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2007-09-06 フェルマーの最終定理

ようやく「フェルマーの最終定理」が文庫本になったので購入しました。

最後の定理が証明されるシーンは、涙なくしては読めないほどでした。

これが実話であるというのが凄いのですが。

嫁さんの運転で駅まで送って貰った時、私がこの本の内容をかいつまんで説明すると、応答がありませんでした。

フェルマーの最終定理の内容を説明している時、嫁さんがコックリしはじめて、危なく事故の危険を感じましたので、説明を止めました。

その後、嫁さんから、「それ(定理の証明)はどういう風に凄いのか」を尋ねられた時、私も応えられませんでした。

「その証明自体に価値」があるということを嫁さんに説明することは、嫁さんが私に「ブランド服の価値」を説明することと同義であることを、私は良く分っていたからです。


2013-09-06 『新婚』の定義

先日、職場で「『新婚』に定義がある」という話を聞いてビックリしました。

なんでも「新婚とは、結婚から3年間を期間を言う」というものなのです。

ただ、その出展が不明とのことでしたので、独自で調べることにしてみました。

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実は、我が国には、「結婚法」という法律はないのですよね。

民法に規定されています(第2章 婚姻(第731条-第771条))

以前、こんな例で「結婚」のお話をしました。

==========================

(例2)

『結婚は、所定の要件を備えた当事者間の合意で成立する。YesかNoか』

答えは、Noです。

婚姻届けを提出するという手続を行い、登録されないと結婚は成立しません。

結婚とは、法律行為で、かつ、第三者対抗要件だからです。

ちなみに、「結婚」とは実体としての「愛情」やら「経済力」やらを全く規定しておらず、単なる手続としての法律行為のみです。

==========================

つまり「愛」は結婚の成立要件ではありません。必要なのは「書類」と「手続」です(根拠条文は、民法739条1項)。

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先ずは、民法に「新婚」があるかどうかを調べてみました。

私が期待した条文の内容は、

「新婚とは、民法第739条1項の届出による効力が発生した時から、3年の期間の満了の日までをいう」

てな、記載があるんだろうな、と思っていました。

しかし、調べながら思ったのですが、

「もし『新婚』を法律的に定義したとして、その場合、法が規定する権利 と義務はなんだろう?」

と考えてしまいました。

例えば、パリ条約26条4項風に書けば、

「いずれの夫婦も、『新婚』の期間が満了するまでは、民法第743条に規定する婚姻を取り消すことができない」

というような「離婚の禁止期間」を規定するとか。

しかし、残念ながら、民法では「新婚」という用語すら見つけられませんでした。

-----

次に、社会通念上の観念の方から調べてみたのですが、

「愛しあっていれば、いつまでも新婚」(→愛しあっていなければ、新婚の期間がゼロになる)だの、「新婚気分であれば、いつまでも」(→主観的要因のみ)とか、「1年」とか「2年」(→根拠なし)とか、もう、メチャクチャです。

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私が調べた限り、「新婚3年説」の根拠として、もっとも説得力があったのは、以下のものだけでした。

「『新婚さんいらっしゃい!』での応募期間が、結婚の日から3年以内」


2014-09-06 なんか、もうこれだけで、「面倒くせいなぁ」と思ってしまいます。

昨日の続きです。

It is continuation of yesterday.

「ナチの亡霊」という本を読んでいて、つくづく思ったのは、やはり、その登場人物や場所に対する「思い入れ」が作り難い、ということです。

When I read "black order", what I thought scrutinizing is that it is hard to make a strike a pose for personages and place in foreign books.

例えば、"Tom"は「トム」だし、"Nancy"は「ナンシー」と訳されます。

For example, "Tom" is translated as Tom", and "Nancy" is translated as "Nancy".

それは仕方がないことなのです。

That cannot be helped.

-----

この本の紹介文を読んでみて下さい。

Would you try to read the following?

■デンマークの首都コペンハーゲンで開催されたオークションで、チャールズ・ダーウィンの所有していた聖書が出品された。調査に訪れたシグマフォースのグレイソン・ピアース隊長は、謎の暗殺者に命を狙われる。

The Bible that Charles Darwin owned at auction held in capital Copenhagen, Denmark was exhibited. Captain gray loss Pearce of the sigma force, who visited an investigation, was aimed at by a mystery assassin.

