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2009-05-13 N700新幹線インターネット通信システム

ニュースなどでこのサービスが開始された日、暫くは外出するのも怖くて、おどおどと出社していました。

今、私は、学会からの帰りで、新幹線に乗っています。

たまたま、新幹線(N700)の中でパソコンを立ち上げたら、パソコンが無線LANに接続して、メールが飛び込んで来ました。

不覚にも、涙が出てきました。

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机2つの上に、20枚ものA4用紙を張りつけて、紙の上で、新幹線の絵を書いたり消したりしながら、IPパケットの追跡を3日間ぶっつづけで続けた日や、新幹線のシミュレータのデバッグを徹夜でやったことを思い出しました。

このシステムの開発をする為に、多くの人が本当に長い間苦労をされました。このシステムは、その人達の血と涙そのものです。

そして、私も、『研究者の一人として参加することができて、本当によかった』と、初めて思うことができました。

この新幹線は、もうすぐ新横浜に到着するようです。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090314_n700_wireless/


2013-05-13 優しくしないで

私は、ネット上では実名を公開して活動しているのですが、圧倒的に多くの人は、匿名で活動されています。

実名、匿名ともに、メリット・デメリットがありますので、よく考えた上で、自由に選択すれば良いと思います。

それはさておき。

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実名公開を原則とする私と、匿名公開を通常としている方との関係は、どうしてもUnsymmetric(アンシンメトリック:非対象性)な関係になります。

私は、私の考えや日常を毎日のように公開している訳ですが、その逆は成立しません。

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気のせいかもしれませんが、最近、

■見も知らない人から、軽く会釈をされたり、

■ドアを明けられたり、道を明けられたり。

■エレベータのドアの「開」を押されて、先に出るように誘導されたり、

ということが、多くなったような気がするのです。

-----

会社の若い研究員諸君が、形式的であれ、歳をとった研究員に対して、一定の敬意を示して振る舞ってくれることは、十分承知してはいます。

例外もいますが、彼等は、基本的には、気が良く、親切で、そして恐しく頭の良い若者ばかりです。

比して、私は、愛想が悪く、慢性的な睡眠不足でいつも顔色も悪く、身嗜みも最低レベル。そして、浅学、卑怯、狭量という、3大悪癖を持つ、古参の万年主任研究員です。

こうして、比較してみると、ネットの世界でも、リアルな世界でも、私と私以外の人間の関係は、アンシンメトリックが際だっていることが分かります。

-----

あっちから、こっちは見えているのに、

こっちから、あっちは見えない。

こういう状況は、濃い霧の中を歩いているような、違和感というか、おぼつかなさを感じます。

なんというか、敵を特定できない不安というか、どこから狙撃されるか分からないような恐怖といいますか、そんな感じが拭えないのです。

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「なんで、そんな悪い風に考えるんだ」と言われることくらいは、私も分かってはいるのですよ。

そんな風に考えないで、自分のことを、

■暗くて広い観客席を目の前にして、コンサート会場で歌っている国民的アイドル

■街中で擦れ違いさま、振り返られる著名俳優

■政界の最大派閥に睨みがきき、官僚にも顔が通る大物政治家

という風に、(都合よく)自分を認識すればすれば良いことは分っているのですが、

基本的に、「物事は、ほっとけば悪い方向に進む」と信じてきて、実際に「悪い方向に進んできた」と確信している私には、自分のことを、アイドルや俳優や政治家のように見ることは、到底できないのです。

-----

という訳で、私に親切にしてくれる人は、

「私に優しくしないことが、私にとって最大の優しさである(場合もある)」

ということに、時々想いを馳せて頂ければと思います。


2014-05-13 仕事が忙しくて、日記を更新している暇がありません。

仕事が忙しくて、日記を更新している暇がありません。

I am now too busy to update my diary.

休めないので、ずっと熱もある状態です(風邪?)。

I have kept working for 24hours 7days, and I feel I have a fever (Cold?)

ネタはあるのですが、特に、それを英語翻訳している時間がない。

I have several tips but I don't have time to translate the contents.

誰一人として、英語なんか望んでいないし、読んでもいないものは知っているのですが、ここで止めたら、絶対に再開できないことを ―― 誰より私が知っているので、

I know well that nobody doesn't read my English and never expect my English. Even if I stop this translation, I know that I can never resume it again.

