■これは、2013-11-02の「ペンタブレットを1秒も使わない、SAIによる江端式 イラスト作成方法」の続編である。
■写真から「トレッシングペーパを用いて、上記のコピーした絵を写す」の手 続をスキップできないか、色々試してみて、以下の手順を確立したので、メモ に残す。 ■ただし、この目的は「メモ」である。他の人が理解することを目的としてい ないので、問い合わせ等には、一切応じない。
■前回の方法による課題は以下の通りである。 (1)絵のパーツの大きさや位置を自由に調整できない。 (2)絵が重なった場合に、その対応が非常に難しい。 (3)トレッシングペーパーというアナログ処理が入るのは、やはり煩わし。
■「境界線画抽出」というフリーソフトを使って、写真から境界を抽出する。 これで写真は線画になる。ただし、このソフトでは完全な白黒二値化の機能は ない。 ■Windows7に標準搭載の「ペイント」ツールを使って、この白黒二値化処理を行う。 STEP1:ファイルを選択 STEP2:保存設定 STEP3:適当な名前をつけ、ファイルの種類を「モノクロビットマップ (*.bmp;*.dib)」とする。 ■SAIを立ち上げて、線画単位にレイヤをバカスカ追加する。 線画単位とするのは、その単位で拡大・縮小・変形などができ、半透明などに することもできる。これで、上記の課題を解決できることになる。 ■さらにSAIでレイヤを結合すれば、線画を纏めることができる。
■結合したレイヤーを、SAIのレイヤーパネル「領域検出元に指定」をクリッ クし、ツールパネルにある領域検出元を「検出元に指定したレイヤー」をクリッ クする。 ■レイヤー2を作成して、ツールパネルにある「バケツ」を使って、色を塗り まくる。あとは2013-11-02のメモと同じである。