私はいわゆる「テレビドラマ」が嫌いです。
家族で食事をしている時、テレビドラマの視聴は厳禁としていますし、それ以外の時には、私がテレビの音が聞こえない所まで逃げ出します。
世の中には、ほっといたって不幸や不運が溢れかえっているのに、なんで不幸や不運の「創作物」まで見なければならないのか、と思えてしまうのです
テレビドラマは、一般的に主人公に感情移入するように作られていますが、どうにも冷めてしまう。
例えば、「水戸黄門」を「暴力と権力の濫用」と、自然に見えてしまう私は、生まれながらにして、テレビドラマを見る資質を欠いているのです。
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「じゃあ、どんなテレビドラマを見たいの?」と尋ねる嫁さんに、
○家族皆がいつもニコニコしていて、
○子供はきちんと勉強して、順当に成績が伸びて受験に成功して、
○奥さんはご近所とのおつきあいで素晴しいコミュニケーション力を発揮して、
○旦那は仕事で努力を重ねて順当に出世を続け、
○お爺さんやお婆さんは、病気が直って仕事を再開し、若者の規範となり、
○世界から紛争がなくなって、皆が安心して幸せに暮せる世の中になる、
という、テレビドラマなら、是非見たい。
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「視聴率取れるか!」という、嫁さんのツッコミは、まあ、正しい。
介護認定を受けている父や母に送付した、私のコラムは、実家でメモ用紙 になっていました(一行も読まれた形跡なし)。
娘達が「パソコンで作った絵」も、なんか娘達の著作であると認定されて いなかったようです。
しかし、娘達が手書きで書いた絵だけは、ガラスとテーブルの間に挟まれ て、キレイに整理されて、きれいに並べられていました。
コンピュータの技や技法によって、美的に装飾されたものでは人間は感動 できない。
詰まるところ、人間は、人間の手によって直接的に創作されたものに感動 するようにできているのではないか、と思う様になってきました。
もう、彼等は、旅行も、外食もできないだろう。
私の器量、裁量、そして金銭があったとしても、「もう私にできることは 何もないのだ」と、思い知らされます。
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私は、本当に何度も確認した。
I confirmed the issue again, again and again.
今回の娘のiPhoneの契約の最大のポイントであったから。
Because this topic was the most important point for my family.
電気量販店の人は、契約前に、間違いなく、
Before the contract, all of seller of the mass sales store promised,
■AUの「安全ナビ」はiPhoneで利用可能だと、断言した。
"iPhone is available for "AU Safety Navigation service"
そして、私は、契約の直前に、
■「家族全員がAUを使っていて」「AUの『安全ナビ』が必要」だから、Softbankにせずに、AUを続けることにした、とも言った。
I also said that "All my family use the service and we have to give up changing Softbank regardless of the cost"
だから、AUの「安全ナビ」が、どうして私には設定できないのか、分からなかった。
So I didn't understand why I could not set up the service.
だから、今日、私はAUショップにまで出かけて、頭を下げて、
So I went to a AU shop and bowed in apology with saying
「『安全ナビ』の設定が私にはできませんでした。お願いします」
"May I ask you set up the service for this iPhone?"
と、言った。
日本や海外の社会インフラのシステム構築に関わったことがある、システムエンジニアが、通信デバイスの設定の為に、頭を下げた。
However I had an experiment of construction for a social infrastructure. I had to bow my head for just a communication terminal,
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AUショップの人も設定ができなかった。そして、
Eventually, the person in the AU shop and told me that
■「AUの『安全ナビ』はiPhoneでは利用不可能なようです」
"iPhone is not available for "AU Safety Navigation service"
と言った。
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複数の電気量販店の店員が知らず、こともあろうかAUショップの店員すらも、この事実を把握していなかった。
I couldn't understand that not only retailers but clerk in AU shop didn't know the service at all.
私は「騙されて、契約をさせられた、頭の悪い被害者」だ。
On the other hand, I seemed to be a poor victim who got taken in and made the contract with false description of contents.
色々と考えなければならないが、
Anyway,
とにかく、私は今、憤怒で、これ以上書くことができない。
I cannot write anything anymore with range.
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さて、この文章を読んだ「誰」が、この私にコンタクトしてきてくれるだろうか?
Who will contact me after reading this my flamed message?
皆さんに、追ってご報告したいと思う。
I am going to open the report for some time in the future.
