自宅から職場は、都心から離れる方向になるので、朝の通勤電車は比較的空いていて、座っていくこともできます。
しかし、多くの場合、私はドアのところに立って、本を読んでいるか――
―― 空を見ています。
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いや、気取っている訳ではなくてですね、眺めているのが好きなんですよ。地デジアンテナの方向。
地元の中継局に向いていたり、東京タワーの方向を向いていたりと、結構バラバラ。
加えて、微妙に方向が違っていたりして、こういういい加減なアンテナ設置工事をするとは『プロの仕事』とは思えん、許せんなぁとか思いながら。
まったくアンテナが存在しない区域は、多分ケーブルテレビが強い地区だろうとか考えています。
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アンテナと言えば、今週末、角材と紐だけで実験用のGPSアンテナを立てました。今日、台風並の暴風雨が来たので、あわてて家の中に撤収しました。
アンテナごときで、結構な時間を費せる人生は、結構良い人生だと思います。
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(以下スルーして下さい)
ここで、先週末の実験結果の概要のメモ
1.実験結果
○1PPS信号ロックには、東西南北の全方向が開けている必要がある。但し、地平から45度程度あれば足る。
○家庭用のテレビケーブル(インピーダンス75Ω)で、GPS信号の伝送実験を強行。インピーダンス不整合(GPSケーブルは50Ω)だけど、1PPS信号は簡単に取得確認
○但し、3分岐させて、テレビアンテナまたは、ブースタ方向のケーブルと接続すると、即1PPSが消える(GPSロックが外れる)。利得がダウンが原因か、あるいは別の原因があるのか不明。
○またGPS信号を、そのまま家庭内のテレビケーブルに強行配信して、家の中での1PPS信号取得実験は当然に失敗。
2.考察
○インピーダンス整合器を使わなくても、1本のケーブルでは問題なく配信できることが分った。
○テレビケーブルからGPS信号を取得できない理由は、「分岐による利得ダウン」「ブースター等の経過する際の利得ダウン」などが考えられる。
3.今後の進めかた
○まず地デジやBSの信号レベルとGPSの信号レベルを正確に把握すること
○地デジ・BS用の市販ブースターがあるから、先ずはそこから今週末に再実験を開始する。
○その後は、GPSブースターをどっからか借りてきて、電波を増幅してテレビケーブル線に突っ込んでみよう(無茶は承知だ)。
以上