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2013-07-16 『破壊的イノベーション』を、「破壊的」に「破壊している」主体の一人が、私です。

クリス・アンダーソンの「MAKERS(メーカーズ)」を読んでいます。

「ロングテール」も、そして「フリー」を読んだ時にも、衝撃を受けましたが、この「メーカーズ」も、本当に刺激的です 。

そして、現在、私の目の前にある大きな希望です。

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クレイトン・クリステンセンの超著名な著書「イノベーションのジレンマ」が出版された当時、偉い人たちが、この本に、徹底的に洗脳されました。

そして、「『破壊的イノベーション』が創成できる」という、バカげた勘違いして、阿呆な運営方針を打ち出したころから、私は、ずっーーーと、ムカムカしています。

しかし、私に言わせれば、『破壊的イノベーション』を、「破壊的」に「破壊している」主体は、

■勘違いした、偉い人達と、

■勝負に出ない、我々エンジニアと、

■「出る杭」を「出た後」に評価する、その他の日本人

の3人だと思っています。

(この話は、いつか、纒めたいと思います。酷い長文になりそうなので、今回は控えます))

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「車輪を100回でも再発明してやる」と考えている私は、多分、エンジニアとしては、古くて、ロートルなのでしょう。

本当のところ私は、

■「他人の作った車輪と、私の作った車輪が、完璧に同じになるわけがないだろう」

■「車輪を自分で理解してからつくった荷車が、理解しないで作った荷車に負ける訳がないだろう」

と考えています(職場の幹部には、口が裂けても言えませんが)。

そして、

■「開発のモジュール化」とか「既設パッケージの活用」という言葉を使って、

■「コストダウン」「短納期」「グローバル展開」などと言いながら、

■エレガントにプレゼンしている私は、

この時間軸の私ではありません。

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「メーカーズ」は、この辺の、私のここ数年の蓄積していた鬱憤を晴らしてくれそうです。

はやく読了しなければ・・、と思いつつ、早く終わりたくなくて、一文一文丁寧に読んでいます。

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ただ、「メーカーズ」で黙示的に規定されている仮説(と私は思っている)

「人間であれば、すべて創造のプロセスに熱中する/興味がある」

は、ちょっと違うと思うのです。

なぜなら、滅茶苦茶身近に、でっかい反例があるからです。

私の嫁さんです。

彼女は、地球上のすべての製造物の「完成物」にのみ興味があります。

その製造「プロセス」には、髪の毛一本程の興味もありません。

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今、嫁さんから、娘の部屋に、(それなり品質の)本棚を作り込むことを依頼されているのですが、嫁さんのアクションは原則として2つしかありません。

「作って」という依頼と、制作後の「良い」「悪い」の評価です。

比して、私は、

「採寸し」「図面を描き」「強度を推定し」「材料を加工し」「壁をぶち抜き」「ビスを捩じ込み」「板を配置する」

という、この一連のプロセスを、『最大級の娯楽』として実施しています。

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これを、役割分担 ―― と呼ぶには、ちょっと不公平な気もしますが、まあ、上手くやっていますよ、私達夫婦は。

それなりに楽しく。


2014-07-16 「月刊少女野崎くん」

2回ほど回して、今クオータ、我が家が共通して視聴することがでるアニメを決定しました。

After turning on TV for two week, I have decided an animation that my all in my family watch in this quarter.

"Nozaki-kun, a Monthly magazine for girls"

もう、ぶっちぎりです。大爆笑です。近年稀なギャグアニメです。絵も美しい。

It is tremendous, great of laughter, extremely rare gag animation. And the pictures are also beautiful.

―― 少女マンガで、少女マンガをここまで嗤うか

Do you want to laugh at a girl's comic, by a girl's comic?

と、私を唸らせる、大変素晴しい作品です。

It is a very splendid work letting me groan.

「恋愛少女マンガなんか、アホらしくて読んでられないよ」と考えている私のような人間の気持ちを逆手に取って、漫画家の製作現場の視点から展開される、"Making of" アニメです。

This animation is a typical "Making of" animation for some persons who think "A girls' love comic is too ridiculous to read", like me.

そういえば、マンガ家というのも、ゼロからモノを作り出すという点においては、エンジニアと同じかもしれないな ―― などと、分析してみたりしています。

I analyze that it reminds me a comic artist may be the same as an engineer in the point to create things from zero


2015-07-16 ―― 江端さんみたいな人には、永遠に理解できないでしょうが、

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, a new column is released, so I take a day off.

