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2024|01|02|03|04|05|

2012-03-05 図書館の将来

最近、電子辞書を貸与する図書館が登場しているらしいですね。

ニュースソースは、テレビニュースを見ていた嫁さん。

なんでも、一定期間が経過したら使用不能となるようにプログラムを仕込んでおくようにしておくのだそうです。

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電子書籍は、ほぼ間違いなく、将来の出版業界の態様を決定したといっても良いでしょう。

電子書籍の流通は、現在の本の価格を1/5~1/10まで下げます。

そこまで価格が下がった場合、無理して違法コピーを実施する理由が消えます。

# 缶コーヒーのコストで本が購入できるのに、面倒な違法ダウンロードする理由がない。

印刷プロセスや、在庫のコストが全部なくなれば、ここまでコストが落ちるのは、それほど無茶な話ではないと思うのです。

大衆は本を読む機会が十分に担保され、著作者は読者数に応じた対価を直接得ることができます。

どこをどう見ても、誰にも不利益はありません(既得権益者以外は)。

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それでは、将来の図書館はどうなるんだろう、と考えています。

# 別に「図書館戦争」を読んで触発されたという訳ではありませんが。

ま、間違いなく、図書館自体もバーチャル化するだろうな、と。

図書館が購入した電子書籍を、図書館の利用者がダウンロードする、という形態になることは間違いないでしょう。

指定期間後に、書籍への可読ができなくなるようになり、その時点を持って返却されたとみなされる、と。

問題は、それがどの程度の未来の話になるか、ということでしょうが、これは、著作権法の改正(公衆送信権(著23条)あたり)で解決がつくでしょう。

図書館自体がなくなることはないと思うのですが、その性質は大きく変化するような気がします。

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と言いながら、私自身は電子書籍リーダを持っていません。

理由は一つ。

『風呂で読めないから』

です。

# ま、これに関しては何度も記載してきましたので、今回は割愛。

それ以外にも、リーダが重い、リュックに無造作に放り込んでおけない、本の中に書込ができない、などもありますが、これはいずれ技術的に解決されるでしょうし。

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今、本は紙という有体物の媒体として、人々に愛されています。

しかし、書籍がこれが単なる情報伝達媒体としてのみ扱われるようになるのは、時間の問題でしょう。

時の権力者や政治体勢に依存しない態様の知識の伝達は、書籍の究極の目標です。

その意味でも、電子書籍は理想的な文化の継承手段と言えるでしょう。

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初音ミクといい、電子書籍といい、どうもこの時代は、我々に強いパラダイムシフトを要求するようです。

しんどい時代ですが、まあ、諦めるしかないのでしょう。

http://www.amazon.co.jp/図書館戦争[単行本]/dp/4840233616


2013-03-05 経済学部や商学部の学生さん、この話に一口乗りませんか。

今、介護認定をペアで受けている両親の今後の対応や、実家のメンテナンス(電気、水道、ガス等のインフラ一般)の為に、年休とって帰省中です。

また、併せて、彼等の確定申告の処理も行っているのですが、

―― まったくもって、分からん

―― この複雑怪奇な制度は、一体なんだ?

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ここで、「制度」を批判するのは簡単です。

私も特許法、著作権法などを(独学ですが)勉強しているので、「公平と正義をギリギリまで担保する為には、法制度や手続が面倒くさくなる」ということは理解しているんですよ。

けどなぁ、この書類を、介護認定を貰っている人間が作成できるとは思えないんだよな。

これって、本当に公平と正義を担保しているんだろうか。

私には、そこに悪意がなくても、結果として「弱い奴から税金を取れ」というシステムとして完成しているように見えて仕方がないんですよ。

文句も出にくいし、早々にいなくなるだろうし。

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今の私は、

「確定申告を計算した結果、戻ってきた還付金を100%全額進呈する」

という条件で、アルバイトを雇う意思があります。

経済学部や商学部の学生さん、この話に一口乗りませんか。

私は、「要介護高齢者が不当に舐められている」と感じるこの不快感に対して、(いいがかりであるのは、百も承知の上で)、権力に対して一矢報いたいんですよ。


2014-03-05 しかし、こう考えることによって、「日本に対する愛国心」なるものを、改めて「気持ち悪い」と思います。

Yesterday, I wrote the story "I was inflamed with rage when left-wing militants occupied the college"

これが、例えば、出身高校や中学の校庭や建屋を占拠されたとしたら、どうだろうか?と考えてみたのですが、

I wonder how I feel if it was a case of high school or junior high school.