私は止めない。

So I don't stop it for me.


2015-05-13 ―― その人だけでなく、その人の属する国や民族全体への嫌悪感に容易に結びつく

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私の嫁さんは、今、飲食店で働いているのですが、外国の方ではその食事文化の違いに遭遇するそうです。

My wife works at the Japanese restaurant, and she often tells me that she has faced the difference of the table manner of foreign persons .

例えば、魚を食べている時に、その小骨をテーブルの上に「ペッ」と吐き捨てる続けるという、食べ方をする人がいるそうです。

For example, when they eat a sea food dinner, some foreign person blast out of the fish bony directly on their table.

私も、海外の鉄道の食堂車両で、そのようなテーブルに「取り囲まれた時」、心底から恐ろしい思いをしました。

I also had experimented some scene during my solo travel in the continent, and had found myself fearful in the center of the tables.

もちろん、我が国が、これからの未来をグローバル化で喰っていく覚悟があるなら、このような場面を嫌悪せずに、大らかに認容するというマインドも必要になるでしょう。

Of course, I think that we have to have a mind to tolerate such scenes without disgusting, if we are mentally prepared to live in the modern era of expanding globalization.

しかし、その魚の小骨が吐き散らかされた食事の様子を見ていた人や、テーブルを片づける人の気持ちになれば、

But if we were a person who watch the ugly table manner, or should clear the table, I am afraid that

―― その人だけでなく、その人の属する国や民族全体への嫌悪感に容易に結びつく

"It would be easy to connect a disgust of the nation or race where the persons belong."

ことは、ある程度仕方がないことです。

人間は、特に汚物や異臭などの五感で不快を感じるものを、理性や理屈で乗り超えるほどには、強くなはいのです。

It is not so easier that human being exceed some unpleasant about waste and nasty smell by reasonings or logics.

そして、(昨日の日記のようにプラスに働くことも踏まえて)たった一人や二人の人間の振舞いが、国や民族全体の評価にとても簡単に及んでしまう、ということは、とてつもなく恐しいことだと思うのです。

And, I think it is a very serious problem that only one or two person's attitude acts on the whole evaluation of their nation and race directly and easily.

-----

ですから、外国にいるときの私は、それはもう

「普段は決して目にすることのない、凛々しく、理知的で、決断力に富み、寛容な心と冷静な判断力に溢れた、ヴァーチャル江端」

を演じています。

Therefore, I play the virtual Ebata -- who is manly, unemotional, willpower, and has giving soul and sober atmosphere, nobody can watch ordinarily.

なぜなら、好む好まざるに係わらず、私は、外国においては「日本代表」とされてしまうからです。

Because even if it is good or not, I am going to have a duty of represent Japan whenever I am not in Japan.

(続く)

(To be continued)


2016-05-13 『爆弾ワード』

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私の10~20年前の世代は(もちろん私のカレッジライフでも)「マルクス」「レーニン」「トロツキー」「赤旗」「インターナショナル」とかいう言葉は、結構な

In the generations of 10-20 years old (and my college life too), words , "Marx", "Lenin", "Trotsky," "red flag", "International" or something were sorts of

『爆弾ワード』

"Bomb words"

だったりしました。

乱暴な解釈ですが、そのような言葉を発する者は、「『暴力による権力奪還』を肯定する人間」 ―― というレッテルを貼られる、という明確なリスクがあったのです。

It is a violent interpretation, however, we had a clear risk that a person who know the words were labeled as "Human beings to affirm the power recapture "by the violence.""

その本人が、実際にどのような思想を持っているかは、問題ではありません。

It was not important that what kinds of ideology the person had.

『爆弾ワード』がでてきた段階で、ほとんど「終わり」です。

At the stage when they came out the "bomb word", it is almost "end".

当然、企業は、このような言葉を知っている学生の採用を躊躇しますし、友人だって去っていきます。

Of course, any company hesitates to adopt the students who know such a word, and their friend would go away.

ですので、若者は、「資本論」「共産党宣言」などの書籍を所有していることを知られることすら、恐れたものです。

So, young people was feared that someone knew they had the book, such as "Kapital", "Communist Manifesto" and something.