■同じ頃、ネパールの僧院で発生した奇病を調査していたドクター・リサ・カミングズは、狂気に支配された仏教僧とともに、同じ奇病に感染したシグマフォースのペインター・クロウ司令官を発見した。

At the same time, Doctor Risa Cummings, who investigated the rare disease that occurred at a Nepalese monastery, discovered Commander painter Crowe of the sigma force who was infected with the same rare disease in a Buddhist monk influenced by insanity,

なんか、もうこれだけで、「面倒くせいなぁ」と思ってしまいます。

Well, I think "it is troublesome" when I have already read the above only.

だいたい、デンマークやネパールってどこにあるんだ?、シグマフォースって何の組織? と思うだけで、もう考えるのを停止したくなります。

Generally, I want to stop thinking about where Denmark and Nepal are, and what organization sigma force is.

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で、ですね、一つ提案なのですが、これを、ここまで超訳させたらどうでしょうか。

Well this is one suggestion. Why don't you let you super-translate them?

■日本の首都東京で開催された競売で、北里柴三郎の所有していた聖書が出品された。調査に訪れた自衛隊情報保全隊の具礼日明日隊長は、謎の暗殺者に命を狙われる。

At an auction in the capital Tokyo, The Bible that Shibasaburou Kitazato owned was exhibited. The captain Gureibi Asu, who is Self-Defense Forces information maintenance corps is came for an investigation, and aimed at by a mystery assassin.

■同じ頃、京都の三千院で発生した奇病を調査していた神楠 梨沙博士は、狂気に支配された仏教僧とともに、同じ奇病に感染した自衛隊指揮通信システム隊の平田太郎司令官を発見した。

At the same time, Doctor Risa Kamikusu, who investigated the rare disease that occurred at Sanzen-in Temple of Kyoto, discovered Commander Taro Hirata of the Self-Defense Forces conduct communication system corps, who was infected with the same rare disease in a Buddhist monk influenced by insanity,

なんか、いきなり話が身近な感じがしてきますよね。

Well, the story seems imminent suddenly.

ストーリー構成をそのままにして、地名と人物を、全部日本国内に移動してしまえば、

If they move the place name and a person in Japan, remaining the story,

―― きっと、本はもっと売れる

I think that "the book sells more"

と思うんですが、どうでしょう、翻訳者や出版社の皆様。

How do you like my proposal, Mr. /Ms. Translator and publishing companies??

-----

しかし、まあ、賭けてもいいですが、

However I could bet

―― 原作者から、翻訳権、出版権の許諾が貰えないだろう

They will not get the translation and publishing right from the author.

と思いますけど。


2015-09-06 「未来で待っていたくないものって、結構あるよなぁ」と思うんですよ、最近。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

しかし、考えてみれば無理はないのです。

On the second thought, it can't help.

「2年前の私」は、その当時、どっぷりとその研究に浸っていて、特許明細書執筆当時、その発明に限っていえば世界最高権威だった訳ですよ。

I who was in two years ago, was a kind of the world authority in the research field only, because I was up to my neck in the research.

―― 『瞬間最大風速』的な世界的権威ですけどね。

It is like "maximum momentary wind velocity".

そんな、世界的最高権威の「2年前の私」を、凡人となった「今の私」が理解できる訳がないのです。

It is impossible to understand the invention of the world authority in two years ago for me in the present.

これを制度のせいにしてみれば、現在の特許制度というのは、出願から審査までのタイムラグという、決定的な欠陥がある訳です。

From the view of the patent system, there is an absolute fault about time-lag from filing to examen.

実際、出願したその日に「特許査定」「拒絶査定」確定、というのは、世界中の知財関係者の「究極の夢」でもあります(本当)。

In fact "allowance or rejection on the same date" is an extreme dream of the patent business persons.

