先日の飲み会で、若手研究員に「将来の結婚可能性の推移予測(以下、江端予測)という」を説明した所、面白い反応を得ましたので、ご紹介します。
■江端予測を正面から否定し、これからの時代は、30~50歳代が「主戦場」になるのだ。故に『「私の結婚」は安泰である』という意見
■逆に、「30歳代までの結婚率が当面維持される」という江端予測は甘く、今後、悪化するという意見
■人口問題を「閉じた系」で考えることはもう無理。外的要因をもっと取り入れるべき(特に移民)ではないか、という意見
とまあ、なかなか楽しい意見を聞くことができました。
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後輩:「しかしですね、江端さん。私は『予測』なんかどうだっていいんですよ。問題は、私が結婚に至る為の具体的な『戦略』なんですよ。分かりますか?戦略ですよ、戦略」
江端:「『戦略』は今回のスコープに入っていないなぁ。まあ、アドバイスくらいはできると思うけど」
後輩:「なんすか? 『早く結婚しろ』とか、そんな話ですか?」
江端:「いや違う。そんな(パワハラ/セクハラごとき)台詞を私は言わない。しかも、それは正確でもない」
後輩:「?」
江端:「私のアドバイスは、『「一秒」でも「疾く(×早く/×速く)」結婚しろ』だ」
その時、一瞬、場が"シンッ"となった ―― 気がしました。
江端:「私のデータ解析では、結婚率は、生存期間と恐しく強い相関関係があって、しかも、指数関数的(×線形的)に悪化している兆候が見えて来ているんだよね。まあ、あと5年もすればハッキリすると思うけど」
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今になって思うと、若手研究員の楽しいお酒を、随分「不味いもの」にしてしまったかなぁ、と反省しましたが、もう後の祭でした。
リベンジポルノ(Revenge Porn)、復讐ポルノ(ふくしゅうポルノ)とは離婚した元配偶者や別れた元恋人の裸の写真・動画などをインターネット上に流出させる、嫌がらせ行為のことを言います。
"Revenge Porn" is an abuse, that ex-lovers or ex-spouse let their ex-partner's nude pictures or movies out in order for their revenge.
下衆の中でも極めつけの下衆な行為です。
Correctly speaking, persons who do that sort of thing are the lowest of the low.
そして、これほど犯人の特定が容易な犯罪も珍しい。
And this is also a rare special case to identify the offender easily.
それでも、これをやる馬鹿は、救い難い低能か、失うものが何もない者なのでしょう。
Still the fool who is trying it is a pathetic freebie or has nothing to lose.
しかしながら、リベンジポルノは、いくつかの示唆を私達に与えています。
However, "Revenge Porn" gives us some tips for us.
■低能を、恋人や配偶者にしてはならない。
- We should never select a freebie as lover or spouse.
■社会的に失うものがないような人物を、恋人や配偶者にしてはならない。
- We should never select a person who has nothing to lose in society, as lover or spouse.
「愛さえあれば」では、足りないことは、これだけでもハッキリしています。
It is clear for us that "love is all" is not all.
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先日、とある案件での打合せる必要があり、その議事録(と証拠)の為に、私の音楽用のポッドの録音機能を使うことにしました。
The other day, I had to attend a meeting and I decided to use my music pod for the conversation (& evidences) record.
しかし、そのポッドで録音するのは初めてだったので、先ずは、嫁さんを相手にテスト録音をしていました。
However, I had never used the pod as a recorder before, so I tried to test it with my wife's help.
昨日、たまたまポッドで音楽を聞いていたら、その音声ファイルが出てきたので、聞いていました。
Yesterday, when I heard music by the pod, I happened to find the music file, and hear that.
江端:「ハイ、ハニー」
Ebata:"Hi, my sweet"
嫁さん:「なあに、ダーリン」
Wife:"What? My darling?"
と演技がかった、夫婦の会話。
There was a melodramatic couple conversation like
うん。アホだ。
Yes. It is stupid.
アホな夫婦がいる。
They were stupid couple in this file.
即座にファイル消去の操作を始めたのですが、一瞬思い留まりました。
On the spot, I wanted to start to delete this file, but I stopped it suddenly.
I thought
―― もし嫁さんが、離婚を言いだしたら、これを使えるかも
"If my wife wants to divorce me, this file might be useful for me"
と考えて、
After that, I noticed and said to myself,
『それは、リベンジポルノと変わらんやろ! 』
"It is the same of "Revenge Porn" isn't it?"