この爆弾ワードの威力を、何かで例えることは、とても難しいのですが、

It is difficult to explain something example, however,

『LGBTであることをカミングアウトすること』

"Coming out to be an LGBT"

のような感じに近いでしょうか

or something.

(これでも私の中では、全然「近く」はないし、誤解を生む恐れすらあると思うのですが)

In my mind, I think that this example is not "close" and moreover there is even a possibility of misleading.

(続く)

(To be continued)


2017-05-13 (2)この世界を支配している人間は「勉強をしてこなかった/していない人間」に対して、残酷までに冷徹である

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

さて、この理屈を展開し続けていくと、この話に辿りつきます。

Well, if continuing the logic, we can reach to the following story.

That is a relationship between

■「勉強しろ」と言い続ける保護者

a guardian who continues to say "Study soon!"

と、

and

■それを「ウザい」と感じ続ける子ども

a child who keeps feeling annoying

の関係です。

これを上記の結論に当てはめると、常に保護者が「誤った行動をしている」とも言えそうです。

Applying this relationship to the above conclusion, "the guardian is always wrong" might to be right.

しかし、この「「勉強しろ」と言い続ける保護者」については、この話をそのまま適用できないのです。

However, I think that the guardian is not applicable to the logic.

-----

それは、「自分の子どもを幸せにしてやろう」という気持ちではなく、

That means that the behaviors of guardian is not based on "making their child happy".

「自分の子どもを不幸にさせない」

It is based on "to not make their child miserable"

とか、もっと極端なことを言えば、

and extremely going to extremes,

「自分の子どもを、誰かに殺させない」

"They want to save their child life, against the child's enemy"

という決死の防衛本能の発露なのです。

That is a --- frantic defense instinct.

-----

保護者は、その人生において、ずっとエグい世界を見続けてきたのです。

The guardians have continued to observer the brutally world in their life.

それは、

It means,

(1)この世界は「勉強をしてきた/している人間」だけが支配し、

(1)This world is under control of the people who are or has been studying.

(2)この世界を支配している人間は「勉強をしてこなかった/していない人間」に対して、残酷までに冷徹である

(2)The people have frozen heart brutally against a person who are or has been studying.

という世界です。

in the world.

なぜ、世界がそのように見えるのか ―― と問われれば、

If asked why the guardians look the world like that,

保護者自体が、社会(×家庭)において、「勉強をしない人間」を、冷酷に切り捨てて、日々を生きているからです。

Guardians themselves are living their daily life in abandoning "people who do not study" in their society ruthlessly.

―― 切り捨てて生かないと、あなたと自分の生活を維持できないからです。

If not, they can keep their life with you.

(続く)

(To be continued)


2018-05-13 『だから、200万円の入ったカバンを電車の中に置き忘れてしまったんだよ』

金曜日の夜の深夜の電車の中でのことです。

It was on a train at late night on Friday night.

私の前の男性が、着信したスマホで、大声で会話を始めたので、ビックリしました。

I was surprised because a man in front of me, started talking loudly at the incoming smartphone.

通勤電車は、私の貴重な書斎ですので、車内の電話の会話は、私には大迷惑ですが、最近は車内マナーが良くなってきて、このようなケースには滅多に出合わなくなっていました。

Since commuter train is my precious study, telephone conversation in the train always annoys me. However, the inside manners have improved recently, and I rarely came across such a case.

-----

その男性は、車両全体に聞こえるような、大きな声で、しゃべっていました。

The man was speaking in a loud voice, as if he could make everyone hear his story.

『だから、200万円の入ったカバンを電車の中に置き忘れてしまったんだよ』

"So, I left my 2 million yen bag in the train."

―― 何だって?

"What?"

『東京駅で、そのカバンを預かって貰っているから、今、取りに向っているところ』

"At the Tokyo station, the officer keeps that bag, so I'm on the way to taking it "

『いや、もう終電は間に合わないから、返りは東京駅からタクシーだよ』

"No, I can not make it in time for the last train, so I will use a taxi from Tokyo Station on the way home."

-----

多分、この男性は、半径20kmの範囲くらいの中であれば、「今、一番不安な気持ちになっている人間」なのだろうなぁ、と思いました。

I thought that "perhaps, this man, within a radius of 20 km, was one of the most uneasy feeling now"

その200万円を、目で確認して、手で握るまでは、不安は払拭できないんだろうなーと。

He will not be able to wipe anxiety until confirming that 2 million yen with your eyes and holding it by hand.

