2003年5月27日(火) TO:江端様 はじめまして、私***ユニットの大河内と申します。 先日は失礼ながら、S君の紹介で所内報の<リレー随筆>を執筆をお願いに上 がりました。 <ひとりごと>の大ファンの私としましては、今や世界中の雑誌・新聞・ジャ ーナルにおいて、宇宙の真理から隣りの奥さんのダイエットの相談まで、幅広 く議論を展開していらっしゃる江端様に、いまさら所内報向けにエッセイなど 書いていただけるものだろうか、と甚だ不安でありました。この度は、ご快諾 を頂くことができ、ほっと胸をなでおろしております。本件に対するご高配に 感謝いたします。 さて、お願いにあがった際に申し上げたように、総務からは次回リレー随筆の 執筆者を3名推薦するように申し付かっております。今回はその一人として江 端様を推薦させていただきました。執筆が決定した際には別途総務から連絡が 入ることと思います。 個人的に江端様の新作エッセイを読みたいのは山々なのですが、その影響力を 恐れる総務地下組織により推薦の事実をもみ消されることがないとも限りませ ん。以前、江端様の書いたコラムがインターネットに流出した際には、国内外 からジャーナリストが王禅寺に押しかけ、その騒ぎたるや田中耕一氏のノーベ ル賞騒動の比などではなく、シ研の研究所としての機能は事実上停止に追いや られたのは記憶に新しいところです。 大河内も諜報部員をシ研要所に送り込み、このような超法規的な行為が行われ ることのないようレジスタンス活動を行うつもりですが、万が一エッセイ執筆 の執筆が実現しなかった場合は、私の人脈の限界を汲み取っていただき、何卒 ご了承いただきたいと存じます。 蛇足ですが、かなり前より<ひとりごと>のページで江端様のお名前は存じ上 げておりました。同期の友人を訪ねて*部のフロアにお邪魔した時には、どち らの方がこれら名作エッセイを生み出された方なのだろうか、とフロアをきょ ろきょろと見回していたものでしたが、今回はひょんな事からS君を通して江 端様のお顔を拝見でき、大変幸運でした。 # 実際の所、お話する時にはかなり緊張してしまいました。アイドルの松浦 # 某とかに会うよりよっぽど緊張したと思われます。 # いま友人から「それもどうか」、とツッコミが…。 ちなみに、今までは4部のフロアに行くたびに「ケビンコスナー」をキーワー ドに脳内検索エンジンを走らせていたのですが…。これまで江端様を認識でき なかったのが、検索方法が不適切であったかどうかという問題は未だに不明で す。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― すみません、お願いのメールであるのに雑文を書き連ねてしまい、失礼致しま した。今回は所内報エッセイの推薦をご快諾いただき、本当にありがとうござ いました。 執筆の連絡があった際にはよろしくお願いいたします。 また<ひとりごと>の方も楽しく拝読させて頂いております。個人的にお気に 入りの<ひとりごと>は、(たくさんあるのですが特に)「贈る言葉(研究室の 後輩へ)」です。 追伸:  今職場で、私の隣りには牧さんが座っております。この牧さんは<ひとりご と>にたびたび登場する牧さんと同一人物なんだろうか、と考えると夜も寝ら れない有様です。  だた、江端さんのひとりごと<ニラレバ炒めの作り方>で「『遠慮しとくっ すよ。留守番していますから。』と言いながら、すでに居間の畳に座り込んで、 テレビを見始めて…」いる牧さんの姿は容易に想像出来るのです。