(Continuation from yesterday)
さて話は戻って、昨日ご紹介したコラムの中で、
Let's return to the topic, in the column I introduced yesterday,
(1)日本人的な発音(いわゆる片仮名英語)や文法や語法を使っても、特段問題もなくコミュニケーションが可能であるという「体験に基づく事実」を説明し、
(1)I explained the fact based on my experiment that a mutual communication is possible even if we use Japanese style English pronunciation (Katakana-English) and grammar,
(2)従って、文法や発音に拘泥しない、コミュニケーション重視の教育方針に切り替えないと、マジでやばい。
(2)Therefore, it becomes really risky that we should change the policy of English education insisting on correct pronunciation and grammar.
という論を展開したのですが、予想通りの反応がきました。
After that, I got several comments I have expected on the Internet.
■Japanese Englishの発想はそれで良いと思う。躊躇なく英語を使うというスタンスは必要だ。
- "The idea of Japanese English is not bad. It is important to use English without hesitation."
■ただ、その為に、敢えて文法を軽くしたり、発音を無視するような、江端の提案には反対である。
- "But I oppose Ebata's proposal that makes light of the precise pronunciation and grammar.
■そのようなラフな英語は、正確な発音や文法の結果として使われるべきであるからである。
- "Such a rough English should be used based on the correct pronunciation and grammar education. "
どうして、予想通りかというと、上記3つの論旨、私が生まれる前からずっと言われてきて、そして、現在もこの教育方針が踏襲され続けているからです。
Why I said "expectation" is that the above comments has been argued for the long time before I was born, and the policy of education is continuing now.
そして、それが維持されたまま、今どうなっているかいうと、以下の様なことになっています。
In conclusion, the results are as follow.
(2)その2
(2)The second
昨日、駅から自宅への帰り道、録音していたその日のNHKの英語ニュースを聞いていたのですが、
At the night of the day before yesterday, I heard the NHK English news, recorded in my POD. The news said that
―― 高校生高学年の英語の水準が、政府が期待するレベルに全く至っていない
"The level of English in senior high school students is not enough against the Japanese government expectation. "
というニュースが流れていました。
なんでも、Speaking と Writing が絶望的に悪い、とか。
It said that speaking and writing skill is desperate crisis.
さらに、ニュースでは、
In addition, the news said,
―― 学生の多くが、英語が必要になると考えていない
"Many students don't think that English become to need for their future."
というインタビュー結果も流していました。
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今更、こんなことを言うのも何ですが、
It is too late to say that,
「それ見たことか」
"I told you so didn't I?"
と思ってしまいました。
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
同じように、人間は、自分より若い人間についても、徹底的に興味がありません。
In the same way, I am not interested in younger persons thoroughly.
特に私のように、他人という人間を、「他人」以外で認識しない人間にとっては、
In particular, a person who doesn't recognize other persons just as a "others", like me,
私より入社年度が後の同僚は、全部同じ同僚です。
the younger co-workers are just same co-workers.
―― 新人も入社10年以上の人間も、ひとまとめにして「私より若い」
"Both rookie and a co-worker in 10 years are collectively "younger than me.""
―― それ以外の感想、一切なし
"Not at all other than that"
です。
「江端は、誰に対しても公平に接している」という評価が仮にあったとしても、それは、不公平に接するパラメータを認識できないだけのことですので、全く賞賛には当たらないのです。
Even if there is a value that ""Ebata is fairly contact to everyone", only he cannot recognize a parameter of "unfairness". Nobody doesn't have to praise him.
(Continuation from yesterday)
ホテルの無料WiFiサービスを使うので、通信料は実質タダ。通話時間も気にする必要がありません。
The communication cost was free of charge because of free Wifi of the hotel. So she didn't have to take care of duration of call either.
そもそも、彼女たちには、「国際電話」という概念すら存在していないのかもしれません。
To begin with, they might not have the concept of "international call".
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―― 「俺の若いころはなぁ」
"When I was young, "
■電話が普及していない途上国の村に旅をして、
I visited a underpopulated village at a developing-country, telephones didn't become common,
■村で唯一の電話があるところが、その村の郵便局だけで、
the place where there was a telephone was only the post office in the village,
■その郵便局で、現地の言葉で、「電話を使いたい旨」を申し出て、
I asked them to use the telephone in the local language,
■その郵便局で、1時間くらい待たされた後、
I waited in about for an hour,
■今度は交換手に対して「Tokyo Operator Please!!」と何度も叫んで、
I shouted at the operator "Tokyo Operator Please!!" again and again,
■交換手に、電話番号を告げて、
I told the next operator my call number of my country house.
ようやく、実家との電話が可能となったものだ
I could talk to my parents,finally.
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しかし、こんな話をすれば、ポカンとした顔をされて、
However, if I talk about this, I will get a blank stare,
『なんで、そんな辺鄙なところを旅していたの?』
"Why were you traveling such a remote place? "
とか、
or
『なんで、いちいち、実家に電話を入れていたの?』
"Why were you calling parents' house so often? "
と、問われるに決まっています。
They bound to ask me the above.
