0207|09|
2007|09|10|12|
2008|01|02|03|
2009|01|05|08|10|11|12|
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2007-10-07 偽善者

阪神大震災の3週間後に、私は被災地ボランティアにでかけて、 その被災地の詳細なレポートを社内のネットに流しました。

この文章は多くの人に読まれたようなのですが、その感想は、概ね、被災の実体を知ったことの衝撃、または、私の行為の賞賛等のものでした。

その中で、一人だけ「江端さんって、本当に偽善者ですね」と、笑顔で応えてくれた女性がいました。

『この人、本当に私のことをよく分っているんだなあ』と、嬉しくなったことを覚えています。

"偽善の善も、善は善" --- と言う共通の認識があったからだと思います。

しかし、「その女性が、今の嫁さんです」という話にはならないのですが。


2013-10-07 「英語が使える/使えない」によって、国内の介護・医療の品質について、差別を受ける時代がやってくる

自分で計算しておいてなんですが、日本の人口問題は、かなり深刻です。

そんでもって、人口問題は、高齢社会問題、税収の問題、その他の問題と強く繋っています。

もしかしたら「なんとかなる」のかもしれませんが、そのような手段が、私にはイメージできずにいます。

いや、方法はあるんですよ。そりゃ、もう、いくらでも。

例えば、イスラム原理主義のように女性の人権を蹂躙しまくって「子どもを生む機械」とする方法や、民法に規定する結婚制度の廃止、子どもの譲渡担保や債券化、非配偶者間人工授精(AID)の無制限化、など、挙げればいくらだって考えられますが ―― どれも難しく、現実的ではなく、また、ここまで立ち戻ることはできないでしょう。

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私が考えている現実的な解は2つ。(1)機械化と、(2)移民受け入れ条件の緩和です。

ネタにしようと思っているので、今は詳しく話せませんが、上記(2)に関しては、多分、日本の労働力を担ってくれる外国の人を大量に受けいれるしかないと思っています。

特に、高齢化社会における医療、介護現場では、この手段しかないんじゃないかと思っているのです。

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しかし、日本は、外国人労働者をなかなか受け入れていません。

一例ですが、例えば、日本で「看護師をやりたい」というアジアの人は、結構な数いるようなのですが、この受け入れ数が凄く少ないのです。

大きな理由の一つが「日本語」です。資格試験も日本語なら、実地試験も日本語で、しかも、そのトライアルの期限が非常に短い(たしか3年?)。

これでは、最初から「受け入れを拒否」しているようなものです。特に語学に関しては、日本人であれば、その難しさをよく理解しているはずです。

ただ、医療は、人命をあずかる仕事。円滑なコミュニケーションが前提でなければ、命にかかわる問題が起こることも、確かなのです。

一方、「日本語が流暢に使えることが前提」などと、贅沢を言っていられる時間は、そんなに長くありません。

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せめて資格試験を「英語」で統一すれば、フィリピン、シンガポール、インド、マレーシアからの人ならオールクリア。台湾、香港でも英語を使える人は多いそうです。

しかし、そうなると、病院でのオフィシャルランゲージが「英語」となります。

日本人の医師や看護師、その他の業務に関しても「英語」が徹底されますが、まあ、彼らはその資質があるとして、最大の問題は、

患者も「英語が使えること」が条件となることです。

英語で自分の病状を説明しなければならず、正しく説明できない場合は、命の危機に晒されることになります。

つまり、「英語が使える/使えない」によって、国内の介護・医療の品質について、差別を受ける時代がやってくる、ということです。

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「グローバル化」というのは、実は外側(海外)に向いているのではなく、本当は、内側(国内)に向いているのではないか ―― そう思うようになってきました。

英語を使えない人は、「海外で困る」のではなく(海外なら「行かなければいい」だけ)、まさに「国内で困る」ことになる。選択の幅が狭まり、高価で劣悪な医療・介護サービスしか受けられなくなる、と。