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ときかけ(アニメ版「時をかける少女」)では、

In the "Tokikake" movie ( The animation "A girl who is a time traveller" ) ,there is the most famous scene as follow,

―― 未来で待っている

To hero's serif "I am waiting for you in the future"

というセリフに対して、ヒロインが、

the heroin gives reply to him,

―― うん、すぐ行く 走って行く

"I will go. I run to you"

と言う名シーンがあるのですが、

「未来で待っていたくないものって、結構あるよなぁ」と思うんですよ、最近。

On the other hand, I recently think that "there are something that I don't want to wait for in the future"


2016-09-06 しかし、今や、企業において、ワープロやスプレッドシートが扱えない人が必要とされる可能性は、1mmもありません(断言)。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

こっちの方が、深刻です。

To tell you the truth, this is more serious than other issues.

いまや、スマートフォホンで、レポートを書ける学生がいるというご時世ではありますが、それを、一般化するには、まだまだ時間が必要です。

Now, I hear that some young people can make a reports by a smart-phone, however, they form only a small part. I think I need time to reach the level.

例えば、高々、小学校の緊急連絡網に電子構築するのに、どれだけの時間がかかったことか。

For example, what time should we have waited for starting even the email emergency service at my daughter's element school ?

メールを扱えない人が、たった一人でもいれば、そのシステムはサービスインできないからです。

Because we cannot start the service even if one person cannot use a email system.

サービスの性質上、これは当然です。

It cannot be helped, concerning the service nature.

我が国は「文字が読めないのは、お前の自身の責任だ」と言い放っても良いくらい、世界で最高クラスの識字率を誇る国ではありますが、

Our nation is proud of the high literacy rate, so we can bounce out with "it is your own responsibility"

「電子メールが使えないのは、お前の自身の責任だ」と言えるほどには、ITリテラシが高い国とは思えません(特に高齢者は絶望的です)。

However, we cannot say "what you cannot use e-mail is your own responsibility" because our nation doesn't have the high quality IT literacy, (Especially for elder people)

-----

このように考えていくと、中学生がワープロで宿題を提出できるようになるには、鉛筆とか絵筆とかノートとかが完全に消滅するのを待つしかないのかもしれません。

Thus, my daughter should wait for the time that pencils, brush-pens and notebooks become things of the past, in order to submit her homework written on WP.

ま、次女には諦めて貰うしかなさそうです。

She must throws up it.

-----

しかし、今や、企業において、ワープロやスプレッドシートが扱えない人が必要とされる可能性は、1mmもありません(断言)。

Now I assure that there is no possibility that companies need a person who cannot use WP or spreadsheet on PC.

それは「文字の読めない人」を採用するようなものです。

It is likely that a company tries to hire an "illiterate people",

にも関わらず、今、学生の方がパソコン(のアプリ)を使えないという事態が広がりつつある、という話も聞いています。

I hear the story that more and more students become not to be able to use PC.

まあ、スマホが使えるなら、ワープロやスプレッドシートを開始するのに、抵抗が少ないと思うので(私達の上の世代の『反パソコン勢力』は凄かった)、あまり深刻にならなくても良いのかもしれませんが。

However, young people can use smart-phone easily, so I think I don't have to worry about the above problem. (I remember that my upper generation's anti-PC-lsm was really tremendous)


2017-09-06 主人公「スズ」にとって受け入れることが可能だった解

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

「サンクコストの呪縛」とは、

"Sunk-Cost Fallacy" is that,

(1)未来に対して、問題が好転する材料も、好転させる手段も絶無であったとしても、

(1)even if there is no method and expectation to resolve a problem that stares their in the face, in the future,

(2)自分でも予想もし得ない、未来の幸運に期待をかけて、

(2)they will do at the risk of their life against a lucky that even they don't know, and

(3)その状態をズルズルと続けてしまうこと

(3)the continues the present situation thoughtlessly

であり、

そして、その結果、

And as a result

(4)最終的に破滅(名誉や面子の喪失、倒産、自殺)してしまう

(4)They might come to be ruined. for example, loss of face, bankruptcy and suicide.

かもしれない、という悲劇があります。

Anyway this is absolutely tragedy.

-----

世の中、公私の違いや、事の大小はあれども、どこを見たって「サンクコストの呪縛」だらけです。

Though there are some categories, for example, "public and private", or "trivial or severe", the world is made with a lot of "Sunk-Cost Fallacy".