(To be continued)
私は、著作を深夜に行うことが多いです。
I often make my works in the small hours.
「イラスト」の場合は、それを描き終えると、それを、家族にメールやLineで送付しているのですが、
When the work is a drawing, I will send it to my family by Mail and Line, however,
昨夜家族「全員」から
Last night, all of my family asked me,
―― 止めて欲しい
"to stop it"
と言われました。
理由をたずねたら、
I asked the reason to them, they said
『深夜、スマホの音で起こされるから』
"The sound of smart-phone wakes me"
と言われて、びっくりしています。
I was really surprised.
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江端:「なんで、メールやLineの着信に、着信音を設定しているんだ?」
Ebata: Why do all of you set the ringing tone, at the incoming Mail and Line ?"
長女:「普通、そうするでしょう」
Senior Daughter(SD):"It is just common".
江端:「しねーよ。そもそも、パパ達が、電子メールを広めてきたのは、『受信者側の都合で返事ができる』というメリットがあると信じてきたからだぞ」
Ebata:"No way! we, IT engineers have believed that E-mail has a merit of "the recipient can reply at their own convenience", so we have been trying to spread it.
「不愉快なメールには返事しない」とか「面倒な仕事は、知らなかったことにしたい」とか、そういう用途に使いたい ―― という、邪な意思もあったのですが。
I also had a wicked intention, "I do not reply to unpleasant e-mails" or "I want to ignore troublesome work".
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嫁さん:「仕事の連絡はLineでやっているから、呼出音はどうしても必要」
Wife: "We are doing work on the line, so the ringing sound is absolutely necessary"
次女:「着信音の設定は、常識」
Second daughter: "Ring tone setting is common sense"
と言われて、私は、しぶしぶ、家族宛ての、深夜のメールやLineを止めることに同意しました。
I reluctantly agreed to stop using Mail and Line to my family at midnight.
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電子メールエージェント(電子メールを使ったM2M(IoTシステム))まで自作したことのある私としては、『電子メールの基本理念が踏み躙られるようで、挫くたる思いだ』 ―― と不満を言ったら、
I have ever made my own e-mail agent (M2M (IoT system) using e-mail), so I complained that "I am feeling down, because the basic idea of e-mail seems to be trampled down", however,
長女:「『道具』というものはね、開発者の意図を越えて、発展していくものなのだよ」
SD:"any tool continues to develop beyond the intentions of the developers "
と諭されてしまいました。
I was admonished by her.
―― あなたは、"ひと"ではありません
"You are not a human being"
と書かれたポスターを見ました。
I watched the poster with the phrase.
驚きました。
To tell you the truth, I was really surprised.
しかし次の瞬間、ついに、私の考えてきた「次世代の社会インフラシステムの構想」が、こんな形で表われてきたのだ、感慨深く思いました。
However, at the next moment, I was moved deeply that "the system concept I have been said, as the next generation social infrastructure system, has been appealed by such a way.
それは、「人間」を、社会インフラシステムの「可観測」対象の「システム構成要素」として考える、IoT&P(The Internet of Things and People)の構想。
It is the concept of The Internet of Things and People (IoT & P), which considers "humans" as "system components" of "observable" targets of social infrastructure systems.
Furthermore, that will realize "analog hack" which "human" is "control" target by super-high-speed mass optimization calculation (xAI).
それらが、こんな形で表現されるようになるとは、思いもよりませんでした。
I cannot expect that this concept would be expressed in this way.
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それにしても、なんとアバンギャルド(前衛的)なポスターなんだろう、と思いつつ、もう一度、見直したら、
Even so, while thinking that what an avant-garde poster this is, I reviewed it again,
―― あなたは、"ひとり"ではありません
"You are not alone"
と書かれた、自殺防止の呼び掛けと、その相談先の電話番号が記載されたポスターでした。
It was a poster with a call to prevent suicide and a phone number for consultation.
壊れたスキー靴の代わりに、ネットで中古のスキー靴を購入してしまいました。
I replaced my broken ski boots and bought used ski boots online.
購入した以上は、使わなければなりません ―― という訳で、3連休の中日に、スキーに行ってきました。
I have to use it because I bought it, so I went skiing on the middle of a three-day holiday.
ちなみに、随伴(寄生)を希望していた娘(長女)は、翌日、彼氏と行くことにしたようです。
By the way, it seems that the daughter (senior daughter) who wanted companionship (parasitic) decided to go with her boyfriend the next day.
二人で、人生初のボードスキーを試みるようです。
They seem to try the first board ski in their life.
