算してこいや!』と言いそうになるからです。

Because I'm about to say, "Go clean up your relationships before you start complaining about my work progress, deadlines, and quality!"

私の仕事のパフォーマンスが落ちるので、会社では、このようなことは完全に隠蔽して下さい。

Please cover this completely at my company as my job performance will suffer.