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2010-01-11 JMIの結果が届いた

メンタル・ヘルス研究所なるところから、JMI健康調査の結果が届きました。

会社の業務命令でなければ、絶対に受けないだろう、面倒で鬱陶しい調査です。

(1)性別を入力させ、(2)会社の課を入力させ、(3)職制を入力させ、(4)年齢を入力させて、「統計情報」でオーナに報告するようです。 だから「プライバシーは完璧」だ、そうです。 (以下、一部省略)

コメントは避けます。

-----

調査レポート内容の記載が非常に無礼です。

失礼この上なく、私は心底腹を立てております。

環境の悪化や将来への展望は、避けえない経済や社会の変動の中の事象であって、個人の責任に帰着する訳あろうはずがありません。

しかし、レポートには、まるで私の責任のように記載されています。

おまけに、『仕事が上手くいかないことを、他人のせいにしていませんか』だと。

よくも、まあ、そんな下品な邪推ができるものだ、と呆れて物も言えません。

景気が悪くなれば、仕事も上手くいかないのは、当たり前です。

寒い季節になれば、「寒い」と感じるのはあたりまえのことです。

寒い季節に、「暑いなあ」と、裸になって陽気に振る舞う阿呆のようになることが、このJMIの問題作成者の望みなのでしょうか?

私は、年がら年中、馬鹿騒ぎをしているような、そういう体力は、もう残っていないんですよ。

家族全員でこのレポートを読んで笑い飛ばしたあと、ゴミ箱に捨てました。

-----

私のかつての同僚であった女性は、

『宇宙から私を呼ぶ声が聞こえる』→『はい』

と記載していたそうです。

『やるねぇ』と私が嬉しそうに言うと、彼女はニヤリとしていました。


2011-01-11 「自分の人生を終わりにしたかった」に関する一考察(その3)

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

なにげなく、特許法をパラパラと眺めていて、ふと気がついたことがありました。

特許発明とは、ただの発明ではなく「新規な創作で、自明でない具体化がされている発明」であり、特許権は、そのような特許発明に対して付与されます。

加えて、特許権となる為には、特許発明をしただけでは足りず、国家に対して特許付与の手続を行わなければなりません。

そう、特許権を得る為には、「手続」がいるのです。

もしかして、彼等は、「死刑」という、国家が最高レベルの緻密でかつ厳密な規定で運用されている、

「手続」

が欲しかったのかもしれないな、と思うようになってきました。

-----

多くの人は「葬儀」という「手続」を経て、人生を終了させることになります。

つまり、「葬儀」においては、故人の過去が語られ、そして故人の死を惜しむという、一定の「手続」が行われます。

どこで生まれ、どこで育ち、何を学び、どのような成果を残し、誰と知りあい、何を考え、どのように生き、そして死んでいったか、が語られます。

さらに、そのような「手続」がなくとも、自分自身で『自分の人生は、このようであった』と纏めるものかもしれません。

# それが良い人生であったか、そうでないものかは、さておき。

突然の事故死や、意識不明のままの病死を除けば、多分死に至るプロセスで、自分の人生を振り返る機会を得ることになります。

自分の死のタイミングを決定できる、「自殺」であれば、なおのことです。

(続く)

(To be continued)


2013-01-11 標準偏差を表示しよう

最近、JHの高速道路情報の掲示システムを批判する内容の文章を、たくさん書いています。

なぜ「2時間以上」などという記述をしなければならないか、について、深く考察しました。

# もっと有意義なことを考察しろ、というご意見は却下

仮説の域を出ないのですが、これは「標準偏差」という概念を導入できないからではないか、と思い当りました。

-----

渋滞の予測というのは過去の事例をもってきても、かなり予測値に揺らぎが発生すると思うのです。

過去のデータの統計値から導き出される最悪の予測値を記載すれば、そりゃ、当然に

「2時間以上」

という掲示にならざるを得ません。

ですから、こう掲載してくれれば良いのですよ。

===============================

渋滞 30km 96分 ± 45分(2σ)

===============================

これなら、

■68%の確率で 74分~118分で

■95%の確率で 51分~141分で

渋滞を通過できるのだな、と即座に理解・・・え、ダメ?

