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2024|01|02|03|04|05|

2013-02-07 ネットでの発言は注意した方がいい

私は自分の著作に対して、ツイッターでコメントをしてきた人に対して、

「それは、どういう意味ですか」

と直接尋ねることがあります ―― って話は、もう何回もしましたっけ?

私は自分の著作に対するコメントは、ほぼ100%読んでいます。

ツイッターでない所までも探し回ることがあります。特にブログはもちろん、そのコメントまで、周到にチェックしています。

そんでもって、よく後悔しています ―― って話もしましたね。

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今でも、体が震える程に怒り狂った内容に、

「30分もあれば書けるようなコラム」

と書かれたツイートがあります。

ツイートは数日を経過すれば無くなる、と思っている人も多いと思いますが、色々な複数のログサイトで、多重に記録されています。

私は、いつでも報復・・・、もとい、真意を伺う為に、あなたに「コメント」という名の弾丸を撃てる位置にいることを、覚えておいて下さい。

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と同時に、ツイッターで不用意な発言をしている人を見ると、「大丈夫かいな」と思うことがあります。

ツイッターが完全なプライバシーを担保していると思ってのことかと思います。

しかし、私の経験から言えば、その道のプロがその気になって、個人を特定できないようなシステムなど「ない」と断言できます。

犯罪予告を書き込んだり、ツイートした人、あんなに簡単に警察に捕まっているじゃないですか。

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多くの人は、「言論の自由とプライバシー」は保証されている、と思っているかもしれませんが、私に言わせりゃ、歴史の授業の時間で居眠りしすぎです。

ちょっとばかし、右傾左傾した政権ができれば、あっというまに、言論統制や思想警察が登場します。

あの自由を掲げるアメリカですら、古くは日系アメリカ人であるというだけで、強制収容所に叩き込み、戦後でもレッドパージで文化人の生活を壊滅させ、つい最近は9・11の後、イスラム系アメリカ人をスパイ扱いしていたのは、記憶に新しいところです。

ましてや、自由主義的思想に、一本ピンと筋が通っている ―― とは、到底思えない、この日本国でですよ。

右であれ左であれ、政治的な発言や、特定の国を侮辱するようなコメント(しかも、品がない上に、論理的でない)を、垂れ流すのって随分危険だと思う。

私のように実名公開を旨としてる方が、まだ幾分安全かと思います。

加えて、私の政治的な発言は非常に少なく、しかも微妙に観点をコントロールしていることは、多分、気がついている人には、気がついている。

「江端さんは卑怯だ」と看破したK君。元気でやっているかな?

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ええっと、何だったっけ。

つまり、公に発言するのであれば、それが、どのようなものであれ、注意した方が良いですよ、と申し上げたかったのです。

私ごとき、権力のないただの個人であっても、あなたのパソコンに向けて「毒矢」を放つ程度のことは、できたりするのですから。

ましてや、権力なら ―― ですよ。


2014-02-07 ―― もう泣けるほど、素晴しい絵でして。

「銀の匙(第2期)」は、今クール、嫁さんに認定されたアニメとなり、めでたく家族全員で視聴しております。

The animation "Silver Spoon (2nd)" has been identified as "family program" by my wife happily. We enjoy it at every weekend.

エンディング(ED)の「オトノナルホウヘ→」の歌も大変気にいっているのですが、そのEDに登場する静止画(水彩画)のイラストが、

The ending song "Go to the sound" is very pleased, and the illustrations of the animation are

―― もう泣けるほど、素晴しい絵でして。

Terrific to tears.

それで、EDを繰り返し見ていたところ、次女から「パパ。お姉ちゃんと同じことしているね」と言われました。

I watched the ED again and again, and the second daughter said "Papa. You did a same thing as sister."

私は、長女の方を向いて、言いました。

I faced the first daughter with saying,

私:「やっぱり分かるか?」

"Can you understand it actually?"