「ビギナー同士で大丈夫かな」とも思いましたが、まあ、他人事ですので、放っておきました。
I thought, "Is it okay for beginners?", however, I thought it was not my business.
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新型コロナウイスル騒動で、スキー場も閑古鳥状態だろう ―― と思っていたのですが、全くの見込違いでした。
Ski resorts will be was quite deserted, I thought, however, I was wrong.
第一駐車場に入ることができず、第二駐車場からシャトルバスでピストン輸送されて、ゲレンデに到着することになりました。
I was not able to enter the first parking lot, so I had to the second parking lot, and I was carried by shuttle transportation to arrive the ski plaec.
そして、ここ数年で、もっとも人数の多いスキーゲレンデを見ることになりました。
And in the last few years, I have seen the largest number of ski place.
考えてみれば、スキー場というのは、3大要件の2つをクリアする(閉鎖空間ではなく、人間の距離が離れる(スキー板やボードが接近の邪魔となる)という、かなり安全なレジャーと言えます。
Thinking about it, skiing is a fairly safe leisure activity to avoid two of the three major requirements for virus infection. (distance from humans, not enclosed space (by skis and boards))
加えて、私の「ソロスキー」は「会話不要」というメリットもあります。
In addition, my "Solo Ski" has the advantage of "no conversation needed".
ゲレンデの食堂は、感染リスクが高いかもしれませんが、離れた席でソロランチをしていたので、まあ大丈夫でしょう。
Ski resort cafeterias may be at higher risk of infection, however, It was fine because I had a solo lunch at a remote place.
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終日、同じコブ斜面(モーグルコースもどき)を攻めていましたが、やはり上手く滑れずに、コブ斜面から、なんども弾き飛ばされていました。
I was attacking the same moogulose course all day, however, I couldn't skid well and was hit off the course, after all.
こういう場合は、ロジカルに考えるべきです。
In such cases, I know that I should think logically. and I came to think of
―― 上下動の運動エネルギーを最小にするような、ジオフェンスルーティングをすればいいのでないか
"How about geo-fence routing to minimize the vertical kinetic energy?"
と思い当たりました。
(何のことか分からないかと思いますが、屋外実証実験で現場を彷徨った研究員には、分かるフレーズなのです)
(You don't know what I was thinking but it's understandable for a researcher who wander the deadline during an outdoor experiment.)
コブ斜面の側面にジオフェンスをイメージして、それが次々と点滅している様子を頭の中に描きながら、ジオフェンスを踏み続けていったら ―― 見事にコブ斜面を滑り降りることができました。
I magined a geofence on the sides of snow convexs, and made them blink on after another in my head. and kept stepping on the geofence --- I was able to glimpse down the moogulose course.
「GIS(*)アプローチによる勝利」と、喜び勇んで、家族にLINEメッセージを送っていました、
I was glad and sent a LINE message to my family, saying, "Win with the GIS (*) approach."
『苦節30年。我、本日、コブ斜面を踏破せり』
"30 years of hardship. I, today, went down the moogulose course."
(*)Geographic Information System 地理情報システム
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しかし、その後のトライアルは、全て失敗しました。
However, all subsequent trials failed.
苦節31年目に突入することが確定しました。
It has been decided to enter the 31st year of hardship.
(Continuation from yesterday)
そうだ、この機会に、「私の心を"折り"に来た方々」も纏めておきたい ―― 私が、忘れないように。
Well, I would like to take this opportunity to summarize the people who came to "break" my heart -- before I forget.
■東京高検の 黒川弘務 検事長 → 外出自粛や「3密」回避の要請に反して賭博(マージャン)行為
Tokyo High Public Prosecutor's Office Chief Prosecutor Hiromu Kurokawa → Gambled against requests to refrain from going out and avoid "three secrets".
■菅義偉首相 → 4人以上の会食制限要請をしつつ、8人での会食を実施
Prime Minister Yoshihide Suga → While requesting to limit the number of diners to four or more, he held a dinner with eight people.
■自民党の二階俊博幹事長 → 同上
Toshihiro Nikai, Secretary General of the LDP → Same as above
■橋本聖子五輪担当相 → 6人での会食を実施
Minister of State for the Olympic Games Seiko Hashimoto → Dinner with six people
■自民党の石破茂元幹事長 → 大人数で「ふぐ会食」を実施
Shigeru Ishiba, former secretary general of the Liberal Democratic Party (LDP), holds a fugu dinner for a large group of people.