-----

私なら、この表記で、かなりストレス少くなるのですけどね。


2014-01-11 これら全てを矛盾なく併存させうる「心」。これこそが、「大人の度量」というやつです。

昨日、

Yesterday, I wrote in my diary

(続く)

"To be continued"

と記載しましたが、これを記載すると「ネタバレ」になるので、差し控えさせて頂きたいと思います(来月をお楽しみに)。

If I write these tips, I notice that I have to lose an important story for a next column. So I am sorry for avoiding the open today.

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と、いう訳で、今日のネタが無くなってしまいました。

Today's writing is out of a clear blue sky.

ふと、家の中を見ると、高津カリノさんの「Working!!」の12巻(最新)が。

All of sudden, I found the comic "Working!! 12", whose author is Ms. Takatsu Karino.

昨年のクリスマスの日にリリースされていたのを、私としたことがすっかり忘れていまして、昨日Amazonで購入しました。

I forgot that the book has been released since the last Christmas day, and I got it by Amazon.

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私の家の中には、小5の娘が買い込んでいる少女マンガや、中3の娘が借りまくってくる少女漫画で溢れかえっているのですが、まあ、総じて

There are a lot of girl's comics overflowing in my house, which the second daughter bought and the first daughter took over from her friends.

―― つまらん。

"Unamazing"

私の心にヒットしないのです。

They don't catch on me.

いやいや、中年の男性の「心」を舐めてはなりません。

Don't say "it is natural for old men”.

今、私の机の上には、

Now there are the following books in my desk.

■「生殖医療と生命倫理」(財団法人 日本学術協力財団)

"Bioethics and reproductive medicine" (Japan Science Support Foundation)

■「試験管ベビー」(W.ウォルターズ他)

"Test-tube baby" (W. Walters, etc.)

■「Realtime Ethernet」(専門書(洋書))

"Realtime Ethernet" (specialty books in English)

■「晴のちシンデレラ」(宮成楽 著)

_ "Cinderella, she is in clear and cloud" (Miyanari Gaku)

■「Working!! 12」(高津カリノ 著)

"Working!! 12" (Takatsu Karino)

が、併存しています。

これら全てを矛盾なく併存させうる「心」。これこそが、「大人の度量」というやつです(違うか)。

The mind that I can combine them without contradiction is great. This is what is called "adult capacity" (make sense?).

まあ、それはさておき。

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Working!! は、「よくもまあ、これだけ複雑怪奇で、爆笑ものの人間関係を、無矛盾で存在させるものだ」と、感動を越えて、呆れてしまうほど、面倒くさいラブコメコミックなのですが、

The comic book "Working!!" shows complex and consistent personal connections and that makes me burst into laughter. That is not so much moving as daze, and it also looks like a painful comic.

―― その中の一組のカップルが、11巻の時を経て、ようやく成就

Through the time to volume 11, a couple was finally fulfilled.

という、ラブコメ定番の落ちではあるものの、ここまで購読を続けてきた私としては、

It might be a typical romantic comedy with predetermined harmony, but I kept reading the books for a long time.

自分の息子や娘達の恋がようやく成就したように感じて、感動を禁じ得ませんでした。

I did not get the impression prohibited, as if my daughter or my son was fulfilled at last.

―― うん、うん。よかったなぁ、お前たち。

"I want to bless you. I am happy for you."

と、涙が出そうになりましたよ。

I am about to be moved to tears.

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で、今、ここで気がついたのですけどね。

But I notice the following just now.

私はラブコメを、いつから「当事者」ではなく、「保護者」の視点で見るようになったのかなぁ、と。

Since When I wonder if I read the romantic comedy from the viewpoint of “guardian" not "player".

この事実は、今年、最初の衝撃だったりしています。

This fact is the first impact for me in this year.