長女:「分かるよ。これは凄いよ」

"Of course, it is marvelous"

-----

最近、

私も自分でイラストを「作る」ようになり、(「描く」などとは、とても言えない)その時間や手間、そして、絵を書く人の能力のもの凄さを、理解し始めるに至っています。

Recently, I have tried to make (not draw) pictures and I also have started to understand painter’s time, troublesome, performance and capability.

感動する世界を広げる為には、なんでも自分でやってみることですよね。

In order to spread the world out, trying anything is a short cut, I think.

この他にも、

Others,

■ピアノ演奏、スキーモーグル、スキー大回転、テニス

Piano, mogul skiing, giant slalom, tennis

―― どれもこれも、涙がでるほど感動できます。オンピックは冬季だけあれば良いと本気で思う(スノボを除く)。

give me move to tear. The Winter Olympic is enough for me (except for snowboard).

他方、

On the other hand,

■野球、サッカー、体操、ラグビー、アメフト

Baseball, soccer, gymnastics, rugby, gridiron

―― どれもこれも、私の琴線に1mmも足りとも触れません。私の日常には全く影響ありません。

Give me nothing. There is no effect at all on my daily life.

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とまあ、このように、自分の体験したものでしか、感動ができない人間ことを、

Thus, the persons who cannot be impressed by non-experiment things, are called

「狭量」

“Pettiness”.

といいます。


2015-02-07 『スマホを止めて、ガラケーに換えたい』

高校1年生の長女から

My senior daughter, the first grade of high school, asked me to

『スマホを止めて、ガラケーに換えたい』

"Stop using Smartphone, and exchange it to a traditional phone"

という相談を受けました。

―― やっぱりそういうことになったか

"After all, it becomes the conclusion."

と、感慨ひとしおでした。

I was overcome by deep emotion.

理由は、

She said to me,

「SNSやYoutubeで、簡単に『時間』単位の時間が簡単に失われれいくことに、愕然とした」

"I was really surprised to acknowledge that my time becomes consumed easier by the unit of "hours""

とのことでした。

-----

実際にそうだろうなぁ、と思います。

I think that this is true.

彼女らの時間は、私たち大人の時間と比べて、その濃度においても、また速度においても、そして使い方によるリターンにおいても、比較にならない程、価値が高いのです。

The teenager's time, like my daughter's time, has the highest value in their life as the density, the speed and the cost of the time.

「命短し、恋せよ乙女」は、本当に冗談抜きで、その通りなのです。

"Gather ye rosebud while you may." is true proverbially.

YoutubeやTwitterごときで、「恋する時間」が奪われているとしたら、もう、その損害は取り返しがつかない ―― 日本の財政赤字など比較にならない。

If the time in love were lost by using even Youtube or Twitter, the damage is out of question. Japanese budget deficits are less important than that.

日本の財政は、海底油田やメタンハイドレートでなんとかなる可能性 ―― それが絶望的に小さい値でも ―― ゼロではない。

The rebirth possibility of Japanese budget problem is not zero, even if the number is almost zero. We have some future visions of submarine oil field and methane hydrate.

「ティーンエイジャの恋」は、ティーンエイジャを通過すれば、その可能性はゼロです。

But the possibility of "love in teenager" become zero, if they pass the period.

まあ、「恋」でなくとも、「勉学」「交友」「知見」「読書」など、なんでも当て嵌まるのですけど。

Even if it not "love", "studying", "reading", "human relationship", and "extending their knowledge"

-----

SNSやYoutubeの全てが無駄とは思いませんが、それらが「過剰に時間を喰い潰すメディア」であることは、論を待たないでしょう。

Though I don't say "SNS or Twitter are worthless", everybody could accept that those media is easier to consume time.

SNSやYoutubeを、自分の思い通りにコントロールできれば、問題はないのですが、大人ですら、それは難しい。

Of course, there become no problem if they control their time by themselves. But it is also difficult for adults.

-----

だからこそ、「白旗を上げて、保護者に助けを求めてきた」長女の英断に、私は敬意を感じるのです。

So, I can respect my daughter's decision of "putting up a flag of surrender, and calling for help to her guardian".