私達は、運命的に、この悲劇から逃がれることはできないことになっているのです。

We are destined to not be able to escape from this tragedy.

サンクコストがどんなに大きかろうが、その悲劇の最終形のコスト(倒産、自殺)を超えることは ―― 論理的には ―― ありえないはずなのですが、

No matter how big the sunk cost is, we should not go beyond the cost the tragedy (bankruptcy, suicide) "logically"

その一方、私達は、そのサンクコストが突き付ける結果(損害の総量)を、直視することができないのです。

On the other hand, we can not look at the result (the total amount of damage) of "sunk cost" directly.

-----

だから、

Therefore,

主人公「スズ」にとって受け入れることが可能だった解は、

Only two solutions that the heroin "Suzu" could accept, are

(1)日本が太平洋戦争で勝利すること

(1)Japan would win in the Pacific War

か、

or

(2)戦争によって殺されること

(2)She was killed by the War

の2つしかなかったのだ ―― と、私は思うのです。

I thought that.

(続く)

(To be continued)


2018-09-06 ―― 舐めとんのか

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

話は変わりますが、昨夜、家族から「スマホの乗り換え」について相談を受けました。

To change the subject, I was asked from my family about the change of smartphone.

基本的は、スマホのハードウェアの故障やら、パフォーマンス劣化やらで、スマホを乗り換えることについては、同意したのですが、大手キャリアの見積を見て、ビックリしました。

Basically, I could accept to change them because of the hardware damage and degradation of performance, however I was very surprised to read the bill of estimation of the major carrier.

―― 舐めとんのか

"I wasn't born yesterday!"

と思えるほど、高い。

When I read the price, I almost said that

MVMOの格安スマホを使っている私から見れば、サービス内容に対して、毎月、2000円は高いと言えそうでした。

I use a discount smartphone, so I thought that was more than two thousands yen per month than that I expected.

―― この一月、二千円円、年間一人あたり2万4千円のお金の意義は何か?

"Can you explain the significant of two thousand yen, and totally twenty-four thousand yen per a year?"

と嫁さんに尋ねたところ、

When I asked my wife, she answered,

「動かなくなった時に、飛び込める店舗があるかどうか」

"Yes. that is for a shop that works as a collaborator for my smartphone trouble"

と答えました。

確かに、格安スマホは、インターネットで契約し、トラブル発生時もネットを使った自力救済が原則です。

Certainly, about "discount smartphone", we have to make a contract with a carrier company by ourselves by the Internet. Even if the trouble happens, "self-help" is principle.

同時に、それは、自力で対応できるだけのスキルが前提とされており、ぶっちゃけ「サービスレベルが低い」ということです。

The means, we are expected to help ourselves by our efforts, and to tell you the truth, Quality of Service is extremely low.

だからこそ「格安」を提供できる訳です。

Therefore, they can provide us with the discount smartphone,

江端:「で、その、トラブル発生時の保険の為の"毎月2千円"は、見合うのか」

Ebata:"The two thousand yen the insurance cost pays for you ?"

と尋ねたところ、

嫁さん:「十分に見合う」

"Pays for me"

と断言しました。

She declared.

(続く)

(To be continued)


2019-09-06 『速く走る? 追越車線? なにそれ美味しいの?』

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

ここで、私の日記を読んだ人から頂いたメールを、本人の御承諾を得て、公開させて頂きます。

I am going to show you to a mail from a reader of my diary, by the person's express consent.

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江端さん

Dear Mr.Ebata

うちの会社には、自動運転レベル2を搭載した、日産のセレナ、エックストュレイル、を持っているメンバがいます。

There are two colleagues who have a car with the level 2 of automatic driving certification.

2人とも高速道路での自動運転に感激しています。

Both of them has been impressed by the automatic driving on a high-way.

―― とにかく疲れない

"No fatigue, after all"

と。

自動運転では法定速度を超えられないので、必然的に一番遅いレーンで走ることになります。

The cars should run on the slowest speed lane, because of the legal speed.

しかし、もう大満足なんだそうです。

However, they have been satisfied with the functions perfectly.

全く疲れないそうです。

They cannot feel tired at all.

『速く走る? 追越車線? なにそれ美味しいの?』

"Run faster? passing lane? What is good for ?"