その不安ゆえに、電車の中で大きな声で電話しているんだろう、と思えば

Because of that anxiety, he is calling in a loud voice in the train.

If it was true, I thought,

―― 許せる

"It is O.K."

と思いました。

『不安の少しでも柔らげられうなら、いつまでもスマホで会話を続けるがよい』と、応援したい気持ちになりました。

I wanted him to cheer up, "if you can soften even a little anxious, keep talking on a smartphone forever"

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ただ、セキュリティの面から、この男性の発言はマズいとは思いました。

However, from the security point of view, I thought that this man's remarks were masculine.

誰かが、その男性を後をつけて、200万円の現金を受けとった後で、背後から殴り倒せば、労せずしてて、200万円を強奪できるのですから。

Someone took that man back, and confirmed he received 2 million yen cash, they knocked him down from behind. They can rob the 2 million yen without labor.

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ただ、この男性は、多分テンパっていたのだと思うのです。

However, I thought that this man was perhaps panicked

車内での大声に電話にしても、そのヤバい発言にしても、もう回りが見えなくなるくらいに、テンパっていたんだろうと思うのです。

Even he called a loud voice in the car, even he made a cheeky remark, I thought that he would have been panicked, and been able to see the surrounding.


2019-05-13 ―― 上手いものだな

先日、若い女性が、電車の中で、スマホを使って人物画(アニメ風キャラクターっぽい)を描いているのを見ました。

The other day, I saw a young woman using a smartphone to draw portraits (maybe anime-like characters) on a train.

ドア付近に立っていたときに、その近くに座っていた女性のスマホの画面が目に入ってきて、そのことに気がつきました。

When I was standing near the door, the screen of the woman's smartphone came into my eyes and I noticed that.

描いている線が、濃淡で表現されるやわらかい線だったので、最初は、スマホ画面で習字の練習でもしているのかと思いました。

The line she was drawing was a soft line that was expressed in shades, so at first I thought that she was practicing calligraphy on my smartphone screen.

しかし、文字を描いているにしては、ありえない方向への線が引かれたり、あるいは、線を消したりと、変な書き方をしているので、「変だな」と感じていました。

However, if she is writing a letter, a line will be drawn in an impossible direction. Or I felt that it was "weird" because she was writing a line strangely,and erasing a line.

で、その女性が、スマホ画面を引いた(縮小した)ところで、少年の顔のキャラクターが表われてきて、アニメ風のキャラクターを描いていることが分かった、という次第です。

So, when the woman pulled (shrinked) the smartphone screen, I could understand that she was drawing the character of the boy's face of anime-like character.

―― 上手いものだな

"It's great"

と感心していました。

I was impressed.

-----

スマホが「時間浪費装置」であることは否めません。

I can not deny that the smartphone is a "time-consuming device".

スマホは、ダラダラと、他人のコメントを読み、ニュースを読み、動画を見て、ゲームをする、ということを簡単に実現してしまうものです。

A smartphone makes it easy to read the comments of other people, read the news, watch the video, and play a game.

以前、「そのことに気がついた受験生が、自らスマホをガラケーに変更した」という話を紹介したような気がします(忘れましたが)。

I thought that I introduced you to the story that "a student who noticed that has changed his/her smartphone to oneself".

そんな風に、私は、スマホは基本的には、情報を受けとるだけで、「創作する」ことの難しいデバイスと思ってきました(「スマホ小説」というものはありました)。

In that way, I basically thought that smartphones were difficult devices to "create" simply by receiving information (there was a “smartphone novel”).

どうやら、その考え方も古くさくなってきているのかもしれません。

Apparently, the way of thinking may be getting old.

(続く)

(To be continued)


2020-05-13 首都高速の利用者は、全て「経済動物」です。

アニメ「銀の匙」の中で、主人公がその父親に対して、反論するシーンがあります。

In the anime "Silver Spoon", there is a scene where the protagonist argues against his father.

「失敗した人間は、一度失敗した人間は、何もしちゃいけないのか? 一度のダメで全部がダメになるのか?」

"A human who fails... humans who have failed once, should not do anything? They should be denied by just one mistake?"