2016-02-07 「(4年前の)嫌な予想が当ってしまったなぁ」

結果として、昨日の日記の続きになってしまいましたが ――

As a result, it has become the continuation of yesterday's diary.

今朝、ニュースを見ながら、

This morning, while watching the news,

"I could hit the unpleasant prediction, even it was for years ago"

と、憂鬱な気分です。

I am in a melancholy mood.


2017-02-07 イメージとしては、『内蔵に素手を突っ込んで治療する、未開の祈祷師』のような野蛮なコードです。

江端家、および嫁さんの実家で、ホームセキュリティシステム用のサーバとして稼動中している5000円のボードコンピュータ、Raspberry PI 3B(通称"ラズパイ")は、本日も快調に働いているようです。

At both the Ebata's house and my wife's house, "Raspberry PI", that is a board computer whose price is just 5000 yen, is going to work well as a home security server.

これまで、パソコンPCが、結構な頻度でダウンしていたことを考えると、ちょっと信じられない程のMTBF(Mean Time Between Failures)です。

Up to now, several PC servers had often been system down,so I think the "Raspberry PI" of MTBF is incredible for me.

(といっても、まだ一度もダウンしていないのですから、MTBFでは評価できないのですが)

(Although it can not be evaluated by MTBF because they have never been down yet)

いずれにしても、ラズパイは、今後もフィールド側のIoTを支える象徴的な存在になっていくと思います。

Anyway, I think that "Raspberry PI" comes to be a symbolic existence supporting the field side IoT from now on.

それはさておき。

Aside from that.

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クラウド(リモートサーバ + インターネット)によって、情報だけでなく制御の世界も飲み込まれるのかな、と思っていたこともありましたが、フィールドの世界も、どうしてなかなか、がんばっています。

I thought that Cloud (remote server + INTERNET) is going to incorporate not only "information field" but "control field", however, "control field" has not lost either.

で、どっちの世界でも、40年以上も前のアーキテクチャが、普通に動いている(UNIX系OSとかCとか)という事実にも驚かされます。

In addition, I am surprised that the fact that the architecture of more than 40 years ago is working normally (UNIX OS or C) in both fields.

私が、C/C++に固執しているのは、それが優れているからではなく(いや、優れているんですけどね)、それ以外のものを勉強するのが「面倒くさい」からです。

The reason I am sticking to C/C++ is that it is not superior(no,no it is great indeed) but I don't want to learn more another programming language.

私が書いている(動的メモリをバカスカ発生させて、ポインタで処理する)コードなんて、可読性最悪で、共有不能で、さらに流用も不要という、最低最悪のものですが、

The code I write (dynamically generating memory blurry and processing with pointer) is the worst readability, impossible to share, further, unnecessary for diversion, totally it is the worst thing.

―― 私が読めりゃ、それでいい

"It is O.K. if I can read the code"

と割り切っています。「人のことなんぞ知ったことか」、と。

I think it simply. "Why should I think about other people?"

これも、40年以上も前のアーキテクチャが、普通に動いている(UNIX系OSとかCとか)おかげです。

I deeply thank to "the architecture of more than 40 years ago is working normally"

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まあ、私のプログラムは最低最悪ではありますが、それでも、その実行速度においては、私のプログラムを越えることは難しいと思います。

Well, I know my program is at least the worst; nevertheless, I think it is difficult to overtake my program from the view of execution speed.

なんといっても、コンピュータの内部を、直接、手で触っているようなコードですからね。

My code is likely that I touch the inside of the computer directly by hand.

イメージとしては、『内蔵に素手を突っ込んで治療する、未開の祈祷師』のような野蛮なコードです。

As an image, it is a savage code like "a prayer mentor in an undisclosed area, inserting bare hand into organs".


2018-02-07 ―― 「ラクしたい」「安くあげたい」「早く終らせたい」

「横展開」という言葉を、簡単に使う人が多いです。

I think that many people use the word of "horizontal expansion" easily.