と自分で、自分に突っ込んでしまいました。
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リベンジポルノには使わないけど、なんか消すのはもったいないので、まだポッドに残してあります。
Though I have no intention to use as a weapon of “Revenge Porn", I unconsciously still keep this file in my pod.
これを読んだ嫁さんが、即時の消去命令を出すと思いますが。
My wife will do order to delete this file immediately after reading this diary.
以前にもお話しましたが、私は文章を書くのが大っ嫌いな子供でした。
I talked that I was a child who dislike to write sentences.
小学生の頃、日記を毎日担任の教師に提出するというのは、最大級の苦行でした。
When I was a junior school, it was the highest possible penance to submit a diary to a teacher in charge every day.
―― そんな、毎日毎日、ネタがあるもんか
"Does a new topic come everyday?"
と思いながら、毎日、毎日、前の日の内容を、少しだけ変えた日記を、だらだらと書き写していました。
I copied the previous day's diary, changed the contents a little, and submit it to the teacher very day.
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そんでもって、これも以前にお話しましたが、私が、今のような「駄文作成マシン」と化したのは、ワープロとパソコンの登場でした。
I talked before, however, the appearance of a word processor and PC made me a "a poor writing making machine" like now.
学費と生活費を稼ぎながら苦学生を続けつつ、十数万するワープロや、100万円近いラップトップパソコンを購入していた私は ――
When I was a working student while earning school expenses and cost of living, I purchased the word processor and laptop computer by less than 1 million yen.
多分、その当時から、何かが狂っていたのでしょう。
Probably, something of mine would be out of order from that time.
それでも、そのワープロやらパソコンの登場で、私の人生は一変しました。
Still, thanks to the word processor or the PC, my life changed completely.
片っ端から何もかもをワープロやパソコンで書いて書いて書きまくり、計算して計算して計算しまくり ―― まあ、今と同じようになっていたのです。
I wrote, wrote and wrote, and calculated, calculated and calculated all from one end, like now.
パソコンのおかげで、私の人生は楽しいものとなりました。
Thanks to PC, my life became fun.
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
総じて、その経済効果は、相当なものだと思います。
Above all, I think that the economic effectiveness is enormous.
個性や想像力なんかなくったって、ただ漫然と生きているだけで ―― 極論すればば、ただ死んでいないというだけで ―― 人間は、経済を回す巨大なエンジンです。
Even if we don't have any individuality and creativity and live a life aimlessly , we are enormous engines to make the economy move
もちろん、これは、「幸せ」かどうかは別の話です。
Of course, it is a different story whether happiness or not.
例えば、爆破テロや巨大災害があっても、そして、老老介護であっても、その不幸をベースに、金は流れる続けるのですから。
For example, terrorist explosions, huge disaster, and care of the aged, they can stimulate the economy.
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まあ、こう書いてみても、自分自身、今一つ、「深い納得感が得られない浅いロジック」のようにも感じます。
I wrote the above, however, I, myself think that "this is a fast-food logic and have problems with them".
この問題は、この程度の思考シミュレーションで出てくるようなものではないことは分かっているのですが、
I know well that it is impossible to resolve them with this light thinking processes.
少なくとも、『全ての命には等しく価値があるのです』という宗教の教義を必要としない、考え方の一つくらいにはなるのかな、と思っています。
However, at least, I think that it might be an idea doesn't need the religion of doctrine of "all of life is worth equally".
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当初の話から、酷く離れてしまいました。
Far away from the original topic.
私が申し上げたいことは、
What I want to say,
「スポーツ観戦」は、スポーツというエンターテーメントを創る人だけでは成立しないコンテンツであるということです。
"Watching sports" is a content that is not be established by only creators of the sport contents.
創られたものは、消費されてこそ、「価値」が発生するのです。
Any creation generates the "value" when it is consumed.
「スポーツ観戦」を楽しむ能力というのは、創作物に価値を与え、「スポーツ観戦」を楽しむ人は、それ自体が経済を回すエンジンである、ということです。
The ability to enjoy "watching sports" is to give the value to the creation, and everyone who who enjoy the "sports" is an engine turning the economy.