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70年後に日本の人口が半分になるなら、その分を海外から来て貰えばいいのです。ジャパンブランドが、まだ有効に働く「今」なら、まだ間に合います。

日本人というアイデンティティがどうなるか、という問いに対しては、私は、―― どうだっていいじゃん、その程度のこと ―― と考えています。

そうすると、私の試算した「3222年に日本人が0人になる」という日本消滅シナリオより、もっと早く「日本語」が消滅することによる民族消滅シナリオの方が現実性を帯びて来るかもしれません ―― が、まあ、大したことではありません。

この意見に反対する人は、勿論多いと思いますが、まず、一度、真剣に、命がけで、「医療介護」の実情を調べてみることを、強くお勧めします。


2014-10-07 ―― 「ごはんですよ」で、コップに入れた御飯を食べていました。

世の中の男どもが想像する、ティーンエイジャの女の子が、夜にお腹が減って、つまみ食いする食べ物のイメージって、こんな感じじゃないかと思うんですよ。

I think that a lot of man see in imagination that foods that a teenager's girl likes are followings.

アイス、プリン、パンケーキ、フルーツゼリー、ミニドーナッツ

Ice cream, pudding, pancake, fruit jelly and mini doughnut.

基本的にカタカタのスイーツ。

Basically there are "katakana" sweets.

でも、多分それは、勝手な思い込みです。

However, the imagination might be an arbitrary illusion.

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午前1時30分、コップをキッチンに戻そうとして、リビングに降りた時、

At one thirty A.M. when I went down to living room to return a glass

我が家の、女子高生は、

A girl student of high school in my house,

―― 「ごはんですよ」で、コップに入れた御飯を食べていました。

had a rice in a glass with fish boiled in soy sauce

『絶対に、少女漫画で描かれることのないシーンだろうなぁ』と思いながら、娘を眺めていました。

I was looking at my daughter, thinking that absolutely the scene is going not to be described in a girls' comic.

何故コップに御飯を入れているのか、そして、それでお代りまでしているのか、さっぱり分かりませんでしたが、

I didn't know why she ate rice from a glass and tried refill.

深夜にカタカナのスイーツを食べる小娘なんぞより、私は、こっちの小娘の方が好きだ。

Anyway I prefer this girl to a girl who eats "Katakana" sweets in midnight.


2015-10-07 要するに、行政庁も被害者も「ネット詐欺に関して『最初から諦めている』」ということです。

This time, I contributed the column of my cyber-fraud experiment.

リリースからわずか3時間で、3位までランクインしたという、久しく見たことのないPVを叩き出した作品となったようです。

It was only three hours from the release to coming in third. I have never seen such a popular work for a long time.

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実は私、このコラムの執筆を開始する前に、ネットでちょっとしたリサーチしていました。

To tell you the truth, I had already finished a researching in the internet before writing this column.

で、大体、以下のような傾向があることが分かりました。

In result, I could know the following trend.

(1)ネット詐欺に対する警告のサイトは腐るほどある(特に警察関係)

(1)There are enormous numbers of warring web site of cyber-fraud (in policy authority especially)

(2)ネット詐欺にあったという体験談も腐るほどある(特に投稿サイト)

(1)There are also enormous numbers of experiments of suffering from cyber-fraud (in post site)

その一方で、

On the other hand,

(3)ネット詐欺にあった後の、行政庁への対応方法の記載が絶無

There is no advice against the cyber-fraud after the suffer by executive authorities.

(4)ネット詐欺にあった後の、損害賠償の為のアクションの記載が絶無

There is no action of compensation for damage against the cyber-fraud by victims.

要するに、行政庁も被害者も「ネット詐欺に関して『最初から諦めている』」ということです。

In short, both authorities and victims give up against the cyber-fraud from the first start.

―― じゃあ、発生から対応まで詳細に記載する試みは「新しい」かな

"A column that is described from the start to the end, seems to be new"

と考えた次第です。

I thought that.