2015-01-11 『江端さんの娘さんに、お会いしたいのです』

『江端さんの娘さんに、お会いしたいのです』

"I want to meet Ebata-san's daughters."

という、後輩の彼は、(多分)変態でもロリコンでもなく、一児の父です。

I think that he doesn't have sexual abnormality and is not portraying children in an erotic style. He might be just a father of one infant boy.

江端:「一体、何を考えているんだ?」

Ebata:"What are you thinking on earth?"

後輩:「いえ、『特異点』環境下で育つ子ども、というものを観察したくて」

Younger:"Well, I want to observe the children under the singularity environment."

-----

特異点とは、ある基準の下、その基準が適用できない点のことを言います。

The singular point means the point that the standard cannot apply under a certain standard.

具体的には、f(x) = 1/x を、ゼロ点を経由して積分する場合における、x=0の点です(いわゆるゼロ割り)。この場合、x=0を迂回するような積分計算を行う必要があります。

Concretely, it is a point of x=0,when you integrate f(x) = 1/x via 0 points, and appears (so-called "broken by zero").In this case it is necessary to perform an integral calculation detouring around x=0.

-----

江端:「おい。『特異点』とは誰のことだ」

Ebata:"Say. Who is the singularity?"

私の発言を無視して、彼は続けました。

He ignored my saying and continued the following.

後輩:「私は、長女の方は大丈夫だと思うんですよ。人間関係の機微というものを、よく理解できていますので

Younger:"I think that your senior daughter is going well. She could understand the secrets of human nature well.”

江端:「・・・」

Ebata:"..."

後輩:「しかし、次女は心配です。あれではまるで、江端さんのクローンではありませんか」

Younger:"But I am worried about your junior daughter. It is almost as if she is one of Ebata-san's clones.

江端:「・・・」

Ebata:"..."

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―― ああ、これが、あの「余計なお世話」というやつか

"Well, this is that "none of your business" so-called."

と、思わず納得してしまいました。

I came to think of it in spite of myself.


2016-01-11 ―― なんで、江端は、こんなに「説教」というものを憎悪しているんだ

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

―― なんで、江端は、こんなに「説教」というものを憎悪しているんだ

Some people think that

"Why does Ebata hate "sermon" with violence"

と思われる方も多いと思います。

それはですね、私は、「説教をされる」という不愉快な目に、普通の人より多く巡りあってきて、

The reason is that I have face unpleasant scenes more than others in my life.

(そして、ここが大切なのですが)、そいつらの説教の殆どが、「私には、全く、1mmたりとも、何の役にも立たなかったこと」を、身に染みて実感している当人であるからです。

(And it is an important point) I am a real person who know well that the sermons have never been useful for my life, at all.

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私は、「誰の説教からも、何も得るものがなかった」「クソの役にも立たたなかった」 ―― と断言します。

I can tell you that "any sermon has been meaningless"

私の人生の師匠は、私が自分で決めて、実行して、その上で獲得した「失敗」だけです。

The teacher of my life is "failure" that I have decided by myself, have carried it out by myself, and after that I have gotten by myself.

「失敗」という「痛み」だけが、私を導いてきたし、多分、これからも、そのように生きていくしか、私は術(すべ)を知りません。

Only "a pain" of "the failure" has given me my life, and I don't know another way to live my life from now.

かっこ悪くて、不器用で、不細工だけど、これが私の生きる道なのです。

Though they are clunky and awkward, this is my life.


2017-01-11 「10分クッキング」では足りず「3秒クッキング」くらいの高速調理技術

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

これらの問題は、私くらいの年齢にならないと、(特に男性は)真剣にならないからです。

Many people (especially men) don't come to be serious about these problems.

とすれば、特化する分野は、やはり「技術」ということになります。

If so, the field to be specialized is still "technology".

(3)新超高速調理手法

(3)New super fast cooking method, for example,

「10分クッキング」では足りず「3秒クッキング」くらいの高速調理技術

not "10-minute cooking" but "3 seconds cooking".

