私は、自分の体重(例"67.5")とだけを記載したメールを、毎日家族全員(嫁さん、長女、次女)に送っています。
しかも、本文には何も記載しません(空文)。ただ、Subjectに67.5と記載しているメールが飛ばしているだけです。
当初、家族は迷惑そうでしたが、今は諦めているようです(数字が記載されただけのメールが届くだけですから、表立って文句も言えなでしょう)。
私は、これを「メールダイエット」と命名しました。
ポイントは、「体重計に乗る」と「特定の第三者に開示する」というところにあると考えています。
これは、いわゆる「レコーディング(記録)ダイエット」の究極の手抜きバージョンですが、私には十分効果がありました。
現時点では、目標体重まであと1.3kgにまで近づいています(完了すれば、約15kg程度の減量になる予定です)。
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先日、栄養管理士の先生のインタビューに応じて下さることになった病院にインタビューに参上しました。
江端:「先生。いわゆる『リバウンド』のメカニズムを教えて頂けませんか」
とお伺いしたところ、先生は、以下のようにおっしゃられました。
先生:「江端さん。『リバウンド』なるものは存在しませんよ」
江端:「え?」
先生:「ダイエット前の食事のカロリー摂取量に戻せば、ダイエット前の体重に戻る。これは、当然の自然現象です」
(そりゃそうだ)と、私も納得できました。
つまり、ダイエットは「減量」より、むしろ、その「維持」こそに難しさがあるのだと分かりました。
―― 「減量フェーズ」は概ね終った。では、どうやって、「維持フェーズ」を維持するか。
これが、私の新しいテーゼとなっていきました。
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さて、ここから提案です。
私(江端)の考案した「メールダイエット」を試してみませんか。
方法は簡単です。
メールのサブジェクトに、ご自分の体重データ(例→67.5)だけを記載して、
diet@kobore.netに送付するだけです。
それ以外は何もして頂く必要はありません。
メールには、あなたの自己紹介、挨拶等、性別、体重、身長、その他、『一切記載しないで下さい』。
「あなた」を特定できてしまうからです。
私(江端)は「あなた」を、メールアドレス以外で認識するつもりはありません。
一方、私(江端)は、あなたのメールに対して、江端の体重データをサブジェクトに記載したメールに『必ず』返信(リプライ)します。
イメージは以下の通りです。
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=========================================== (Step.1) あなたから江端へ送信するメールの例 =========================================== To: diet@kobore.net From: you@abc.de.jp Subject:57.3 (あなたが記載するのは、この数字(小数点1位まで)のみ) Body: (一切記載しない)
=========================================== (Step.2) 江端からあなたへ返信するメールの例 =========================================== To: you@abc.de.jp From: diet@kobore.net Subject:67.5(Re;57.3) (江端が記載するのは、この数字(小数点1位まで)のみ) Body: (一切記載しない)
以上です。
これを、繰り返します。
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この「メールダイエット」は、以下のように運用します。
■あなたは、毎日、メールを送付する必要はありません。
もちろん、「毎日」がお互いにとって望ましいのですが、1日おきでも、1週間おきでも、単に気の向いた時でも、好きな時に送って下さい。
■私(江端)はあなたにメールでフォローしません。
私(江端)がするのは、あなたからのメールのリプライ(江端の体重データ付き)だけです。
■このメールダイエットには、「始める」とか「終わる」とかという考え方はありません。「メールを送る」だけです。
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この「メールダイエット」のあなたのメリットは、3つあります。
(1)あなたは、体重計に乗らなければなりません(これがメールダイエットの本質)
(2)「(江端にだけは)、あなたの体重データが知られている」という緊張感が発生します。
(3)(ご希望があれば)一月に一回程度、私(江端)はあなたの体重データを纏めて、あなたに戻します。
これに対する、このダイエットの私(江端)のメリットは、以下の通りです。
(1)私(江端)は、毎日体重計に乗らなければなりません
(2)「あなたに、私(江端)の体重データが知られている」という緊張感が発生します。
(3)一月に一回程度、私(江端)は、あなた(と他の人)の体重データを纏めて、解析することができます。
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それと、運用に関する留意事項は、以下の通りです。
■(言うまでもありませんが)私(江端)は、あなたのメールアドレスと体重データは、秘密情報として管理します。
以前より、私(江端)は、取材した情報や、皆さんから頂いたアンケート情報等は、ネットは勿論、パソコンにも情報を残していません。
ライターにとって、情報提供者のプライバシーの守秘は、(皆さんが想像されるより遥かに)絶対的なのです。ライターとしての命に関わるからです(信用を失ったら、誰も取材には応じてくれなくなくなります)。
■比して、あなたは、私(江端)の体重データを、無制限に開示し利用して頂いて構いません。
(中年男性の体重データなんぞが役にたつかどうか不明ですが)、私(江端)の許諾を得ないで、学会等で実名公表して頂いても構いません。
『江端のブログの内容をテキスト分析して体重データと連動させてみる』など、各種の「江端研究」の役に立てて下さい。
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先ずは、
diet@kobore.netに空メール(サブジェクトも本文も何もかかれていない)を送付して下さい。
頂いたあなたからの空メールに、私は「本日の江端の体重データ」を付して、リプライ致します。これで、どんな感じのメールのやりとりをするのかを、イメージして頂ければと思っております。
(つまらなさそうでしたら、そのまま放置して下さい)。
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それでは、皆さんの、「メールダイエット」のご参加を楽しみにお待ちしております。