-----

今回のネット詐欺に関しては ―― 他の人ならともかく ―― ネットワークの研究者がひっかかったという点において、結構、多くの人に勇気を与えたんじゃないかな、と思っています。

About this column, I think that it could cheer many people up, because even not ordinal people but a network research engineer was cheated.

『ネットワークの研究者がひっかかるなら、私がひっかかっても仕方がない』

"If a network researcher is also cheated, it cannot help that I am cheated."

そう思って頂くことで、次のアクションへの閾値(しきいち)が下がるなら、それは私の望みです。

If you think it productively and you can jump across an obstacle against cyber-fraud, it is absolutely my pleasure.

(続く)

(To be continued)


2016-10-07 もちろん「成果」が違います。

きっちりデータを取っていないので、確たることは言えないのですが ―― 大企業やベンチャーの社長クラス(勿論、それ以外の人であっても)、「信長」と「竜馬」が大好きという人が多いようです。

I don't have specific date and I know I can not tell you, however, some people who is likely to be top of the corporate ladder (of course, other type of people too) love "Nobunaga" and "Ryouma".

これまで、なんども言ってきましたが、私にとって「信長」は「重度の人格障害者」であり、「竜馬」は「武器商人」(いわゆる「死の商人」)です。

I have already told you again and again and in my understanding, "Nobunagara" was a serious psychopath and "Ryouma" was a arms merchant (or a merchant of death).

By the way, I am about to tell my daughters that "Chuushingura" is "terrorist attach by rural ex-warrior" and my wife scolded me terribly.

まあ、それはさておき。

Above and beyond this,

-----

I think that there are

『麻薬をやっている奴は、皆殺しにしても良い』と公言し、実行しているている大統領を有する東南アジアの某国(しかも、国民からの支持率が高い)、

a Chief Executive in a country of south-eastern Asia, who is saying "no problem to kill all the people on drugs" and have the citizen's sympathy( and receives a high rating from them).

あるいは、

or

"IS"に武器を提供している、テロ支援組織(あるいは国家)と、

The supporting nation or organization that provide "IS" with weapons,

―― 何が違うんですか?

"What is the difference among them ?"

と思うんですよ。

-----

もちろん「成果」が違います。

Needless to say, the fruits were different.

(続く)

(To be continued)


2017-10-07 「革命家の血統」

Yesterday, I wrote a phrase,

私は、隣国(大国)の革命家にして国家元首 ―― 晩年に、無知な若者を先導し、とち狂った老害の革命家 ―― を、『外国の要人との外交の場面であっても、人民服の着衣を命じた』という、その一点のみで尊敬しています。

I respect one person with just one point. Even he was a crazy old-fashioned revolutionaries in the later years and let the ignorant youth to "Cultural Revolution". However, he ordered to wear people's clothes even in the scene of diplomacy with foreign VIPs.

てなことを書きました。

私は、テロ事件とか、虐殺事件、とか、そういうモノに対して興味があり ―― 表層的で単一的な知識に過ぎないという自覚はありますが、それでも ―― 知識量としては、平均的な日本人の知識量を凌駕しているという自信はあります。

I am interested in such things as terrorist attacks, massacre cases, etc. I still have consciousness that they are only superficial and simple knowledge, however, I am confident that the volume of the knowledgesis overwhelming that of average Japanese people.

The reason is described here.

なにしろ、

You know, my coworker said to me that

―― 江端さんって、ナチズムの信奉者なのですか?

"Ebata-san. Are you a believer of Nazism?"

と思われていたくらいですからね。

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それはさておき、昨日、自分のサイトで「革命家」で検索したら、面白い過去の話を見つけましたので、見栄えを良くしたものを再掲しておきました。お暇なときにご覧下さい。

Aside from that, yesterday when I searched for "revolutionaries" on my site, I found interesting past stories. I re-stuffed the look better. Please read it when you have time.