―― 正直、どーでもいい

To tell you the truth, I don't care them at all.

と感じました。

この違いは何だろう、と考えていました。

Today, I am thinking what the difference is.

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私は、大学が好きだったようです。

The one answer is that I was about to like my college.

本当に苦しくて辛いティーンエイジャ時代の最後に辿りついたパラダイス、というくらいです(まあ、後発的に思い出が脚色されているとは思いますが)。

The college was a sort of paradise for me that I could reach at the final destination through burden of toil of my teenager.

(Maybe my memories have been history falsification later on.)

そのような好きな場所を、赤の他人に踏み込まれるという事実が、どうしても認容できなかった、ようです。

I think I couldn't possible put up with being invaded my favorite places by strangers.

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私は、「愛国心」なるものを全然理解できないのですが、「愛エリア心」なら理解できます。

I don't understand any kinds of patriotism but loves for a specified district.

■京都市左京区の岩倉に、中国人民軍が進駐するのであれば、私は武器を携行して、叡山電鉄の路線インフラを死守する為に、闘うことができます。

If People's Volunteers' Force in China is going to be stationed to Iwakura Kyoto-city, I could participate in a battle for saving for the Eizan-train infrastructure.

■米国コロラド州のフォートコリンズにロシア軍が、地上部隊を投入したと聞けば、今すぐに成田空港でデンバー行きのチケットを購入し、コロラド州兵を支援するレジスタントとして参戦するつもりです。

When I hear the news that Russian troops drop ground force to Fort Collins, Colorado USA, I am going to Narita Airport to buy the ticket to Denver airport, and combat as a resistance to help for Colorado State Guard.

私に優しくしてくれた人が住んでいるエリアを守る為なら、私は闘えます。

I can open war for the district where persons who were kind hospitality for me, has lived.

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しかし、こう考えることによって、「日本に対する愛国心」なるものを、改めて「気持ち悪い」と思います。

On the other hand, it becomes more difficult to understand "patriotism" for Japan.

「日本」を愛す?

Loves for Japan?

そんな広大で、抽象的で、観念でしか把握できないもんの為に、私は命をかけるなんてことは絶対にできません。

I flatly deny talking risk of my life for such wide, abstract and idealistic something.


2015-03-05 使用可能な当用漢字を、現在の2000字程度から500字程度にまで削減し、それらの文字の使用を禁じられた世界をイメージする

(Continuation from yesterday)

研究員やエンジニアは、素粒子から、人間、各国、そして宇宙の現象までも、コンピュータや頭の中でモデル化した上で、再現しなければ、仕事ができません。

Researchers and engineers have to model behaviors of element particle, human, nation and space, in their brain or computer, in order to continue their works.

そのモデル化は、物理、論理の両面から確認された物理法則から、適当な近似式を用いるものまで様々ありますが、間違いなく言えることが一つあります。

There are some ways to make the model using from physical laws whose accuracy has been confirmed from both physics and logic to proper approximations. and I can say certainly the following.

それは、『数学という道具を、「ミソ」や「醤油」のように使うことが期待されている』ということです。

"We, engineers, are expected to use mathematics like Miso or soy sauce."

また、新しい調味料が登場すれば、すぐにそれを試してみる、というフットワークも要求されます。

In addition, when a new flavoring is released, our footwork to try the flavoring also expected as soon as possible.

私たちにとって、「数」は、「漢字」や「英単語」と同程度に必要な「道具」です。

For us, numeral or mathematics are important tool, as Kanji and English word.

この観念を理解して貰う為には、

■使用可能な当用漢字を、現在の2000字程度から500字程度にまで削減し、

■それらの文字の使用を禁じられた世界をイメージする

だけで足ります。

In order to understand the above thought, it is enough for you to make am image of the world that we are prohibited to use about two thousand Chinese characters for daily use in Japan, and only are allowed to use less than five hundred Kanji only.

それで、現在の文学の水準を維持できるものなら、たいしたものだと思います。

If the author couple could keep a level their work's quality, I can respect them profoundly .

その作家夫婦は可能なのかもしれませんが。

-----

ただ、ですね。

But,

I have already released a same kind of message about English.

