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イギリスの人口は約6,600万人だが、英国赤十字社によると「常に」、または「しばしば」孤独を感じている人が900万人以上いるという。人口の1割以上の人々が、人とのつながりが薄れ、心を閉ざして孤独になっているようだ。
孤独は長く勤めていた会社を辞めた時や離婚、友人を亡くした時などに始まりやすく、そのまま恒常化する傾向が強いらしい。親しく付き合う人がいなくなり、段々と偏屈になる可能性も強く、友人の多い人に比べると早死にする傾向が50%も高くなるという。
「この政策は、2016年に極右過激派に殺害された労働党のジョー・コックス党首の遺志を引き継いだものだ。」
委員会の調査によると、孤独はあらゆる年齢、社会的背景を持つ人々に影響を及ぼす。友人を作れない子供、初めて子を持つ親、友人や家族に先立たれた高齢者など誰にでも孤独は訪れる。孤独状態が慢性化すると、健康に害を及ぼし、人とコミュニケーションができなくなるまで追い込まれることになる。
ん? 自殺リスクのことか?
自殺損失は、労働世代にはインパクトがあるが、
脳梗塞や糖尿病リスクも上昇
孤独は心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクを1.2倍から1.5倍も高めることが確認されています。2型糖尿病(肥満など生活習慣による糖尿病)のリスクは3割から5割も上がり、しかも食事管理などがうまくできないため、悪化しやすくなります。高血圧が増えますし、免疫力が下がります。また高齢者の孤独は、認知症のリスクを6割以上も高めてしまうことも分かってきました。
まり孤独を放置すると、現役世代の労働力の低下につながり、医療費や介護費が増えるというわけです。
アルツハイマー病は、不可逆的な進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気
60歳以降に初めて症状が現れます
治療法はありません。
~ tsr-net.co.jp > News > Analysis > 20180213 02
61.45歳
これは平均年齢に比例しているのではないか?