"Highblooded Revolutionary"


2018-10-07 ―― イエス・キリストがなんぼのもんだ

新約聖書に登場するイエス・キリストは、

Jesus Christ, who appears in the New Testament, could

■病気の人間に触れるだけで、その病気を直した、とか、

heal patients just by touching them

or

■ローマによって処刑された後に、生き返った

rise from the dead after suffering the death penalty by Rome,

などの「奇跡」を行うことで、彼とその弟子たちは、その教えを広めていったという経緯があります(、と聖書には書いてあります)。

By these miracles, he and his pupils could broadcast Christian faith to the world. (Bible said that)

-----

しかし、私だって、

However, I also could

■パソコンに触れるだけで、(家族が動かないと不平を言っていた)アプリケーションが、その場で動き出した、とか

make the application activate by touching the PC, (even my family complained)

or

■有線ポートにLANケーブルを差し込むだけで、今回の台風の停電(15時間くらい)の後も、インターネットアクセスができず、(家族が動かないと不平を言っていた)WiFiのアクセスポイントが、いきなり正常稼動しだした、とか、

make the WiFi access point of my house restart normally, just by connecting a wire LAN cable, after the blackout by typhoon for 15 hours.

などの、数々の「奇跡」を行っており、現実に観測されています。

I also made several miracles which were observed from my family really.

-----

故に、私は、

Therefore, I think

―― イエス・キリストがなんぼのもんだ

"He didn't do such big deals did he ?"

と思っています。


2019-10-07 ―― 大量の失敗は、貴重な財産

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

ここから導かれる結論は、明快です。

The conclusions given from here are clear.

―― 大量の失敗は、貴重な財産

"A large amount of failure is a valuable property"

です。

繰り返しますが、これは「精神論」ではありません。

I don't say this is a "spiritual strength".

中学生の数学(確率と統計)から、簡単に導くことのできる「事実」です。

It is a fact that comes from math(odds and statistics) in a junior high school class.

-----

冒頭の話に戻ります。

Back to the opening.

―― 稼動確認後の短かいテストプログラムを、消去せずに残しておくこと

- Leave a short test program after confirming operation

という私のお願いは、「不完全な完成物(形容矛盾していますが)こそが、貴重な財産になる」という私の経験に基づきます。

This request of mine is based on my experiments of "inefficient completed goods (preposterous epithet) are valued properties".

特定の環境下でのみ動作する完全な完成物など、私に言わせれば「ゴミ」なのです。

"Efficient completed goods" under an specified environment are just garbage for me.

-----

私は、今回の新連載で「『最初から、全ての地雷を踏み続けてきた私の経験に基づく』AWSの解説」を試みる予定です。

In this new series, I will try to write a text book of "How to make system by AWS", based on my experiments with stepping on a land mine from the start point.

私が「ゴミ」と断じた書籍よりは、役に立つものにしたいと思っています。

I will make it more useful than the books I have decided as garbage.

もし、そうでないものになれば、思いっきりディスられる覚悟があります。

If not so, I have to be criticize by not only the authors but all readers.

私は、「ゴール」からではなく、「スタート」から語る技術の読本は、きっと多くの技術者の助けになる、と信じています。

However I believe that the book which is written from the start, not from the end, is going to be helpful for many engineers.


2020-10-07 ただ、それでも「無視」をする時でも ―― 『うしろめたさ』を感じながら「黙り」続けます。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

ただし「無視」にも2つあります。

However, there are two ways to "ignore" it.

「(1)黙っているか」か、「(2)痛みで苦しんでいる人を、さらに、痛めて苦しめる」か、です。

Either (1) keep quiet or (2) make the person who is suffering from the pain suffer even more, painfully.

私は、「無視」するなら、最低でも(1)である続けることが、自分なりの矜持だと思っています。

I'm proud to say that if I'm going to "ignore" it, I'm going to continue to be (1) at least.

例えば、高齢者の権力者に阿ねるなどという理由で、(2)を選択することはしないようにしています。

For example, I try not to choose (2) on the grounds that I am beholden to an elderly authority figure.