"Let's turn the world by "Number" Diet (17) Is it true that we can become beauty by diet.

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―― 江端さんみたいな人には、永遠に理解できないでしょうが、

"It might difficult to understand it for people like Ebata-san,"

と前置きして、

by way of introduction,

自分の中にある『精神的支柱としての「アイドル」論』を、

about "the theory of idol as a spiritual pillar" in his mind

滔々と、私に展開してみせた、

a junior coworker, who dashed along

そういう後輩は、

―― 実在します。

has existed.

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うん、ごめん。

Well,

悪いんだけど、

I'm sorry, but,

本当に理解できない。

I cannot really understand what he said, at all.


2016-07-16 ―― 半年間温めてきた仮説が、たったの数時間で破壊される

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

―― 半年間温めてきた仮説が、たったの数時間で破壊される

"Hypothesis that I have been thinking for half a year, is destroyed in just for a few hours"

これを暴力と言わず、なんと言いましょうか。

What should we say that except for "violence" ?

これは、「飼い主に手を噛まれる」などという、生優しい話ではないのです。

It is not enough to express "to be betrayed by a trusted follower"

シミュレーションは、本当に怖いんですよ。

I'm really scared of simulation.

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さて、そろそろまとめに入りましょう。

Let's go to the conclusion.

私が何を言いたいかというと、

What I want to say,

―― ソフトウェアを使ったデータ改竄は、一種の芸術である

"Data tampering using the software is a kind of art"

ということなんですよ。

仮想空間の中において、物理法則に支配されたシミュレーションは、美しいのです。

In in the virtual space, simulator governed by the laws of physics, is beautiful.

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データ改竄が社会的に受けいれられる訳はありませんが、エンジニアリングに世界には、その世界のみで通じる、

Data tampering must not be accepted by society, however, there is

「改竄の美学」

"Esthetics of data tampering"

in the engineer's field.

があると思っています(私だけかもしれませんが)。

(It might that just I think so).

ソフトウェアで、出力データの引き算や足し算をしたような改竄なんぞをやっていたら

If they did the data tampering with subtraction and addition by software,

―― そういう改竄をやった会社なら、私は、死ぬまで軽蔑します。

I will look down on the company at the bottom of my heart.


2017-07-16 ―― チャンネルはそのままで、待ってろよ!

今回の学会ネタ、最終回です。

This is the final story of the international conference.

私、今回の発表講演、最終日のセッションだったのですが ―― 聴講者が少ないのは当然としても、私以外の発表者すらも表われませんでした。

The turn of my presenation was the final day of conference, so it was natural that there are few audiences, however the presenter, expect of me, canceled the presentation without notice.

―― 講演発表って、無断でキャンセルできるんだ

"Presenter can cancel it without notice"

ということを、初めて知って、驚きました。

I was surprised to know that for the first time.

-----

どっちみち、キレイにまとまった発表するつもりもありませんでしたので、最後に「笑い」を取りにいきました。

Anyway, I did not intend to make a clean presentation, so finally I went to get "laugh".

―― 来年、もっと凄い発表するから

"I will present more amazing study next year"

―― チャンネルはそのままで、待ってろよ!

"I shall return here! Stay tuned for next year!!"

と叫んで、講演を閉じました。

I shouted and closed the presentation.


2018-07-16 ―― オプションの費用は、そこそこ見合っていたかもしれんなー

この度、10年以上前に、中古で購入して乗り倒したワンボックスカーから、小さい軽自動車に乗り換えました。

This time, I changed to a small mini car from a one-box used car which I purchased over 10 years ago.

購入費用を安く上げる為に、必要最小限のオプションのみ注文し、その他については、Amazonの通販で購入したり、ワンボックスカーについていたパーツ(ドライブレコーダ等)を取り外して、新しい軽自動車に取り付けることにしました。

In order to reduce the purchase cost, I ordered only the minimum necessary option, and for others I purchased by mail from the Amazon.com and removed the parts that were attached to the one-box car (the drive recorder, etc.) and decided to attach to the new mini-cars.

