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2024|01|02|03|04|05|

2013-07-14 私が嫁さんを「嫁さん」と称呼するのは、嫁さんの強い希望に因ります

私は、会社でメールを書く時も、人を呼ぶ時も、できる限り「さん」または「君」を付けるようにしています。

何故かというと、私は、「組織とは利潤を得る為にたまたま集った赤の他人の集合体」と思っているからで、私には、赤の他人を、呼び捨てにするのが難しいからです。

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しかし、これは私の勝手なポリシーに過ぎませんので、私のことを「江端!」と呼び捨てにする人(会社の幹部等)に、別段、腹を立てたりはしません。

上位下達のヒエラルヒーで構成される組織では、命令系統がブレると機能しません。

組織の命令系統を保持するファンクションとして、私のことを、「江端!」でも「アホ」でも「馬鹿野郎」でも、その必要があると考える人が、どんな呼び方をしようが、OKです。

「所詮、組織を離れれば、アンタと私は他人だ」と割り切れば、組織内での呼び方など、私にとっては、単なる「記号」です。

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さて、私のコラムやエッセイの中では、嫁さんのことを「嫁さん」と書いています。これは、嫁さんからの強い希望があったことに因ります。

私のコラムの原稿の最終校正チェックしてくれているのが嫁さんで、その嫁さんが、嫁さんのことを「嫁さん」と書いて欲しいと言っているのですから、是非もありません。

それでも一年に一回くらいは、確認していますが、現在のところ、変更依頼はないようです。

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それにしても、『なんで、名前でもなく「嫁」でもなく「妻」でもなく、「嫁さん」がいいの?』と尋ねてみたことがあるのすが、

『昔、職場で尊敬してた上司が、奥さんのことを語る時に「嫁さん」と呼んでいる時の優しい表情が、とても好きだったから』なのだそうです。

「なかなか、いい話だなぁ」と、ちょっと感動してしまいました。

まあ、本人の強い希望なのですし、また、私も「妻」などという単なる関係性やベクトルを示すような称呼は嫌ですし、自分の最愛のパートナーを「愚妻」などという馬鹿げた呼び方など、仮に嫁さんに頼まれれたとしても、御免です。

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さて、話を戻します。

私が希望する、私の呼ばれ方は、「江端さん」または「江端君」です。

但し、組織の中では、どう称呼して頂いても結構です。

しかし、組織の外で「江端」と呼ばれれば、『おい、なれなれしいな、貴様』と、直ちに言い返す準備があります。

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私を、いついかなる時においても、「江端」と呼び捨てて良い人間は、

私の師匠「エルカン」、友人の西野、藤井、戸高教授、石原教授、大学の研究室の先輩と、大学の同期の仲間だけです(後発追加するかもしれませんが)。

私が一番楽しかった時代を一緒に創ってくれて、そして、一番苦しかった時に、助けてくれた大切な人たちだからです。


2014-07-14 「開門と同時にベビーカーを武器に全力に全力疾走するサッカーママ軍団と一緒にスペースマウンテンまでダッシュしたことがなければ、一人前とは言えない」

■Gリックシーゲルさんの"Predictive Analysis"(直訳「予測解析])

- "Predictive Analysis" by Mr. Eric Siegei

■イザーファングさんの"Numbers rules your world"(直訳「数字があなたの世界を決める」)

- "Numbers rules your world" by Mr.Kaiser Fung

どちらも、大変面白い本でした。出張先から帰宅までの移動時間で一冊読破してしまう程、夢中になりました。

Each book is very interesting. I was fascinated with both books and could finish reading in one day's commute.

特に、この本の邦題は、インパクトがあります。

Especially, the Japanese titles of these books are impressed.

■「ヤバい予測学」

"Yabai prediction"

■「ヤバい統計学」

"Yabai statistic"

・・・いや、私は、この邦題、良いと思うのですが、「著者が、怒らないかなー」と、いらん心配をしてしまます

Though I think the titles are good, I was worried about the unnecessary author's anger

(勿論、書名も含めて翻訳の権利譲渡受けているハズです)。

Of course, I believe that the translation rights including the titles might be assigned from the authors.

