■CSV (カンマ区切り) モード 実行方法 -既定のメニュー: [編集] - [区切り値/並べ替え] - [CSVモード] -すべてのコマンド: [編集] - [区切り値/並べ替え] - [CSVモード]
■行番号、ルーラを表示するには 1.ツール バーの [現在の設定プロパティ] (選択中のプロパティのみ変更する 場合) または [すべての設定のプロパティ] (すべてのプロパティを変更する 場合) をクリックして、プロパティの [基本] タブを表示します。 2.行番号を表示するには [行番号を表示] チェック ボックスを、ルーラを表 示するには [ルーラを表示] チェック ボックスを設定します。
■特定列だけ削除する方法 まず、編集(E)→区切り値/並び換え(V)→CSVモード としておいて、 (1)ALTを押しながら選択する または、 (2)固定箱形選択を有効にする 編集(E)→選択モード(M)→固定箱形選択(Y) で、らくらく削除できることが分かりました。
■特定列に限定して置換する方法 特定列を箱型選択してから、置換ダイアログを表示して、 「選択した範囲のみ」をチェックしてから置換を実行します。
■ファイルのマージ [ツール]→[分割\結合]
_ 「Windows7 + meadow で ispellを使う」
2015年6月6日(土)
江端智一
1. 背景と目的
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(1)Mewdowを使って、英語で(も)日記を書いているが、スペルチェックをする
為だけに、コンテンツを一時他のアプリにコピペして、再びそれを戻すのが、
面倒だった。
(2)最近、環境がガラっとかわり(WindowsXP→7/32bit→64bit)、この対応で、
これまで結構ウンザリすることが多かったが、覚悟を決めてispellを導入する
ことを決意した。
2. ispellとは
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Ispell(アイスペル)は、UNIX向けスペルチェッカである。 いくつかのイン
タフェースがあり、emacs(meadow等)などのエディタから呼び出すこともできる。
3.前提環境
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私の自宅の環境は、以下の通りである。
■64bit Windows7
■Meadow(Emacs 22.3.1)
■Emacs等の環境は、「C:\win32app」というディレクトリに集めている。
(他のPCに横展開するときは、このディレクトリをまるごと運ぶ)
3. ispellの構築方法
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(1)ispell-3.4.00 for Win32 の入手
http://www.ring.gr.jp/archives/text/TeX/ptex-win32/w32/ispell-3.4.00-w32.tar.xz
から、C:\win32appにダウンロードして解凍する。
xzファイルが解凍できない場合は"7-zip"というツールを使えば解凍できる。
C:\win32app\ispell-w32 というディレクトリができ、その中に、各種ファイ
ルが入っている。
(2)C:\win32app\ispell-w32\bin にPATHを通す。
# PATHの通し方が、XP→7になって、変っている(うんざり)
スタート→コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム→システ
ムの詳細設定→環境変数→システム環境変数→編集
から"Path"を選択。変数値(V)の一番最後に、
";C:\win32app\ispell-w32\bin"
を追加。
(3)環境変数 ISPELL_DICTDIR を設定する。
上記(2)の環境の状態で、ISPELL_DICTDIR
"C:\win32app\ispell-w32\dic"
を記載。
パーソナル辞書は、ほっとけば、環境変数 HOME で設定されたディレクトリに
作成されるらしいので、私は放置。
その後、"OK"を連打して、Pathを確定する。
(4)その他
この後、新規のMeadowを起動したけど、Pathが反映されていないようだった
ので、パソコンを再起動した。
また、ispellに関する".emacs"の編集が必要かとも思ったが、私の場合は何も
設定しなくても問題なく動いた。
Meadowインストール時に作られた、"ispell.el"が起動するらしい。
動かない場合には、C:\win32app\ispell-w32\lisp\newemacs に、"ispell.el"
があるので、それを使えば良い(はず)。
4. ispellの使い方
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http://www.bookshelf.jp//texi/emacs-20.6-man-jp/emacs_14.html#SEC102
に詳しい。
以下を覚えていれば十分だろう。
(1)起動の仕方と終了の仕方
「M-x ispell-region」とするとregion の中のスペルチェックができる。
「M-x ispell-buffer」で、buffer の中のスペルチェック。「M-x
ispell-kill-ispell」で ispell プロセスを終了する。あるいは「q」で終了。
(2)ispell が置換候補を提示したときの操作
[0, 1, ...]
0, 1, ... 番目の候補で置き換える。
[SPC]
単語をスキップ。
[r]
置換後の単語のつづりの入力を求められるので、入力してリターンす
る。
[a]
修正せずに、この編集に限って正しいものとして扱う。
[i]
この単語を個人辞書ファイル(ホームディレクトリにある)に登録し、
以後は正しいものとして扱われる。
[C-g]
スペルチェックを中断する。「C-u M-$」で再開。
以上