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2015-08-29 「メールダイエット」を始めてみませんか? [長年日記]

私は、自分の体重(例"67.5")とだけを記載したメールを、毎日家族全員(嫁さん、長女、次女)に送っています。

しかも、本文には何も記載しません(空文)。ただ、Subjectに67.5と記載しているメールが飛ばしているだけです。

当初、家族は迷惑そうでしたが、今は諦めているようです(数字が記載されただけのメールが届くだけですから、表立って文句も言えなでしょう)。

私は、これを「メールダイエット」と命名しました。

ポイントは、「体重計に乗る」と「特定の第三者に開示する」というところにあると考えています。

これは、いわゆる「レコーディング(記録)ダイエット」の究極の手抜きバージョンですが、私には十分効果がありました。

現時点では、目標体重まであと1.3kgにまで近づいています(完了すれば、約15kg程度の減量になる予定です)。

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先日、栄養管理士の先生のインタビューに応じて下さることになった病院にインタビューに参上しました。

江端:「先生。いわゆる『リバウンド』のメカニズムを教えて頂けませんか」

とお伺いしたところ、先生は、以下のようにおっしゃられました。

先生:「江端さん。『リバウンド』なるものは存在しませんよ」

江端:「え?」

先生:「ダイエット前の食事のカロリー摂取量に戻せば、ダイエット前の体重に戻る。これは、当然の自然現象です」

(そりゃそうだ)と、私も納得できました。

つまり、ダイエットは「減量」より、むしろ、その「維持」こそに難しさがあるのだと分かりました。

―― 「減量フェーズ」は概ね終った。では、どうやって、「維持フェーズ」を維持するか。

これが、私の新しいテーゼとなっていきました。

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さて、ここから提案です。

私(江端)の考案した「メールダイエット」を試してみませんか。

方法は簡単です。

メールのサブジェクトに、ご自分の体重データ(例→67.5)だけを記載して、

diet@kobore.netに送付するだけです。

それ以外は何もして頂く必要はありません。

メールには、あなたの自己紹介、挨拶等、性別、体重、身長、その他、『一切記載しないで下さい』。

「あなた」を特定できてしまうからです。

私(江端)は「あなた」を、メールアドレス以外で認識するつもりはありません。

一方、私(江端)は、あなたのメールに対して、江端の体重データをサブジェクトに記載したメールに『必ず』返信(リプライ)します。

イメージは以下の通りです。

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 ===========================================
 (Step.1) あなたから江端へ送信するメールの例
 ===========================================
 To: diet@kobore.net
 From: you@abc.de.jp  
 Subject:57.3   (あなたが記載するのは、この数字(小数点1位まで)のみ)
 Body:          (一切記載しない)
 ===========================================
 (Step.2) 江端からあなたへ返信するメールの例
 ===========================================
 To: you@abc.de.jp
 From: diet@kobore.net
 Subject:67.5(Re;57.3)  (江端が記載するのは、この数字(小数点1位まで)のみ)
 Body:                   (一切記載しない)

以上です。

これを、繰り返します。

-----

この「メールダイエット」は、以下のように運用します。

■あなたは、毎日、メールを送付する必要はありません。

もちろん、「毎日」がお互いにとって望ましいのですが、1日おきでも、1週間おきでも、単に気の向いた時でも、好きな時に送って下さい。

■私(江端)はあなたにメールでフォローしません。

私(江端)がするのは、あなたからのメールのリプライ(江端の体重データ付き)だけです。

■このメールダイエットには、「始める」とか「終わる」とかという考え方はありません。「メールを送る」だけです。

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この「メールダイエット」のあなたのメリットは、3つあります。

(1)あなたは、体重計に乗らなければなりません(これがメールダイエットの本質)

(2)「(江端にだけは)、あなたの体重データが知られている」という緊張感が発生します。

(3)(ご希望があれば)一月に一回程度、私(江端)はあなたの体重データを纏めて、あなたに戻します。

これに対する、このダイエットの私(江端)のメリットは、以下の通りです。

(1)私(江端)は、毎日体重計に乗らなければなりません

(2)「あなたに、私(江端)の体重データが知られている」という緊張感が発生します。

(3)一月に一回程度、私(江端)は、あなた(と他の人)の体重データを纏めて、解析することができます。

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それと、運用に関する留意事項は、以下の通りです。

■(言うまでもありませんが)私(江端)は、あなたのメールアドレスと体重データは、秘密情報として管理します。

以前より、私(江端)は、取材した情報や、皆さんから頂いたアンケート情報等は、ネットは勿論、パソコンにも情報を残していません。

ライターにとって、情報提供者のプライバシーの守秘は、(皆さんが想像されるより遥かに)絶対的なのです。ライターとしての命に関わるからです(信用を失ったら、誰も取材には応じてくれなくなくなります)。

■比して、あなたは、私(江端)の体重データを、無制限に開示し利用して頂いて構いません。

(中年男性の体重データなんぞが役にたつかどうか不明ですが)、私(江端)の許諾を得ないで、学会等で実名公表して頂いても構いません。

『江端のブログの内容をテキスト分析して体重データと連動させてみる』など、各種の「江端研究」の役に立てて下さい。

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先ずは、

diet@kobore.netに空メール(サブジェクトも本文も何もかかれていない)を送付して下さい。

頂いたあなたからの空メールに、私は「本日の江端の体重データ」を付して、リプライ致します。これで、どんな感じのメールのやりとりをするのかを、イメージして頂ければと思っております。

(つまらなさそうでしたら、そのまま放置して下さい)。

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それでは、皆さんの、「メールダイエット」のご参加を楽しみにお待ちしております。