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「ヤバい統計学」の中では

In the book of "Yabai statistic",

■ディズニーランドの「ファストパス」が、アトラクションの待ち時間を1秒も改善していないのに、ユーザの満足度が向上している理由と、

- The reason why the customer's satisfactions become good even the "fast pass" doesn't improve the waiting time at all.

■高速道路への乗り入れをコントロールする装置の導入によって、交通渋滞の劇的な改善があったにも関わらず、運転手の怒りに触れて、その装置が撤去されることになった理由、

- The reason why the device that can control the traffic flow toward high-way, was taken away for driver's anger even the device could realize the improvement of traffic jam.

の対比が、とても面白かったです。

Those two parallel between A and B interested me very well.

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しかし、やっぱり、最高だったのは、ディズニーランドフリーク達の名言集です。

Still and all, the most interesting phrase is quotes of Disney land freaks.

「開門と同時にベビーカーを武器に全力に全力疾走するサッカーママ軍団と一緒にスペースマウンテンまでダッシュしたことがなければ、一人前とは言えない」

"There is not it despite one portion if you have not dashed to a Space Mountain with soccer mom, who uses her stroller as a weapon from the time of the date open."

「午前8時に勢いよく門が開くと、体が弱い人と目が覚めきっていない人は、なぎ倒される」

"When the gate is open briskly at 8:00 a.m., a physically weak persons and non-waking-up persons are blown down."

「5年前にディズニーのエプコット・センターで、肝心なときに弟がトイレに行きたがって待たされた。あのことがいまだに許せない」

When I was at the front of Epcot Center in Disney Land, my junior brother wanted to go to a toilet and I was waited by him, even it was very important time. I cannot allow him yet.

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―― はっきりいって、怖いよ。あんたたち。

"Speaking frankly, you are scared."


2015-07-14 ―― よし、それなら、我が家の「数学ガール(次女)」は、MATLAB/Simulinkだ

データ分析用のソフトウェアを貸して頂いている株式会社NTTデータ数理システムさんを、訪問した時のことです。

When I visited NTT DATA Mathematical Systems Inc. that lease the data analysis software for me,

次女が、「『ゲーム理論」を夏休みの自由研究の題材にした」ときのことを話していた時に、面白い話を聞きました。

I told them that my junior daughter chose "game theory" as a research for her summer homework, and they gave me an interesting story.

なんでも、NTTデータ数理システムさんのところで開催されている、ツールのセミナに参加してくる「小学生」がいるそうなのです。

A junior school child has taken part in a seminar for this company's productions.

江端:「その子は、プログラミングでは飽き足らず、御社のツールを使って、ビックデータ解析を始めるつもりなんですか?!」

Ebata:"Is he going to start big data analysis, unsatisfying his programming ?!"

よく分かりませんが、とおっしゃっていましたが、どう考えても、それしか思いつきません。

Though they said "we don't know well", obviously I could not help but thinking it is true.

もうこうなってくると、単なる「算数マニア」の域を越えています。

At this moment, I think that he is beyond just Math nut.

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その話を聞いた時、なんか、訳の分からない敵愾心に駆られてしまいました。

When I heard the story, I was inflamed against him for no good reason.

―― よし、それなら、我が家の「数学ガール(次女)」は、MATLAB/Simulinkだ

"O.K. My "math girl(junior daughter)" is going to debut on the stage of MATLAB/Simulink."

―― 微分方程式と伝達関数を叩き込んで、熱力学方程式を使った、我が家の真夏の室温予測をさせてやるぞ

"I will let her to realize a simulation of my house temperature in this summer, using thermodynamics, after teaching differential equation and transfer function.

と。

うん、分かっています。

Yes. I know well.

こういうことを思いつく保護者は「親バカ」ではなく、

The guardian who comes to think of this one, is not "blind parental love"

ただの「馬鹿」です。

but just "nerd".


2016-07-14 ―― あ、そういうことか

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

モデルベース開発、デジタルツイン、まあ、色々な言われ方をしますが、つまるところ「シミュレータ」です。

"Development of model base", "Digital twin" for example, they are called with several way, however they are "simulator".