このコラムで、私は、文法、発音の量を削減することで、「『英語』をもっと身近な『道具』にしよう」と主張しているんです。

In this column, I argued that "let's change English in compulsory or high school education to a useful tool" with deleting the concept of CORRECT grammar, pronunciation, and so on.

ですから、この作家夫婦が、

So if this author couple's intention is positively

―― もし「『数学』をもっと身近な『道具』にしよう」

"let's change mathematics in compulsory or high school education to a useful tool"

というポジティブな趣旨で、二次関数の一般解の削減を提言したのであれば、アプローチの違いはあれ、私の意図とは一致していることになります。

and proposed the delete of quadratic equation, our trial seems to be almost same.

しかし、そうではないのです。

However, they are not so.

(続く)

(To be continued)


2016-03-05 プロなら、仕事の手を抜くんじゃねえ

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

About my discomfort, I think that you would understand to read the following of first half

我が国には、「合法な手続で捜査しない限り、有罪にできない」という法律があるからです(刑事訴訟法197条1項ただし書)。

In Japan, "nobody becomes guilty without legal proceedings" (Code of Criminal Procedure 197, paragraph 1 proviso).

-----

簡単に言うと、

In short, I want to say,

「警察は、裁判所から捜査令状もらって、GPSでもWiFiでも何でも取り付ければよかったじゃんか」

"Why the police skipped the process to get the letter from the court before using GPS or Wifi or another devices?"

ということなのですよ。

よりによって裁判所が、「重要な違法性はない」とかは、言わないで欲しいんですよね。

I don't want the court of all things to say "not important illegality".

権力に服従して余生を過したいと願っている私ですら、このことは、我が国の司法捜査の根幹なのですから、「なあなあ」にはして欲しくはないなぁ、と思うんです。

Even I who want to spend my life submitting to authority, also think that this issue should not be obscure, because this process is, I think, a building block of judicial police.

ただ、今回調べてみてびっくりしたのですが、捜査令状は「自動販売機」と言われるくらい、簡単に請求が認められるようです(98.4% 2011年)。

I was very surprised that obtaining a warrant seems to be very easy, and the process is called "vending machine".

I don't know whether

「自動販売機なら、なおさら」なのか ――

"So much more, because it is a vending machine" or

「自動販売機だから、今さら」なのか ――

"Any more, because it is a vending machine"

捜査令状が、こんなに形骸化されているとは知らなかったのですが、

I don't know the process of warrant becomes a dead letter.

仮にそうだとしても、「法の不遡及の原則」と同様に、当時の社会情勢を勘案して、当時においては違法と認定される行為を、現時点においても違法と判断することは

Even if it is a reality, "ruling illegality" of this issue at this time is, including social conditions at the time as same the "ex post facto"

―― 私のようなエンジニアでさえも、とても重要なことだと思うんですよ。

Even the engineers like me, I think that's so important.

まあ、それもあるんですけど、本当のところは、こっちが本音(画像データ転送実験の話)です。

To tell you the truth, this is my real intention (story of the image data transfer experiment).

「民間人の私ですら、ヒーヒー言いながら法律上の手続をやっているんだ」

Even I, as just a civilian, am doing the complex procedure on the law.

「おまえら、腐っても「司法」の名を冠するプロの捜査機関なんだろうが。プロなら、仕事の手を抜くんじゃねえ」

"You guys, are professional law enforcement agencies, called "judicial police". If you are professional, not pull out the hand of the job. "

と、言いたいんですよ。

I do want to say the above strongly.


2017-03-05 ―― この番組、見なければよかった

Amazonの宅配サービスによって、我が家の生活はとてもラクになりました。

Thanks to Amazon's parcel delivery service, our life in my family become easy.

しかし、誰からラクになるということは、その代わりに誰かが酷い目にあっているはずです。

However, I know that someone becomes easy, others become bad,

「ガイアの夜明け」を見て、宅配業者(の下請けの人)が、不在宅の配送(いわゆる『空振り』のために、「酷い目」にあっていることを知りました。

Watching a documentary program "Gaia no Yoake(Dawn of Gaia)", I knew that subcontractors of home delivery company became in awful situation, because of re-delivery of the parcel, so-called, "air shot".

これらの下請けの人の利益は、宅配した物品の個数で決まるとのことで、つまり『空振り』があった場合、再配達には金銭が支払われない、ということです。

I know that the profits of the subcontractors are decided by numbers of the parcel, so if this "air shot" occurs,money is not paid for the re-delivery of the parcel.