■山崎拓元自民党副総裁 → 同上
Takumoto Yamazaki, Vice President of the LDP → Same as above
■公明党の 遠山清彦 衆院議員 → 緊急事態宣言下2021年1月22日、深夜まで東京・銀座のクラブに滞在
Kiyohiko Toyama, a member of the House of Representatives from the New Komeito Party, stayed at a club in Ginza, Tokyo until midnight on January 22, 2021, under a declared state of emergency.
■自民党の 松本純 元国家公安委員長 → 深夜に銀座のクラブを訪ねていた
Jun Matsumoto, former National Public Safety Commissioner of the Liberal Democratic Party, visited a club in Ginza late at night.
■自民党の 大塚高司 衆院議院運営委員会理事 → 深夜に銀座のクラブを訪ねていた
Director of the House of Representatives Steering Committee, Takashi Otsuka of the Liberal Democratic Party → He was visiting a club in Ginza late at night.
■自民党の 田野瀬太道 文部科学副大臣 → 深夜に銀座のクラブを訪ねていた
Vice Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology Taido Tanose of the Liberal Democratic Party (LDP) → visited a club in Ginza late at night.
ちょっと調べてみたら、まだまだ出てきました。
I did a little research and found a lot more.
■飯泉嘉門 徳島県知事 → 県議ら46人で会食
Kamon Iizumi, Governor of Tokushima Prefecture → Dinner with 46 members of the prefectural assembly
■埼玉県議会の自民党議員団 → 埼玉県議会の自民党県議団約30人が、12月18日の夜、さいたま市内のホテルで打ち上げ
The LDP members of the Saitama Prefectural Assembly → About 30 members of the LDP members of the Saitama Prefectural Assembly were launched at a hotel in Saitama City on the night of December 18.
■愛知県西尾市の自民党会派「市民クラブ」に所属する市議14人 → 12月18日に市議の経営する旅館で12月議会の打ち上げと称し、女性コンパニオン3人を呼んで大々的に宴会をしていました。
Fourteen city councilors belonging to the "Citizen's Club," a faction of the LDP in Nishio City, Aichi Prefecture → On December 18, they invited three female companions to a large banquet at an inn run by the city councilor, calling it the launch of the December assembly.
・・・もう面倒になったのでやめますが、つまるところ、この人たちも『"一人だけ欠席"するのが怖くてたまらない』という『ヘタレ』なんですよ。
I'm going to stop now because it's getting tedious, but the bottom line is that these people are also "badasses" who are afraid of being the only one absent.
もう少し丁寧に説明すると、
Let me explain it a little more carefully.
『頭の悪いな陽キャが、"コロナなんか大丈夫だよ、俺たち若いのは関係ないべ"、と騒いで、在学中のクラスの有志の集まりを企画して、そこに、"一人だけコロナを理由に欠席"することでヘタレ扱いされるのが怖くて、出席してしまう真のヘタレ』
"If you're the only one who's absent because of Corona, you're afraid of being treated like a slacker, so you attend.
という感じですかね ――
like this one.
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私、冒頭の「東京高検の 黒川弘務 検事長」が、世間からの批判がどうあれ、自責と自罰の念から、自殺をしてしまうのではないかと、かなり心配していました。
I was quite worried that the chief prosecutor of the Tokyo High Public Prosecutors Office, Hiromu Kurokawa, would commit suicide out of remorse and self-punishment, regardless of the criticism from the public.
東京高検といえば、国家権力の闇を暴く正義の組織であり、検事長は、東京地検を含む、地方検察庁及び区検察庁の職員を指揮監督する、正義の組織のトップです。
The Tokyo High Public Prosecutors Office is an organization of justice that exposes the darkness of state power, and the chief prosecutor is the head of the organization of justice, directing and supervising the staff of the District Public Prosecutors Office and the District Public Prosecutors Office.
やはり、私の世代で思い出すのは「ロッキード事件」です。
After all, what my generation remembers is the Lockheed case.
東京高検(が管轄する東京地検特捜部)は、私達のヒーローでした。
The Tokyo District Public Prosecutors Office Special Investigation Department, under the jurisdiction of the Tokyo High Public Prosecutors Office, was our hero.
この職位の人が、「コロナ渦での賭けマージャン」をすることは―― 顔の見えない国民や、法律の規定うんぬんはどうあれ、組織や自分の部下に対して、顔向けができない恥辱の行為のはずです(よね?)。
For a person in this position to play "betting mah-jongg in the Corona vortex" should be a disgrace to the faceless public, to the organization and to one's own subordinates, regardless of what the law says (right?). It's a shame that you can't face the organization or your subordinates.
そして、これまで多くの日本人が、このような「恥」に対して、自決(自殺)という方法で、自分の組織や家族への謝罪を試みるということをやってきました。
And many Japanese have tried to apologize to their organizations and families for such "shame" by committing suicide.