「横展開」とは、ある案件で開発した技術なりノウハウを、別の案件に展開することです。

"Horizontal expansion" is to expand the existing technologies or know-hows to another objects.

「横展開」の思惑を、ぶっちゃけて言えば、

The motivation of "horizontal expansion" is, honestly speaking,

―― 「ラクしたい」「安くあげたい」「早く終らせたい」

a hope to "take it easy", "bargain for it", and "finish it quickly"

を実現するとにあります。

and to realize them.

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「横展開」というのは、経営者にとっては魅力的な言葉です。

"Horizontal expansion" is also attractive for executive officers.

なにしろ、一回の投資で、その後の案件を受注できる、という「魔法の言葉」であるからです。

Above all, it is a magic word that just one investment can make a lot of acceptances of order after that.

ところが、多くの場合、「横展開」は上手くいきません。

However, "horizontal expansion" will not work well in many cases.

異種業務(商品、役務)の横展開は勿論、同種の業務の横展開ですら、大抵の場合、簡単ではありません。

For not only heterogeneous business(goods and services), but also homogeneous, it is not easy.

下手に横展開するくらいなら、スクラッチ(ゼロから)作り始めた方が、コスト(納期や人材)が安くなることの方が多いくらいです。

As far as "horizontal expansion", to start making scratch might be cheaper.

(続く)

(To be continued)


2019-02-07 『少くとも、今、晒されている彼/彼女ほどには、今の私は悲惨な状況にはない』

辛いことや、嫌なことがあると

When I have difficulties or dislikes,

―― SNSで過激な動画をアップして炎上している

I am suppose to watch uploaded extreme videos, and read SNS message on fire

様子を、横から眺めることにしています。

(It is quite rate that I write something on SNS)

日本中から非難を浴び、名前、住所、その他について特定され、間違いなく法的処分(刑事罰もありえる)を受けるであろう彼/彼女のことを思うと ――

When I think of him / her, who are receiving many condemnations and hard criticisms from everywhere in Japan, was identified for name, address, etc., and will definitely get legal dispositions (criminal penalties are possible),

『少くとも、今、晒されている彼/彼女ほどには、今の私は悲惨な状況にはない』

"I am not in a miserable situation now, at least, compared with them"

と思えて、少しだけ心が軽くなります。

I think, they can make my heart bright.

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「悪趣味な上に下品」な振舞いだ、と自分でも思います。

I think that it is "bad taste and vulgar" behaviors. by myself, however,

しかし、私、そもそも「悪趣味な上に下品」な奴ですから、仕方ありません。

I am really a "bad taste and vulgar" guy, so it cannot be helped.


2020-02-07 もう、国内では、自動車は売れない

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

今日、私は、

Today, I realized

『少子化 x 若者の自動車への興味の低下 = 自動車メーカーの存亡の危機』

"Low birth rate x decrease in youth interest in cars = crisis of car manufacturer survival"

というのを、始めて肌で実感しました ―― ゾッとするくらいリアルに、です。

first-hand through the discussion real, horrifyingly

もう、国内では、自動車は売れない

We can't sell cars anymore in Japan

ということを、確信するに至りました。

I came to be convinced.

まあ、これは、すでに多くの識者が言ってきたことです。

Well, this is what many experts have already said.

しかし「情報」と「実感」は、全く別のものなのです。

But "information" and "real feeling" are completely different things.

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そういえば、先日、自動車メーカーの、特許明細書の出願公開を纏めて調べる機会がありました。

The other day, I had the opportunity to study the publication of patent specifications by automakers.

『最近の自動車メーカーって、何考えているんだ?』というような内容で、正直、首をかしげていました。

I wondered "What do you think of a recent automaker?", honestly.

# 興味のある人は、自力で調べてみて下さい。

If you are interested, please do your own research.

