昨日の日記で、
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今夜、江端家においては、娘たち(中学3年生と小学5年生)にこのシミュレーション結果を開示し、『運命の出会い』などというものが、殆ど機能しない時代に突入してしまったことを、数値で示す予定です。
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と書きました。有言実行で、昨夜話をしてきました。
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江端:「―― という訳で、どんなに遅くても、20代内での結婚を強く勧告する。逆算すれば分かると思うが、これは10代において、恋愛はすでに『戦略的』である必要がある。勿論、『結婚は考えていない』というなら、それはそれで良いが」
長女:「あのね。女子しかいない学校で、どのような『恋愛戦略』が取れるというの?」
江端:「うむ。現代において、『男子校』や『女子高』への進学は、『結婚』というプロジェクトにおいて、最低にして最悪のチョイスであったことは、もう、論を待たないだろうな」
長女:「でしょ?」
江端:「とすれば、戦略の舞台は『大学』に移行せざるを得ない。可能なら、有名大学、いわゆる『ブランド』価値の高い大学への進学が、より良い戦略になるえるだろう」
長女:「何、それ。『進学の動機は何ですか?』と尋ねられたら『結婚です』って答える訳? 」
江端:「『最適な結婚』と答えるなら悪くなかろう」
長女:「保護者が自分の子どもに向かって言うセリフとは、到底、思えん」
江端:「だが、事実だ。『私』が言っているのではない。『データ』がそう言っているのだ」
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江端:「恋愛においては、外面が重要だ。『見た目が8割』というのは、事実だ。そこへいくと、すでに、お前は、その条件をクリアしているのだ。つまり、無試験で『結婚』に入学できているようなものだ。ありがたいと思わなければならない」
長女:「ちょっと待った。何を持ってして、私の外見が『見た目が8割』を『クリアしている』と断言できる訳?」
江端:「主観の話を言っているのだな? 勿論、親の贔屓目(ひいきめ)は、排除しなければならない。しかし、客観的観点からも『クリア』しているのは自明ではないか」
長女:「なんで?!」
江端:「こんなかっこいい私と、あんなに美しい嫁さんから生まれたお前の外観が、客観的に美しいのは当然だろうが」
長女:「どこを、どうしたら、そんな破綻したロジックが導き出せるんだ!」
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―― というように、昨夜は、娘と大変有意義な議論が行えました。
今回は前半のみ記載しました。ご要望があれば、後半も記載します。