サラリーマンですので、毎年、業務命令で人間ドッグに行く必要があるのですが、会社の指定する病院の「胃カメラ」の下手さに、怒りが爆発しております。
あまり酷さに、思わず、会社の医務室にメールをしてしまいました。
(以下、M病院とするが、これは武士の情けである)
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○M病院で、一昨年「経鼻内視鏡」をやって、恐しく楽だったので、昨年も実施したら、「経口内視鏡」と変わらない苦痛に戻っていて驚きました。
○M病院の胃カメラの手際の悪さ・酷さは、S社宅では非常に有名でした。
○特に若い医師(か技師?)が行なう胃カメラの下手糞さは、憎悪の対象でした。私の場合、喉を酷く傷付けられて、一日食事ができないこともありましたし、手際の悪さで、不要に長時間続けられたことも腹を立てております。
○もし可能であれば、上記の旨と、『私は、若い医者の練習台なんぞになるつもりはない』ことを、一言、ご連絡頂くことはできませんでしょうか。
○ご無理でない範囲で、ご検討頂けましたら幸いと存じます。
# 会社の医務室からは「自分でやれ」と言われましたが。
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「経鼻内視鏡」とは、鼻の穴から胃カメラを挿入するものなのですが、これを最初に体験した時は、
『胃カメラのパラダイムシフトだ!』
と大喜びしていたものです。
ですから、「経鼻内視鏡」ですら、被験者に『地獄』を味わせる、あのM病院の技術者の腕の悪さは、もはや犯罪的と断定できます。
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私は、「胃カメラ」だけを行なう、専門医院というものを考えた場合、未曾有の巨大マーケットがある、と確信します。
その医院では、写真だけを取って、医療行為や診断は一切行わない。ただ、写真を、人間ドッグの病院に送付するだけ。
ポイントは、被検者に苦痛を与えることなく、短時間で、所定の胃カメラの撮影を完了しえるか否か、です。
胃カメラが嫌だ、という理由だけで、人間ドッグを躊躇する人間は、決して私だけではないはずです。
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そこで、私は、「胃カメラ技術士認定試験」を提言します。
# 別に国家試験でなくても、民間団体でも構わない。
試験内容は、被検者からのアンケートと、目的の写真撮影の完璧さと、それと「胃カメラ操作総時間」をベースとします。
「胃カメラ操作総時間」とは、実際に胃カメラを操作していた時間の合計で、いわゆる、飛行士の「フライトタイム」に相当するものです。
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しかし、この項目を入れた場合、新人の胃カメラ技術者は圧倒的に不利になります。新たな、胃カメラ技術者が育たないことは、私の本意ではりません。
そこで、「自らの胃を撮影する時間を、計上しても良い」という緩和規定を導入します。勿論、確実に自分の胃の撮影をしたことを示す、客観的な証拠を提出する義務が生じることは言うまでもありません。
自ら「苦痛の時間」を体験することで、被検者の苦痛を共有し、同時にその時間短縮に対するモチベーションが上り、胃カメラ操作の経験値のアップにも貢献します。
病院は「胃カメラ技術士認定試験」を開示することで、そんじょそこらにはない広告効果を発揮でき、認定技術者がいない病院は、バカスカ倒産することで、公衆の利益に資すること、この上もありません。
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ネットの住人は、「胃カメラがヘタクソな病院」を、どんどん開示することで、「胃カメラの苦痛」から公衆を守りましょう。
私も、もう一度、「M病院」が、「経鼻内視鏡」で私に『地獄』味わせたら、もう容赦するつもりはありません。