Last month, I made a simple easy simulator for train injure. and I confirmed that

■到着遅延時間が、事故の復旧時間に比例する

- "Delay time" is in promotion of recovery time of the train injure.

■事故の損害額が、事故の復旧時間の二乗に比例する

- "Amount of damager" is in promotion of square of recovery time of the train injure.

なんてことは、考えてみたら、当たり前のような結果なのですが、これも、コンピュータの中で電車を走らせて、事故らせてみて、

On second thought, this results are natural, however, in this case, after watchint simulator's output, I noticed them and, said

―― あ、そういうことか

"I see"

と、気がつくものなんですよね。

私が、これまでも、100年後の日本の人口予測 とか、地球温暖化の予測 とかを、『専門家による、予測結果が腐るほどあるのにも関わらず』に、敢えて実施してきた理由は、

As before, I simulated "predition of population in Jaoan next 100 years" and "predition of global warming". even there were a lot of predition data in the Internet,

その専門家の見解を疑っている訳ではないのです。

I don't believe the specialist opinions but

私が、シミュレータを作ることで、その現象を深く理解することができるからです。

I believe that I can understand the phenomenon deeply in making the simulator.

コンピュータの中に仮想の環境を作り出す為には、必要最低限のパラメータの全て組み込まないと、シミュレータは、動き出さないか、動いてもとんでもない結果を吐き出してしまいます。

In order to make a same phenomenon in a computer, I have to embed bare minimum of parameter in the simulation. If not, the simulator doesn't start to work well, or put nonsensical values out.

逆に言えば、シミュレータが概ね妥当な結果を出しているということは、

「私が現象を、(概ね)正しく理解していること」

の、一つの傍証になる、と思うのです。

On the contrary, I think that it is a proof that I can almost understand the phenomenon correctly if the simulator output reasonable values.

(続く)

(To be continued)


2017-07-14 「子どものころから正しい発音に接しなければ、英語が使えない」

私は、

I never give support to the opinion,

「子どものころから正しい発音に接しなければ、英語が使えない」

"People cannot use English, without contacting English from a young age"

と、保護者を恫喝して、

that makes guardian nervous.

役にも立たない教材を売り込む、悪徳業者の側にいません。

I don't stand on the side of wicked dealers who try to sell in useless educational materials

それが「真っ赤な嘘である」ことを知っているからです。

I know well that the opinion is "absolute lie".

このことについては、散々、色々なところで言い放ってきたのですが、

Since now, I have spoken out anytime, anywhere,

―― 未だに、私に論戦を挑んでくる業者も、学者も、教育者も、ただの一人もいません

I have never seen the person, company presidents, doctors and educators who try to spar with me about issue.

挑まれれば、私は、膨大なデータとその解析結果と、具体的なサンプルを持参して、立ち向います(立証責任は、私の側でいいです)ので、是非ご連絡下さい。

If you want to try it, please fell free to contact me. I am going to you with enormous data, the analyzed result, and concreted examples(I will have "burden of proof" by myself)

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ところで、「英語に愛されないエンジニア」の皆様。

Dear Ms.and Mr. engineer who has not been loved by English.

私、久々に(10年ぶり以上かなぁ)、国際学会で発表と聴講をしてきたのですが、これまでには感じたことのない違和感を感じたので、報告しますね。

I attended and delivered a lecture at an international conference for a long time (I wondered more than 10 years), I could feel something stranger I had never felt before.

なんとなく、喋っている内容(英語)が、以前より分かってきましたよ。

Somehow, I thought I came to understand English from before.

(続く)

(To be continued)


2018-07-14 そう考えると、ワクワクします。

私は、電車の中で若者が騒がしくしゃべることや、園児や小学生の遠足の団体を、「騒がしい」とは思いますが、「迷惑」とは思っていません。

I think that young people who talk noisily, children and schoolchildren excursion groups on the train is noisy, but do not annoy me.

公共の場は、マナーは必要ですが、自分の環境を公に強要することもできません ―― というくらいは、私も分かっています。

In public places, we need manners, but we can not force our policy to others.