特許明細書から、自動車メーカーが、「自動車」でなく、「別のモノ」を売り出そうとしていることが分かると思います。

You can see from the patent specification that automakers are trying to sell "other things" instead of "cars".


2021-02-07 ■成人後見人制度は、結構面倒くさい

The reader of my book, which I introduced the other day, has continued to provide me with further information on matters related to the "Death with Dignity Declaration.

(私の為に)箇条書きにて、概要を記載します。

Here is an overview in bullet points (for me).

■弁護士さんが引き出しできる口座を準備する(入院、葬式用)

- Prepare an account that the lawyer can withdraw from (for hospitalization and funeral).

■上記に関しては、弁護士さんと個別の契約をすることができる

- For the above, you can make an individual contract with a lawyer.

■決済用口座(利子がつかない)を作って、当面のお金を入れておくと良い

- Make a settlement account (interest free) and put money for the time being in it.

■成人後見人制度は、結構面倒くさい

- The requirements for adult guardianship are quite strict.

私も、父が単独で新聞契約をしてしまった時に、私(江端)は、この制度の利用を検討したことがあります。

I (Ebata) have also considered using this system when my father signed up for newspapers on his own.

しかし、その時、介護業務の方から、「姉と私の対応が妥当で迅速」であるという理由で、申請が却下される公算が高いと言われました。

However, at that time, I was told by the care services that my application was highly likely to be rejected because of the "reasonable and prompt" response of my sister and me(Really).

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以下は、検討しておくべきチェックリストです

Here is a checklist of things to consider

■Gmail, LINE, facebook 等の ITのアカウント、パスワード、および解約方法

- IT accounts, passwords, and cancellation methods for Gmail, LINE, facebook, etc.

■オンライン口座、FX口座、ビットコイン等の暗号通貨(私もあと600円分ある)の取引所の撤収方法、FX口座

- How to get rid of online accounts, forex accounts, and exchanges for bitcoin and other cryptocurrencies (I have another $600 worth).

■Amazon,楽天等のECポータルの解約方法

- How to cancel an e-commerce portal such as Amazon, Rakuten, etc.

■クラウドサーバ(AWS等)の抹消、解約

- Cancellation or termination of cloud servers (AWS, etc.)

■破壊すべきHDD, USBメモリのITガジェット

- HDD to be Destroyed, USB Memory IT Gadgets

■(本来、存在していないはずの)機密書類や機器の返却または抹消

- Return or erase confidential documents and equipment (that should not exist).

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以前、IDとパスワードを知らせずに夫が死亡して、妻がスマホ、PC、あらゆる電子デバイスが使えなくなって、孤立してしまったという、知人の話を記載しましたが ――

I once described the story of an acquaintance whose husband died without informing her of his ID and password, leaving his wife isolated with no access to her phone, PC, or any electronic devices.

江端家の場合でも、間違いなく、このような状況が発生すると思います。

I have no doubt that this situation will arise in the case of the Ebata family.

この機会に、いろいろ準備しておこう、と思います。

I think I'll take this opportunity to prepare a lot of things.


2022-02-07 陰謀論者は、いつでも、どこでも、好きな陰謀論を、いくらでも作り出せます。

最近、私のコラムについて質問して頂いたKさんと、轢断のシバタ先生とを、『江端ファイアウォール』にて仲立ちをさせて頂いております。

Recently, I've been mediating between Ms. K, who asked me about my column, and Dr. Shibata as a co-author of my column, through the Ebata Firewall.

The original issue is here.

(もしかしたら、このやりとり、近日中に、お知らせできるかもしれません)

(Maybe I can let you know about this exchange, soon)

本日は、先程、私からシバタ先生に差し上げたメールの一部を公開致します。

Today, I would like to share with you a part of the email I just sent to Dr. Shibata.

===== ここから =====

===== From here =====

お返事ありがとうざいました。

Thanks for your reply.

シバタ先生 > 強いストレスが決断力を鈍らせることは、うつや自殺について一家言ある江端さんには釈迦に説法と思います。

Dr. Shibata > I think Mr. Ebata, who has a lot to say about depression and suicide, would be able to explain how strong stress can blunt their ability to make decisions.