ですから、私は、本当に心配していました。
So I was really worried about it.
故に、この件については一切触れませんでしたが ―― どうやら、杞憂だったようです。
That's why I didn't mention any of this -- apparently, my fears were unfounded.
安心しました。
I was relieved.
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『腹掻き切って、国民に詫びて見せろ』―― てな、時代錯誤的なバカげたことを書いてみてもよかったかな、とか、今なら思っています。
Now I wonder if it would have been better to write something anachronistic like, "Cut your belly open and show your apologies to the people.
2年ぶりに、スキー場に行ってきたのですが ―― 散々な目に合いました。
For the first time in two years, I went to a ski resort -- and I had a bad experience.
「転ける」「板を外す」を最初の1~2本にやるのは仕方がないのですが、コースクローズまでその状態が続きました。
I had no choice but to do the first one or two "falls" and "off the board," but I had to continue to course-close that condition.
なにより、『全長2~3km程度のゲレンデを一気に滑り降りることができなくなった』というのは、ショックでした。
Above all, I was shocked by the fact that "it is no longer possible to ski down slopes of 2 to 3 km in length all at once.
高低差1600メートルのウィスラー・ブラッコム(カナダ)のゲレンデを一気に滑り降り、ヘリコプターを使って山頂からダウンヒルしたこともある、この私が、です。
I have skied down the slopes of Whistler Blackcomb (Canada), with a height difference of 1,600 meters, in one fell swoop, and I have even taken a helicopter downhill from the summit.
それが、エキスパートコースだけでなく、普通の中級コースで、この体たらく。
That is the regular intermediate course as well as the expert course. How miserable I am.
大抵、午後になると、スキーを装着している感じが消えて、一体感の高揚が出てくるのですが、今回は、終日疲労一色で終わりました。
Usually by the afternoon, the feeling of being on skis disappears and a heightened sense of togetherness emerges, but this time, I ended the entire day feeling exhausted.
ゲレンデから引き上げた後、スキーブーツを脱ぐのも、ウェアのボタンを外す体力も消えて、全く体が動かなくなりました。
After pulling off the slopes, my strength to take off my ski boots or unbutton my clothes disappeared, and I could not move at all.
正直、衝撃を受けています。
I am honestly shocked.
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スキー場の食事は、改善されているとは言え、それでも値段に見合っている品質とは思えません。
Although the food at the ski resort is improving, I still don't think the quality is worth the price.
ですので、今回は、コンビニで菓子パンを購入して、ゲレンデのロッジで、それをかじっていました。
So this time, I bought some pastries at a convenience store and nibbled on them at the lodge on the slope.
今回は9:30から、16:00まで、2回の休憩を除いて、ずっと滑り続けていたので、オーバーワークだったかもしれませんが、それでも、カロリー計算上は、十分であると見積っていました。
This time, I skied from 9:30 to 16:00, with the exception of two breaks, so I may have been overworked, but I still estimated it to be enough for calorie counting purposes.
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これは、私が中学生の頃、お金も持たずに、思いつきで、自転車での全周100kmの半島一周をした時に、全く体が動かなくなった時の症状に似ていました。
This was similar to the symptoms I had when I was in junior high school, when I had no money, and on a whim, did a 100 km round-the-peninsula bicycle ride, and was completely immobilized.
―― ハンガーノック?
"Hunger knock?"
お腹が減っていなくても、空腹を感じないまま運動を続け、極度の低血糖状態に陥り、体を動かすためのエネルギーを使い切ってしまう、という現象です。
Hunger knock is a phenomenon in which a person continues to exercise without feeling hungry, even if he or she is not hungry, resulting in an extremely low blood sugar state and using up all the energy to move the body.
最近の在宅勤務で、食料も飲料水も減ってきています。運動不足は言うまでもありません。
I have been working from home recently and have been running low on food and drinking water. Not to mention the lack of exercise.
2年間、運動をしていないところに、5時間程度のぶっつづけの運動をしたのであれば、ハンガーノックの可能性は十分に考えられます。
If I has not exercised for two years and has been exercising for about five hours straight, a hunger knock is quite possible.
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帰りの高速道路では、完全に危険と感じられる睡魔に襲われ、近くのPAに逃げ込みました。
On the highway on the way back, I had a sleeping spell that felt completely dangerous and I had to flee to a nearby PA.
そして、自動車を停めた途端、気を失いました(あれは、「仮眠」というレベルではなかった)。
And as soon as I stopped the automobile, I passed out (that was not the level of "napping").
その後も、食欲はなかったのですが、帰宅の為に、アイスクリーム等の強制摂取を実施しました。
After that, I had no appetite, but I implemented a forced intake of ice cream and other foods for my return home.