くらいの意識革新が起こるのだとか。

I heard that the auto driving functions make them do some rethinking themselves.

結局、江端さんが書いたことは、真実なんでしょうね。

In conclusion, you are right, I think,

疲れを考えれば、速さのために、神経を使うのは無駄なんでしょうね。

From the viewpoint of fatigue, setting someone's nerves on edge against speed, is in vain.

ぜひ江端さんも、印税で日産のリーフを買ってぜひ自動運転をお試しください(笑)

I hope you will buy Nissan Reaf by royalty on a book, and must try the car.

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このメールを読み終った直後の感想は ―― どの出版社からも声を掛けて貰えないのに、印税なんぞあるか ―― でしたが、まあ、それはさておき。

After reading the above mail, my first impression, is "Why can I get royalty because I have not write any book".

「自動運転は、初期の段階では人を殺す」と思います。

Anyway, I am afraid that "auto driving cars will kill people at first".

しかし、「あおり運転」や「高齢者の運転」が殺す人数よりは、ずっと少ないと思います。

However, I think that it is far less than the number of people killed by "tailgating" or "driving by the elderly".

(続く)

(To be continued)


2020-09-06 『要するに、政府は、国民のITリテラシー向上の為に、国民を訓練をしている訳だね』

家族全員分のマイナポイント(一人5000円分)の登録完了しました(長女だけは、自力でやりきると、がんばっているようです)。

I've completed registration for all of my family's Miner Points(My Number card-based cashless payment services) (\5,000 per person) (only my senior daughter seems to be working hard to make it through on her own).

私は、「お国がくれる」というものなら、何だって貰います。

I'll take whatever "my country gives me".

自宅のPCにカードリーダを常備している、私の面目躍如(めんもくやくじょ)です。

I have a card reader on my home PC, characteristically masterful

ただ、家族分のポイントを、まとめて一つのクレジットカードに放り込めないというのは ―― まあ、そりゃ、セキュリティや詐欺対策の点からして『当然』だと思いますが ―― そこそこ、面倒くさかったです。

However, it was rather troublesome that the points for the family could not be thrown together into one credit card. Well, I think it's "natural" from the point of view of security and fraud measures.

ですから、私以外の家族については、定期券(PASMO)の方に放り込みました。

Therefore, for families other than me, I threw them on a commuter pass (PASMO).

ところが、PASMOは、事前の仮登録が必要とやらで、それに気がつかなかった為に、かなり、すったもんだしました。

However, PASMO needed preliminary registration in advance and I didn't notice it, so it was pretty wasteful.

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それでも、「行政は、このシステムを簡単に使えるようにするため、がんばっている」と思います。

Nevertheless, "the administration is working hard to make this system easy to use,

しかし、残念ながら、それは、私がシステムエンジニアだから分かる、とも思います。

But, unfortunately, I'm a systems engineer, so I understand that, I think.

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長女が興味深いことを言っていました。

My senior daughter had something interesting to say.

『要するに、政府は、国民のITリテラシー向上の為に、国民を訓練をしている訳だね』

"In short, the government is training the people to improve their IT literacy."

と。

確かに ―― 全ての国民が、マイナンバーカードを自由自在に使えれば、現在の行政の窓口業務は、(直感ですが)半分以下にできると思います。

Certainly, if all the people can use My Number Card freely, the current administrative window work can be less than half (intuitively).

これは、社会保障予算のダイナミックな配分変更が期待できる、明るい未来です。

This is a bright future, where we can expect a dynamic change in the social security budget.

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それにしても、『政府が、国民のITリテラシ向上の為の、訓練をしている』なら、『先ずは、IT教育をなんとかせえよ』と言いたい。

Even so, if "the government is training to improve the IT literacy of the people," I would like to say, "First of all, what should I do with IT education?"

未だに、スマホの学校への持ち込みを禁止している、アホな学校が多数あるようです(ええ、驚くほど身近にあって、驚いています)。

There still seem to be a lot of stupid schools that ban smartphones from bringing them to school (yes, they're surprisingly close to me).

逆だろ、逆。

"It's the opposite isn't it?"

