緑色の番号等は、江端の理解の為に記入したものであり、「シバタレポート」原文には記載のない事項です。

赤色または黒字の強調、太文字は、江端が江端の理解の為に、「シバタレポート」に独自に記載したものであり、ご著者の意図を反映したものではないことに御留意下さい。

また、江端が読み安くする為に改行等の挿入も行っております。

(上記は、シバタレポートご作成本人のご連絡で、即時かつ無条件に元の状態に復帰致します)

 

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シバタさま

 

レビューコメントを頂き、ありがとうございました。

来月のファイナルでは、出血量が計算の中心になると考えており、大変参考になるご意見でした。

 

頂いたご意見に因れば、正確に急所を貫き、短時間の大量出血を発生させれれば、概ね、即死(準即死)に至れるということになるかと思います。

 

素人考えで良く理解していないのですが、戦争やあるいは敷設後放置された地雷で、足を噴き飛ばされた人で生存されている方がいらっしゃいますが、あの方たちが出血多量で即死に至らかったのは、手や足一本分では、短時間の大量出血に至らないということなのでしょうか? それとも、比較的止血の処置が施しやすいということなのでしょうか?

 

この疑問に至るのは、私が血管の構造というものをよく理解できていないからだと思います。

 

例えば、血管が一本の管のようなイメージであれば、例えば、手首を切り落しただけでも大量出血死に至りそうな気がしてしまいますが、実際は、手首の前で戻ってくる血管があるので、切り落した部分からの止血さえできれば、命は助かるのだろう、とも考えています。

 

次回の私の仮説は、電車で手足を切り落されても、かなり長いこと死に至らずに生き続けうるのではないか? という点にあり、今後、人体の勉強に時間をかけなけばならないと思っております。

 

今後も御指導頂けましたら、幸甚と存じます。

何卒よろしくお願い致します。

 

江端智一