しかし、

However, I really thought again,

―― オプションの費用は、そこそこ見合っていたかもしれんなー

"Optional costs may have been reasonable"

と、炎天下の中で、

under the scorching sun, with doing

- 車中の集中電源部のパネルから、目的の12V電源(自動車には4種類の12V電源がある)と、アース端末を見付ける為に、

- finding the target 12V power supply (there are four types of 12V power supply in the car) and the earth terminal, from the panel of the centralized power supply unit in the car

- LEDライトを口に咥えて、テスターを持ちながら、

- holding the LED light in my mouth, and holding a tester,

- 滝のような汗を流しながら、狭い車内の床に自分の体を押し混み横たわっている時に

- shedding sweat like a waterfall, lying down on my body in a narrow car interior

実感しました。

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しかし、まあ、機械というのは、こういうプロセスを経て、初めて「愛せる」ようになる訳でして、

However, we can love machines through these processes,

デバイスの分解修理もできず、AD/DA変換回路も自作できないような「坊や」ごときが、

When I see just "boy" who could not disassemble and repair the device and could not make he AD / DA conversion circuit

"IoT"がどうのこうのと、偉そうに語っているのを見ていると、

with talking greatly about "IoT"

―― 笑わせるな

"Do not make me laugh"

と、本気で思っています。

I thought it seriously.


2019-07-16 しかし、そのバックエンドには、「魔王」が控えていることを覚えておいて下さい。

うちの二人の娘は、両方、法上の結婚が可能となっています(*)。

Both of our two daughters are legally capable of marriage (*).

(*)この日記を書いている時点では、同性婚は認められていません。

(*)At the time of writing this diary, same sex marriage is not permitted.

原則として、娘がどんな相手と結婚しようが、私は、表だって妨害するつもりはありませんが、

In principle, whoever the daughter marries, I do not intend to disturb. However,

―― 国政選挙にすら行かないような人間に対しては、考え得る最大級の嫌味と皮肉と罵倒と侮蔑をする用意があります。

For people who do not even go to national elections, I am going to prepare to give the greatest disgust, sarcasm, taunt and insult to the person.

もっとも、「国政選挙に行かない理由」について、私を論破できる自信があれば、話は別です。

However, it is no problem if the person have the confidence to refute me about "the reason for not going to the national election".

もし、そうであれば、『血を吐くほどの激論』を楽しみにしています。

If so, I'm looking forward to "the bloody enthusiasm".

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私の娘を口説くのは自由です。

It is no problem to propose to my daughter.

しかし、そのバックエンドには、「魔王」が控えていることを覚えておいて下さい。

However, please keep in mind that "Devil" is on your backend.


2020-07-16 ただ、私が見ている限り、「寡黙な男のほとんどは『低能』」 ―― とまで言わないものの、インプットされている知識量が圧倒的に少ない様に見えました。

「奥方の作った料理に対して、美味しい時には黙っていて、不味い時だけ文句を言う男」が、公に批判されるようになったのは、昭和の終わりころだったように思います。

"A man who keeps quiet about his wife's cooking when it's good and only complains about it when it's bad". It seems to me that it was around the end of the Showa era that such a man began to be publicly criticized.

男は寡黙であるべきである ―― という価値観が、まだ残存していた時代であり、少年期から青年期にかけて、私は辛い目にあってきました。

It was a time when the sense of value that "a man should be silent" still remained. From boyhood to adolescence, I had a hard time.

『口から先に産まれた男』

"A man born before the mouth"

という蔑称で、大人から揶揄(やゆ)されていたものです。

I was scorned by an adult with such a derogatory name.

ただ、私が見ている限り、「寡黙な男のほとんどは『低能』」 ―― とまで言わないものの、インプットされている知識量が圧倒的に少ない様に、見えました。

However, as far as I can see, "most of the silent men are "incompetent"". Even if it was overstated, it seemed that the amount of input knowledge was overwhelmingly small.

つまるところ、私には「勉学や好奇心に決定的に欠けているだけの男」に見えました。

After all, it seemed to me "a man who was decisively lacking in study and curiosity".

-----

「部下の優れた成果に対しては黙っていて、失敗した時にだけ文句を言う上司」は、私が見ている限り、我が国ではデフォルトのようです。

"A boss who is silent about his excellent work and complains only when he fails" seems to be the default in our country, as far as I can see.

Japanese people are decisively lacking in the ability to "praise excellent results", or it seems that our country does not have an educational process of "praise".

(続く)

(To be continued)


2021-07-16 江端:「煙草を燻らせながら、ロックのバーボンを煽って、一人本を読む ―― それ以上の、一体何を望む? どこがダメだというだ? 」

私は、二十歳の時に煙草を始めて、7ヶ月後にやめました。

I started smoking when I was twenty and quitted after seven months.

ヘビースモーカーではなったのですが、やめてから1ヶ月くらいは、かなり苦しかったのを覚えています。

I was no longer a heavy smoker, but I remember that for about a month after I quitted, I was in a lot of pain.

