1995年1月17日 午前5時47分 淡路島から兵庫県南部に一帯に、震度7
を記録する大地震が発生しました。この地震により神戸を中心に多くの建物が倒壊、
その後同時多発的に発生した火災は都市の住宅地の多くを焼失させ、地元の鉄道、道
路は言うまでもなく、高速道路や新幹線が寸断され、被災地への物資の供給が完全に
絶たれたのでありました。死者は5千人以上、避難している人は30万人という、大
災害となり、関東大震災以後の大地震となったこの地震は、その後「阪神大震災」と
呼ばれることになったのでした。
この大災害に対して、全国から物資や義援金の支援が相次ぎ、私も災害発生から3週
間目の週末である、2月10日(金)から2日間、阪神大震災の被災地ボランティアに
行って来ました。今回は、私がボランティアとして参加して、見て、知って、感じたこ
とを、お伝えしたいと思います。
なお、本文は500行に及ぶ長文となっておりますので、あらかじめ御了承下さい。