(4)調理という観点のみに着目した、新技術(IoT、ロボット、人工知能)

(4)New technology (IoT, robot, artificial intelligence) focusing on cooking only

「スマート家電」などという広い概念ではなく、調理器具に特化した技術で、具体的には、2秒で加熱を完了する電子レンジなど

It is not a broad concept such as "smart home appliances", but a technology specialized for cooking utensils, for example, a microwave oven which completes heating just in 2 seconds.

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In addition, I think that "diet using engineering method" is something good.

「日経クッキング」の企画が出てきたら協力致します。

I will cooperate when the plan of "Nikkei Cooking" comes out.

お声がけ下さい。

Please hear your voice.


2018-01-11 ―― 「苦痛」は「家族愛」を超える

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

私は、「痛み」「苦しみ」が嫌いなのです。

I hate "pain" "suffering".

「痛み」「苦しみ」に対する私の耐性は、恐しいまでに低いのです。

My tolerance to "pain" "suffering" is very low.

それはもう、残された家族がどうなろうが、私の死体を処理する人がどう感じようが、私は「痛み」を回避するなら、何でも平気で犠牲にできます。

Whatever the family left behind, whatever a person dealing with my corpse feels, I can sacrifice anything if I avoid "pain."

―― 「苦痛」は「家族愛」を超える

"Pain" is beyond "Family Love"

これは、ナチスドイツの「えげつない実験」でも明かになっています(このエゲつない話は、ご自分で探して下さい)。

This was also evident in Nazi Germany's "Dirty Experiment".(Please search by yourself for this "Dirty Experiment").

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で、現在、私は、介護が必要な両親 ―― 自力で体を動かせない、自分や外部世界を正しく認識できない両親 ―― がいるのですが、

At present, I have parents who need care, for example, parents who can not move their bodies by themselves or parents who can not recognize themselves.

●自分の体を自分で動かせなくなった上に、

- they can not move their body by themselves,

●死んでしまいたい程の苦痛が、途切れることなく続くような状態になって

- even if the pain they want to die is going to be continuous without interruption

●それが外部の人間から認定できない状況になった場合 、

- when it comes to a situation where they are not recognized from outside.

彼らは、『永遠に続く激痛の猛威』を受け続けなければならないのか ―― と思うと、

If they must continue to receive "the everlasting pain of intense pain"

こんなにも「怖い」と思ったことはありません。

I have never thought of so much "scary" before.

私は「耐えられない痛みから逃げる権利」があると確認しており、実施の予定も入っている人間の一人です。

I am convinced that all people have the right to escape from unbearable pain, and indeed, I am one of the human who has the plan.

しかし、そんな私であっても、一度(ひとたび)、体が動かせない状況であれば、「飛び込み」であれ、「首吊り」であれ、その準備すら、ままなりません。

However, once I cannot move even my body at the situation, I also cannot prepare any suicide, for example, "jumping in" or "hanging".

実際、今回の激痛の最中にあって、私は『助けの声』すら上げられなかったのです。

Actually, I was not able to shout "voice of help" during this intense pain.

-----

私は、「人間の体には、もっと簡単に苦痛から逃れる仕組み」が、予め組み込まれていたって良いと思うのですよ。

I think that human being should have embedded a mechanism to avoid pains easily by nature.

なにか、簡単に死に至れるような仕組み、そうですねえ ―― 生まれながらにして、本人だけが認識できない情報であって、例えば

Something like a mechanism that easily leads to death, ... let me see, it might be information that can be recongnized by himself/ herself, and for example, a simple method of

「小指を、左回りに90度回せば、絶命できる」

"Turn your little finger 90 degrees counterclockwise, get killed."

という仕組みが、DNAレベルで組込まれていたって良さそうなものだと思っています。

I think that such a mechanism might be embedded at the DNA level.

しかし、『苦痛を回避する自殺』が、種の保存存続に資するか? ―― と問われれば、それは、無理だったんだなろうな、とも思います。

However, "suicide to avoid pain" contributes to the survival of species? - If asked, I think that it was impossible.

基本的に利己的遺伝子の役割は2つです。

Basically selfish genes have two roles.