また、時間内配送の為に、1秒でも時間を節約したいという事実も知りました。

Also, I also learned that they want to save time even in 1 second for delivery within the time.

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―― この番組、見なければよかった

"I should have never seen this program."

と思いました。

I think.

これから私は、玄関の呼び鈴が鳴ると、ベッドから飛び起きて、玄関に駆けつけるようになるだろうな、と思ったからです。

From now on I thought that if the doorbell of the entrance rang, I would jump out of bed and rush to the entrance.

つまるところ、私は「チキン」なんですよ。

In the end, I am "chicken".

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受け取りのサインや印鑑の問題もあるでしょうが、私は、「自作の宅配ボックス」が作れないか検討をしています。

There will be problems with receipt signature and seal, but I am considering whether I can make DIY "home delivery box" .

「空振り防止」に協力したい、というよりは、「チキンな私の心の平安の為」にです。

That is for "the peace of my chicken heart" rather than to cooperate in "prevention of air shot"

幸い、我が家は、

Fortunately,

―― 24時間態勢で、複数の監視カメラが目を光らせている

"multiple surveillance cameras work with 24 hours posture in the area of my house"

という、特殊ケースの家ですので、他の家よりは、いろいろやりやすいかと思います。

It might be a special case, so I think that it is easier to do than other houses.

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という訳で、運送会社各社の皆さん。

So, everyone of the shipping company.

江端家の環境を実証実験に使われるのであれば、協力致します(追加システムがないのであれば、タダで)。

I will provide you with the demonstration experiments of above delivery service for free..

必要なら監視映像も提供します。

I will also provide surveillance video if necessary.

ご検討下さい。

Please feel free to contact me.


2018-03-05 『じいじ、娘と孫娘の「声」を聞いて、元気が戻ったみたい』

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

先月27日、私が出社した直後、嫁さんから、鹿児島の義理の父が危篤状態にあるとの電話連絡を受けました。

On the 27th of the last month, I received a call from my wife, that my father in law, in Kagoshima fell into a critical condition.

親戚の叔父から『血圧が50を切り、おそらく、会えるなら今日が最期』との連絡を受け、嫁さんと長女が、その日、羽田空港から鹿児島に飛びました。

She received notification from her uncle, "his blood pressure becomes less than 50, so today is the last day to be in at the finish". And she and senior daughter went on board a plane at Hanada airport soon.

私が会社で、スマホの画面のチェックを続けながら、報告を待っていた時、

Waiting my wife's message by my smart-phone at the office, I was really surprised to get the phone call from her.

―― 嫁さんと長女が到着した直後、義父の血圧が130に上昇した

"Just after the time when they arrived at the room, the blood pressure of father-in-law went up more than 130"

という電話連絡を受た時は、びっくり仰天しました。

義父は、すでに意識不明状態で、勿論、経口摂取はできず、そして点滴も停止されて、最期の時を待っている状態だったからです。

He has lost consciousness, and could not eat any food. At that time. Drips had already been stopped, and they were just watching his die.

私にしてみれば、義父のこの血圧上昇は、「自然法則に反する奇跡」としか思えませんでした。

For me, this pressure rise of him, was likely to be a "miracle against laws of nature".

その後、みんなが『まだ数日は大丈夫かもね』と言いあっていた翌日の朝の10時、嫁さんや長女や親戚の方が、いろいろと動き回っている中で ―― 義父は静かに息を引き取りました。

After that, while my wife and others talked each other "He might keep this condition for a few days", however, he passed peacefully away at 10 in the next morning, in everyone was working busy.

看護師の方に指摘されるまで、誰も気がつかなかったくらい、静かで穏やかな死だったそうです。

It seemed to be calm and peaceful, nobody noticed his loss until a nurse noted it.

-----

嫁さんからの連絡を受けて、私も航空券などの確保を開始し始めましたが、その時、ふと目、昨日のLineのメッセージが目に入りました。

After the message from my wife, I started to prepare for a flight and a rental car. At that time, I saw the Line message of the previous day from my wife.

『じいじ、娘と孫娘の「声」を聞いて、元気が戻ったみたい』

"Daddy might pick spirit by hearing our voices"

そのメッセージを目にした時、私は『あ! そうか!!』と思わず声を上げてしまいました。

At the moment, I found myself crying out "that's it!".