And it's been three years since I stopped drinking.

ようやく最近、コンビニの酒の棚を通過しても、『痛み』を感じなくなりました。

Finally, recently, I no longer feel 'pain' when I pass by the liquor shelves at the convenience store.

-----

それでも、今でも、

And yet, even now,

学生寮の自室で、煙草を燻らせながら、ロックのバーボンを煽っていた ――

"In my room in the dormitory, I was smoking a cigarette and stoking a bourbon on the rocks"

あの芳醇な時間を忘れることはできません。

I'll never forget that mellow time.

煙草も酒も、多くの人に『人生の半分を損している』と言われるだけの、十分な価値があることを、私は知っています。

I know that both cigarettes and alcohol are worth enough to make many people say to me, 'You're missing out on half of your life.

だから、この人生の芳醇な一時を与えてくれる、「喫煙」も「飲酒」も、私は、一度だって、否定したことはありません。

So, I have never denied smoking and drinking, both of which give me a mellow moment in my life.

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だから、本当にしつこくて申し訳ありませんが、もう一度いいいますよ。

So, I'm really sorry to be so persistent, but I'll say it again.

―― 喫煙も飲酒も思う存分楽しめ、『ひとりで』

"Enjoy smoking and drinking to your heart's content. Alone."

路上でペニスを振る舞わしながら小便を撒き散らす様な『歩き煙草』をするな! 小便と同じように、200~300メートル離れても、煙草の煙の匂いはクセーんだよ!!

Don't 'walk around smoking' like you're spraying piss all over the street while waving your penis around! The smell of cigarette smoke is just as bad as piss, even from 200 to 300 meters away!

ウイルスが仕込まれた唾を吐き散らすような『大声飲酒』をするな! アルコールや食事を口に含みながらしゃべるな! 動物以下か、テメーらは!!

Don't engage in 'loud drinking' that spits virus-infected spit! Don't talk while holding alcohol or food in your mouth! You're no better than animals, you know that?

と、申し上げたいと思います。

That's what I would like to say.

-----

「煙草」も「酒」も、それだけで、十分に人生を楽しませてくれるものです。

"Cigarettes" and "alcohol" are enough to make your life enjoyable.

今だけは、そこに「人間」を加えるのを自粛しろ、と、言っているのです ―― というか、別にいいじゃないですか? 仮に一生「自粛」であったとしても。何か困る?

I'm telling you to refrain from adding "human" to it, just for now. I mean, it doesn't matter, does it? Even if it's "self-restraint" for the rest of your life. What's the problem?

すでに、『人生の半分を損している』状態の私から見れば、「煙草」も「酒」を楽しめるだけで、『十分に幸せだろう』と言いたいのです。

As a person who has already lost half of my life, I would like to say that just being able to enjoy cigarettes and alcohol is enough to make you happy.

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江端:「煙草を燻らせながら、ロックのバーボンを煽って、一人本を読む ―― それ以上の、一体何を望む? どこがダメだというだ? 」

Ebata: "What more do you need than to smoke a cigarette, drink a bourbon on the rocks, and read a book by yourself? What's wrong with that?"

嫁さん:「そうだねえ・・・。そういう風に、一方的に自分で定義した幸せを、人に押し付けるところが、一番ダメだと思う」

Wife: "Well.... I think the worst part is when you unilaterally impose your own definition of happiness on others like that"


2022-07-16 子どもたちが独立して、嫁が私より先に死んでしまった場合、私は、「自分が『公共の敵』になる」という可能性を、排除できません ―― というか「なる」と思う。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

上記の事件は、

The above incidents seems to share the following two points.

(1)その犯罪に至った人間が、『社会的に失うものが何も無いために、犯罪を起こすことに何の躊躇もない』と"多くの人から信じられている"

(1)Many people believe that the criminal person doesn't hesitated to happen the crime because of nothing to be lost in society.

(2)その犯罪に至った動機が、主観的な思い込みに元づく私怨であり、客観的には共感も同情も得られにくい、と"多くの人から信じられている"

(2)Many people believe that the criminal motivation is based on subjective private anger, and cannot be shared their sympathy or empathy objectively.

ことにおいて、共通している、と言われています。

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上記(1)については、私の経験から、結婚して家族を持つと、刑法上の犯罪を起こすことに躊躇するのは事実です。

According to the above (1), it is true that having family makes me hesitate to commit a criminal offense under the criminal law.