「死んでも生きろ」、しかし「所定の期間を経過したら死ね」だけで、『苦痛回避の配慮』など絶無ですから。

"Stay!" but "die after a certain period of time". They are not interested in such as "consideration for pain avoidance".

(続く)

(To be continued)


2019-01-11 『「メールが使えない」と言い放つ人間が、消えてなくなるのを待つ』

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

町内会やPTAなどは、「関わりたくない組織No.1」で決定だと思いますが、私はこの原因の1つに、ITリテラシーの欠如があると考えています。

I think that "NA" and "PTA" is "an organizations that everyone don't want to be involved". I am afraid that one of the reason is "lack of IT literacy

情報伝達は、電子メールで10秒くらいで方が付きます(なんで、電話したり、自宅のポストに投函するんだ?)し、打ち合わせなどは、Skypeを使えば、スケジュールの調整は簡単で、会場の確保すら不要です。

"Distributing information" will be completed by E-mail, so I cannot understand why they try to call or post the mail. "Meeting" will be opened easily without schedule adjustment and room reservation.

この程度のIT化ができないのは、この程度のIT化に対応できない人間が、たった一人でもいると、ITのメリットを全員が享受できなくなるからです。

The reason why we cannot realize such simple works with IT, nobody can accept the merit, even if only one person who cannot work the process.

さらに、この問題を面倒くさくしているのが、

In addition, what the problem become complicated, is

―― 「メールが使えない」と平然と言い放つ人間が、組織のトップを占めている

"The person who unleashly say "I can not use PC at all", occupy the top of the organization

という事実です。

This is absolutely true.

-----

私は、今時「メールが使えない」などというセリフは、「私は字が書けない/読めない」と公言することと同じだと思っています(ちなみに、日本の識字率は99.0%)。

I think that saying "I cannot use PC at all" is same as, saying "I cannot read/write Japanese characters" (profit literacy rate of Japan is 99.0%).

故に、そんなセリフは「俯いて」「小声で」「恥しげに」独白するものだろうが、と思っています。

If I were you, I say such phrases with falling down,like shamefully monologue.

しかし、彼らには、その感覚が ―― 絶望的にない。

But they do not have that feeling - desperately.

おそらく、彼らは、ITリテラシーと無縁で生涯を終えるのでしょう。もちろん、それ自体は個人の問題で、私がとやかく言うことではありません。

Perhaps they will end their lifetime without IT literacy, but it is an individual problem, of course. I should not say anything about it.

ただ、それが「自分の問題だけで閉じる限りにおいては」です。

However, it is "as long as it closes as one own problem".

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いずれにしても ――

Anyway,

■「非効率」の限りを尽くして、スマホやパソコンを普通に使える世代に、膨大な負荷を与え、

- doing everything of "inefficiency", and giving a huge burden to generations (me) who can use smartphones and personal computers normally,

■組織を、着実に壊し続け、

- Continue breaking the organization steadily,

■ヌケヌケと『今や組織は存亡の危機にある。なんとかしなければならない』と言い放ち、

- saying "this organization is in danger of survival. It must be done somehow" with feigned ignorance

■現実に行動を起こす者に対して、ケチをつけることはできても、

- even though complaining to those (me) who actually take action,

■具体的な提案は何一つ出さず、対案も出せない

- no concrete proposal and counterproposal

ぶっちゃけ ―― 私は、そういう人間と一緒に仕事をするのに「疲れた」のです。

In the end - I'm "tired" to talk with such the persons.

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Amazonやメルカリを理解せず、そもそも電子メールすら使えないような人間に、『デジタルによる効率化を説く』ことは『全くの時間の浪費』ということを、この2年間で思い知りました。

In the past two years I realized that "preaching efficiency by digital" is "a waste of time" to people who can not understand Amazon or Mercari, even e-mails.

ですので、私は、自分の考え方の方を変えることにしました。

So, I changed my mindset.

(私の試算では)ほっておいても、あと10年もすれば、ITリテラシー絶無の人間は、今の半分以下になります。

Even if I leave it alone (in my estimate), in the next ten years, people with no IT literacy will be less than half of now.