とは言え、電車の中は、「書斎」としても使っているので、静かであると助かるとは思っています。

However, I am using a train as a "study", so I think that if it is quiet, it will be helpful.

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電車に乗車する前に、これから乗ってくる乗客を予測できたら ―― 便利だと思います。

I think that it is convenient if I can predict passengers coming in from now before getting on the train.

現在の位置情報サービスやICカードサービスを連動すれば、このサービスの実現は、さほど難しいものでもありません。

Realizing this service is not too difficult if you link current location information service and IC card service.

問題は、

The problem is

―― このサービスに情報提供してくれるユーザ

"Users who provide information to this service"

の方です。

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このサービスが一般的になれば、私たちは、「嫌いな奴と顔を合わさずに済む」(就業時間は仕方ないとして)という日常を手に入れることができます。

As this service becomes common, we can get the common daily of "we don't have to match face with disgusting guy" (working hours are useless).

仏教においても四苦八苦の八苦の一つに「怨憎会苦」という、「会いたくない奴に合わなければならない苦痛」が規定されているくらいです。

In the doctrine of Buddhism, one of the hardships of struggle of "the pain of meeting people one dislikes" is prescribed.

また、このサービスが始まると、お互いが嫌いな人間を正しく登録する社会になって、ラクラクだけど、ギスギスする社会が作られることになりそうです。

When this service starts, it is becoming a society in which mutually disliking people are correctly registered, like "easy" but "stiff"

そう考えると、ワクワクします。

When I think so, I'm so excited!


2019-07-14 『Amazonは、あなたのエンジニアとしての大切なものを盗んでいきました ―― あなたの"誇り"です』

先日、パスワードの重要性と難しさについてお話しましたが、パスワードが仕事の邪魔になることもあります。

The other day I talked about the importance and difficulty of passwords. However passwords can also interfere with your work.

パスワードが分からないので、前任者の研究の内容が分かららず、開発システムを廃棄する(あるいは必要な研究データを放棄する)てなことは結構あります。

I do not know the password, so I have to abandon or disposal the contents(e.g. data)of the research development system of the predecessor.

この「前任者」が、赤の他人であれば諦めもつきますが、その「前任者」が「昔の自分」であることもあります。そんな時は、心底泣けてきます。

If this "predecessor" is another person, I can give up, but if the "predecessor" is "old myself", I'm really crying at that time.

こうなれば「以前の研究成果は諦めるので、研究資産だけ使用可能になればいい」と開き直るしかありません。

If this happens, I have no choice but to give up with saying "I'll give up my previous research results, so I only need to be able to use my research assets."

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ITの研究であれば、大抵の場合は、「ハードディスクの内容が取り出せない」というケースが多いです。

In the case of IT research, in most cases, there are many cases where the contents of the hard disk can not be retrieved.

そのような場合は、「ハードディスクをフォーマット」すれば、そのハードディスクは再利用できます。

In such a case, "format a hard disk" will make the hard disk reuse.

ところが、最近のハードディスクのパスワードは「ハードディスクのフォーマット」すらできないようにしてきています。

However, recent hard disk passwords have made it impossible to even format the hard disk.

実際に、私、各種のソフトウェアや、専用装置も使って試したりしているのですが、それらの手段でも、ハードディスクを初期化できません。

In fact, I tried using various software and dedicated devices, but I was unable to initialize the hard disk by those methods.

これは、エンジニアとしてはかなり悔しいものです。

This is quite disappointing as an engineer.

「何がなんでも、ハードディスクをフォーマットしてやる」という気持ちになってきます。

I am going to think that "I will format the hard disk at any cost"

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でも、諦めました。

But I gave up.

この手のバトルは、例え「勝った」としても、トータルで「敗北」となるからです。

At this kind of battle, even if I win, I will lose totally.

コスト(特に時間)が、全然、割りに合わないのです。

The cost (especially time) is not reasonable at all.

結局、ハードディスクをAmazonで購入しました。

After all, I purchased a hard disk from Amazon.

ハードディスクの金額に加えて、「翌日配送」の納期が確定している物品について、私達は、闘ってはならないのです。

In addition to the amount on the hard disk, we must not fight for goods that have a fixed delivery date for the “next day delivery”.