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総じて、これらの現象を一纏めに説明する言葉があります。
In general, there is a single word that describes all of these phenomena.
『歳を取った』
"I'm getting old"
です。
「歳を取る」のは仕方がないです。
It's inevitable that I "get old."
しかし、体力や持久力の劣化は、自分の稼動域(行動範囲)を狭めることになります。
However, a decline in muscle strength and endurance will reduce one's range of motion (range of action).
私は、死ぬ直前まで『思い立てば、世界中のどこにでもフラっと出掛けることができる体』を維持したいです。
I want to maintain a body that can go anywhere in the world at a moment's notice until just before I die.
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Oh, by the way, I am working hard on indoor pull-ups.
先日、江端式懸垂(*)で、連続4回を達成できました。
The other day, I was able to achieve four consecutive Ebata-style pull-ups(*).
(*)江端の部屋の屋根に設置したバーを使って、天井に頭をぶつけるだけで"1回"とみなす、ズルい懸垂ルール
(*)Using a bar set up on the roof of Ebata's room, a cheater's pull-ups are considered "one time" just by hitting your head against the ceiling.
ちなみに、今日は"1回"もできませんでした。
By the way, I couldn't even do "once" today.
筋肉痛で、階下に降りるのも、大変です。
I have muscle aches all over my body and it is very difficult to get downstairs.
今日も「立証責任」シリーズです。
Today, I continue our "burden of proof" series too.
私が、過去に、自腹切って法学ゼミに通っていた、という話は何度かしましたが、その中でも驚いた話の一つに
I have mentioned several times in the past that I used to attend law seminars at my own expense, and one of the most surprising stories I heard was
『刑事事件裁判における、原告と被告の立証責任の違い』があります。
"The difference between the burden of proof for the plaintiff and the defendant in a criminal case trial"
民事事件裁判というのを、乱暴に一言で言えば、「個人 v.s. 個人」の争いです。
To put a civil case trial in a nutshell, it is a "personal v.s. personal" dispute.
比して、刑事事件裁判というのは、「国家 v.s. 個人」の争いになります。
In contrast, a criminal trial is a "state v. individual" dispute.
これでは、最初から勝負になりません。
This is not a good start to the game.
なぜなら、刑事事件においては、国家(検察側)が圧倒的に強いからです。
This is because the state (the prosecution) is by far the strongest party in criminal cases.
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国家:「プロフェッショナルな捜査集団(警察)」、「攻撃専門の法律専門家の集団(検察)」、「最新鋭の科学的調査手段や、それらの人材を確保できるだけの潤沢な資金」
State: "a professional investigative team (police)," "a group of legal experts specializing in attacks (prosecutors)," "state-of-the-art scientific means of investigation, and ample funds to staff them."
個人: 基本的に自分の「個人的な私財」くらい
Personal: Basically, "personal private property".
いわば、「核ミサイル v.s. 被告個人の竹槍での特攻」みたいなものなのです。
It is like a "nuclear missile v.s. defendant's personal suicide attack with a bamboo spear," so to speak.
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それ故、刑事事件裁判においては、「検察側の圧倒的有利」を前提として、以下のようなルールがあります。
Hence, in criminal trials, the following rules are based on the "overwhelming advantage of the prosecution".
検察側は、事件の全貌を、
The procesution must complete the followings,
(1) 完全かつ無矛盾に、
(1) without contradiction,
(2) 1mmのスキもなく、
(2) perfectly,
(3) どこからどう攻められても絶対に崩れない磐石の証拠とロジックによって完成させて、
(3) with rock-solid evidence and login that will never be broken, no matter how they is attacked, and
(4) それを法廷で明らかにしなければならない
(4) the responsibility to make it clear in court.
という責務があります。
検察は、これだけの仕事を完遂しなければ、裁判に勝てません。
The prosecution must complete so much work to win the case.
それに対して、被告側は、上記の全容のほんの僅かな、かすかな部分、例えば、"1%"、あるいは "0.01%" の矛盾や齟齬を指摘できれば、それで、"勝ち"となります。
On the other hand, if the defendant can point out a tiny fraction of the above, say "1%" or "0.01%" of discrepancies or discrepancies, then they "win".
これを、法学ゼミでは、
In the law seminar, this was explained with the phrase,
『検察が組み立てたロジックを、わずか1mmでも"揺らす"ことができれば、被告の勝ち』
"The defendant wins if he or she can 'shake' the logic constructed by the prosecution, even by just 1mm"
というフレーズで説明していました。
これでは、被告が凄く有利のように思えるかもしれませんが、思い出してください ―― 被告が相手にしているものは、国家という"核ミサイル"なのです。
This may seem like a huge advantage for the defendant, but remember - the defendant is dealing with a "nuclear missile" called the state.