『「メールが使えない」と言い放つ人間が、消えて無くなるのを待つ』

"I will wait for a person to say "I can not use PC" to disappear"

ただ、これだけで、良いのです。

is enough for me.


2020-01-11 ―― 「改造 (あるいは、ハッキング)」という技術者の価値観は、今や終焉に向っているのかもしれない

「理系が恋に落ちたので証明してみた」というアニメを見てみました。

I saw an animation whose title is "A couple of science human, fell in love, so they try to prove the existence of love."

このアニメの脚本を私が書くとしたら(まあ、ありえませんが)、

If I were to write a script for this anime (Of couse it will not), the title may be

「理系が恋に落ちたので計算(シミュレーション)してみた」

"A couple of science human, fell in love, so they try to calculate the existence of love."

になるだろうなぁ、と思っています。

これが、数学者とエンジニア(工学者)の違いです。

This is the difference between mathematicians and engineers.

数学者の「証明」とは、時間的、空間的に絶対普遍の、(主に数学を使った)真理の追求のメソッドですが、

Mathematician proof is a method of pursuing truth (mainly using mathematics) that is absolutely universal in time and space, however,

工学者の「計算」とは、限定的な時空間内で、有用であるかどうかを確認するメソッドです。

Engineer's "calculation" is a method that checks whether it is useful in a limited space-time.

どちらが優れているということはなく、そもそも目的が違うのです。

Neither is superior, and the purpose is different primarily.

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無粋ですが、エンジニアの一人として、第1話の冒頭の主人公たちのセリフに突っ込んでみたいと思います。

This is a tactless question, however, as an engineer, I'd like to dig into the messages of the main characters at the beginning of Episode 1.

■「多項式時間帰着」

"Polynomial time return"

この話の中では、「今日の帰宅時までに、パソコンを使って、計算が終わるアルゴリズムのプログラム」という理解で、良いです。

In this story, it is good to understand that "an algorithm program using a personal computer, that can complete the calculation by returning home"

この逆は「1億年後に計算が終わらないアルゴリズムのプログラミング」です。

The opposite is "an algorithm programming that does not finish in 100 million years."

■「ハミルトンパス」

"Hamilton Pass"

複数の都市の全部を1回だけ通過する経路(パス)のこと、または、そのようなパスを算出するアルゴリズムのこと、です。

A path that passes through all of a plurality of cities only once, or an algorithm that calculates such a path.

「NP問題」とか「NP証明」とかでググると、上記の言葉が出てきます。

Googling for "NP problem" or "NP proof", the above words come out.

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ところで、原則として、数学の証明は、コンピュータで求めることはできません。

By the way, as a general rule, proof of mathematics cannot be obtained by computer.

コンピュータの計算は、有限時間の中での、有限回数のパターンを試せるだけです。

Computer calculations can only try a finite number of patterns in a finite amount of time.

それは、解空間のほんの一部をチェックしたものに過ぎないからです。

Because it's just looking for a small part of the solution space.

ですが、アニメを見る限り、彼ら彼女らは、パソコンを使って「何か」を求めているようです。

However, as far as anime is concerned, they seem to be asking for "something" using a personal computer.

「何をしているんだろう」と思っています。

I think "what they are doing".

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)


2021-01-11 「集団免疫獲得」戦略を成立させる為には、毎年196万人以上の感染が必要です。

新型コロナウイルスの「集団免疫獲得」戦略は成立しません。

The "herd immunity" strategy for the new coronavirus does not hold.

This has already been explained by Dr. Shibata of the "Run Over"

小学生でも分かる方法で理解可能です(台形の面積を導けるのであれば)。

Even elementary school students can understand it (if you can calculate the area of the trapezoid).

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上記のコラムに記載していますが、「集団免疫獲得」戦略を成立させる為には、

As mentioned in the column above, in order to establish a "herd immunity acquisition" strategy,

―― 毎年196万人以上の感染が必要

"More than 1.96 million people need to be infected every year"

です。

これは、政府が、積極的かつ計画的に感染を広げていなかければ成立しない数値です。

This is a number that cannot be achieved unless the government actively and systematically spreads the infection.

