(Q1)自殺者がピークとなる「5月という魔の季節」に対して、今回の江端の解析から「飛び込み(自殺)の7月(+反動の8月)」という存在が明かになりました。この理由について、あなたの仮説を教えて下さい(検証は不要です)
7月の人身事故増加に関しては夏バテで精神的に参ってしまう、であるとか、夏休みがとれないとかで病んでしまうとかでしょう。
きれいなピークがで無い場合というと、複数の原因が重なっているのかもしれません。自殺者をクラスタ化して、クラスタ毎の傾向を見たい気がします。夏休み期間で目立って減少するのであれば、学生さんの分、通年で発生しているのは勤め人分とかいう違いがあるのではないでしょうか。
(Q3)にも書いていますが、学生なら7月に入った途端開放はされるのですが、「夏休み明けまた学校に行かないのかと、夏休み初日から絶望」な訳です。会社員なら暑い盛り、祝日のない7月+8月がたまらなく、耐えられなく感じるのではないかと思う。お盆休みも、絶望の始まりなのかも知れませんが。
病んだ人にとっては、些細な理由が死ぬには十分な動機になり得るのだと思う。
年齢とか職種(学生、社会人)などに分解してもいいかもしれません。
5月は5月病があるのですが、すでに検証済み(+棄却)かと思われます。
他の長期連休との連動が無いのでイマイチですが、8月のお盆休みにシステムの大掛かりな更新が行われるのはよくある話です。これに追い込まれるのは7月でしょう。8月は終わってますし、不具合が出ても後処理を粛々とこなすだけです。
8月に関しては江端様の今回の連載3回目に書かれている、太平洋戦争の終戦記念日が8月にはあり、メディア等で取り上げられたりすることが多く、8月には当時と同じといわないまでも危機感、団結感が生じている可能性があると思います。8月の減少は7月の反動ではなく単独の事象と考えたとして、7月の飛び込み増加については学生が休みに入ると言う事を嫌忌する層が存在するのではないかと思われます。夫が退職して毎日顔を合わせないといけなくなる主婦層のような、ある種うつ病の引き金みたいなことが起こりうるのではないかと考えます。
私の仮説:
人間は誕生した時から死を覚悟しなければなりません。
日本の月別出生数のグラフは
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2006/18pdfhonpen/pdf/i1010100.pdf#page=9
飛び込み自殺者数のグラフと酷似しています。
誕生日の自殺は他の日の1.5倍らしいです。
このような精神状態を「
バースデーブルー」というそうです。
尚、8〜9月は夏休みのためそもそも鉄道利用者数が減少している。
ある一定の比率で自殺者が利用しているとした場合、単純に乗車人数が少なくなる月は総数が減る。
単純に急激に熱くなって思考力が低下するから。8月は暑さに少し慣れるから。
8月に自殺者が少ないのは、単純に夏休みで乗車人数が少ないからだと思います。
鉄道で飛び込み自殺する人は、普段から通勤通学で列車を利用している人でしょう。普段列車に乗らない人が自殺をするためにわざわざ駅に行く(または踏切に行く)というのはレアケースだと思います。
従って通勤通学している人達という集合に限定して考察すればいいと思います。
この集合に属する人達は、ほぼ毎朝、同じ学校や職場という集団に参加するために列車に乗っています。
3月には今まで参加していた集団が、クラス替えや人事異動などでリフレッシュされます。だから一般自殺率も低いですが、さらに飛び込み自殺数が少なくなっていると考えられます。
その後、7月までは同じ集団の中で逃げ場がなくなり、列車に飛び込みたいと思う人が増えますが、8月には学生が夏休みになって列車の乗車人数が激減するので、休んでいない通勤者にとってもストレスが減ります。
その後に7月の飛び込み自殺者数を超えない理由としては、「死ぬ人はもう死んでいる」「夏休み中に転校、転職などでその集団から逃げ出した」などが考えられます。
正直言ってよくわからないが、県名による月別のデータを見ると一位はいつも東京であるが、それ以外は大きく変動する。8月の反動は説明できないが、行動すパターンが大きく変わっているのではないか(人の移動、行動時間帯など)と思われる。
学生の休みと関係がある気はするが良い仮説が思いつかない。ただ、遊んでる学生を見ると憂鬱になる若年層は居るかもしれない。
まずアンケートにお答えする前に私が鉄道現業関係者で、以前勤めていた某大手私鉄での経験を元にお答えする事をあらかじめ申し上げます。
また自分であっこれはよくわかんねぇなと思ったアンケートはすっ飛ばします。
記事の中でもあります様に、「夏休み」は重要だと思います。
飛び込みに関係なく8月は減少傾向ですので、人目も多いし、楽しい時間が多いため、自殺者が減っていると思います。7月の飛び込みだけ増える理由ですが、「飛び込み自殺は突発的な衝動で」という前提で考えると、プライベートの燃え尽き症候群的な感じかと思います。7月は、イベントが少ないため、お盆休み(夏休み)に向けて、仕事漬けになる人が多く、もぅだめだー的な感じかと。あとは、6月の結婚式や8月の夏休みのスケジュールなど他人の幸せを見て、自分はないと思いやすくなる時期なのかもしれません。
あまり仮説になってなく、すみません。
7月は季節の変わり目で心身の調子が狂いやすいため。7月は梅雨明けをトリガに本格的な夏の暑さを迎える時期であり、電車利用の多い都市部の暑さは年々にひどくなっている印象である。8月になると暑さへの慣れで自殺数は減少に転ずる。
これは不思議です。実は7月8月とも増える要因がある(蒸し暑いから?)のだが、8月にはお盆休みがあるので少ないとか?世の中には、説明がつかないことがあってもいいんじゃないでしょうか・・・(匙を投げる)
江端さんが指摘しているように,飛び込みは心理的ハードルが低いため,一般的な自殺者数の傾向とは異なり,平準化されると考えます.7月に多い理由は,,,思いつかないです.