(続く)

(To be continued)


2019-03-05 役所の人が、自力で、「組合せ最適化問題」のエクセルのマクロを書けば良いのです。

先日、ニュースで、待機児童の入所の優先順位付けに苦労している役所の人の話が出ていました。

The other day, in the news, there was a story of a person at a government office struggling to prioritize the entry of waiting children.

待機児童の優先順位を行う為には、複数(十数以上?)の条件を調べなければならず、それを数人だけで実施しなければならず、大変苦労しているとか ――

In order to prioritize the waiting child, it is necessary to investigate a plurality (more than a dozen?) Conditions, and it has to be done with just a few people.

実際の仕訳の内容を見てみないと断言はできませんが、これは、典型的な「組合せ最適化問題」のように見えました。

I don't know the work well, so I have to avoid giving a straight answer, however, I think the problem is a typical "combinational optimization problem".

条件(パラメータの数など)によっては、人間が100年かけたって作業が終わらないこともあります。

In some cases(for example, numbers of parameter), this problem will not be completed even after 100 years.

ソフト会社にアプリ作成とかを依頼すれば、平気で1000万円単位の見積が出てきて、恐しく「使い難い」アプリを納品してきます。

If you ask the software company to create an application or something else, the estimate in units of 10 million yen will come out and they will deliver "hard to use" applications.

結局、その「使い難い」アプリを使いこなすことができず、私達の血税がドブに捨てられる、ということになります。

After all, they can not use the "hard to use" application, the result will be that our taxes are thrown away in the dob.

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しかし、「組合せ最適化問題」は、パソコンとエクセル(*)のプログラム(マクロ)を使うことで、解決『できること』もあります。

However, the "combinatorial optimization problem" can be solved by using the computer (Macro) and Excel (*) program (macro)

(*)Googleのスプレッドシートでも可

(*)Google spreadsheet is also O.K.

役所の人が、自力で、「組合せ最適化問題」のエクセルのマクロを書けば良いのです。

A person at the office can write the Excel macro of "combinatorial optimization problem" on their own.

なにしろ、業務内容を一番良く知っているのですから。

Anyway, they know the work well.

しかし、それは、ほとんど「暴力」といってもいいくらいの「暴論」です。

However, it is almost "wild view" which can be said to be almost "violence".

例えるのであれば、私に対して、「タミル語の書類を、日本語に翻訳して提出しろ」というくらいの暴力です。

It might be violence like "translate Tamil language documents into Japanese, and submit it".

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こういう小型のマクロ開発に対して、最近は、ネットを使ったクラウドファンディングによる発注という方法もあります。

For such small macro development, recently there is a method called ordering by "cloud funding" using the net.

一度、募集ページを見たことがあるのですが、金額の規模感が1桁ずれている(安い)、という感じがしました。

I have seen the recruitment page once, but I felt that the scale of the amount of money is one digit off (cheaper).

それと、ソフトウェアの場合、開発の後に、バグなどのトラブルが発生した時などの為に備えて、保守料金も詰み上げておかないと困ったことになることがあります。

Also, in preparation for troubles such as bugs after development, the maintenance fee also should be packed up.

ちょっとした機能拡張でも、追加開発のコストが発生します。

Even with a slight function expansion, additional development costs will occur.

クラウドファンディングの金額には、これらの保守や機能拡張のコストが、全く含まれていないようです。

The cost of "cloud funding" does not seem to contain these maintenance and enhancement at all.

これでは、役所だって、発注するのに躊躇してしまうと思います。

Even the offices think that they will hesitate to place an order.

(続く)

(To be continued)


2020-03-05 ひっかかると、情報部門の「高らかな笑いが聞こえてきそうな」サイトが開いて、なかなか「むかつきます」。

私の勤務している会社では、会社の情報部門が、指定期間「攻撃型メール」というものを、社員に送付する訓練を行っています。

At my company, the information department conducts training to send "attack-type emails" to employees for a specified period of time.

詳細は述べられませんが、なかなか良くできたメールで、私もこれまで2回ひっかかりました。

I can't give you the details, but the email was pretty good and I've been caught twice.

ひっかかると、情報部門の「高らかな笑いが聞こえてきそうな」サイトが開いて、なかなか「むかつきます」。

When I got caught, I think that the web site of Information Department opens and "I'm likely to hear a loud laugh." Anyway, I feel quite "annoying"

が、この訓練、非常に意義があります。

But this training is very significant, I think.