スマホを、授業中に「教材」として使う教育カリキュラムを、今直ぐにでも始めないと、本当にヤバいと思います。

I think that it is really dangerous if we do not immediately start the educational curriculum that uses smartphones as "teaching materials" during classes.

私の目から見ても、行政(文部科学省等)がその方向に舵を切っているのは、明らかです。

From my point of view, it is clear that the administration (MEXT, etc.) is turning in that direction.

しかし、ITリテラシー絶無の老害グループ(現場の教師とPTA)が、それを妨害しまくっています。

However, useless old without IT literacy(on-site teachers and PTAs) are hindering it.

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かく言う私も、いずれは、その老害グループの仲間入りは確定です。

As I said, it is certain that I will eventually join the useless old

近い未来、私は、社会からやっかいもの扱いされて、とてつもなく不便で、もの凄く不愉快な思いをすることでしょう。

In the near future, I will be treated as a nuisance by society, which will be incredibly inconvenient and extremely unpleasant.

それでも、少なくとも「次の世代の邪魔をしない」ために、「それらに耐える」という覚悟はできてます。

Still, at least I'm prepared to "put up with them" so as not to "get in the way of the next generation".


2021-09-06 ―― ワクチン接種率を上げるためには「恐怖の払拭」が必要だ

長女が、本日、大手町の自衛隊東京大規模接種センターで、第二回目の新型コロナワクチン接種を完了し、江端家は全員、ワクチン接種のミッションを完了しました。

My senior daughter completed her second dose of the new corona vaccine today at the Self-Defense Forces Tokyo Large Scale Vaccination Center in Otemachi, and the entire Ebata family has completed its vaccination mission.

現時点での長女の副反応は、ないようです。

At this point, she seems to have "no" adverse reactions.

『時々、"動悸"に気がつく程度』と言っていました。

She said, "Sometimes I notice palpitations".

まあ、勝負は明日からだと思いますし、江端家の家庭内感染対策を緩める気もありません。

Well, I think the reactions will start tomorrow, and I have no intention of relaxing the Ebata family's measures against household infection.

ワクチン接種は、感染または発病(特に重症化)の可能性を、確率的に下げるだけのものですし、変異株への抵抗力が低いことも懸案です。

Vaccination can only reduce the probability of infection or illness (especially severe illness), and low resistance to mutant strains is also a concern.

それでも、ちょっと「ホッ」とした気持ちはあります。

Still, I feel a bit "relieved".

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そういえば、私たち夫婦が二人で2回目の接種をしている時に、隣りに座っていた女性の様子が変だったのを覚えています。

I remember that when my wife and I were both getting our second dose of vaccinations, the woman sitting next to us was acting strange.

顔を真っ赤にして、悲痛な表情で、身をこわばらせていたので、『アナフィラキシーか?』と、私も、いざとなったら体を支える態勢に入っていたのですが、

Her face was bright red, had a scared expression on her face, and she tightened her body, so I thought, "Anaphylaxis is coming?" I was about in a position to support her body.

However, I noticed, that

―― あれ? まだ接種されてないよね?

"Huh? She is not injected yet, isn't her?"

と、気がつきました。

その女性は、注射が怖かったのか、あるいはワクチン接種が怖かったのか分かりませんが、とにかく、もの凄く怖かったようです。

I don't know if the woman was afraid of the shots or the vaccination, however, she was terribly afraid.

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アナフィラキシーは、心理的要因でも発症します。

Anaphylaxis can also be triggered by psychological factors.

今、「アナフィライキシー、心因」で、あるレポートにサーチをかけてみたら 44件中22件が「心因反応」と判断されていました。

I just did a search on one of the reports for "anaphylaxis" and "psychogenic" and found that 22 out of 44 reports were determined to be "psychogenic reactions".

このケースだけで全部を判断することはできませんが、『それでも50%』と、その多さに驚いています。

I can't judge the whole case by this one, but I was surprised by the large number, 'still 50%'.

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心と体は不可分な存在です。

The mind and body are inseparable entities.

I remember being shocked when I actually calculated the number of young women dying from mental illness (anorexia, etc.) on my computer.

(現時点では)コロナウイルスより、拒食症の方が、若い女性たちを殺しています。

Anorexia is killing more young women than coronavirus (at the moment).

