IT業界用語は、私でも良く分からんことが多いです。
で、その用語を理解した人が書く、IT業界用語は、さらに訳が分からなくなるという傾向があります。
例えば、長い間、私は「クラウド」という言葉の意味が分かりませんでした。
今は、「IPアドレスなどを使わないで、ネットワーク上のサーバを使えるシステム」と言えばいいのに、と思うのです。
古い話では「ファジィ」なども、ちゃんと理解している人は少なかったです。
「Yes,Noの2値だけで構成される推論アルゴリズムに、Yes65%,No35%というような取り扱いができるようにした推論アルゴリズム」でいいのです。
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私は理解できない用語を、日常的な事例まで落して考えないと、良く分かりません。
そして、多くの他の人もそうだろうと勝手に決めつけています。
ですから、必然的に、そういうコラム記事が多くなります。
最近は、技術の話だけでなく、法律などにもこのやり方を適用していることはご存知の通りです。
それはさておき。
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私は、以前、産業用デバイスの操作マニュアルで「オブジェクト指向」に関する簡単な説明を書いたこととがあります。
もし、あなたが、
■オブジェクト指向の「クラス」とは「たいやきの金型」であり
■オブジェクト指向の「インスタンス」とは「たいやき」のことである
と記載した、産業用デバイスのマニュアルを見つけたら、
そのマニュアルの著者は、間違いなく、私です。