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先日、「社員カード用に使用する写真を送れ」というメールが届き、宛先、内容を十分に吟味した上でメールを送付しました。

The other day, I received an e-mail saying "Send my photo for my employee card". After carefully examining the destination and contents, I sent the e-mail.

が、途中で思い止まって、メールの送信を差し止めました。

But I stopped sending the email on the way.

(3分間ほどメールを滞留させて、送信させない運用になっている)

(This is our office rules that keeps mail for about 3 minutes and does not send it.)

そのメールに記載されていた電話番号に電話して、オペレータと話して、ようやく安心して送信を行いました。

I called the phone number in the email, talked to the operator, and finally sent it with confidence.

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I have already disclosed the story that I suffered from Internet fraud.

編集部によれば、「相当数のPV」があったそうです。

According to the editorial department, there were "many PVs".

ネット詐欺の被害情報を、私のようなITエンジニアが発信することは、大変意義があったと思います。

I think it was very meaningful to be opened the damage caused by Internet fraud. by an IT engineer like me.

まあ、ここまで、自分の不注意について詳しく開示しているのだから、まさか、さらにその「不注意」についてコメントしている奴はいないだろう、と思っていたのですが、

Well, I thought so far that I have disclosed in detail about my carelessness, so nobody would comment on that "carelessness",

―― 偉そうに、私に説教する奴が、3人いた

"Three people preached to me"

ようです(全部記録してあります)。

(All are recorded).

それはさておき。

That aside.

(続く)

(To be continued)


2021-03-05 『ああ、あれは、ざっくり言って、"2.26事件"と同じだよ』

Here, I wrote about a story that developed into a big problem in the summer of 2015 when the prefectural governor of Kagoshima Prefecture said, 'High school girls should be taught the names of flowers and grasses rather than trigonometric functions'.

また、

In addition,

In this column, "Recurrent Education [Part 1]: Trigonometric Functions Unnecessary and How to Destroy Individuality," I raised the following issues.

■古典は必要か → 使う場面ないじゃんか?

Do we need the 'classics' → Why don't we use them?

■歴史は必要か → 昔の話を持ちだしてどうする?

Do we need 'history' → When do we use the story?

■英語は必要か → (江端試算では)4%の日本人しか使っていないぞ?

Do we need 'English' → (Ebata's estimate) only 4% of Japanese use it?

■現国は必要か → 文庫本が読める程度の漢字を知っていればいいんじゃないの?

Do we need to study 'Japanese'? → It's enough if we know enough kanji to read a paperback book.

■体育は必要か → 日常生活で、走ったり跳んだり泳いだりする必要性はあるか?

Do we need 'physical' → Do we need to run, jump, or swim in daily life?

■理科は必要か → リトマス試験紙が何色になるかが、そんなに重要か?

Do we need 'science' → Is it really that important what color the litmus test paper turns?

と問いつめれば、「畢竟(ひっきょう)、全ての学校教育は否定される」という結論に至るはずだ、という論を展開しました。

I argued that if we look at it this way, wewill come to the conclusion that "in the end, all schooling will be rejected.

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で、現在、ミャンマーで発生している「軍部によるクーデター事件」について語る時に、

So, when we talk about the "military coup d'etat incident" that is currently occurring in Myanmar.

『ああ、あれは、ざっくり言って、"2.26事件"と同じだよ』

"Yeah, that's roughly the same as the 2.26 incident"

と言った時に、

When I replied that way,

「ああ、なるほどね」

"Oh, I see"

と答える国民が、多数派の国になるか、

Will the people who answer this way become the majority? or,

「はあ? 何それ?」

"What? What's that?"

と答える国民が、多数派の国になるか、

Will the people who answer this way become the majority?

の、違いなのだろう、と思っています。

At the end of the day, this is what makes the difference, I believe.

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『国民の知的レベルは低いままにしておく方が統治しやすい』といったのは、毛沢東です。

It was Mao Zedong who said, "It is easier to rule if the intellectual level of the people is kept low.

私は、『国民の知的レベルを低いままにしておくと、感染症で国が滅びる』と思っています。

I believe that 'if the intellectual level of the people is kept low, infectious diseases will destroy the country.

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「毛沢東?はあ?それ誰?」と答える国民が・・・(以下省略)。

"Mao Zedong? Huh? Who is that? The people answered....(Omitted below)


2022-03-05 ただ、ここ(キリスト教神学)に、「カイン」と「アベル」を突っ込んでくるあたりの、無節操さが、なんも言えずに『最高』です。

LUCIFER/ルシファーという、米国のドラマを見ています。

I am watching an American drama called LUCIFER.