数年の総数で見ているから、飛び込みに関しては特にこたえることができない気がするのです。とりあえず毎年そうなのであれば、同様に一月と二月にも言えるということを考えると、結局区切りのいい時期が死ぬ目標になっている可能性があるかもしれません。一月は言わずともだけれども、七月は夏が始まるという程度ですが暑さに判断力がやられるのかもしれない。
たとえば、派遣の募集は7月に多いといいます。正規に就職しても数ヶ月で辞めてしまう社員は(派遣さんも同様)おおく、そのリカバー採用が多いという話。幾つか思い当たる節も身の回りでありますので、関係があるのではないでしょうか? 3日3月3年で辞める人が多い。 半分は都市伝説とも思います。最近は見切りも早いので。でも、本当に傾向がないならばこんなせりふは残っていません。 また、プロジェクトをスタートしてみたら、とても間に合わないことがわかった のが、7月 ナノかもしれません。6月まで三ヶ月やってみたが。 というやつでしょう。 飛び込みの年代や性別と時間など区切って統計を取る(層別解析)もいいかもしれませんが、外的要因や一件無関係に見える事象の傾向も横目に見たほうが、ざっくり掬い上げて真相に近づきやすいように思います。
人間の本来持っている生体周期に依存する問題だと思います。
人の妊娠期間が10ヶ月と考えると、食料確保が難しい時代(農耕以前)だと、5月出産を予定すると7月位が生殖活動が活性化される時期だと思われます。
このため7月に自発的な子孫繁栄思想が活発化されると仮定すると、この時期に生殖活動が達成出来なかった場合、目的不達成と自覚し、自滅活動に移行する可能性が発生すると考えられます。
汎用人型人工無能"AT/H"がズバリお答えしよう。
まず、飛び込み自殺とその他の自殺方法の最大の相違点に着目したい。それは、飛び込みが「衝動型」であるという点だ。
最もポピュラー(と思われる)首つりをはじめとして、服毒、ガス、飛び降り、入水、焼身、自刃などなど、いずれの自殺方法であっても、必ず事前に道具の準備や、ふさわしいロケーションに赴くなど、何らかの能動的な行為が必要である。それに対し、飛び込みだけが唯一、日常の生活動線の中で何の準備も要せず、「一瞬の気の迷い」だけで死ねる方法なのである。
したがって、自殺を引き起こす動機の「質」の面においても、「飛び込み」とその他の方法による自殺では明確な違いがあると考えるのが自然であろう。もちろん、うつ病や深刻な悩みなど、自殺願望のベースとなるものはそれぞれ共通してあった上での前提だが、最後の引き金が引かれる段階での作用機序は、本質的に異なった様態となっているのではないだろうか。
まず、飛び込み以外の方法による自殺では、動機の強さがある閾値を超える、すなわち直接的な原因要素の増大があって、「もうだめだ」「もう死にたい」という明確な自覚のもとに、やおら準備を始めて、覚悟を決めて、死ぬ。というシーケンスを経るのが通例であろう。畢竟、ソウルジェムが濁りがちになる休暇明けなど、原因も説明しやすいものとなる。
しかし「衝動型」である飛び込み自殺の場合は、もっと無自覚な、もっと無秩序で予期し難く抗い難い何者か、いわば怪異にでも取り憑かれたような精神状態で、唐突にその時を迎える、というケースが多いのではないだろうか。精神の深層、無意識の領域に働きかけ、唐突な当たり前の死をもたらす怪異的なモノは、社会的、理性的なレイヤーに非ず、もっと身体的でプリミティブな媒質に潜むと思われる。そう、例えば「天候」のような。
そう考えた時、グラフの山となっている7月と10月は大きく気候が変化する月と一致する。怪異は不快指数とともに現れ、さらに寒波とともに到来するのである。
それでは、8月の大きな落ち込みはどう説明するか。もちろん、7月の時点で有望な依代はあらかた怪異に食いつくされたための反動減ということはできるが、ここは単純に「電車に乗る機会が減るから」という説明の方が自然だろう。わざわざ能動的にするものではない、というのが「衝動型」飛び込み自殺の特長であるから、怪異出現スポットから物理的に遠ざかる8月は件数が減るのは当然である。
検証できないのですが、私が通年で最も憂鬱な気分になるのは7月です。
7月と10月が2大憂鬱な月です。何故かわかりません。カウンセリングでも受ければ分かるのかも知れませんが、すいません、時間的にも色々な意味でも余裕がなくてカウンセリングには行けません。座談会でも開いてくれれば参加します。我ながらいい提案ですね。座談会を開いてください。Skypeでいいです。(半分冗談で半分本気です。調子に乗った口調は冗談です、気分を悪くされたら申し訳ありません。)
梅雨などの悪天候の影響で、うつ病が悪化する。うつ病の悪化のため、飛び込みが増える。
学生は短縮授業や夏休み開始で、イジメられる人と絡む時間が長くなる