「まるで経済動物と一緒じゃないか。一度の病気、一度のケガ、生産性が下がれば処分場行き。そんなの経済動物と一緒だ!」

"We are just like economic animals. One illness, one injury, going to a disposal site, if productivity drops. That's the same with economic animals!"

「いや、経済動物だってちょっとやそっとでじゃ処分しない飼い主もいる。障害馬術の馬だってジャンプに失敗しても2度目を飛ぶチャンスをもらえるんだよ」

"No, some owners don't even dispose of economic animals easily. Even an equestrian horse has the chance to fly a second time if the horse fails to jump"

「俺は経済動物以下か?」

"I am less than an economic animal?"

-----

私、よく分かります。

I understand his claim.

I realized it in particular, I was taken to Mito instead of Chiba due to a single failure to select the route at the junction of the Metropolitan Expressway.

一度(ひとたび)選択を間違えれば、二度目のチャンスを貰えないという点では ――

If you make a mistake once, you will not get a second chance.

首都高速の利用者は、全て「経済動物」です。

All Metropolitan Expressway users are "economic animals".


2021-05-13 『「問題が発生する前に、その問題を提起できた者」のみが批判が許される』とは言いませんが ――

新型コロナウイルス対策は、従来の常識が通用しない、未知の感染症です。

The new coronavirus is an unknown infectious disease for which conventional wisdom does not apply.

コレラ、赤痢、インフルエンザであれば、この1年間の対策で、簡単に封じ込めができました。

Cholera, dysentery, and influenza could be easily contained with the measures taken over the past year.

しかし、この新型コロナウイルスは、一体、どこの悪魔が製造したのかと聞きたくなるくらい、「想定外」の感染力と致死率を持つ、病原体です。

However, this new coronavirus is a pathogen with "unexpected" infectivity and lethality with a question of "What the hell kind of devil manufactured this?"

ですから、この件に関してだけ言えば、『政府の対応って、そんなに悪いかなぁ?』って思うんですよ。

So, if I were to talk only about this issue, I would say, "Is the government's response really that bad?

もし、私が、為政者だったとしても、これ以外の措置を取れるかと言われると、自信ないです。

If I were a politician, I'm not sure I could take any other measures.

少なくとも、我が国の首相は、

At least, our prime minister is,

(1)大統領選挙直前に感染するようなマヌケではありませんし、

(1)not the kind of moron who gets infected right before a presidential election,

(2)『我が国には感染者はいない』とか寝惚けたことを言って、世界中から嘲笑くらっている独裁者でもありませんし、

(2)not the dictator who is ridiculed by the world for saying things like, "There are no infected people in our country"

(3)『ちょっとした風邪のようなもの』だの『人間はいつか死ぬ』とか、中二病よりも低能な発言をする大統領を擁している訳でもありまんし、

(3)not the president who says things like "it's just a cold" and "we're all going to die", like a small-brain animal,

(4)『祈りによって打ち勝った』などといい、PCR検査をしないことで「我が国にコロナ感染者はいない」とか、ぶっとび理論を持ち出す大統領もいません

(4)not the president who has ever said, "We have conquered this through prayer," or come up with some crazy theory like, "We don't have coronary infections in our country" because they didn't do PCR testing.

うん、こうやってピックアップしてみると、「知能レベルに問題のある為政者」というのが、国民にとって、恐しい害悪になることが良く分かりますね。

Yeah, when I pick up on it like this, I can clearly see that "politicians with intelligence problems" can be a terrible menace to the people.

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Of course, it is true that these politicians and bureaucrats in our country are enraging me(us) and disappointing me (us).

しかし、彼等の所業と、政府の新型コロナウイルスの対応を、同一に論じるのも良くないとは思うのです。

However, I think it is not a good idea to equate their actions with the government's response to the new coronavirus.

なぜなら、この新型コロナウイルスは、「未知の地球外生命体による人類への総攻撃」と同じようなものだからです。

Because this new coronavirus is akin to an "all-out attack on humanity by unknown extraterrestrial life forms".

そんな未知の敵に対して、最初から「正しい戦略」が立てられるわけがない。

Against such an unknown enemy, there is no way to formulate the "right strategy" from the beginning.