―― (性暴力事件で)女は平気で嘘をつく

"Women don't mind lying -- in sexual assault cases"

みたいなセリフは、(2)になる、と思っています。

Such a line would be (2), I believe.

まあ、こういうセリフを、"ノリ"で言ってしまうこともありでしょう。

Well, it's possible to say these lines in the "groove".

居酒屋とか、女子会とかでは"あり"なのかもしれません ―― しかし、

I think it's possible at an izakaya or a girls meeting. However, it's out of the question.

『政治集会やら勉強会やらの公の(我々の血税が投じられて開催された)場などのような、特別な場所』

"Special places, such as public, taxpayer-funded venues for political meetings and workshops"

では、論外です。

しかし、そんな人は滅多にいるものではないです ―― 絶望的に低能で非常識な人間でもない限りは。

But such people are rare. Unless they are hopelessly low and insane.

ましてや、『性暴力被害者』のスレッドで、そんなことをセリフを言う人間は ―― もはや、人間ではない。

Anyone who says lines like that in the "Victims of Sexual Assault" thread, is no longer a human being.

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まあ、私だって、結構な頻度で、自分のコラムの中で、エンジニア自虐とか、エンジニア自己批判とかやって来ています。

Well, in my columns, I've been doing a lot of self-deprecation and self-criticism of engineers.

読者に媚びるフレーズも平気で書きますし、権力サイドから目を付けられない程度には、表現にも配慮しています。

I don't care of writing phrases that flatter my readers, and I am careful to express myself in order to avoid pressure from the power side.

私は「社会正義」の為に書いているのではなく、「自分(の娯楽)」の為に書いていていて、そんでもって、これからも書き続けたいからです。

I don't write for "social justice", I write for "my (my) amusement", and I want to keep writing.

その為には、社会弱者を意図的に無視することもあります ―― だって、私の手に負えないこともあるし、私にとって都合の悪いことだってありますから。

To do that, I sometimes deliberately ignore the most vulnerable people in society. Because some things are out of my control, and some things are not good for me.

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ただ、それでも「無視」をする時でも ―― 『うしろめたさ』を感じながら「黙り」続けます。

But even when I still "ignore" them -- I continue to "shut up" with a sense of "guilt".

「痛みで苦しんでいる人を、さらに、痛めて苦しめること」がないように気を付けます。

I take care not to "make those who are in pain suffer more and more pain and suffering"

だから、私の無礼な友人たちや、遠慮のない家族たちが、私を見張ってくれていることを、感謝しています。

So I'm grateful that my rude friends and unassuming family members are keeping an eye on me.


2021-10-07 ―― 「どこがいい」ではなくて、「どこだと被害が少ないか」を考える選挙

衆院選が、今月19日公示 31日投開票となるようです。

The House of Representatives election is scheduled to be announced on the 19th of this month and the vote will be held on the 31st.

I've introduced this video clip a few times, but I liked it so much that I dictated it this time (jump to YouTube).

===== ここから =====

===== from here =====

話の筋は通っていないけど、小泉純一郎です。

Many people say that my story doesn't make sense, but it is Junichiro Koizumi.

今日は何の集まりかは知りませんが ―― おめでとう! がんばって!

I don't know what kind of gathering you're having today, but-- Congratulations! Good luck!

いや、快勝してよかったねえ、うん、自民圧勝だよ。

No, I'm glad we won. Yes, the LDP won handily.

圧勝するかなぁ、と思っていて、圧勝だからねえ。

I was wondering if it would be an overwhelming victory, and it was an overwhelming victory.

まあ、皆さんがたに聞きたいんだけど、えーーー、「道が分からなくて、ウロウロして結局目的地に行かないタクシー」と、「スピード違反するけど、ちゃんと目的地を目指すタクシー」、どっちがマシかな、といったら・・・

Well, I'd like to ask you guys... Which is better, a cab that doesn't know the way and wanders around and doesn't go to its destination, or a cab that speeds but goes to its destination?