シバタ先生 > Kさんが決断を下すために必要なのは、医学的な情報よりも、第6波の収束、飲食業界の状況の改善と新型コロナ後遺症の緩解、そして安眠、なのかも知れません。

Dr. Shibata > What Ms. K needs to make a decision may be more than medical information, but the convergence of the 6th wave, the improvement of the situation in the food and beverage industry, the alleviation of the aftereffects of the new corona, and a good night's sleep.

上記のフレーズを頂いて、私のスイッチが『カチッ』と入ったような気がします。

When I received the above phrase, I felt as if my switch had 'clicked'.

『コロナ禍下における意志決定プロセス』について、考えてみたくなってきました。

I come to want to think about the decision-making process under the Corona disaster.

加えて、国外政府と国民の対応の違い ―― フランスの接種証明提示義務の法制化、イギリスの野心的社会実験の気風、そして、カナダでの大規模な反ワクチンデモ(からの緊急事態宣言)等々 ―― 『これほどまでに、国家と国民のキャラクターって違うんだ』と、正直かなり驚いていています。そして、これも分析してみたくなりました。

In addition, the difference in the response of foreign governments and the public -- the legislative requirement to show proof of vaccination in France, the ambitious spirit of social experimentation in the UK, the massive anti-vaccine demonstrations (and then the declaration of a state of emergency) in Canada, etc. -- To be honest, I'm quite surprised at how different the characters of the nation and its people are. And I wanted to analyze these as well.

そして、果てしなく続く新型コロナワクチン陰謀論(以下、陰謀論という)は、その正否はどうあれ『陰謀論主張側は負けない』という話も、取り入れてみたくなってきました。

I also want to incorporate the endless conspiracy theories about the new coronary vaccine (hereafter referred to as "conspiracy theories"), whether they are right or wrong, and that "the conspiracy theorists never lose".

これは『正規軍は勝たなければ負けであるが、ゲリラは負けなければ勝ちになる』という古代~近代戦争から得られている教訓です。

This is a lesson learned from ancient and modern warfare that 'regular armies lose if they do not win, but guerrillas win if they do not lose'.

古くは、古代ローマ帝国に戦い挑んだハンニバルから、キューバ革命のチェ・ゲバラ、さらには、ベトナム、アフガン、ISが、基本的に大国を退けてきた/いる事実からも、裏の取れる話です。

From Hannibal's battle against the Roman Empire, to Che Guevara's revolution in Cuba, to Vietnam, Afghanistan, and the Islamic State, the fact that these countries have basically defeated the major powers is proof of this.

陰謀論者は、いつでも、どこでも、好きな陰謀論を、いくらでも作り出せます。

Conspiracy theorists can create any number of conspiracy theories they want, anytime, anywhere.

それに対して、それを潰す側(私たち)は、正しいロジックと証拠(数値等)で、その10~100倍のコストで、ようやく1つの陰謀論を潰せるだけです

In contrast, the people who destroy them (us) can only finally destroy one conspiracy theory with the right logic and evidence (numbers, etc.) at a cost of 10 to 100 times that amount.

いや、マジで、あっち側(陰謀論の制作と広報)はラクそうで、本当に羨しいです。

Well, seriously, the opposite side (conspiracy theory production and PR) seems to be easy, and I really envy them.

===== ここまで =====

===== To here =====

『私も、あっち側だったら、もっと楽しくラクチンに執筆活動できたかもしれないなぁ』などと考えています。

I'm thinking, "If I were on that side, I might have had a more enjoyable and easier time writing.

エンジニアリングアプローチによる執筆は、数字・統計、ロジック、ファクトチェックが厳しくて、正直、辛いのです。

I have to admit that writing with an engineering approach is hard because of the strict numbers, statistics, logic, and fact-checking.