老化によって、自分の思うことが思うようにできなくなっても、自らが何も創れなくなったとしても、
Even if I cannot do anything what I want by aging, and I become no longer making anything,
―― コンテンツを楽しむ能力さえ残っていれば、私には「誰かの役に立つ」という「価値」がある
If I have even the ability to enjoy the content, I have a "value" of "useful for someone".
と言えると思うのです。
ええ、誰がなんと言おうとも。
I believe that, even if everybody denies this my logic.
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少くとも、今のところ、世界を動かしていない(1mmくらいは動いていて欲しいが)、100本を超える(と後輩が調べていた)、私の特許出願よりは、
For now, I think that the ability is more valuable than more than one hundred patent applications of mine(my junior said),
―― 「価値がある」
と思えるんです。
(Continuation from yesterday)
繰り返しますが、私は、テロリストの思想を理解できないし、これからも理解するつもりもありません。
Again, I can not understand the thought of terrorists and I do not intend to understand from now on.
しかし、これらのことから学ぶべきことは、あると思っています。
However, I think there is something to learn from these things.
(その1)
(Part 1)
訳の分からない思想や行動を取るテロリストや国家元首は存在する。そのような思想や行動を理解する試みは、概ね無駄に終わる。
There are terrorists and heads of state who take thoughts and actions unknown to their translation. Attempts to understand such ideas and behaviors are largely in vain.
(その2)
(Part 2)
たった10人にも満たないテロリストによって、世界中から、日本国民全員がテロリスト同然に見られていたという時代があった。
There was a period when all the Japanese citizens had been seen as terrorists from all over the world by the Japanese terrorists less than 10 people.
ということです。
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憎むべきは、そして、報復すべき対象は、テロリストです。
The object to be hatred, retaliated is a terrorist.
罪を憎んで人を憎まず ―― などという諺(ことわざ)は、私には分かりません。
"hate the sin, but don't hate the person" .... I do not know the proverb.
「人」を憎んで「人」を憎み倒す ―― これが私の基本ポリシーです。
I hate 'people' and hate and hate 'people' - this is my basic policy.
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その憎悪や報復の対象を、組織や民族や宗教や思想にまで拡大することは、
Expanding the object of hatred and retaliation to organizations, ethnic groups, religion and thought,
弱くて、勉強不足で、きちんと調べる手間暇すらも行わない怠け者で、卑怯者であるとすら ―― 私には思えます。
I think that such a person is weak, lazy, lack of study, and coward.
憎むべきは、とことん「人」「人」、そして「人」であり、そして、自分の人生をかけて、その「人」に向けて、きっちり報復を果たすべきです。
The most hateful thing is the "person" "person" and "person", and, we should fulfill retaliation exactly for that "person" by spending your own life.
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ちなみに、私闘は、法律違反(明治22年制定 (決闘罪ニ関スル件))です。
By the way, private fight is against the law (established Meiji 22 (battle crimes)).
私は『最終回から始めても、ドラマやアニメを楽しめる』という性格です。
I can enjoy television dramas and animations from the final episode.
サッカーも「スーパーシュートだけを纏めたダイジェスト版」で私は十分に満足ができます。
It is enough for me to watch the digest edition of "sharpshooter" of football game.
これは、「結論から述べよ」というテクニカルライティングの修練の賜物・・・ではなく、単に、コンテンツに強い興味がないだけだろうなぁ、と思っています。
This is a result of technical writing training, based on "start it from the conclusion"... correction, just for my character of "I am not interested in some kinds of contents"
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ですから、図書館に上巻下巻からなる本を予約して、下巻が先に届いた場合、下巻から読み出すことに、抵抗がありません。
For me, I don't mind starting to read the latter book, when I make a reservation for book in two volumes, and the latter arrive.
In this case, the latter book "Sapiens: A Brief History of Humankind" arrived first.
この「サピエンス全史」という本のことは以前から知っていたのですが、引退した米国大統領や著名なIT会社の社長の愛読書というだけで ―― 私は、ネガティブな斥力が働きます。
I have known this book before, however, I have also know that this book was recommended by a retired president and an IT company CEO. In cases like this, repulsive force is going to work in my mind.
こうなると『死んでも読むものか』と意地になるのですが、とある人物が、あまりにも強く勧めるので、しぶしぶ読み始めました ――
At this moment, I come to cling to my mind of "I never read the book" perversely. However, you-know-who asked me to read it, I was reluctant to accept his proposal.
