(Q2)自殺件数は、月曜日をピークとして減少していく傾向が観測されています。比して、飛び込み自殺件数の方は、このように単純な傾向を示していません。火曜日と週末を除けば、ほぼ一定数の数で推移しています。この理由について、あなたの仮説を教えて下さい(検証は不要です)
「鉄道ならいつでも死ねる」と思われているのではないのでしょうか。
うつ病原因だとすると、単純に機会?自殺衝動率、といった関係が成立しているのかも知れません。
子供の頃、漫画番組(特に見たくなかったが)が午後8時前に終わり、「週刊新潮はただいま発売中です。」と言うアナウンスが始まると、気分が落ち込んだ記憶がある。
大人になっても「今思えば、病んでいた。」と思えるときは、会社近くの駅について「寺の小僧さんの坊主頭(会社を辞めた日に気づいたが、居酒屋の看板)」が見えたときは、また今日も会社なのかと気分が憂鬱になったことを思い出す。特に月曜日なんかは、「また一週間働くのか。」と落ち込んでいた。
自らの経験からすると、月曜日はこれから先の見えない一週間を過ごすというストレスが、そうさせるのではないかと感じる。
基本的に一定で、火曜日休み、あるいは週末休みの会社・店舗が多い。
江端様は週末が休みのお仕事しか経験なされていないと思います。職種によっては当然休みが週末とは限りません。
鉄道利用者が週末や祝祭日に休日となる人が多いため、週末に減少するのは鉄道利用者数推移から推測できるでしょう。
つまり自殺者が利用しない曜日。
問題の火曜日は曜日別輸送量から帰宅ラッシュ時刻が遅くなる傾向にあります。
翌水曜日は逆にラッシュ時刻が早まります。
これはノー残業デーを水曜日に設定している企業の影響でしょう。

私の仮説:
火曜日は帰宅ラッシュの中心と飛び込み最多時間帯が一致するため、他の曜日より人目が多く自殺に踏み切れない、又は救出される人が多いためである。
月・水・木・金は通勤条件に大きな違いが無いため差が出ない。
月曜は電車の近くまで行けるくらいの気力が無いので、その他の方法でやってしまうので。週末はもともとレジャーでの電車使用が多いから。
提示されたグラフでは、傾向を論じることができません。
飛び込み自殺のデータを見ると、平日の平均値が約960人なのに対して、火曜日は約920。3%程度の違いです。これが有意差なのかどうかが判定できません
また「自殺者全体」と比較しているように見えますが、「自殺者全体」にしては60〜90人程度と2015年だけだとしても少なすぎます。
「自殺者全体」のデータも11年間の合計にして、曜日ごとの相対比率で比較しないと「飛び込み自殺」の特徴的傾向を論じることはできないと思います。
自殺に至るまでのポテンシャルを超えるのに必要な物理的エネルギー(必要時間も含めて)が飛びこみは小さいのに対して、それ以外はそのエネルギーがかなり大きいのではないか?
ダイヤ通りに動く電車に乗る自分に嫌気がさすとすれば、休日以外は同じ傾向になるのではないか?
飛び込み自殺者には先の検証のうつ病の項で述べられておられるように死にたくなる思考があると考えております。その原因は様々でしょうが、うつ病で休職中である者または職の無い者が一人ふさぎこむ内に飛び込みたくなるのではないかと考えています。ふさぎこんで死にたくなるまでに曜日は関係ないと思われます。また自殺者には死に場所でも本当に死のうかどうか考える事が多いように思います。いつその駅に入ってきたのか監視カメラを見ると1時間くらい前に入場してホームで悩む人が多いようです。
飛び込みのお手軽感にあると思います。
自殺のための準備を土日でするとか、日曜の夜に明日仕事やだーって、死ぬと、推定時刻は月曜日(絶命した時間とか)となったりで。
飛び込みが手法として前準備が不要で、水〜金にかけて自殺決行に至るケースで相対的に選ばれる事が増えるため。
月・火の業務や学業によってストレスが増加。水〜金で自殺へのハードルに到達と想定。
週末に少ないということは、通勤通学客の中から飛び込みが発生していると考えれば説明がつきますが、あとは火曜日がなぜ少ないかですね・・・月曜日の反動?
(1)と同じく,心理的ハードルが低いため,衝動的・思いつき(いきなり思詰める)なケースが多いためと推測します.
自殺自体本来いつ死ぬか考えるものではないし、死ぬことが、今日はいけると思った日に自殺するでしょう。月曜日に死ぬというのはある意味土日に用意して月曜日が来たから死のうとしている計画的な死だと思います。
それとこれも毎年の記録ではないので少し判断が付きにくいです。総数として少なすぎるので偶然といえるかもしれません。
病気として死にたくなってしまうことがあるとすると、これは時と場合を選ばずにということではないでしょうか? 月曜日の自殺は、休日から平日へのギャップという要因があります。 この要因に影響されての 覚悟の自殺 と、 発作的自殺。に分けて考えると、電車の飛び込みは発作的あるいは病気など「ギャップショック」よりもっと大きな波に起因するものが多いのではないか。 どうでしょう。
自殺と飛び込みは、起因する原因が異なると考えられます。
月曜日の比率が高いのは両者同じ理由かと思いますが、週末に向けて飛び込み比率が上昇するのは、週末締めのノルマが存在するからでは無いでしょうか。
締め日が金曜日(業種によると週末規定が異なる可能性あり)とすると、次週の無理難題を思う現実逃避自殺(月曜日自殺)後の、週末ノルマ達成の重圧に向かって再度飛び込み率が上昇することは納得できる結果だと思われます。
まず、週末が低い理由は8月と同じく、単純に電車に乗らない、駅に行かないから、で問題ないだろう。では火曜日が落ち込み、その他のウイークデイが一定なのをどう説明するか。
先に推察した気候要因を除けば、基本的にはランダムに訪れるのが「衝動型」自殺の特長である。しかし、その原因と考えられる怪異的なモノが、依代に取り憑くタイミングには、ある条件が必要である。怪異は「心の隙」をついて忍び込むのだ。「心の隙」とは、思考停止状態のことを指す。忙しく考え事をしている脳内に、怪異が入り込む余地はない。ふっと気を抜き、CPUの稼働率が下がるその瞬間を、やつらは狙っているのだ。一週間の中で火曜日は心身が最も仕事モード(勉強モード)に入るときであるため、ストレス度は高いが隙を見せないという意味で安全度も高まると考えられる。
仮説が立ちませんでした。
飛び込みは、他の自殺に比べ、うつ病の割合が大きい。うつ病は、疲労により悪化するため、週の後半でも自殺が多くなる。火曜と週末が、うつ病の悪化する率が低くなる。
きっかけがいつ起こるかわかりにくいので意見なし
これに関しては、「ハッピーマンデー」仮説を提示します。
ご存じの通り、10年ほど前から成人の日、海の日、敬老の日、体育の日は月曜日になるように法改正がなされています。
この3連休後の火曜日は
「ハレとケ」の「ハレ」に該当するため、自殺に踏み切らないだけの精神力が残る…と言う仮説です。
たった4日ですが、1年は52週(アニメなら4クール)、つまり火曜日は年で52日しかありません。そのうち8%が「ハレ」であれば決して無視できる数値では無いと思います。

この仮説は、逆に、月曜日の8%は休みであるにもかかわらず、自殺数が飛び抜けて多い…つまり
月曜日の恐ろしさを再確認させるものでもあります。