それはさておき。

That aside.

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―― ワクチン接種率を上げるためには「恐怖の払拭」が必要だ

-- "Dispelling fear" is needed to increase vaccination rates.

と確認するに至りました。

I came to confirm that this was the case.

ただ、恐怖とかの感情には、科学とかロジックが、対抗しにくいのも知っています。

But I also know that science and logic have a hard time competing with emotions like fear.

『何かできないかなぁ』と、今、考えています。

I'm thinking, "What can I do?


2022-09-06 『"納豆"の為なら、"孤高"を諦める』という覚悟も必要だったのです。

私のウイークエンドは、ウイークデーよりも、忙しいです。

My weekends are sometimes busier than weekdays.

コラムの締切などもありますが、会議が入らない気安さからプログラミングが捗ってしまう、などの理由もあります。

The reasons are for a deadline for column, and for programming, with the ease of not interruptions.

という訳で、私にとって疲労のピークは、月曜日の朝です ―― クタクタになっています。

So, the peak of my fatigue comes to Monday morning --- it is an "exhaustion".

で、最近は、月曜日の午前中に、スーパー銭湯に行って、サウナに入って、肩凝りを直してきています。

So recently, on Monday morning, I go to a super public bath, taking a sauna and fixing my stiff shoulders.

テレワークばんざいです。

Remote work, hurrah!

そのスーパー銭湯は、食事処の料理が美味しくて、私は、そこで「蕎麦」を食べるのをとても楽しみにしています。

In the restaurant of the super public bath, the dishes are delicious. I enjoy eating "Soba" at the restaurant.

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―― 風呂に入って、蕎麦をたぐる

"Taking a bath, and eating soba"

って、お前、江戸っ子を気取っているのか、と思われるかもしれませんが、そういう訳ではないのです。

However, I don't want to pretend "Edokko".

関東は蕎麦が旨いです。

Soba is delicious in Kanto area.

これは、私が地方出身者だからかもしれません。

This may be because I am from a rural area.

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私の実家である名古屋周辺は、うどんが美味しいです。

Udon is delicios around Nagoya city where my country house is.

しかし、私は実家周辺での『おいしい蕎麦屋』というものを、私は知りません ―― というか、実家の周辺に、蕎麦屋を思い浮べることができません。

However, I don't know of any 'good soba restaurants' around my parents' house -- or rather, I can't think of any soba restaurants around my parents' house.

では、学生時代の京都はどうか?

Then, how about Kyoto when I was a student?

うん、学生時代は、ラーメンと牛丼と生姜焼き定食しか食べていなかったので、うどんも蕎麦も1mmも浮んで来ません。

Yeah, when I was a student, I only ate ramen, beef bowls and ginger-yaki set meals, so neither udon nor soba noodles come to mind.

比して、関東は、立ち食い蕎麦のレベルでも、十分に美味しいです。

In contrast, in the Kanto region, even the standing-only soba restaurants are delicious enough.

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食べ物と言えば ―― 米国の、しかも内陸部のコロラド州で「納豆」を手に入れるには、本当に大変な思いをしたものです。

Speaking of food -- I had a really hard time getting "natto" in the U.S., and in the landlocked state of Colorado.

私は、生れて始めて、外国で、『日本人コミュニティ』というもの力に頼らざるを得ませんでした。

For the first time in my life, I had to rely on the power of the "Japanese community" in a foreign country.

『"納豆"の為なら、"孤高"を諦める』という覚悟も必要だったのです。

I had to be prepared to "give up my isolation" for the sake of "natto".

"外国で生きるとは"、ある意味こういうことです。

This is "living in a foreign country" in a sense.

閑話休題。

Now let's return to the main subject.

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当たり前なのですが『旨い蕎麦は高い』です。

As a matter of course, good soba is expensive.

私は旨い蕎麦を、たらふく食べたいですが、法外な料金を払う気にはなれません。

I want to eat delicious soba, but I am not willing to pay exorbitant prices for it.

しかし、蕎麦の自作はやらないつもりです。なぜなら、蕎麦打ちにはまった奴は、(私が知る限り、例外なく)嫌な奴になるからです。

However, I will not be making my own soba. Because anyone who gets into soba making (as far as I know, without exception) becomes a jerk.