-----

本日までの我が国の新型コロナ感染者数は28.9万人で、死亡者は3850人です。

As of today, the number of people infected with the new coronavirus in Japan is 289,000, and the death toll is 3,850.

この数値を単純に、そのまま当てはめれば、「集団免疫獲得」戦略を成立させる為には、

If this number is simply applied as it is, in order to establish a "herd immunity acquisition" strategy,

―― 年間、2万6110人の死亡者

"26,110 deaths annually"

を前提としなければなりません。

will be needed.

さらに、この「集団免疫獲得」戦略は、中断が許されません。

Moreover, this "herd immunity" strategy is uninterrupted.

これから毎年確実に、196万人に感染して貰って、毎年、2万6110人に死んで貰わなればなりません。

From now on, we must ensure that 1.96 million people are infected every year and 26,110 people die every year.

-----

寿命死亡以外の死亡数について、私の頭の中に書き込まれている数値は、交通事故死亡者4000人/年、自殺者2万人/年です。

Regarding the number of deaths other than lifespan deaths, the numbers written in my head are 4,000 traffic fatalities / year and 20,000 suicides / year.

『この合計とほぼ同数じゃないか』と考える方は、「集団免疫獲得」戦略を主張しても良いでしょう。

Those who think that "the number is about the same as this total" may insist on a "herd immunity acquisition" strategy.

ただ、

However, they must remember

(1)新型コロナとの闘病は(闘病後も)猛烈な苦痛を伴うことと、

(1) The fight against the new corona is extremely painful (even after the fight), and

(2)ウイルスが開発されれば、「集団免疫獲得」戦略で死んでいった人は、「ただ無駄に死んだ」だけ、ということ

(2) If a virus is developed, the only person who died in the "herd immunity acquisition" strategy is "just dead in vain".

は、覚えておいて下さい。

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それでも、「集団免疫獲得」戦略を主張する方は、御自由にどうぞ。

Feel free to insist on a "herd immunity" strategy, even if if you know the above facts.


2022-01-11 昨夜、母が突然他界してしまいました。

昨夜、母が突然他界してしまいました。

Last night, my mother suddenly passed away.

今朝、始発の新幹線に乗って、本日17:00-からお通夜、明日8:30から本葬という仕儀に至っております。

I took the first bullet train this morning, and today the funeral wake will start at 5:00 p.m, and the funeral will start at 8:30 a.m.tomorrow.

コロナ禍の中ということもあり、出席はできるだけご遠慮頂き、数名で葬儀を執り行う予定です。

In the middle of the Corona disaster, we ask that you refrain from attending as much as possible and plan to hold a funeral service for a few people.

という訳で、暫く、日記の更新が滞るかもしれませんが、悪しからずご了承下さい。

So, please understand that I may not be able to update my diary for a while.


2023-01-11 『なるほど、世界を相手にする戦争とは、こういう風にやるのか』と、非常に感心しました。

I watched the BS1 special "Putin: The Unknown Gas Strategy - An In-Depth Look at 20 Years of Offensive and Defense".

『なるほど、世界を相手にする戦争とは、こういう風にやるのか』と、非常に感心しました。

I was very impressed, thinking, 'I see, this is how a war against the world is conducted.

これに比べると、同じ大国でも、『米国の戦争は場当たりで節操がないなぁ』と感じました。

Compared to this, even the same superpower, I felt that 'U.S. wars are opportunistic and unrestrained.

日本の太平洋戦争の開戦のおそまつさに至っては、『プーチンの爪の垢を煎じて飲め』と言えるくらいです。

When it comes to Japan's lousy start of the Pacific War, I could say, "Drink from Putin's fingernails.

ちなみに、私は「正義」や「善悪」の話はしていません。

By the way, I am not talking about "justice" or "right and wrong".