―― ちくしょう、めちゃくちゃ面白いじゃないか
"Shit! How amazing this book is! "
特に、宗教全般に関するカテゴリに分けた上での分析を読んで、『完敗だ』と、がっくり肩を落しました ――
Especially, after reading the analysis of religion categorizing, I dropped my head with saying "I am looser absolutely"
というか、そもそも勝負にもなっていませんが。
First of all, there was no competition.
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特に印象深かったのは、
The two special impressive descriptions for me, were
■「幸福とは、脳内分泌物の量である」
"Happiness is the amount of secretion in our brain"
ということと、
and
■「幸福とは、量(スカラー値)ではなく、微分(ベクトル値)である」
"Happiness is measured not by scalar values not by vector values"
という、2つの指摘です。
(ちなみに、上記のフレーズは、江端が勝手に創作しました(引用ではありません))
(Incidentally, the two above phrases were made by me(not quotations))
つまるところ、「私達の心は化学物質である(*)」ということです。
In conclusion, "our minds are chemical entities"
(*)正確に言うと「化学物質によって変化する電気信号の変化」
Correctly speaking, "variations of electric signal that are changed by chemical entities"
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私は、ニューラルネットワークの研究で、大学を卒業した身の上ですので、この手の話は、よく知っている ―― ハズなのですが、結構、簡単に忘れてしまいます。
I graduated from a college by submitting the study about "neural network", so I should have known it well. However I can forget the fact easily again and again.
今回、改めて、「私達の心は化学物質である」を思い出せたと思います。
In this time, I could come as a fresh reminder that "our minds are chemical entities"
仕事でポカやって、気分が落ち込んでも、それは、「私」のせいではなく「化学物質」のせいである。
If I make a bad job of it and make a blue, the reason is not "me" but "chemical entities",
月曜日の朝、連休の次の朝に、会社に行きたくなくなるのは、「私」のせいではなく「化学物質」のせいである
If I don't want to go to work every Monday morning or the day after consecutive holidays, the reason is not "me" but "chemical entities",
―― と思うだけで、気分が軽くなります(よね?)
I think this makes me feel easy, doesn't this?
昨日、
In my diary of yesterday,
=====
■友人(女性)が、明らかに"悪い男"と付き合っていて、『付き合うのをやめたほうがいい』と言い聞かせているのだけど、まったく話を聞こうとしない
"A friend (female) is clearly dating a "bad man", and I am telling her to "stop from dating", but she never hear me"
(中略)
(syncopation)
『残念だが、何もできないだろうと思う。"信仰"は理屈ではないから』
"I am sorry but I think that you can't do anything. "Faith" is not logical"
=====
という話を書きました。
I wrote the above.
昨日の日記で、せっかく書いたのだけど、削除したフレーズを、以下に残しておきます。
I want to leave the deleted phrase of the diary here.
=====
君は何もできないだろうが ―― それでも、
You can't do anything, however,
日々、ボロボロになっていく彼女を、ただ観測し続けて ――
If you keep observing her who are getting exhausted every day.
失意と絶望で倒れ付した彼女の横で、それでも立ち続けていたなら ――
If you are standing next to her who fell down with disappointment and despair,
それが「友人」だ ――
It's a "friend"
と、私は思うんだ。
I think so.
=====
まあ、こんな私ですが、それでも私の人生の中で、
Even my humble self in my life, There are two
『私を助けることはできなかったもしれないけど、私の側に立ち続けていてくれた友人』
"friends who could not help me, but had been standing by me"
が、二人いました。
私の人生には、過ぎた友人です。
They were too good friends for me in my life.
私には、それで十分です。
I think that it is enough for me.
(Continuation from yesterday)
江端:「まあ、それはさておき、『一旗』って何だ?」
Ebata: "Well, aside from that, what's a 'the flag' ?"
嫁さん:「『故郷に錦を飾る』とも言うね」
Wife: "It's also called 'return to their hometown in glory'"
江端:「『一旗』から想起されるイメージって、ミュージシャン、アイドル、役者、くらいしか思い付かないんだけど」
Ebata: "The only images that 'the flag' reminds me of are musicians, idols and actors"
嫁さん「あるいは、政治家とか野球選手・・・いずれにしても、この程度が私達のイメージが限界かな」
Wife: "Or a politician or a baseball player... Anyway, I guess this is the limit of our image.