"水が"、"温度が"、"打ち方が"、とか語り始めたら、『0秒で、そいつと絶交してやる』くらいの気持ちがあります。

If they start talking about "the water," "the temperature," or "the way to make", I'm going to cut them off in zero seconds.

ともあれ、私は、蕎麦が好きです。

Anyway, I like soba.


2023-09-06 権力者が死なないと、その権力者の犯罪が明るみに出ない、というのは、よくある話です。

アイドルを育成して、市場に提供している会社の社長の死亡に伴い、その社長の「性犯罪」が明かになって社会問題になっています ―― 「性加害」という言葉は、私にはしっくりこないので、私は「性犯罪」と称呼します。

With the death of the president of a company that trains idols and offers them to the market, his "sex crimes" have been revealed -- I will refer to them as "sex crimes" because the term "sexual assault" does not feel right to me.

権力者が死なないと、その権力者の犯罪が明るみに出ない、というのは、よくある話です。

It is often said that if a person in power does not die, the crimes of that person in power will not come to light.

権力者の存命中に逆らうと、社会的または物理的生存の危機に晒されるからです。

Because to defy them during the lifetime of those in power puts one's social or physical survival at risk.

しかし、死去した権力者は、その名誉が失墜するだけで、別段不利益はありません。

However, the dead authority is not otherwise disadvantaged, only disgraced.

被害者が残されるだけです。

Only the victims are left behind.

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実は、権力者のみならず、権威者が死亡しないと、動かないという世界は多いです。

There are many worlds where not only those in power but also those in authority have to die before they can move.

その一つが科学界です。

One of these is the scientific community.

科学というのは、仮説 → 実験 → 検証 → 評価のプロセスのことであり、世俗とは無関係のように思えますが、これが以外にそうでもないのです。

Science is a process of hypothesis, experiment, verification, and evaluation, which seems to have nothing to do with the secular world, but this is not so.

私が知っているものだけでも、地動説、進化論、量子力学、宇宙ビッグバン説が上げられます。

The ones I know of, geocentric theory, evolution, quantum mechanics, and the cosmic Big Bang theory, can be raised.

その分野の大家と言われる人が、死去しないと、新しい学説を唱えるのは大変難しいのです。

It is challenging for someone considered a significant expert in their field to advocate new theories unless they have died.

―― 大家の意見に逆らうと、その分野で、干されるから

"If you go against the landlord's opinion, you will be hung out to dry in that field."

で、

and

―― 干されると、食っていけないから

"If they dry up, they won't be able to eat."

です。

ダーウィンが親の資産で食っていた不労所得者(ボンボン)でなかったら、進化論は世の中に発表されなかったかもしれません。

If Darwin had not been an unearned (rich) man who fed on his parents' wealth, the theory of evolution might never have been published to the world.

「客観性」が「売り」の科学さえ、これほど世俗的なものなのです。

Even science, whose "selling point" is "objectivity," is this secular.

芸能界が権力者に日和ることは、不思議なことではありません。

It is no wonder that people in the entertainment field are disciplined by those in power.

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まあ、このような性犯罪を日常に行い続けた権力者の行い明らかにして、それを徹底的に批判する意義は何か、と問われれば、

Well, if one asks what is the significance of revealing the actions of those in power who continued to commit such sexual crimes daily and thoroughly criticizing them, I think

―― 同じようなことをする(特権的地位を用いて日常的に性犯罪を繰り返す)、第2の権力者の発生を防止する

"Preventing the creation of a second authority who does the same (uses privileged position to repeat sex crimes routinely)"

この一言に尽きましょう。

Let me put it in one word.

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まあ、それはさておいても、私は、なぜ、このような日常的性犯罪を行うものをトップに置ていた法人組織が、まだ存続しているのか、さっぱり理解できないのです。

Well, that aside, I have no idea why a corporate entity that had such a routine sexual predator at its head is still in existence.

普通に考えて、法人組織自身による『自主的な廃業』の一択だと思うのですが ―― 私は何か見落しているのでしょうか?

Normally, I think the only option is 'voluntary closure of the business' by the corporate body itself -- am I missing something?