As I wrote here, the vaccines for the new coronaviruses (especially the mRNA vaccine) were made by incredible luck.

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『「問題が発生する前に、その問題を提起できた者」のみが批判が許される』とは言いませんが ――

I'm not saying that only "'those who can raise the issue before it arises' are allowed to criticize"

今回の新型コロナウイスル対策に関してだけは、これまでの問題に対する批判と、同じような批判ができるかどうかは、少し考えてみた方がいいと思うのです。

Only with regard to this new coronavirus countermeasure, I think we should give some thought to whether or not we can make the same kind of criticism of the previous problems.

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ところで ――

By the way,

立憲民主党の枝野幸男代表が、「一番悪いのは大阪府知事だ」との発言をしたとのことです(内容はググって調べて下さい)。

The representative of the Rikken Democratic Party, Yukio Edano, made a statement that "the worst is the governor of Osaka" (please Google the content to find out).

そこで、僭越ながら、大阪府の吉村洋文知事に、一つ御提案をしてみたいと思います。

So, if I may be so bold, I would like to make a suggestion to the Governor of Osaka Prefecture, Hirofumi Yoshimura.

このようにコメントされてはいかがでしょうか?

Why don't you make a comment like the following?

"Yes, it is. Osaka may be in a kind of 'meltdown' right now"

『コロナも、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)のようなもので、予測ができるようなものなら良かったのですが』

"I wish the corona was something that could be predicted by something like the System for Prediction of Effects of Radiation Emergency (SPEEDI)"

『そういう国民の人命に関わることを、一秒でも早く国民に伝えないような、例えば、そんな為政者や官房長官は、"腹掻き切って自決するくらい"のことはすべきなのかもしれませんね』

"If a politician or chief cabinet secretary does not tell the people about such life-threatening matters as soon as possible, he or she should at least commit suicide by cutting his or her stomach"


2022-05-13 「マスコミを信じて、民主化を信じて、最悪の形で裏切られて、一人とり残された"私"」

マスコミのニュースの内容は、概ね正しいと思いますが、フィルタリングされていますので、注意が必要です。

I think that the news of mass media are generally correct, however, they are fileted. So we have to be careful of the news.

現在、我が国は、政府から国民一人に至るまで「ウクライナ支援」一色です。

Nowadays we Japanese, ranged from the government to citizens, is all about "support for Ukraine".

私も、心情的にも、利害的にも、ウクライナ支援です。

I also support for Ukraine both emotionally and egoistically.

ただ、ニュースの内容に心配をしています。

However, I am anxious for the contents of the news.

「ウクライナ軍が支配地域を奪還した」とか、「ロシア軍の統制が取れていない」とかのニュースは、かなり優先的かつ頻繁にに流れていますが、これ、ちょっと注意した方がいいです。

The news, like "Ukrainian troops recaptured areas under their control" or "The Russian military is not in control" are broadcasting quite preferential and frequent, however, I would like you to be care about the news.

メデイアは、ウクライナ支援を支持する私たちが、「喜びそうなコンテンツ」 が優先する傾向があります。

Any media tends to prior to broadcast the news which will make us happy for us.

もちろん、完全な公平な報道などはありえないのですから、ある程度は仕方がないと思いますが ――

Of course I know that perfect fair press is a dream, and we have to hear and read the filtering news.

私が心配しているのは、『私(たち)が後になって傷つく』ことです。

My concern is that 'I (we) will be hurt later'.

-----

中国の天安門事件(1989)直前の、学生達による民主化運動に関して、日本の新聞は ―― 特に、朝日新聞が顕著だったと思うのですが ――

Regarding the pro-democracy movement by students before the Tiananmen Square protests in China (1989), Japanese news papers ---- particularly, the Asahi Shimbun was the leading company, were

『もはや中国の民主化は確定したも同然』

"China's democratization is now a done deal"

という論調を紙面に展開しまくっていました。

all over the paper making the above argument.

私は、それを信じました。

I believed it.

結果は、天安門事件によって、多くの市民や学生が中国政府によって殺害されるに至りました。

After that, many citizens and students were killed by the China movement and army at the Tiananmen Square incident.