純粋に、「戦争のやり方」の話をしています。

I am talking purely about "how to conduct warfare".

まあ、日本は、資源もないし、大国でもありませんので、ロシアも米国も、全く参考にはなりませんが。

Well, Japan has no resources and is not a great power, so neither Russia nor the U.S. can be of any help at all.

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ところで、以前、オイルショックで酷い目にあった後の、我が国のエネルギー輸入事情について、書いたことがあります。

By the way, I have written before about our country's energy import situation after the terrible oil shock.

『今の日本は、「外国の気まぐれ」対策として、バラバラの国から、ちまちまとエネルギー燃料を買い付けています。ざっくりこんな感じです』

"Today, Japan is buying energy fuels from disparate countries in a piecemeal fashion as a countermeasure to 'foreign whims. Here's a rough table of what's going on"

『コスト度外視で、どんなささいなコネでも作っておくという、「全方向」からエネルギー資源を確保するという涙ぐましい戦略が見てとれます』

"The "tearful strategy to secure energy resources from 'all directions' is evident: 'We will make any connections, no matter how trivial, without regard to cost"

―― てなことを書いていました。

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現在、ドイツは、ロシアからエネルギーで散々痛めつけられています。

Germany is currently being hurt a lot by Russia with energy.

今後、ドイツは我が国と同様「全方向政策」に変換するのだろうなぁ、と、思いながら、番組を見ていました。

I was watching the program, thinking that Germany will probably convert to an "all-round policy" in the future, just like our country.


2024-01-11 仕事と勉学の両立は「大変」ではありません ―― 「地獄」です。

「働き方改革」に対して、「働き方改悪」というものもあるんじゃないか、と思うのです。

In contrast to "work style reform," there is also something called "work style deterioration."

私、ここ1年半の間の全ての平日と休日の間、一日も休んだことがありません。年末年始も、GWも、夏季休暇も。

?I have not missed a single day during all the weekdays and holidays in the last one and a half years. No New Year's holidays, no GW, no summer vacation.

時間の長短こそあれ、必ず、論文書いていますし、プログラミングをしていますし、データベースを作っています。

I am always writing papers, programming, and creating databases, no matter how long or short the working time.

『大学での研究は、労働ではない』と言われたら、もう仕方がないのですが。

If you say, 'Research at a university is not labor,' it cannot be helped anymore.

仕事と勉学の両立は「大変」ではありません ―― 「地獄」です。

Balancing work and study is not "hard" -- it is "hell.

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月1回でリリースしていたコラムは、今や完全休止状態です。

The column we used to release once a month is now wholly dormant.

コラムの執筆もも大変だったと思うのですが、コラムは、私の頭の中と計算結果を原稿の上にぶちまける、という作業でしたので、それなりに楽しかったと思います。

Writing the column was hard work, too, but it was fun because it was a process of putting my mind and the results of my calculations all over the manuscript.

多くの人に読んで貰って、色々な意見を貰えるのは、 ―― 腹の立つことも多いですが、嬉しいことも多いです。

To have so many people read it and get so many different opinions is a lot to be angry about, but it's also a lot to be happy about.

「コラムの執筆」と「勉学」は、同じようなものだと思っていたのですが、全く違いました。

I used to think that "writing a column" and "studying" were the same, but they were pretty different.

見積りを誤った、としか思えません。

I can only assume that the estimate was incorrect.

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"自分で選んだことをやっているなら、文句を言うな"

"If you are doing what you choose, don't complain."

"自分の"夢"の為にやっていることで、他人に迷惑をかけるな"

"Don't bother others with what you do for your 'dream.'"

これらは、絶対に反論できない定番の「世間のご意見」です。

These are standard "public opinions" that can never be refuted.

ただ、世間がどう言おうとも、この「自業自得の呪縛」―― 「サンクコストの呪い」で苦しんでいる人は、少なくない、と思っています。

However, no matter what the world says, many people suffer from this "curse of deservedness" - the "curse of sunk costs.

誰からも同情して貰えなくとも。

Even if I am not getting sympathy from anyone like me.