江端:「自分の望みのことが達成できれば、それは、『一旗上がった』ということにならないのかな? 自分なりの目標に対して、それを達成すれば、足るというような」
Ebata: "If they can achieve what they want, is that 'they could raise the flag' ? I suppose it's good enough for my own goals, if I achieve them."
嫁さん「・・・いや、それはちょっと違うかな」
Wife: "...no, that's not enough.
江端:「?」
Ebata: "?"
嫁さん:「『故郷に錦を飾る』と合わせて考えれば、それは、第三者にとって ―― 特に出身地の ―― 多くの人間が、共通して、"成功"と認識できる何かでなければ、成立しない」
Wife: "If they use the phrase of "return to their hometown in glory", the flag should be something that could be perceived as a "success." for many people, especially in their hometown."
江端:「・・・多くの人が共通して価値のあると認められるもの ―― つまり"金"か」
Ebata: "...what most people consider to be of common value -- 'money'"
嫁さん「あるいは、有名になること ―― "名声"も含まれるかな」
Wife:"Or to be famous -- I guess that includes 'fame'"
江端:「第三者から観測可能な"金"と"名声"というとになると ―― ああ、なるほど、『ミュージシャン』などは、分かりやすい」
Ebata: "When it comes to 'money' and 'fame' that can be observed by a third party - ah, I see, 'musicians' is easy to understand.
嫁さん「そうだねえ。そこに至るプロセスが、努力と能力だけでなく、運も必要であり、加えて"その可能性が恐しく小さい"という要件も必要だね」
Wife: "Yes, you're right. The process of getting there requires not only effort and ability, but also luck, and in addition, 'the possibility should be terribly small'.
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正直、私は、
Honestly, I thought that
―― 面倒くさいな
"It's troublesome"
と思いました。
私は、「自分の意志で目指す成功」であるならともかく、「他人の目に映る成功」なんぞの為に、自分が振り回されることなど、ゴメンです。
I don't want to be at the mercy of "success in the eyes of others", but "success of my own volition.
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最後にいらんことを書き残します。
Finally, I'll leave you with something unnecessary.
If you have an illustion of the flag in the eyes of others, let you read this article.
文字を読むのが面倒であるなら
If you can't be bothered to read the words, it is O.K. to watch these figures.
参考くらいにはなると思います。
I think it's at least a reference.
ゴルゴ13を連載されてきた、「さいとうたかを」さんがお亡くなりになりました。
Mr. Takao Saito, the author of "Golgo 13", has passed away.
心からお悔やみ申し上げます。
My deepest condolences to him and his family.
ところで、ゴルゴ13は、米国で受けがよくなかった、という話を聞いたことがあります。
By the way, I have heard that Golgo 13 was not well received in the U.S.
その理由が『正義のヒーローではない』という理由だったと思います。
I think the reason was that he was 'not a hero of justice'.
『米国国民とは、なんという、能天気・・・もとい、正義感の強い国民なんだろう』
"What a good-natured...and righteous...people the American people are.
ということでした。
I thought it.
というか、
Or rather...
―― その正義とは、誰の正義だ?
"Whose justice is that?"
と尋ねくなったのを覚えています。
I wanted to ask it them.
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ゴルゴ13は、私に
Golgo 13 gave me
「正義とは相対的な概念であり、『絶対的正義』など存在しない」
"Justice is a relative concept, there is no such thing as 'absolute justice'"
ということを、ティーンの頃から教えてくれた哲学書だと思います。
I think this is a philosophy book that has taught me since I was a teenager that
で、私の場合、もう一回りして、
So, in my case, one more turn,
『他人の正義なんぞ知ったことではない。自分の(都合の良い)正義だけを考えて生きて良い』
"I don't care about other people's justice. I can live my life thinking only of my own (convenient) justice."
という様な、コスモポリタリズムとは真逆の世界観を自分の中に完成させて、今に至っております。
This is the opposite of cosmopolitanism, and it is my world view that I have perfected to this day.
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ゴルゴ13は、これからも連載は続いていくそうです。
I heard that Golgo 13 will continue to be serialized in the future.
つまり、ゴルゴ13の精神 ―― 普遍的正義の絶対的な否定 ―― を受け継ぐ後継者(の創作者)がいる、ということです。
In other words, there is a successor (creator) who inherits the spirit of Golgo 13 -- the absolute denial of universal justice.