今、中国が、その事件を歴史からモミ消そうとしている ―― 『なかったこと』にしようとしている ―― ので、具体的な数字は未だに不明です。

Now the China government has erased the incident from the history ---- pretended that is did not exist ---- So I cannot know the specific victim numbers.

(私の記憶している数字の中には「4000人が殺害された」というものがあります)

(One of the figures I remember is that "4,000 people were murdered.")

-----

そして、私の記憶している限り、『もはや中国の民主化は確定したも同然』と書きまくっていた新聞社は、その後、中国政府の非道を非難してはいましたが、

As long as I remember, the news paper company that had written "China's democratization is now a done deal" condemned the massacre of the people by the Chinese government, however,

―― 事件前の報道に関する、自分達の判断に対する自己批判は、行いませんでした。"一切"です。

They did not engage in any self-criticism of our own judgment regarding the news coverage before the incident. "NOT AT ALL"

しかし、私は、これをもってして新聞社を含めた、マスコミを批判したい訳ではありません。

However, I don't want to condemn mass media's attitudes, including the news paper company.

繰り返しますが、ニュースソースの選択には、「私たちが喜びそうな内容」にバイアスがかかるからです。

I tell you again, that the choice of new source apt to be based on the bias from our hopes.

マスコミも、法人としての人格を持つ、利益団体である以上、これは仕方がないことです。

Any mass media has an personality as a Legal Entity, and an interest organization, so it cannot be helped.

-----

問題なのは ――

The remaining problem is

「マスコミを信じて、民主化を信じて、最悪の形で裏切られて、一人とり残された"私"」

"I believed in the media, I believed in democracy, and I was betrayed in the worst possible way and left alone"

です。

繰り返しますが、マスコミのニュースの内容は、概ね正しいと思いますが、フィルタリングされています。

Again, the news in the media is generally correct, but it is filtered.

自分の心を守るためにも、そのことに留意しておく必要があります。

We need to keep that in mind to protect our own hearts and minds.


2023-05-13 芸人志望の若い人は、"IPPONグランプリ"を見て、芸人志望を変更しないんだろうか?

私は、バラエティ番組をあまり見ませんが、これは、バラエティ番組が嫌いなのではなく、見る時間が取れないから見れないだけです。

Usually, I don't watch a variety program on TV. The reason is not "I don't like it" but "I have little time to watch it."

それでも見逃せないバラエティ番組はあります。『IPPONグランプリ』です。

However, I watch a variety of TV programs whose title is "IPPON gand prix".

フジテレビ系列で2009年から不定期に放送されている大喜利バラエティ番組ですが、この紹介の内容では収まらない畏怖を感じながら見ています。

This is a great comedy variety show that has been aired irregularly since 2009 on the Fuji Television network, however, I watch it with a sense of awe that cannot be contained by this introduction.

芸人の皆さんが、与えられた課題に対して、フレーズを返し、その内容をリアルタイムで採点されながら進んでいく番組ですが ―― そのレベルが、恐しく高い。

In this program, comedians respond to a given task with a phrase and are graded on their performance in real-time -- and the level is frighteningly high.

彼らが、事前に回答を準備してくるのか、あるいは、アドリブで答えているかは、私には分かりませんが ―― まあ、番組運用上、ある程度開示されているとは思いますが ――

I don't know if they prepare their answers in advance, or if they ad-lib their answers -- well, I'm sure that is disclosed to some extent in the operation of the program -- but

それでも、その内容は、私たち素人を爆笑させ、そして、その内容に舌を巻かずにはいられないのです。

the content nevertheless makes us laymen laugh, and we can't help but be tongue-tied by the content.

仮に私が出演できたとしたて、一週間前にお題を与えられても、芸人の皆さんのキレの良い回答の、コンマ数パーセントにも及ばない、と確信できます。

If I were able to attend, I can be sure that even if I were given the subject a week in advance, I would not be able to come close to a few tenths of a percent of the sharp answers given by the comedians.

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芸人志望の若い人は、"IPPONグランプリ"を見て、芸人志望を変更しないんだろうか?

I wonder if young aspiring comedians will change their minds (give up) about becoming a comedian after watching "IPPON Grand Prix"?

と、考えてしまいます。

私だったら、あんな怖い世界で生きていくのは、ゴメンだと思うのです。

If it were me, I would not want to live in that scary world.

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