2023-02-07 江端さんのひとりごと'94 「渋谷駅の惨劇」

先日、私の娘が、私と似たような経験をしてきたようです。

The other day, my daughter apparently did something similar to what I did.

"Mr. Ebata's small talk '94 'The Tragedy of Shibuya Station'"

―― 親子だなぁ・・・

"We are a parent and a child..."

を、実感しています。

I realize that.

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しかし、娘の場合は「回りの人に助けてもらい親切にされた」らしく、総括すると『都会の人の優しさに接することができた』らしいのです。

However, in my daughter's case, it seems that "people around her helped her and were kind to her," and in summary, she was able to "come in contact with the kindness of people in the city".

私のケースとは『結果』が決定的に違う。

The 'results' are definitely different from my case.

なんか、釈然としません。

I'm not convinced of that.


2024-02-07 ―― 『私は、意外に、簡単にカルト宗教にハマるタイプかもしれない』と思い当たり、ゾッとしている

私、新しい技術が入ってきても、基本的には信じません。

I don't believe in new technology when it comes in.

その新しい技術とやらを真面目にやって、膨大な時間を喰われた挙げく、市場から消え去ったものを、本当に腐るほど見てきたからです。

I have seen so many things that have disappeared from the market after being eaten up by the enormous amount of time spent on serious work on that new technology that it is rotten.

そもそも「スゴい」と言われる技術の殆どが、『今はショボいけど、すぐに流行るようになる』という「前置き」つきであるからです。

In the first place, most of the technologies that are called "awesome" are prefaced with the phrase, "It's a bit timid now, but it will soon become popular.

And this series of articles is the culmination of my resentment.

 

-----

私が自分に「スゴい」を信じさせるか否かは、簡単です。

Whether or not I make myself believe in "awesome" is easy.

私が実際に使ってみて「スゴい」と思えれば、それは「スゴい」のです。

If I use it and think it is "awesome," then it is "awesome."

そして、『自腹を切っても使いたい』と思えるものであれば、その「スゴい」は確定です。

And if it is something that 'I want to use even if I have to pay for it myself,' then its 'awesome' is confirmed.

他人の意見を聞く必要はありません。この私が知っているからです。

You don't need to listen to others' opinions. Because of this, I know.

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私は、社内のエライさんから通達される『これからば、XXXXXの時代』という言葉を、原則として信じません。

As a rule, I don't believe in the "XXXXXX era" that is being communicated to me by the elites in my company.

『お前らに、これまで、何度騙されてきたことか』 ―― という膨大な記憶があるからです。

I have a vast memory of "How many times have you people fooled me?

しかし、"XXXX"が"生成AI"であれば、抵抗なく受けいれることができます。

However, if "XXXX" is a "Generative AI," it can be accepted without resistance.

これは、私にとって「スゴい」です。本当です。

This is "awesome" to me. It's true.

しかし、この「スゴい」は、私の業務や学業に特化していますので、生成AIが、多くの人にとって「スゴい」のかどうかは正直分かりません。

However, this "awesome" is specific to my business and academic work, so I don't know if the generative AI is "awesome" for most people.

―― 人が言う「スゴい」は胡散臭くて鬱陶(うっとう)しいが、自分が信じる「スゴい」は、ストレスがなく、むしろ気分が良い

-- "Awesome" that people say is stinky and depressing, but "awesome" that I believe in is stress-free and makes me feel good.

ということです。

That is it.

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で、今回のオチですが、

So, here's the punchline,

―― 『私は、意外に、簡単にカルト宗教にハマるタイプかもしれない』と思い当たり、ゾッとしている

-- I am horrified to realize that "I may be the type of person who falls into cultism surprisingly easily.

と、なります。

When I say things like, "The 'Principle' is amazing," you all need to leave me immediately.

それは、もう、津波警報クラスの勢いで、避難を開始して下さい。

It would be best to start evacuating with the vigor of a tsunami warning class.

特に、私の家族には『3秒で私を捨てろ』と、言い含めておきます。

In particular, I will tell my family, 'You have three seconds to leave me.