ゴルゴ13には、これまで通り『孤高のテロリスト』として、いつまでも生き続けて欲しいです。
I hope that Golgo 13 will continue to live forever as a "lone terrorist" as he has always been.
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もし、『ゴルゴ13が、ある組織(国連軍とか日本国の自衛隊)などに属して、組織に忠誠を誓う』
"If Golgo 13 belongs to an organization (such as the United Nations or Japan's Self-Defense Forces) and pledges allegiance to that organization..."
てな、キャラクターに転向したりしたら、
I mean, if he turns into a character like that...
『私が、その出版社に、自爆テロを仕掛けるぞ』というくらいの覚悟があります(本当)。
I'm prepared to say, "I'm going to launch a suicide bombing attack on that publishing company.
モノを作る技術、というのは、一種の保険であると考えており、私は、(会社の仕事はサボっても)、流行りの技術のキャッチアップだけは怠らないように努めてきました。
I believe that the art of making things is a kind of insurance policy, and I have always tried to keep up with the latest trends in technology (even if I skip company work).
で、今、これを見て、心底驚愕しています。
And now, I am truly astonished to read this.
―― 何か怖いものを見た
"I watched something scary"
という感じです。
It is like that.
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もっともメーカーでなくても、「技術」は必要ですが、その技術は、人間の存在を前提とする技術 ―― コミュニケーションとか、人たらしとか、セールストークとか、カリスマとか ―― がメインになるのではないか、と思うのです。
I think that even if you are not a engineer, you still need "technology," but that technology should be mainly based on the existence of human beings--communication, charisma, sales talk, charisma, and so on.
その認識自体、すでに見誤っているのでしょうか?
Is that perception itself already misguided?
例えば、私の場合、明日会社を放り出されても、『パソコンがあれば、なんとかなるだろう』という漠然(ばくぜん)とした期待があります。
For example, in my case, I have a vague expectation that even if I am thrown out of the company tomorrow, I will be able to get by with a computer.
大抵の装置であれば、マニュアル読めば動かすことができるだろう、とも思っています。
I also believe that if I read the manual, I will be able to run most machines.
これが、人間の存在を前提としない「モノを作る技術」であり「一種の保険」と思っているものです。
This is what I consider a "technology of making things" and "a kind of insurance" that does not presuppose human existence.
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近年は、都市設計とか、地域サービスとか、地域復興とか、モノ作りの興味が変化していっているのは知っていますが ―― だとしても、
I know that in recent years, urban design, community service, and community revitalization have been popular -- however, I think, that
『その設計した何かは、ハードウェアと、プログラムと、データベースと、スマホなしでは動き出さんぞ』
"Something you've designed doesn't start working without hardware, program, database, and smartphone."
とは、思うのです。
ほうれんそうは、美味しいです。
Spinach is delicious.
私の昼食のハムエッグには欠かせない食材ですが 懼懼 最近、値段が高いです。
It's an essential ingredient in my lunch of ham and eggs -- but it's been pricey lately.
『一束400円は出せないなぁ』と、最近は、その隣りにある「小松菜(こまつな)」を手に取ってしまいます。
"I can't pay 400 yen for a bunch of Komatsuna," I say, picking up the Komatsuna next to it.
小松菜の値段は、ざっくりほうれんそうの半額なのですが、どうしても味は、ほうれんそうには及びません。
Komatsuna is roughly half the price of spinach, but its taste is not as good as spinach.
ですので、小松菜の方は、1cm単位に切ってソテーして、味を曖昧にするようにしています。
So, for the komatsuna, I cut it into 1 cm pieces and saute it to obscure the flavor.
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―― 卵1個、ハム1枚、えのき、ほうれんそう、または、小松菜と、砕いた唐辛子1個でソテーしたハムエッグと、トースト1枚
"One egg, one slice of ham, enoki mushrooms, spinach, or komatsuna greens sauteed with one crushed red pepper and one slice of toast"
これが、私の、朝昼兼用の食事です。
This is my breakfast and lunch.
まあ、これくらいに抑えないと、在宅勤務で体重を維持し続けるのは難しいです。
I have to keep it down to this level to keep my weight down while working from home.
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ちなみに、メンタル不調になれば、この昼食すら抜いても大丈夫です。
By the way, if you have a mental breakdown, you can skip even this lunch.
いや、『大丈夫』ではないのですが。
No, this is not "okay".