まあ、スピード違反するタクシーの方がマシだよね。

Well, we'd rather have a cab that speeds.

まあ、それが国民の答えなんだろうねえ。

Well, I guess that's the people's answer.

「迷走する民主」より、「暴走する自民」の方がいい、というねえ ―― それが選挙の結果だったんだんだよね。

The LDP that run out of control, is better than the Democrat that takes a weaving course. That was the result of the election, right?

もうね、安倍君は何でもできるよ、これから。

Abe, you can do anything you want, from now on.

でも、前の、去年の、解散総選挙は、またちょっと違ってね、どうなるか予想ができなかった。

But last year's general election was a little different, and I couldn't predict what would happen.

国民はどこに投票していいのか分からないという人がいっぱいいてね。

There were a lot of people who didn't know where to vote.

自民には、ウンザリ

"I'm sick of the LDP"

民主には、ガッカリ

"I'm disappointed with the Democrats"

第3極も、うさんくさい。

"The other parties are also fishy."

例えるなら、「強盗」と「詐欺」と「スリ」のどれがいい、みたいな、選挙だった。

To put it another way, it was an election, like which is better, "robbery", "fraud" or "pickpocketing".

「どこがいい」ではなくて、「どこだと被害が少ないか」を考える選挙だった。

The election was not about "where is better," but about "where would cause less damage."

===== ここまで =====

===== to here =====

今回の選挙も「どこだと(コロナの)被害が少ないか」を考える選挙だと思います。

I think this election is also an election to think about where the damage (from Corona) will be less.

現在の政府・政権与党が、常に最善手を打ってきた、とは言えないかもしれませんが、とりあえず2年近い新型コロナ対策の『実績』があるのは事実です。

It may not be possible to say that the current government and ruling party have always taken the best measures, but it is true that they have a "track record" of almost two years of measures against new coronas.

比して、野党は、この段階にあって、まだ「対新型コロナ対策基本戦略プラン」のドラフトすら出ていません。

In contrast, the opposition parties, at this stage, have not even produced a draft of the "Basic Strategic Plan for Counter-New Coronas.

If they're going to insist on calling this a draft, I'm going to be pissed.

あと、野党の名称 + "コロナ対策"で、ググってみたのですが、これまでの政府の政策の丸パクリとしか思えません。

Also, I googled the name of the opposition party + "corona measures," and all I got was a copy and paste of the current government policies so far.

『これなら、政権を交代させる必要はないな』というマインドが強化されただけでした。

They only strengthened my mindset that "I don't need to change the government if this is the case".

この2年間、政府のやってきたことを、後(うしろ)から批判することしかしてこなかった政党に、これからの新型コロナ対策を委ねることは、私には、とても勇気がいります。

It takes a lot of courage for me to entrust the task of dealing with the new corona to opposition parties that have done nothing but criticize the current government from behind for the past two years.

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今回は、2013年(上記のコンテンツがリリースされた時)よりも、もっと真剣に

This time, I'm taking it more seriously than I did in 2013 (when the above content was released).

―― 「どこがいい」ではなくて、「どこだと被害が少ないか」を考える選挙

The election will not about "where is better," but about "where would cause less damage."

になる、と思っています。

I believe that.

なにしろ、私の命がかかっています。

After all, my life is at stake.


2022-10-07 『日常的な英会話ができて、外国人の案内に支障がない程度の英語力』とのフレーズが一つでも入っていたら、『バイトは全く集まらなかったに違いない』と、私は確信しています。

I continue the story of yesterday, and more similar stories came out.

嫁さんと次女は、東京五輪で受付や、案内のアルバイトをやっていました。

Both my wife and junior daughter worked part-time as receptionists and ushers at the Tokyo Olympics.