ナイトクラブ、酒、狂乱騒ぎ、プレイボーイ等々、私が選択するドラマとしては、甚しく「好み」が違います。

Nightclubs, booze, craziness, playboys, etc., are not my "tastes" in drama of choice.

しかし、登場人物の正体が、

However, the characters' identities are the gods, goddesses, angels, and demons of

―― キリスト教神学

"Christian theology"

の神、女神、天使、悪魔です。

彼等が、ロサンジェルスの街に現われて、神話のキャラクターの役割を演じながらも、日常生活(刑事ドラマです)を送るという、異世界転生コンテンツの逆転バージョンのようなドラマです。

They appear in the city of Los Angeles and live their daily lives (it's a cop drama) while playing the roles of mythological characters, in a drama that is like a reversed version of otherworldly reincarnation content.

アメナディエル、ウリエル、オーロラ(ドラマではこの名前ではないようですが)とか、これはこれで良いのですが ――

Amenadiel, Uriel, Aurora (which doesn't seem to be this name in the drama), and so on -- this is fine.

昨日、コーディングしながらドラマを聞き流していたのですが、「カインの正体が判明し、アベルが女性で転生した」というところで、思わず吹き出してしました。

Yesterday, I was listening to the drama while coding, and when I got to the part where "Cain's identity was revealed and Abel was reincarnated as a woman," I blurted it out.

で、その話を、誰かにしたくなった、という次第です。

So, I wanted to talk about it with someone.

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キリスト教神学とは、まあ、私の理解した範囲では「『キリスト教』攻略本」のような位置付けのようです。

Christian theology is, well, as far as I understand it, positioned as a "'Christian' strategy book".

I have written before that Buddhist doctrines are derivatives of the later life of Ghodamasiddha.

仏教における、菩薩、四天王、毘沙門天、阿修羅は、キリスト教神学におけるルシファー、アメナディエルと同じようなものです。

In Buddhism, Bodhisattvas, Shitenno, Vaisravana, and Asura are like Lucifer and Amenadiel in Christian theology.

ただ、ここ(キリスト教神学)に、「カイン」と「アベル」を突っ込んでくるあたりの、無節操さが、なんも言えずに『最高』です。

However, I can't say anything about the unscrupulousness of the "Cain" and "Abel" when they insert them here (Christian theology), it's "the best".

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私は、LUCIFER/ルシファーと同じノリで、日本神話のキャラクターを、現代日本に転生させるドラマが見たいです。

I would like to see a drama in the same vein as "Lucifer", with a character from Japanese mythology reincarnated in modern Japan.

イザナギ、イザナミ、アマテラス、スサノオ、ニニギ、イワナガヒメ、コノハナサクヤヒメまでは、鉄板として、ここは、「オオクニヌシの国譲り」のストーリーは、やっぱり譲れないでしょう。

Of course, the story of Izanagi, Izanami, Amaterasu, Susanoo, Ninigi, Iwanagahime, and Konohanasakuyahime is a given, but the story of "taking over the Okuninushi's land" is still a nonnegotiable one.

I don't think there is any way to avoid turning such dumb points content (Japanese mythology) into a secondary drama.

Furthermore, if they can connect it to the story that 'even the current Emperor is not allowed to enter the main shrine of Izumo-taisha'

単に面白いだけではなくて、神社のトレンド化、観光名所化、地域復興、ひいては、天皇制を神話のアプローチから理解することができます。

Not only is it interesting, but it allows us to understand the trending of shrines, tourist attractions, regional revival, and, by extension, the emperor system from a mythological approach.

というか、戦前では普通に教育過程に入っていたようですが

I mean, I heard it seems to have been a normal part of the educational process before the war.

(興味のある人は、"天皇の神格化"、"戦後"、"GHQ"あたりでググッってみて下さい)。

(If you are interested, please Google "deification of the emperor", "postwar", or "GHQ").


2023-03-05 私、『「雪印」という会社(グループ)だけは、絶対に許さない』と決めていました。

私、『「雪印」という会社(グループ)だけは、絶対に許さない』と決めていました。

I had decided, "I will never forgive only the Yukijirushi Brand company (group)".