つまり、今回の袴田事件の再審は、その"1%"、あるいは"0.01%"によって、検察のロジックが"揺らされた"ということなのです。
In other words, the retrial in the Hakamada case was "shaked" the logic of the prosecution by the "1%" or "0.01%"
(なお、本日は、この事件の是非については言及しません)
(Note that I will not address the merits of this case today.)
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国家権力をバックとしている検察は、その気になれば「捏造」など朝飯前です。
As prosecutors backed by state power, "fabricate" is a piece of cake.
それゆえ、検察側には、高いモラルが必要とされているのですが、所詮、人間のやることには限界があります。
Therefore, high moral standards are required on the part of prosecutors, but there are limits to what human beings can do after all.
『あいつが犯人で間違いない』という思い込みは、必ず発生します。
The assumption that 'he is definitely the culprit' is bound to occur.
そもそも、日本の刑事裁判の有罪率は、99.9%です。
To begin with, the conviction rate in Japanese criminal trials is 99.9%.
これは統計的に見なくても、十分に気持ち悪い数字です。
This is a sickening enough number without looking at it statistically.
つまり刑事裁判で起訴されたら、ほぼ確実に有罪になるのです。
In other words, if you are charged in a criminal court, you will almost certainly be convicted.
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という訳で、このような無力な私たちに必要とされてることは、
So, what we need to do, in such a helpless way, is
―― 国家権力に目をつけられない様な『小市民』であり続けること
"To continue to be a "small citizen" who does not attract the attention of state power"
この一択です。
This is the only choice.
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私が飲み会などで「"小市民"を心掛けて生きてきました」と自己紹介しているのは、単に『笑いを取る』ためだけではないのです。
The reason I introduce myself at drinking parties by saying, "I have been trying to be a 'small citizen' my whole life," is not just to get a laugh.
私は、農業、漁業、畜産業に憧れがあります。
I have a passion for agriculture, fishing, and livestock.
しかし、これらの仕事が、高度なテクノロジーと膨大なノウハウと、それを取得する膨大な時間と体力と精神力を必要とすることは、十分に分かっています。
But I know full well that these jobs require advanced technology, vast know-how, and much time, energy, and mental strength to acquire.
残念ながら、今の人生においては、この分野への再就職は不可能であろうと、諦めています。
Unfortunately, I have resigned myself to the fact that finding another job in this field would be impossible in this life.
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私は漁師に憧れがあります。
I have a longing to be a fisherman.
毎日、新鮮なお魚を食べられるというのは、素晴しい人生に思うのです。
I think it is a wonderful life to be able to eat fresh fish every day.
私は酪農家にも憧れがあります。
I also have a passion for dairy farming.
毎日、新鮮な牛乳を飲めるというのは、素晴しい人生に思うのです。
I think it is a wonderful life to drink fresh milk every day.
比して、私は、
I, on the other hand,
- うんざりするほどのパソコンとディスプレイがあり、
- I have a disgusting amount of computers and displays,
- 使い途のないメモリや周辺装置が大量にあり、
- I have tons of useless memory and peripherals,
- 高価で高度の計算を行う計算ツールを所有し
- I have expensive and sophisticated computational tools.
ております。
もしかしたら、こういう人生を「素晴しい人生」と思う人もいるかもしれません(私には信じられませんが)。
Perhaps some people consider this kind of life a "wonderful life" (I don't believe it).
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「お魚」と「牛乳」と「パソコン」が同列に論じられるかどうかは、さておき、『持っている人』が、『自分が持っているものに気がつかない』ということは、ありそうなことです。
Aside from whether "fish," "milk," and "computers" can be discussed in the same breath, it is likely that "those who have it" are "unaware of what they have."
つまり、『だれもが自分の持っていなものを羨んで、だれもが不幸になる』 ―― と。
In other words, "Everyone envies what they don't have, and everyone is unhappy.
いいですね、これ。
That's nice.
『みんな違って、みんないい』というのは、よく知られた金子みすゞさんの有名な詩の一節ですが、私は、この改編判をリリースしたいと思います。
I want to release this revised version of Misuzu Kaneko's well-known poem, "Everyone is different, everyone is good.
『みんな不幸で、みんないい』
Everybody's unhappy, everybody's good."
うん、こっちの方が、私にはしっくりくる。
Yeah, this one feels more comfortable to me.
「私と同じ気持ちの人は、少なからずいる」と推定しています。
I presume that "more than a few people feel the same way I do."