(ただ、私の場合、刑法に抵触しない方法、あるいは、世間に露見しない方向に、検討をしてしまいますが)。

(However, I will start to study the ways not to violate criminal laws, or not to be exposed the public)

そういう意味において、結婚は、本能的な怒りによる犯罪を抑止する『システム』として、有効であると思います。

In the way, marriage is a valid system to restrict instinct anger.

同じ理屈において、職を持っていることも、また、犯罪抑止システムになっていると思います。

In the same logic, having job is also a crime deterrent system.

確かに、今の私には、社会的に失うものが「たくさん」あります。

Indeed, I now have "a lot" to lose socially.

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上記(2)については、『"世の中"が私を必要としていない』では足りなくて、『"奴"が私を迫害している』という、対象を特定した上での、明確な悪意を実感する必要があると思います。

According to the above (2), I need to recognize a clear malicious intent with a specific target, not enough "the world does not need me" but "he/she persecutes me".

もちろん、それが、客観的事実であるか、主観的な思い込みであるかは、問題ではありません。

Of course, it does not matter whether it is an objective fact or a subjective assumption.

「客観的な世界」なんて存在しないですから。

Because there is no "objective world".

世界とは「『客観的な世界』と自分が信じている主観的な世界」のことです。

The world is "the 'objective world' and the subjective world we believe in.

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子どもたちが独立して、嫁が私より先に死んでしまった場合、私は、「自分が『公共の敵』になる」という可能性を、排除できません ―― というか「なる」と思う。

If my children become independent and my wife dies before me, I cannot rule out the possibility that I will be -- or rather, "become" -- a "public enemy".

私は、私の中に「主観的な思い込みに元づく私怨」を"増幅"させるシステムを内包している、という自覚があるからです。

I am aware that I have a system that amplify "objective anger" in my body.

The system has already been activated since I was young.

なにしろ、10代の時に、映画「スターウォーズ」を見た時、『ダークサイドが、フォースを凌駕するなんて、あたりまえだろう』と思っていたくらいです。

After all, when I watched the movie "Star Wars" in my teenager, I though that "No wonder that the Dark side is superior to the Force" was natural.

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社会は、『公共の敵』となる可能性の高い江端を、放置してはななりません。

Society must not leave Ebata alone, who is likely to become a "public enemy.

ちゃんと見張って、管理して、上手いことおだて続けて、江端をいい気持ちにさせて、自然な死に至らしめなればまりません。

Society should monitor, manage and coax Ebata and leads him to natural death.

社会保障費とは、そういう潜在的な『公共の敵』を発動させない為の「内政向けの防衛費(=治安維持費)」と考えるべきです。

Social security spending should be thought of as "domestic defense spending (= public safety spending)" to prevent such potential "public enemies" from being activated.


2023-07-16 『酒を楽しめない人生は、人生の半分を損している』のは事実だと思いますが ―― 大丈夫です。

When I visited a sake brewery during a tour event sponsored by the Society, small plastic cups were provided with sake and whiskey for tasting.

―― せっかく準備していただいたものを、スルーするのも悪いな

"I feel bad for disrespecting what you've prepared for us."

と思いました。

I thought that.

しかし、私は、かつて「アルコール依存症予備軍(or正規軍)」でした。

However, I used to be a "reserve (or regular) alcoholic."

I was also worried that this would lead me back to a body that needed to consume alcohol.

しかし、

However,

―― それならそれで、コラムのネタになるな

"Then that would be a good column topic."

と、開き直って、数ミリリットルの日本酒とウイスキーを口にしました。

I became defiant and sipped a few milliliters of sake and whiskey.

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あっと言う間に、アルコールが全身に回り、フラフラになってしまいました。

In no time, the alcohol was all over me, and I was dizzy.

良い気分どころか、むしろ体が重く感じるようになり、『アルコールへの復帰』という気分からは、かなり遠いものでした。

Instead of feeling good, I began to feel rather heavy and far from a 'return to alcohol' mood.

どうやら、アルコールを楽しむ為には、ある程度、アルコールに体が順応していなければならないようです。

To enjoy alcohol, the body must be acclimated to it to some degree.

私の場合、断酒の期間が長すぎて、アルコールへの耐性を失ってしまっているようです。

In my case, I think I have been sober too long and have lost my tolerance for alcohol.

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I think it's true that "if you don't enjoy drinking, you're missing out on half your life" -- that's okay.

人生の半分程度の損失は、日々の雑務で、簡単に担保されます。

Daily chores can easily compensate for losing about half of your life.