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ルパン三世の、銭形警部風に言うのであれば、

If I say, like Lupine III's Zenigata-style,

『Amazonは、あなたのエンジニアとしての大切なものを盗んでいきました ―― あなたの"誇り"です』

"Amazon stole something important as your engineer It is "your pride"

という感じです。

That is it.


2020-07-14 そう考えると、私の婚活のスタートは「15歳」とも言えるかもしれません。

婚活の広告を見てみると、「意識高い系男」と「高収入男を目指す女」の話が多いです。

If I look at marriage ads, I see a lot of talk about "conscious men" and "women who want to be high-income men".

まあ、そういう人もいるかと思いますが、私は、それは少数と、と思っています。

Well, I'm sure there are some people who do, but I think it's a small number.

私がこれまでの人生で見てきた限りでは、圧倒的多数が「なんとかなる系」だと思っています。

From what I've seen in my life, the overwhelming majority of people are of the "manageable" variety.

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これとは逆に、私は、「他の人は上手くいっても、私だけは『なんとかならない』だろう」という悲観と共に生きてきました。

Contrary to this, I have lived with the pessimism that, even if If everyone else does well, I'll not "manage",

15歳の時に。

When I was 15 years old.

話すことは苦痛ではありませんでした。

I didn't find the conversation painful.

話術もそこそこできたと思いますし、女子にも嫌われている感じはしませんでした。

I think my speaking skills were pretty good there, and I didn't feel like the girls didn't like me either.

生徒会という(当時としては)華やかな立ち位置にもいました。

I was also in the (then) glamorous position of student council.

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しかし、体全体で感じる、直感的な「結婚への不向きの性格とインターフェース」を自分の中に感じていました。

But I had an intuitive "personality and interface of unsuitability for marriage" inside me that I felt throughout my body.

具体的に言うのが難しいのですが、「話題がすべる」「共感できるポイトが違う」「現実から乖離した理想」など、「全体から漂う自分への不信感」があったのです。

It's hard to be specific. However, there was a "distrust of myself that drifted from the whole thing for examples, "off topic", "different kind of empathetic poit", and "ideals divorced from reality".

どうやら、それは、私の主観だけでなく、客観的にもそうだったようです。

Apparently, that was not only my subjective view, but also my objective view.

Here's the case that they even organized a camp to discourage me from getting married.

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私は、その時から『なんとかしなければ』と思っていたように思います。

I think I was thinking from then on, 'I have to do something about it.

そう考えると、私の婚活のスタートは「15歳」とも言えるかもしれません。

With that in mind, it may be said that my marriage activity started at the age of 15.


2021-07-14 「他人にもできるはずだ」と決めつけて、他人に押しつけるようになる

これまで、私は「プログラミングは難しくない。少なくとも英語よりは簡単だ」と言い続けてきました。

So far, I have been saying that "programming is not difficult. At least it's easier than English".

これまで、嫁さんは「英語が簡単とは言わないが、少なくともプログラミングよりはマシだ」と言い続けてきました。

Until now, my wife has been saying that "English is not easy, but at least it is better than programming".

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最近、ボランティアで、Webデザインをやらなければならなくなった長女が、

My senior daughter recently had to volunteer to do some web design, and has come to say,

「プログラミングのことは知らないけど、Webデザインは簡単だ」

"I don't know anything about programming, but web design is easy."

と言い始めています。

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似たような話に、今までPCを触ったこともない会社の社長が、しぶしぶリモート会議システムを使うようになって、

In a similar story, a president of a company who'd never touched a computer before, reluctantly started using a remote conferencing system. He/She has come to say,

「リモートワークなんて、簡単だ」

"Remote work is easy"

と言い始めているそうです ―― 図々しくも。

brazenly.

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結論:

Conclusion:

(1)人間は、ある日、自分ができるようになったことを、突然「簡単だ」と言い出し、

(1) One day, people will suddenly say that what they can do is easy, and

(2)「他人にもできるはずだ」と決めつけて、他人に押しつけるようになる

(2) Assume that "others should be able to do it too" and start forcing others to do it.