(ちなみに、当時、江端家では、このバイト期間を『五輪バブル』と称呼していました)

(Incidentally, at the time, the Ebata family referred to this part-time period as the "Olympic bubble)

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外国の選手は、五輪会場の受付では「英語」でしゃべりかけてきます ―― 当然ですが。

Foreign athletes will speak to them in "English" at the reception desk at the Olympic venue -- naturally.

ところが、日本の五輪会場の受付のほとんどで、英語の会話は成立していなかったようです。

However, English conversation did not seem to be established in most of the reception areas at the Japanese Olympic venues.

この事実は、マスコミさえ伝えていないようです。マスコミが隠蔽した可能性はあります(忖度で)。

This fact does not seem to have been communicated even by the media. It is possible that the media covered it up.

ただ、会場の日本人スタッフの一生懸命の『身ぶり、手振り、あるいは寄り添って案内する』というアクションは、

However, the action of the Japanese staff at the venue, who tried their best to 'gesture, or lean in to show them around, seemed to success in

―― 外国から来日したアスリート(当時、コロナで選手以外は入国できなかった)の皆さんへ、日本人の誠意を伝えること

"conveying the sincerity of the Japanese people to all athletes who came to Japan from abroad (at that time, only athletes were allowed to enter the country at Corona)."

には、成功していたようです。

まあ、「カッコ悪い」という点だけは避けられなかった、と思いますが。

Well, the "uncool" aspect was unavoidable, I guess.

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『日本に来た以上、何人も日本語をベースとすべきである。当たり前のように、英語でしゃべりかけてくるというのは、礼に反していると言えよう』

"When you come to Japan, you should use Japanese as your base language. It is not polite to speak to them in English as a matter of course"

と、これまで多くの日本人が語ってきたフレーズを、次女も語っていました。

The junior daughter also said the same phrase that many Japanese have said in the past.

それと、

In addition, she said

『もし、それを期待するバイトであるなら、ギャラに見合わない』

'If it's a part-time job expected in speaking English, it's not worth the paycheck.'

とも言っていました。

-----

私は、直感的に『それは違うな』と思いました。

I intuitively thought, 'That's different'.

もし、バイトの募集要項に、

If, in the description of the part-time job application,

『日常的な英会話ができて、外国人の案内に支障がない程度の英語力』

'English proficiency to the point where I can converse in everyday English and have no difficulty in guiding foreigners.'

とのフレーズが一つでも入っていたら、

would be added,

『バイトは全く集まらなかったに違いない』と、私は確信しています。

I am convinced that they must not have attracted any part-timers at all.


2023-10-07 「夢」とは、結構な頻度で人生を潰しかねない「毒」にもなります。そして、その現実を子どもに伝えるのは、大人の責務です。

今年、大リーグで、日本人選手がホームラン王を獲得したことで、嫁さんがとても喜んでいます。

This year, a Japanese player won the home run king in the big leagues, which made my wife very happy.

嫁さんが喜んでいるのを見ると、私は幸せな気分になるので、私も一緒に喜んでいます。

Seeing my wife happy makes me happy, so I come to be pleased with her.

それに、日本や世界の人を幸せにしたことは、とても素晴しいことだと思っています。

Besides, I think it is wonderful that I have made people in Japan and worldwide happy.

子どもたちが、このようなヒーロに憧れを持つことも、大変良いことだと思っています。

I believe that it is also very good for children to have this kind of admiration for heroes.

本当です。

It is true.

-----

ただ、私は、自分の子どもであれば、

However, for my children,

I would like to show them this anime (Grazeni) as well.

です。

今、YouTubeで無料配信しています。

The anime is now available for free on YouTube.

私は、子どもには、夢と現実のバランス感覚も持っていてもらいたいと思うのです。

I want my children also to have a sense of balance between dreams and reality.

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「夢」とは、結構な頻度で人生を潰しかねない「毒」にもなります。

"Dreams" can also be "poison" that can quite often destroy their life.

そして、その現実を子どもに伝えるのは、大人の責務です。

And it is the responsibility of adults to communicate this reality to children.