以下の2つの事件、

The next two incidents enraged me,

- Yukijirushi food poisoning case (June 2000)

- Yukijirushi seal beef counterfeit incident (October 2001)

という、2年連続の『人命軽視にも限度がある』という事件で、私は怒り心頭に達していたからです。

These were cases of 'there is a limit to the disregard for human life'.

これらの事件については、過去の私の日記にも言及があります。

There are references to these incidents in my past diaries.

ずうずうしくも雪印ブランドの製品が市場に登場してきたら、『私のサイトで騒ぎ立てて、みんなに過去の事件を鮮明に思い出してもらう』くらいのつもりでいました。

If the Yukijirushi brand products come on the market, I had the intention of 'making a fuss on my website to remind everyone vividly of the past incidents'.

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Today, I finished watching NHK's "Law of Failure: Two Incidents at Yukijirushi Brand" which I had recorded.

信頼回復と再生にかけた雪印グループの20年の取り組みについて、丁寧に解説がされておりました(もちろん"演出"が含まれているとは思いますが)。

In the program, there was a detailed explanation of the Yukijirushi Brand Group's 20-year effort to regain trust and revitalize the company (although of course, I am sure there was some "staging" involved).

この番組を見て、ようやく私は『ふりあげた拳を、下げてもいい』と思うことができました。

After watching this program, I was finally able to think, 'I can lower my raised fist'.

In part because it was partially in line with my thinking.

それでも、 ―― 「人命にかかわる失敗」は、「それ以外の失敗」と分けて考える必要があるとは思っています。

Still -- I do believe that "failures involving human life" need to be separated from "other failures".

それはさておき。

Aside from that.

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江端:「もう一店舗で、雪印製品は見かけないよな」

Ebata: "You don't see Yukijirushi brand products in one store anymore, do you?"

嫁さん:「え? "うち"にあるよ」

Wife: "What? They are at home."

と言われて、驚いて、冷蔵庫の中身を調べてみました。

I was so surprised that I went through the contents of the refrigerator.

こんなのが出てきました。

This is what I found.

嫁さんいわく、『他のブランドのバターは、店頭での入手が難しい』のだそうです。

She said 'other brands of butter are hard to find in stores'.

そして、我が家の次女は、お菓子作りが趣味で、バターを大量に消費しているようです。

And my second daughter enjoys baking and seems to consume a lot of butter.

なんというか ―― どうやら、私が知らないだけで、江端家は、雪印ブランドのサポーターだったようです。

What can I say -- apparently, unbeknownst to me, the Ebata family was a supporter of the Yukijirushi Brand.


2024-03-05 コラムが書きたい ―― 最近、とても、とても、とても、そう思います。

コラムが書きたい ―― 最近、とても、とても、とても、そう思います。

I want to write a column -- very, very, very much so lately.

書きたいネタが沢山あるんです。

I have a lot of stories to write.

轢断のシバタ先生にも、お願いしていることもあるんです。

I have even asked Dr. Shibata, a "run-over," to help me.

EE Times Japan編集部の編集部(編集長?)が、『最近、あの、江端の膨大な文章を編集しなくて、ラクだな』と思って頂けているなら、それが唯一の救いです(救いか?)。

If the editorial staff (editor-in-chief?) of EE Times Japan thinks, "It's so much easier not to have to edit Ebata's huge amount of writing these days," that's the only relief (or is it?).

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私が、「コンピュータの中に街を作る」のと、「コラムを書く」のは、どちらが世界に貢献しているだろうか?

I would contribute more to the world, "building a city inside a computer" or "writing a column"?

―― と考えて、そして、すぐに考えるのをやめました。

-- and then quickly stopped thinking about it.

『うん、どっちも世界に貢献はしないな』と思ったからです ―― 謙遜なんて1mmもありません。

I thought, 'Yeah, neither one of them contributes anything to the world' -- there's not a millimeter of modesty.

どっちも私のエゴの集大成です。

Both are the culmination of my ego.

でも、『コラム書きたい、書きたい、書きたい』が止まりません。

But I can't stop. 'I want to write a column. I like to write a column.

地図DB作りや、時刻表や、シミュレータや、映像転送コードや、生成AI評価や、特許明細書の執筆から、逃げたい訳ではありません。

I do not want to escape from making map databases, timetables, MAS simulators, video transfer codes, generating AI evaluations, or writing patent specifications.

ええ、そうです ―― 多分。

Yes, it is -- probably.