2022-07-14 『"昔の武勇伝"ハラスメント』を語る上司を、おだてて選挙に出馬させましょう。

私、選挙が終った後には、各候補者の投票数を確認することにしています。

After national election, I always check the voting count of each candidate in my election area.

今、東京選挙区の投票数を見ています。

Now I am checking about Tokyo election area.

This time, the lowest ranked candidate seemed to get 1913 votes.

もし私が立候補しても、多分2桁もいかないと思うので、これはこれで立派な成果だと思います。

If I were running for office, the vote could would probably not even reach double digits. So I think they can boast about their results.

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ただ、参院選(選挙区)の供託金300万円は、当然に没収されています。

However, the deposit of three million yen for the Upper House(e.g. Tokyo area) has naturally be confiscated.

有効投票総数と議員定数(注2)の商の8分の1が、返金の要件になります。

The refund condition is to get vote numbers more than the total number of valid votes, divided by the number of seats available, and divided by 8.

今回の場合、有効投票数647万7702票ですので、これを議員定数6で割り、さらに8で割ると、13万4952票となります。

In this case, the valid votes was 6,477,702, so dividing by 6, and by 8, the number of votes cast was 134,952.

今回、東京選挙区で、300万円を没収される人は、24人です(立候補者の68%が没収)

This time, in the Tokyo electoral district, there are 24 people who will forfeit 3 million yen (68% of the candidates).

まあ、参議院選挙のコストを、候補者一人あたりに換算すると約4億円になるそうですので、この供託金の没収は、経費回収ではなく、「立候補(被選挙権)の濫用防止」であることは明らかです。

I heard that the cost for one candidate is almost 400,000,000 yen in the Upper House election, so It is clear that the forfeiture of this deposit is not to recover expenses, but to "prevent abuse of candidacy (suffrage).

30万円では、濫用を防止できないでしょうし、3000万円では、立候補者が富裕層だけになります。

300,000 yen would not prevent abuse, and with 30 million yen, the candidates would be only the wealthy.

この300万円というのは、なかなか微妙な値付けと言えるでしょう。

This 3 million yen is a very sensitive price.

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『なんで、300万円をドブに捨てるようなことをするんだろう』と思う人もいるかもしれませんが、これ、実は「凄く美味しい」のです。

You might think that "why do they throw their money into the trash?", however, let think it again This is very cost-performance choice.

まず、政権放送に出られます。選挙公報の紙面にエリアを貰えます(新聞だったら、数百万から数千万円くらい?)

They can be on TV(broadcasting of political views) and get a space of election gazette(that might be more than a few million yen, on news paper).

そこで、自分の思うことを、好きないように語り、記載することができます。

They can speak what they want to say on the TV, and write what they want to write on the gazette.

これ、選挙のシステムを使わなければ、一生実現できないことです。

If they were not to use this election system, they might not realize that on their life.

サラリーマンが、一生で、飲み会で、どれだけお金を落とすか知りませんが、300万円くらいで、自分の話を東京都民に聞かせることができるのであれば、格安と言えます。

I don't know how much a business person spend money for drinking party for their life, however, if they can get a chance to broadcast their policies to people in district, the 3 million yen might be extremely cheap.

It is a win-win choice for both a boss and subordinates rather than telling "old brave story" harassments at drinking party and be hated by them.

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あ、これいいな。

Let me think it again.

『"昔の武勇伝"ハラスメント』を語る上司を、おだてて選挙に出馬させましょう。

Why not make your boss run for office, with tales of "old brave story" harassment ?

上司は、飲み会とは比較にならないような大衆に対して、"昔の武勇伝"を語れますし、

Your boss can "old brave story" to the masses, compared to a drinking party.

部下は、選挙に惨敗した上司を、嘲笑うことができて ―― Win-Winです。

The subordinates can sneer at their bosses for losing the election so miserably, It is a win-win.

また、法律上も問題はありません(公務員の場合は、退職しないと立候補できないようですが)。

There is no problem legal problem, if your boss is not a government employee.

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あー、でも、選挙ボランティアをやらされるリスクはあるから、一概にWin-Winとは言えないかもしれません

However, you might have a risk to be forced to volunteer for election. In the case, the "win-win" will be destroyed easily.


2023-07-14 しかし、同時に、―― ノンアルコールビールとは"炭酸飲料の麦茶"に過ぎないと、強弁することもできます ―― できるんです。

一般的に、学会発表の会場では、"Coffee Break at Foyer"の時間に、ロビーで飲み物やスナックが提供されます。

The conference venue will typically offer beverages and snacks in the lobby during the "Coffee Break at Foyer."

これらを、講演会場に持ち込んで良いかは、ケースバイケースですが、『禁止』と明示されていない場合は、常識的な範囲で許されています。

Whether or not these drinks and foods are allowed to be brought into the lecture hall is on a case-by-case basis, but if they are not explicitly marked as "prohibited," they are permitted within the bounds of common sense.

とは言え、それらは、他の人の講演の合間に、喉を潤すとか、一口スナックを放り込む程度にするのがマナーです。

Nevertheless, it is good manners to keep them to a thirst-quenching or bite-snack tossed between other people's lectures.

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今回の学会会場では、革命的な事件が起こっていました。

There was a revolutionary incident at this year's conference site.

提供される飲料水の中に、"ビール"が入っていたのです。

The drinking water offered included "beer."

もちろん、普通のビールは、全てのセッションが終了した後で、講演者や聴講者の歓談の際に飲まれるものだと思いますので、その日の講演が全部終了するまでは、手にすべきではありません。

Of course, the usual beer is supposed to be consumed after all the sessions are over and during the friendliness of the speakers and audience members, so it should not be available until all the lectures for the day have been completed.

問題は、今回の学会では、ここに『ノンアルコールビール』が加わっていた、ということです。

The problem is that "non-alcoholic beer" was added to this list at the conference.

これは、私を大いに悩ませました。

This annoyed me greatly.

The appearance of non-alcoholic beer is the same as that of regular beer (although I keep saying 'change it').

ですので、ノンアルコールビールと言えども、それを発表会場に持ち込むのは、望ましくないように思いました。

Therefore, bringing it into the presentation venue seemed undesirable, even if it was a non-alcoholic beer.

しかし、同時に、

But at the same time, I might argue that

―― ノンアルコールビールとは"炭酸飲料の麦茶"に過ぎない

"Non-alcoholic beer is nothing more than 'carbonated barley tea'"

と、強弁することもできます ―― できるんです。

Well, we can do it.

(いや、絶対に、"炭酸飲料の麦茶"などではなく、限りなくビールに近い味覚です)

(Definitely not a "carbonated barley tea," but as close to beer as possible.)

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私の取った手段は、

The measures I took this time was

『ノンアルコールビールを、プラスチック容器に注ぎ、カンは手荷物の中に放り込む』

"Pour the non-alcoholic beer into a plastic container and toss the can into your carry-on."

でした。

これなら、取り扱いとしては「コーラ」や「スプライト」などの炭酸飲料と同じ扱いになるはずです ―― なるんです。

This should be handled the same as carbonated beverages such as "Coke" and "Sprite" -- This will be.

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私は、甘みがある炭酸飲料が苦手ですし、といって、ただの炭酸水は美味しくない、と思っています。

I am not a fan of sweetened carbonated beverages, and that being said, I do not enjoy just plain sparkling water.

比して、ノンアルコールビールは、ほんとうに美味しい飲み物です。

In comparison, non-alcoholic beer is a truly delicious drink.

今回の学会の主催者の方には、"Coffee Break at Foyer"にノンアルコールビールを加えたという英断に対して、心から賞賛申し上げます。

I commend the organizers of this conference for their wisdom in adding non-alcoholic beer to the "Coffee Break at Foyer."

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ただ、

However,

『Banquet(晩餐会)に、ノンアルコールビールが一本も見あたらなかったことは、少々悲しかったです』 ――

"I was a little sad that there was not a single non-alcoholic beer at the banquet."

と、最終日に提出したアンケートシートに書き忘れたので、ここに追記しておきます。

I forgot to write it on the survey sheet I submitted on the last day, so I am adding it here.